アウディ RS6アバント（ワゴン） 2024年10月～モデルの買取相場・査定相場

アウディジャパンは2024年10月3日、「RS6 アバントパフォーマンス」をベースとした特別仕様車「RS6 アバント GT」を発表した。世界限定660台のうち、日本には10台が導入される。2色展開のうち「ミトスブラックメタリック」（限定5台）は同日よりオンライン販売を行い、「クロノスグレーメタリック」は同年秋以降に販売店を通じて販売する。今回のモデルの構想は、2020年に「クアトロ」誕生40周年を記念した独ネッカーズルム工場の研修生グループによるプロジェクトで製作された「アウディ90 クアトロ IMSA GTOレースカー」をベースとした「RS6 GTO コンセプト」に端を発したもので、同モデルをさらに進化させた「RS6 アバント」のトップモデルとして位置付けられている。パワートレーンは4.0リッターV型8気筒TFSIツインターボエンジンを搭載。ターボチャージャーの大型化やブースト圧の引き上げにより、最高出力630PS、最大トルク850Nmを発生し、0-100km/hは3.3秒となっている。また、48Vマイルドハイブリッドや、低負荷走行時に8つのシリンダーのうち4つを休止させるシリンダーオンデマンド（cod）を8速ティプトロニックと組み合わせることで環境性能を高めている。駆動方式は四輪駆動システム「クアトロ」を採用し、エンジンの駆動力を通常フロント40%、リヤ60%の比率でリアアクスル寄りに分配する専用の「メカニカルセルフロッキングセンターディファレンシャル」も装備している。エクステリアには、ワイド&ローの印象を強めるハイグロスブラックの3Dハニカム構造のシングルフレームグリルを採用。また、通常モデルに対して約40mm拡大したクアトロブリスターフェンダーをはじめ、フロントドア、ルーフ、テールゲートを除きボディ外板は今回のモデル専用のデザインとなっているほか、ボンネット等にカーボンパーツを採用し、約40kgの軽量化を実現している。足回りには「GT」ロゴが備わるブラックメタリックポリッシュトのアウディスポーツ製6アームデザインの22インチホイールに、ハイパフォーマンスタイヤ「Continental Sport Contact 7」が装着される。インテリアには、アウディエクスクルーシブのブラックカラーのヘッドライニングダイナミカに加え、ホールド性を高めた「RS 6 GT」ロゴ付きバケットシートを採用。センターコンソールにはシリアルナンバーが刻印されるほか、専用のインテリアパッケージにより、ドアエントリーライトやレッドのシートベルト、後席用USBチャージング等が標準装備となる。そのほかの装備面では、専用表示メニューを追加した12.3インチバーチャルコックピット、ヘッドアップディスプレイ、19個のスピーカーを搭載するBang & Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステム等を標準装備している。

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