ルノー 2012年11月～モデル（トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポール ）の買取・査定相場

ルノー・ジャポンはトゥインゴのスペシャルモデルであるゴルディーニ・ルノー・スポールに改良を加え、2012年8月から発売した。ゴルディーニは1950年代から70年代にかけてルノーとの契約でさまざまなスポーツモデルを開発した名匠と言われるエンジニア。トゥインゴ・ゴルディーニ・ルノースポールは、かつてのゴルディーニモデルを彷彿とさせるクルマとして2010年(日本では2011年)に発売された。外観デザインは前後のワイドフェンダーとサイドシルがアグレッシブな印象を与えるが、これはコーナーでの安定性を高めるためにトレッドを拡大したことによるもの。またフロントバンパーの大きな開口部はエンジンルームの冷却効率を高めるためのもので、走りのためのデザインが採用されている。インテリアもスポーツシート、タコメーターをメインにした専用メーター、専用のステアリングホイールやアルミペダルなどによって差別化が図られている。シャシーにはシャシー・スポールが採用されるとともに、ブレーキは上級モデル用の仕様を備えた高性能ブレーキが組み込んでいる。搭載エンジンは1.6リッター16バルブの自然吸気DOHCで、134ps/160N・mのパワー＆トルクを発生し、クロスレシオの5速MTと組み合わされる。2012年の改良で、ルノーの新しいデザインコセプトを取り入れた外観デザインを採用するとともに、 エンジン、ブレーキ、加速Gなどのデータを表示するR.S.モニター、ブルートゥース機能やUSBジャック付きの新デザインラオ、ピアノ調左右エコン吹き出し口、新ボディカラーなどが採用された。なお、トゥインゴ・ゴルディーニ・ルノー・スポールは左ハンドル車だけの設定となる。2012年11月にはルノーがF1世界選手権でエンジンを供給するレッドブル・レーシングの、2011年コンストラクターズ（チーム）チャンピオン獲得を記念して生産された限定車「トゥインゴ R.S. レッドブル・レーシング RB7」が発売された。