ポルシェ パナメーラ 2009年07月～モデルの買取相場・査定相場
ポルシェ初の4ドアグランツリースモとなるパナメーラの受注が2009年7月から始まった。ワイド＆ローの外観スタイルは、クーペを思わせるフォルムの4ドア車とされ、ヘッドランプ回りなどにポルシェならではのデザインアイデンティティーが継承されている。フロント部分のデザインはグレードごとに細かな仕様の違いが設けられているのも特徴だ。リヤには車速に応じて自動的にせり上がるアダプティブスポイラーも装備。4人乗りの室内は、全高の低さにもかかわらずどの席に座っても快適な空間が確保される。厳選された素材や入念な作り込みによって、インテリアの質感の高さは正にラグジュアリーサルーンと呼ぶべきものとされた。発売当初に搭載されたのはV型8気筒4.8リッターの自然吸気仕様(294kW/400ps)とターボ仕様(368kW/500ps)の2機種で、追ってV型6気筒エンジンやハイブリッド車の追加が予告されている。トランスミッションは6速MTと7速のドッペルクップルング(PDK)が組み合わされ、駆動方式はFRと4WDがある。パナメーラには数々の新機構・新技術が盛り込まれている。グランツリースモ初のPDKの採用がそのひとつで、ほかにもアダプティブエアサスペンションやダイナミックシャシーコントロールシステムなどが標準またはオプションで設定されている。快適装備もラグジュアリーサルーンにふさわしいもので、最新のカーナビゲーションやプレミアムサウンドシステムが用意されている。
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※1 2019年4月時点 当社調べ