アウディ 2014年05月～モデル（TT ）の買取・査定相場

2012年1月、TTの新しいエントリーモデルとして1.8TFSIが追加設定された。これは従来の2.0TFSIが廃止されたのに伴い、代わりに設定されたもので、軽快かつ効率的な走りを実現するFFモデルである。搭載される1.8リッターの直噴ターボ仕様エンジンは、118kW(160ps)/250Nmのパワー＆トルクを発生し、7速ティプトロニックと組み合わされる。従来の2.0リッターエンジンに比べると動力性能は下がったが、燃費は10％ほど向上している。また搭載エンジンの変更によって価格が大幅に引き下げられたものの、エクステリアやインテリアのデザインは基本的に変更を受けていない。快適装備についても同様であるほか、245/45R17タイヤを履くことなども2.0TFSIと変わらない。2013年2月にはTT RSクーペの装備や仕様を変更し、新たにアウディTT RSプラスクーペとして発売した。同年5月には「1.8 TFSI」をベースに、Sラインパッケージに加えてブラック基調のスポーティな専用装備を施した「Sラインコンペティション」を110台限定で発売した。2014年2月18日には「1.8 TFSI Sラインコンペティション」を再設定すると同時に、1.8 TFSIをベースに内装にファインナッパレザーを施した「1.8 TFSI レザーパッケージ」、2.0 TFSI クワトロをベースにSラインパッケージを装備したうえに内外装をモノトーンの配色とした「2.0 TFSI クワトロ Sラインパッケージ」、TTSをベースに専用外装色となるニンバスグレー、イモライエローの設定や19インチホイールを採用した「TTS クーペ コンペティション」の4種の特別仕様車を発売した。2014年5月15日にはサッカー日本代表をサポートしているアウディが、Sモデルから11台の“アウディによる代表チーム”を選抜し、日本代表ユニフォームをイメージしたエストリルブルーの外装色に、インテリアにはナイトブルーのシートにクリムゾンレッドのステッチを施した専用シートを組み合わせた特別仕様車「アウディ×サムライブルー 11リミテッドエディション」の受注受付を開始した。なお各モデル1台のみの限定生産で、受注受付は先着順、納車は2014年7月頃を予定している。