車の買取でプラス査定を狙うには? 心がけたいポイントを解説
車を売却するときは、できるだけ高値で売却したいと思うものです。愛車を手放そうとしているなら、どのような要素がプラス査定につながるのか気になる人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車を高値で売却するために覚えておきたいポイントをチェックしていきます。普段から心掛けておかなければならないポイントもあるため、あわせて確認しておきましょう。
車を売却することを検討している人はもちろん、いつか車を売却する可能性がある人も必見です。最後までチェックすれば、プラス査定を狙うために大切な要素を理解できるでしょう。
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車の買取相場を調べる高価買取はプラス査定を積み重ねることが重要!
車をより高値で売却するためには、この記事で紹介するプラス査定につながるポイントを積み重ねていくことが大切です。一つひとつの要素におけるプラス査定はわずかでも、複数の条件を満たしていると、大きく買取価格が上がる可能性があります。
普段から気をつけるだけで簡単に達成できる条件もあるため、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。できるだけプラス査定を狙いたいと考えているときは、普段から車の状態に気を配るようにしましょう。
車買取でプラス査定になるポイント
買取業者が車の状態を確認するときに「プラス査定」になる要素を紹介します。ボディのダメージや走行距離・年式などさまざまな要素が関係することを覚えておきましょう。これから紹介する8つの項目をあらかじめチェックし、プラス査定の条件を満たしているかどうかを確認することをおすすめします。
ダメージが少ない
ボディに傷や凹みが少なく、きれいに保たれていればプラス査定になるでしょう。車を売却するときには、隅々まで洗車してワックスがけをしておくのがおすすめです。ボディがきれいであれば、大切に乗っていた車であるという印象を与えられます。
ボディに傷や凹みが多く、修理が必要な場合は減額される恐れもあるでしょう。ただし、買取業者が自力で修理できるような軽微な傷であれば、ほとんど減額されることはありません。
ダメージが少なければプラス査定になるとはいえ、修理してから売却すると修理費がかかります。かかった修理費ほど査定額が上がらないことが多いため、修理せずに売却するほうがおすすめです。
走行距離が長過ぎない
走行距離は中古車の価値を左右する重要な要素といえます。初度登録から1年経過するごとに1万kmが目安です。これを大きく超えると、「過走行車」としてマイナス査定につながる恐れもあるので注意しましょう。
また、累計距離が5万kmや10万kmといった大台を超えている場合は、査定額が低くなる傾向にあります。車をより高く売却するためには、走行距離が長くなりすぎないうちに売却するのがおすすめです。もうすぐ5万kmや10万kmに達するという場合は、早めに売却するようにしましょう。
人気の色
ボディの色も査定額を左右します。人気が高い色であれば中古車市場で売れやすいため、プラス査定が見込めます。逆に人気がない色の場合は、在庫リスクが高くなるため査定額が下がりがちです。
乗用車の塗装業者の調べによると、「ホワイト」「ブラック」「シルバー」「ブルー」が人気色であり、「イエロー」や「グリーン」は選ばれることが少ない傾向にあります。このように一般的な人気色というのは存在しますが、車種によっても売れ筋のカラーは異なります。
タイヤ周りの状態が良い
タイヤ周りは車の走行性能に影響するため、コンディションが良好であればプラス査定につながります。一方、ホイールに破損や1cm以上の凹みがある場合は減額対象となる恐れもあるでしょう。売却する車のホイールがきれいに保たれているかを確認しておくことをおすすめします。
装着されているタイヤのコンディションも重要なポイントです。ノーマルタイヤは、残り溝が5mm以上あるとプラス査定が期待できます。逆に、1.6mm未満になるとマイナス査定になることもあるので注意しましょう。スタッドレスタイヤの場合は、残り溝が8mm以上でプラス査定、5mm未満でマイナス査定というのが目安です。
参考:『一般社団法人 日本自動車査定協会:中古自動車査定基準及び細則[1]』
安全運転支援システムを搭載していること
安全運転支援システムとは、衝突回避ブレーキや誤発進防止装置・車線逸脱防止装置などの安全性を高める機能のことです。これらの安全運転支援システム搭載車は人気が高いため、プラス査定につながるでしょう。
こうした安全装備は、近年の交通事故件数の減少に寄与しているといわれていますが、その必要性は今後も高まっていくことが見込まれます。安全運転支援システムを搭載した車を売却するときは、積極的にアピールするのがおすすめです。
4か月以上の車検残があること
車検が4か月以上残っている場合は、残月数に応じてプラス査定が期待できます。車の売却を検討しているなら、車検の残りが長い状態で査定に出すのがおすすめです。
車検の残りが3か月未満の場合はプラス査定こそ期待できないものの、減額されることもありません。車検が切れていても基本的にマイナス査定にはならないため、車検切れの車はそのまま売却するのがおすすめです。
車検が長く残っていることでプラス査定になったとしても、増額される金額はそこまで大きくないといえます。プラス査定を狙うために車検を通してから売却しようとした場合、車検にかかるコストのほうが高くつくでしょう。
ただし、車検切れの車は公道を走れません。買取店に持ち込む際には、仮ナンバーを取得するのを忘れないようにしましょう。自賠責保険も切れている場合は、あわせて加入しなければなりません。仮ナンバーの取得手続きは手間がかかるので、出張買取を依頼するのもおすすめです。
純正パーツが揃っていること
純正パーツを取り付けている車は、社外品パーツを取り付けている車に比べて高額査定を狙いやすくなります。車を社外品パーツでカスタマイズしている場合は、売却前に純正パーツに戻しておきましょう。
純正パーツは、その車を製造しているメーカーから発売されているパーツです。特に、純正のメーカーオプションは新車購入時にしか装着できないため、プラス査定につながりやすいでしょう。
人気車種
人気車種は、プラス査定になる可能性が高い傾向にあります。査定額は中古車市場における需要で決まるため、需要が高い人気車種は高値がつきやすくなります。多くの人が欲しがる車種は再販もしやすいため、買取に力を入れている業者も多いでしょう。
より高く売却するためにも、売却したい車が人気車種かどうかをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。人気車種であれば、交渉次第でさらに高い査定額を引き出せるかもしれません。
車の査定基準はどこからプラス?
車の査定を依頼する際には、どこからプラス査定になるのか気になる人もいるのではないでしょうか。車の査定には一定のルールがあるため、あらかじめチェックしておきましょう。中古車の査定がどのような基準で行われているのか知っておけば、愛車を適正な価格で売却できるでしょう。
車の査定には基準がある
一般社団法人日本自動車査定協会(JAAI)では、車を査定する際の基準を定めています。日本自動車査定協会は、中古車査定制度の普及や中古自動車査定士の資格認定を行っている中立の第三者機関です。査定基準は公開されているため、一度チェックしておくのもよいでしょう。
基本的に減点方式で評価され、車の状態に応じて基準にしたがった減点が行われます。項目によっては加点基準が定められているものもあり、こちらを満たしている場合は基準通りに加点されるでしょう。減点・加点の結果に応じて基準額からの増減が行われ、査定額が決定します。
参考:『JAAI 査定基準』
減点がなければ相場に加点していく
査定基準によって定められた減点がない場合は、前述したさまざまな要素を考慮して加点していきます。加点分はプラス査定となるため、加点要素が多ければ査定額が上がるでしょう。
査定基準によって定められた減点がない場合は、前述したさまざまな要素を考慮して加点していきます。加点分はプラス査定となるため、加点要素が多ければ査定額が上がるでしょう。
プラス査定を受けるために心掛けておくポイント
車をより高く売却したいときには、いくつか心掛けておきたいポイントがあります。普段から注意して車に乗るだけで売却時にプラス査定を受けられる可能性があるため、一通り確認しておくのがおすすめです。車を売却しようと思っている人だけでなく、売却しようかどうか迷っている人も参考にしてみてはいかがでしょうか。
早く決断すること
車は古くなればなるほど価値が下がります。価値が下がれば査定額も下がるため、売却を検討しているなら、なるべく早く行動することが大切です。それほど走っていなくても、年式が古ければ査定額は低くなる傾向にあります。
古くなるとパーツ交換が必要になる可能性も高く、査定額を下げる要素のひとつになるでしょう。初度登録から13年経過すると、自動車税の重課対象になるのも見逃せません。重課によって人気が下がり、売れにくくなるために査定額も低くなります。
取扱説明書を取っておくこと
車の取扱説明書の有無も査定額に影響します。日本自動車査定協会の査定基準によると、取扱説明書がない場合や汚損・破損がある場合は減点対象です。取扱説明書がきれいな状態で一式揃っている場合は、査定額に好評価を与えるでしょう。
購入時に付属していた書類は車検証や自賠責保険証などと一緒に車内に保管し、紛失しないように注意することが大切です。車両本体の取扱説明書だけでなく、純正オプション関連のマニュアルなども、きちんと保管しておくことをおすすめします。
定期点検整備記録簿をきちんと保管しておくこと
定期点検整備記録簿とは、法定点検を行った際にその内容を記録するためのものです。過去に行われた法定点検や整備の内容を証明する重要な書類なので、査定額に大きく影響するでしょう。
日本自動車査定協会の査定基準によると、乗用車では定期点検整備記録簿で1年以内に法定点検整備を受けたことを確認できればプラス査定になります。整備状況は、買取店や次に購入するユーザーにとっても気になるポイントです。きちんと定期点検整備記録簿を保管しておくようにしましょう。
シミや臭いのつく物を車内に持ち込まないこと
内装に汚れがあったり、悪臭が残ったりしている場合はマイナス査定になります。ペットや灯油などの悪臭の原因になるものや、飲食物のようなシミの原因になるものをなるべく持ち込まないようにすることが大切です。
車の使用用途によっては、内装を汚してしまうかもしれません。そのような場合は、定期的にクリーニングすることをおすすめします。定期的にクリーニングしていれば、臭いやシミが残るということを、ある程度防げるでしょう。
こまめに洗車すること
普段からこまめに洗車してボディをきれいに保つことも大切です。定期的に洗車していれば泥汚れや融雪剤などの薬品が蓄積することを防げます。
洗車するときは、車体の下も念入りに洗い流すように心がけましょう。冬場の路面に撒かれる融雪剤が付着するとサビの原因になります。サビがあるとマイナス査定になるため、車体の下もこまめに洗うようにして劣化を防ぐのがポイントです。
悪路を避けて運転すること
悪路を走行するとタイヤに負担がかかり、劣化が早くなります。飛び石などで車体に傷がつくリスクも高くなるでしょう。これらのリスクを避けるために、できるだけ悪路を避けて走行するのがおすすめです。
自宅前の道路や駐車場が未舗装であるなど、どうしても悪路を走行しなければならないときもあるかもしれません。そのようなときはスピードを落として走り、泥の付着や飛び石などに注意しましょう。
プラス査定は業者によっても違う
日本自動車査定協会の査定基準に示されているプラス査定の要素は、基本的にどこでも共通です。しかし、業者によっては他にも細かい基準を設けているところがあります。車に減点要素がある場合でも、細かくプラス査定をつけてくれる業者であれば相場より高い査定額がつくかもしれません。
高値をつけてくれる業者を探している場合は、一括査定を利用するのがおすすめです。一括査定を利用すれば、複数の買取業者に簡単に査定を依頼できます。carview!車買取でも一括査定サービスを行っているので、ぜひご利用ください。
まとめ
この記事では、車を売却する場合にプラス査定になる要素を詳しく紹介しました。愛車を高く売るには、車のコンディションを良好に保つことや普段からきれいに使うことが重要です。
できるだけ高く売却したいと考えている人は、高値をつけてくれる買取店を探すことも大切です。査定額が適切かどうかを判断するためには、売却したい車種の買取相場をチェックしておくことも必要といえるでしょう。
carview!中古車一括査定サービスは、300社以上の買取業者と提携しています。簡単な情報の入力だけで複数の業者に一度に査定依頼ができるため、愛車を最も高値で買い取ってくれる業者がすぐに見つかるでしょう。車をできるだけ高く売りたいという方は、ぜひご利用ください。
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LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
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ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ