サーブ 2000年01月～モデル（9-5 ）の買取・査定相場

　サーブ9-5は、9-3の上級に位置するモデル。ボディバリエーションは、サーブの基本ともいうべきハッチバック、そしてルーフを後方まで長く伸ばしたスタイリッシュなステーションワゴンだ。　ハッチバックの場合、ボディスタイルが9-3と相似形なのでLサイズとは感じにくいが、寸法を見ればかなり大きいことが分かる。ハッチバックボディの全長は4815mm、全幅は1795mmだから、全長はクラウンのロイヤルサルーンと同等、全幅は9-5の方が30mmほど広い。ここまでサイズの大きなハッチバックボディは、世界的に見ても小数派だろう。　全高はハッチバックボディが1475mm、ステーションワゴンが1495mm。ワゴンボディのプラス20mmはルーフレールの装着によるものだ。全高はハイトワゴンに近い高さで、室内高も1170mmと十分な寸法を確保した。　エンジンはすべてのユニットがインタークーラー付きのターボを装着している。エンジンのバリエーションは幅広く、最高出力150馬力を発揮する直列4気筒の2リッター、185馬力を発揮する直列4気筒の2.3リッター、200馬力を発揮するV型6気筒の3リッター。以上が低圧ターボで、V型6気筒の3リッターにハイパワーターボを組み合わせた最高出力230馬力の仕様もラインナップされている。合計すれば4タイプのエンジンだ。