メルセデス・ベンツ 2002年01月～モデル（Cクラス ）の買取・査定相場

　日本のマーケットにピッタリのメルセデスベンツ、それがCクラスといえるだろう。ボディサイズは全幅が30mmオーバーするために3ナンバー登録となるが、最小回転半径は5ｍジャストに収まるから、実質的な取りまわし性は5ナンバーサイズのレベルと考えて良い。国産のセダンに当てはめればレガシィB4やアルテッツァ、価格も含めればプログレと肩を並べるクルマだ。そう、この価格設定もCクラスを選ぶ大きなメリットと言えるだろう。ベーシックグレードはギリギリで400万円を下まわり、メルセデスベンツとしては買い得(？)な印象を与える。1.8リッターで400万円弱だから国産車に比べれば2台分の価格だが、BMWの320ｉなどは400万円を超えるし、アウディA4も300万円台の後半だ。ドイツ車のラインナップの中で捉えれば、メルセデスベンツのアンダー400万円は大きなバリューになる。求めやすい価格でも上級クラスと変わらない安全性を備えることも、Cクラスの大きな特徴だ。エアバッグだけ見ても、ベーシックな運転席＆助手席エアバッグに加えて前後シートのサイドエアバッグ、頭部を保護するウインドーエアバッグが展開する仕組み。価格で安全に差を付けない姿勢は、日本のメーカーも見習って欲しい。