ランボルギーニガヤルド 2011年12月～モデルの買取相場・査定相場

フェラーリに対抗するスーパー・スポーツカーを作ることをテーマに設立されたランボルギーニは、アウディの傘下に入った現在も本格的なスポーツカー作りを続けている。ガヤルドはランボルギーニとしてはエントリーモデルに相当するクルマで、上級モデルのムルシエラゴに下に位置付けられている。2011年にはムルシエラゴの後継モデルとしてアヴェンタドールが発売されたが、ガヤルドの基本的な位置づけは変わらない。ランボルギーニの車名は闘牛の血統名が使われることが多いが、ガヤルドは血統名ではなく闘牛の飼育家の名前に由来するという。2003年3月のジュネーブショーでデビューし、日本では同年9月に発売された。アウディの技術を導入してランボルギーニ初のアルミスペースフレームを採用したのが特徴で、全長4300mのボディは、クーペモデルでは前後均等に近い42:58の重量配分を実現する。ガルウイングドアではなくヒンジ式ドアを採用することで、4WDモデルながら車両重量を1430kgに抑えている。スタイルは鋭角的なフロントライトを中心とした、ダイナミックで個性的なもの。サスペンションは前後ダブルウイッシュボーン。横滑り防止装置のESPも装備する。基本は4WDでビスカス・トラクション・システムと呼ばれる4WDシステムは、常に最適な駆動力配分に調整され、グリップ状況や大きな荷重変化がある場合に駆動力配分を変化させる。2WDの設定もある。クーペのほかにオープンボディのスパイダーもラインナップする。

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