メルセデス・ベンツ 2011年08月～モデル（Cクラス クーペ ）の買取・査定相場

メルセデス・ベンツのCクラスに新しいクーペモデルが設定され、第一弾として2011年7月にC63AMGクーペが発表され、予約受注が開始された。従来のモデルではCLKと呼ぶCクラス系のクーペがラインナップされていたが、現在ではCLKはEクラスクーペへと発展したので、改めてCクラスクーペが設定されることになった。フロントグリルの中央にスリーポインテッドスターが配置されるのはメルセデス・ベンツのスポーツモデルというか、現在ではCクラスの各ボディに共通する特徴とされている。またヘッドライトはCの文字をイメージしたLEDランプが配置されるなど、2011年5月に大幅なマイナーチェンジを受けた新型Cクラスに準じたものとされた。Bピラーレスのデザインはメルセデス・ベンツのクーペに共通するものだし、大きく傾斜したAピラー、流れるようなルーフライン、細いCピラーなどによってエレガントなクーペデザインを作っている。ラグジュアリーなインテリアの乗車定員は4名だ。搭載エンジンは、AMG独自開発のV型8気筒6.3リッターで、336kW(457hp)/600N・mの強大なパワー＆トルクを発生する。0～100km/h加速は4.5秒、最高速度250km/h(リミッター作動)という豪快な走行性能を実現する。トランスミッションはAMGスピードシフトMCT(電子制御式7速スポーツトランスミッション)で、従来のトルクコンバーターに代えて湿式多板クラッチを採用し、ダイレクトなアクセルレスポンスとスピーディなシフトチェンジを実現した。通常のオートマティック・トランスミッションに見られる損失を低減することで燃費効率を大幅改善している。