車を高額査定するための5つの注意点と査定前後のチェックリスト
愛車を売却して新しい車に乗り換えることを検討している方の中には、少しでも高く売却したいと考えている方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では高額査定を引き出すために覚えておきたい注意点を紹介します。
査定前後にチェックしたいポイントもあわせて紹介するので、車の売却を検討している方やできるだけ高額査定を狙いたいと考えている方は確認しておくことがおすすめです。この記事を読めば、後悔することのない査定額を引き出せるでしょう。
目次
マイカーの乗換えを検討中の方!愛車の現在の価値、気になりませんか?
車の買取相場を調べる車を高額査定するための5つの注意点|これだけは知っておきたいポイント
車をより高く売却するためにチェックしておきたいポイントを5つ紹介します。これらのポイントをあらかじめ理解しておけば、愛車を売却する際に役立つでしょう。
場合によっては、高額査定を狙うために行ったことが裏目に出る可能性があるため、前もって確認しておくのがおすすめです。
自分が良いと思う車でも高く売れるとは限らない
査定額は中古車市場における需要と供給によって決まります。したがって、需要が少ない車の査定額は安くなるケースがほとんどでしょう。
ドレスアップやチューニングを行っている車を査定に出すときには注意が必要です。そのような車を標準的な構成の車を比較すると需要が低くなるため、査定額が安くなるケースが多くなっています。
希少性があるからといって高値がつくわけではなく、あくまでも需要によって基本的な価格が決まると覚えておきましょう。同様の理由で、アフターパーツを利用したカスタムカーも査定額が安くなる傾向があります。
まずは査定額の相場を知ることが大切
提示された査定額が適切かどうかを知るためには、あらかじめ相場を知っておく必要があります。相場を知らない状態で査定に出すと、提示された査定額が相場に比べて安いのか高いのか判断できません。
査定に出す前には、車種や年式・走行距離などに応じた査定額の相場をチェックしておくことが大切です。
相場より安い金額を提示された場合は、買取業者にどのような理由で減額されたのかを聞いてみましょう。納得できる理由が提示されない場合は、売却することを見合わせたほうが良いかもしれません。
モデルチェンジのタイミングに注意する
継続的に販売される車種であれば、定期的にモデルチェンジが行われます。モデルチェンジが行われると旧モデルの査定額が下がるため、注意しましょう。
査定額が下がる理由は、新モデルの人気が高くなって旧モデルの人気が低くなるからです。人気が低くなると需要が低くなるので査定額に影響します。
現行モデルの車をより高く売りたい場合は、モデルチェンジが行われる前に売却するのがおすすめです。モデルチェンジが予定されている車を売却する際は、メーカーから発表される情報に注意しておきましょう。
高く売却できる店舗の見極めが重要
買取業者によって査定額に差があるため、高く売却できる業者を見極めることが大切です。売却したい車種の買取に力を入れている業者を選択すると、高値で売却できる可能性が高まるでしょう。
軽自動車を重視している業者や輸入車の買取に力を入れている業者など、さまざまな買取業者があります。旧車やカスタムカーの専門店もあるため、状況に応じて適切な業者を選択しましょう。
他にも、地域ごとの需要をチェックして需要が高い地域に店舗を構えている業者を選ぶことも大切です。自分が住んでいるエリアで売りたい車種の需要が少ない場合は、全国に販売ルートを持っている業者に売却すると良いでしょう。
本当に車を売っても良いか再確認
車を売却してから後悔することもあるため、本当に売却しても良いかを再確認することをおすすめします。買い替えではなく手放すことを考えているときは、地域によっては車がないと生活が不便になるため、車がなくても問題がないかを考えてから売却しましょう。
旧車や希少な車を売却する場合は、一度手放すと再入手できない可能性も考えられます。実際に車を売却してから困らないためにも、売却後のライフスタイルをよく考えてから決断することが大切です。
車の査定前に注意したいチェックリスト
買取業者に車の査定を依頼する前には、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。場合によっては査定を行えないこともあるため、円滑に売却を進めるためにもしっかり確認しておきましょう。
査定前にチェックしておきたいポイントは「必要書類」・「車のコンディション」・「パーツの状況」の3つです。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
自動車税の支払いは済んでいるか?
自動車税の滞納など、税金の未納があると、基本的には車の売却を進めることができません。もしも納付書が届いておらず支払えていない場合は、普通車の場合は該当地区の税事務所、軽自動車は役所の課税課へ確認してみましょう。
一部の買取業者では、自動車税が未納でも買取を行うと謳っているところもあります。原則は、自動車税を納めた後に、売却手続きに進むとスムーズです。しかし、もし自動車税が未納の状態で買取業者を利用するのであれば、自動車税の納付をどちらが行うかを事前に確認しましょう。
自動車保険の期間は残っているか?
自動車に関係する保険は、主に自賠責保険と任意保険の2種類あります。いずれもの保険も契約期間が残っている場合は手続きが必要です。納付済みの保険料の返戻金については、保険会社へ確認しましょう。
自賠責保険は3か月以上もの期間が残っている場合に、車両の買取価格に保険料の差額がプラスされるケースがあります。該当する際は、手続きを買取業者が行ってくれます。
任意保険は、年払いで保険料を納めているケース等では、残りの保険期間に応じた返戻金を受け取れます。該当する場合、手続きは自分で行う必要があります。
契約の猶予期間は?
売却契約が済んだ後、買取業者は速やかに次の再販に向けて動き始めます。そのため、一旦車の売却契約が結ばれると、猶予期間を除いて基本的にキャンセルはできません。契約書には売却のキャンセル要件が記載されています。売却契約を交わす際は必ず確認するようにしましょう。
買取業者によって猶予期間は異なりますが、一般的には3日~1週間程度です。猶予期間後にキャンセルを申し出た場合、違約金としてキャンセル料を請求されるか、すでに車が買取業者の手から離れており、キャンセル自体ができない場合もあります。万が一、どうしてもキャンセルしたいときは、念のため弁護士などの専門家に相談し、交わした契約のキャンセル料の支払い義務などを確認すると良いでしょう。
車検証と自賠責保険証明書は持っているか?
買取業者が査定を行うときには、「自動車検査証」と「自賠責保険証明書」の2つをチェックします。これらの2つの書類が揃っていないと査定を受けられないため、きちんと揃っているかを確認しましょう。
通常であれば2つとも車に積載してあるものなので、見あたらない場合はグローブボックスなどを確認するのがおすすめです。書類がきちんと揃っていれば車検が切れていても問題はありません。
外装・内装はきれいに清掃されているか?
きれいに清掃されている車は買取業者からの印象が良くなります。査定に出す前には外装・内装ともにきれいにしておきましょう。
外装をきれいにするためには、徹底的に洗車を行うのがおすすめです。査定前にはすみずみまで洗車して汚れを落とし、ワックスがけをしておきます。汚れやサビがたまりやすい車体の下も、しっかり洗車しておくことがポイントです。
内装をきれいにする際は汚れやホコリ・ごみなどを除去しておきましょう。車内のにおいが気になる場合は消臭剤を利用するのもおすすめです。可能な限りきれいにし、買取業者からの印象をよくしましょう。
すべて純正パーツのみになっているか?
社外品のアフターパーツでカスタムされている車より、純正パーツが使われている車の方がプラス査定になる傾向があります。査定に出す前には、カスタムしているところを純正パーツに戻しておきましょう。
パーツを交換する際に車に傷をつけるとマイナス査定の原因になるため、傷やへこみをつけないように注意して交換を行う必要があります。大きくカスタムしていて純正パーツが残っていない場合は、カスタムカー専門店への売却を検討しましょう。
車の査定後に注意したいチェックリスト
車を売却するときには、査定後にもしっかりチェックしておきたいポイントがあるため、査定前に気をつけたいポイントとあわせて確認しておきましょう。
売却を円滑に進めるためにも、これから紹介する4つのポイントを覚えておくことをおすすめします。
必要書類は揃っているか?
査定は車検証と自賠責保険証明書の2つの書類が揃っていれば行えますが、売却するときにはさまざまな書類が必要です。必要書類は以下のとおりなので、きちんとそろえておきましょう。
- 自動車検査証
- 自賠責保険証明書
- 自動車税種別割納税証明書
- リサイクル券
- 印鑑登録証明書
- 実印
車を売却する際に必要な書類
現住所と車検証の住所が異なる場合は住民票や戸籍の附票が必要です。氏名を変更している場合は戸籍証明書(全部事項証明書または個人事項証明書)が必要なので、あわせて準備しておきましょう。
軽自動車を売却する場合は、自動車税納税証明書の代わりに軽自動車税納税証明書が必要です。実印と印鑑証明書は不要なので、準備する必要はありません。
査定から契約までの返答期限はいつか?
提示された査定額には有効期限があるため、契約する場合は期限までに返答しましょう。期限を過ぎると再査定が必要になり、査定額が下がる可能性があるので注意が必要です。
多くの買取業者において、有効期限は1週間程度に設定されています。具体的な日数が気になる場合は、査定を行った買取業者に聞いておくと良いでしょう。
一括査定を利用している場合は、期限内にすべての業者から査定額を提示してもらえるようにしましょう。
複数の見積もりを依頼したか?
より高く車を売却するためには、複数の買取業者に査定を依頼することがおすすめです。1社だけに依頼した場合は、提示された査定額が適切かどうかの判断が難しくなります。
複数の業者に査定を依頼していれば、愛車の適切な査定額がわかりやすくなるでしょう。また、査定額を比較して高値をつけてくれる業者に売却することも可能です。
より高く売却するためにも、一括査定を利用して複数の買取業者に査定を依頼することをおすすめします。carview!車買取では一括査定サービスを提供しているため、ぜひご利用ください。
価格交渉は行ったか?
査定額に納得できない場合や、さらに高値で売却したい場合は価格交渉を行いましょう。純正オプションや安全運転支援装置などの人気システムを搭載している場合は、交渉材料として積極的にアピールすることをおすすめします。
マイナス査定になっている場合は、減額の理由を聞いておくことも大切です。納得できる減額理由を提示してくれる場合は問題ないものの、よくわからない理由で減額している場合は注意しましょう。
トラブルが発生したときの注意点|3つの事例と対処法を解説
無事に契約が完了したと思っても、契約後に買取業者との間でトラブルが発生することもあります。よく発生するトラブルは「査定額の減額」「しつこい営業」「修理費の請求」の3つです。いずれのトラブルも、あらかじめ契約書類の内容をきちんと確認するのが大前提です。それぞれのトラブルへの対処法を紹介するので、あらかじめチェックしておきましょう。
契約後に査定額が減額になった場合の対処法
契約後に故障や傷が見つかったとの理由で査定額が減額されることがあります。しかし、査定時に修復歴や故障の有無を正確に申告していた場合は減額に応じる必要はありません。正確に申告していたのであれば、売却側に責任はないと言えるでしょう。
契約をキャンセルする場合に、高額なキャンセル料を請求する買取業者に遭遇する可能性もあります。このようなキャンセル料の要求にも応じる必要はありません。
もし、売却側に責任がないにもかかわらず減額されたときは、業者と交渉しつつ消費生活センターに相談しましょう。
営業マンの勧誘電話があまりにもしつこい場合の対処法
車の査定を依頼すると、しつこい営業電話がかかってくるようになる可能性があります。しつこい営業電話を避けるためには、あらかじめ買取業者のクチコミをチェックしておくことが大切です。営業がしつこいと言うレビューが集まっている業者は避けましょう。
すでに査定を依頼していてしつこい電話に悩まされている場合は、「電話をかけないでほしい」とはっきり伝えることが大切です。はっきり伝えても営業電話を続ける業者は問題がある業者と判断し、契約しないようにしましょう。
後日修理費が請求された場合の対処法
故障が発見されたなどの理由で修理費を請求してくる業者も存在します。この場合は再査定による減額と同様に、車の状態を正確に申告していれば応じる必要はありません。
契約書に修理費を請求するとの記載があった場合でも無効になる可能性が高いため、業者と交渉しつつ消費生活センターなどに相談しましょう。
このような状況に陥ることを避けるためには、信頼できる業者に査定を依頼することが大切です。査定を依頼する予定の業者に関する情報をチェックしてから申し込むことをおすすめします。
車を売るなら「買取」がおすすめ
車を売る方法は、大きく「下取り」と「買取」の2種類に分けられます。「下取り」は、新車への買い替えが前提になります。古い車の売却と、新車の購入を一度に済ませられるので、手間の少ない売却方法と言えます。一方、査定額は買取よりも低くなる傾向にあります。
買取は、車の純粋な価値が評価され、下取りよりも高値になる傾向があります。買取業者は買い取った中古車の再販を専門に行なっており、販売ルートが確保されているためです。買取業者の選定など、下取りと比べて若干手間はかかりますが、より高値で車を売却したい場合はおすすめです。
買取業者を探すなら一括査定サービスがおすすめ
一括査定サービスは、売却予定の車の情報や依頼主の個人情報を入力することで、条件に合った複数の買取業者に査定の申し込みができるサービスです。
買取業者を探している方であれば、一括査定サービスの利用を検討しましょう。複数業者の相見積もりによって、買取額が高くなる可能性があります。また、1社ずつ買取業者をあたるのは大変ですが、一括査定サービスであればその手間がかかりません。無料出張査定を依頼できる業者は多いこともメリットでしょう。
買取一括査定サイトの選び方
車の買取業者だけでなく、一括査定サービスを提供している会社も数多く存在します。納得して車を売却するためにも、サービス選びは重要なポイントです。一括査定サービスを選ぶポイントを以下に紹介します。
信用できる業者かを確認する
まずは業者の見極めが重要です。信用できる業者かを判断する基準ポイントを以下に紹介します。
- 契約に関する詳細や段取りの内容が確認できるか
- 業者のHPから連絡先や住所がきちんと明記されているか
- 過去の取引実績数はあるか
- JPUC認定の適正買取店であるか
査定後の取引に関した質問に対して明確な回答が得られない場合は、悪徳業者の可能性やリスクがあるため慎重に判断しましょう。
個人情報の取り扱いを確認する
一括査定サービスの仕組みは、サイトに入力した情報を基に買取業者に情報が提供されるシステムで運営されています。そのため、紹介された業者は契約に繋げるために我先にと積極的な営業活動が行われ、予期せぬ訪問などが行われる可能性も考えられます。
不本意な事態を防ぐためにも、査定の申し込み情報が渡る業者は選択できるのか、指定された全ての業者へ情報が渡ってしまうのかなど一括査定サイトの条件確認も忘れずに行いましょう。
carview!車買取で高く買い取ってくれる業者を探そう!
最後に、数ある一括査定サービスの中でも、carview!中古車一括査定サービスをおすすめする理由を紹介します。車の売却を検討している方であれば、ぜひご検討ください。
- 厳選された300社以上の提携業者から最大10社に一括で査定依頼可能
- サービス利用者は500万人以上の実績
- 有名店から地域密着専門店まで網羅
- 安心のJPUC認定の適正買取店も参画
carview!中古車一括査定サービスをおすすめする理由
まとめ
車を売却する場合に高額査定を狙うためにはいくつかの注意点があります。車のコンディションを良い状態に保ちつつ、複数の買取業者に査定を依頼することが大切です。
手間を節約しつつ複数の買取業者に査定を依頼するためには、一括査定サービスの利用をおすすめします。
carview!車買取では、300社以上の買取業者と提携したcarview!中古車一括査定サービスを提供しています。買取相場を確認できるサービスも用意しているため、相場を把握した上で一括査定が可能です。安心・安全のcarview!中古車一括査定サービスをぜひご利用ください。
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メールでご連絡 - 査定を実施
- 査定額を比較し
売却先を決定
LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声
買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。
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- 実際の査定金額
- 70.0万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 3.5
ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ