ロータス 2_ELEVEN 2008年08月～モデルの買取相場・査定相場

ロータスがサーキット走行を前提に、徹底して軽さを追求して作った究極のレーシングカーともいえるのが2イレブン。エリーゼやエキシージと比べても150kg以上も軽い700kg台の車両重量だ。本来的にはサーキット走行を楽しむためのクルマだが、登録してナンバーを付けることが可能なので、サーキットへの往復などにはロードゴーイングカーとしても使えるといった位置づけだ。シャシーはホイールベースが2300mmで、エリーゼやエキシージ系のオールアルミ製のモノコックシャシーを基本に2イレブン専用に開発されたもの。これにグラスファイバー強化プラスチックを使ったフルオープンボディを乗せたのが特徴。アルミやFRPなどの素材の使い方はロータスの基本的な手法である。フルオープンのボディであるため、6点式のロールケージが装備され、長い足を持ったサイドミラーも用意されている。搭載エンジンはトヨタ製の直列4気筒1.8リッターで、自然吸気仕様と空冷式スーパーチャージャー（SC）仕様の2機種が設定されている。SC仕様エンジンはボディに対して過剰ともいえる141Kw（192ps）/181Nmの動力性能を発生する。これに6速MTが組み合わされる。サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン式で、単筒式のビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製コイルスプリングが採用されている。安全装備はABSやトラクションコントロールなどが標準で装備されている。

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