レクサス 2014年10月～モデル（RCハイブリッド ）の買取・査定相場

レクサスはエモーショナルな走りを実現するクーペ専用モデルのハイブリッド車「RC350h」を2014年10月23日に発売した。レクサスとしてはSC以来、久々のクーペモデルである。外観デザインは「アヴァンギャルド・クーペ」をテーマに開発され、フロントからキャビン、リヤへと連続する一体感あるダイナミックなプロポーションと、クーペならではの流麗なたたずまいを融合させた。スピンドルグリルを起点とするワイド＆ローのフロントビューと、張り出したホイールフレアで強調したタイヤの存在感が、俊敏な運動性能を表現するものとなっている。フロントとリヤのL字型に発光するLEDランプは、レクサスを象徴するものだ。ハイブリッド車には専用のエンブレムが装着される。インテリアはドアトリムやコンソールリッドに同じ形状のデザインエレメントを連続的に重ね合わせ、そのなかに金属や革調素材を織り込むことで深みのあるエレガンスを表現した。厳選された素材や入念な作り込みによる質感の高さはレクサスならではじある。高いボディ剛性を確保するため、骨格を強化するとともにレーザースクリューウェルディング溶接やボディ接着剤などを採用し、スポーティな走りとラグジュアリークーペならではの上質な乗り心地を両立した。フラット化を徹底したアンダーボディやエアロスタビライジングフィンを装着することで、空気の流れを車両安定性の確保に利用する「空力操安」の考え方に基いて優れた操縦安定性を確保した。俊敏なハンドリングを実現するサスペンションやステアリング、微細な速度コントロールを可能にするブレーキ操作性など、意のままのコーナリングを目指したチューニングが行われた。さらにNAVI・AI-AVSによってフラットな乗り心地と安定性を実現し、ナビゲーションから受信したコーナー情報をもとにあらかじめ減衰力の制御を行うことで、優れた旋回性能を確保する。ハイブリッド車のRC300hには、直噴技術の次世代D-4Sを搭載した直列4気筒2.5リッターエンジンにTHS-Ⅱを組み合わせた。JC08モード走行燃費23.2km/Lを実現しながら、エンジンの回転数をきめ細かく制御することで、スポーティな走りも得ている。安全装備は進化したブラインドスポットモニターを採用したほか、リヤクロストラフィックアラート、プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームなどを採用した。快適装備では、ワンタッチウォークインシートを採用し、後席へのスムーズなアクセスを可能とした。グレードは標準となるRC300hのほか、“バージョンL”、“Fスポーツ”の合計の3モデルが設定されている。