車の査定額が安くなる理由から分かる高額売却のコツ5選
自分の愛車を売るときに、少しでも高く売りたいと思うのは自然なことです。どうすれば高い値段で車を売れるのか知りたい、と感じる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、査定額をアップさせるための方法についてご紹介します。査定額を高くするために、安くなる理由を知ることも大切です。まず、査定額がダウンする3つの理由について解説していきます。査定時に気をつけたいポイントを知ることで、車を手放すときによい条件で売却できるでしょう。
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車の買取相場を調べる理由その1.車自体の問題点
車自体に何か問題があると、査定額が低くなります。査定時にチェックすべきなのはひとつの問題だけではありません。いくつものポイントが査定額を下げる原因になります。それぞれの問題に気を配る必要があるでしょう。
ここでは、「どのような車だと査定額が下がるのか」について解説します。査定を依頼する前に自分で各項目をチェックしてみてください。
車種自体に人気がない
人気のある車種や配色であるかも査定額を左右する要素です。業者は仕入れた車を売却することで利益を得ています。人気のある車は売れやすいため、高い値段で買い取ってくれるでしょう。
人気のない車は買い手が見つかりにくいと考えられるでしょう。業者は売却するのに時間がかかるというリスクを負うことになるので、販売価格も安く設定する必要が生じます。
業者が査定額を提示する際に考えているのは売却時の利益です。そのため人気のない車種は安い販売価格を設定することを考えて、買取額を下げることが予想できます。
事故歴または修復歴がある
事故を起こした車はエンジンやフレームなどのパーツが傷ついていることがあります。修復すれば見た目はきれいに生まれ変わるでしょう。しかし、ボディ内部の重要な部分はダメージを負ったままというケースも考えられます。
事故歴や修復歴のある車は、買取のあとに修理を必要とするケースも多くなります。売却後に問題が発生した場合、顧客とのトラブルにつながるからです。
中古車を買う側から考えても、高い料金で事故車を買いたいとは思わないでしょう。販売価格は安くなり、それに伴って査定金額も低くなります。
災害車
災害を経験してダメージを受けている車も査定額が下がる傾向にあります。たとえば、災害車のひとつに冠水車があります。大雨や洪水、台風などが原因で車が冠水してしまった車のことです。
冠水のレベルによって車に与える影響はさまざまです。車の内部まで浸水してしまうと、エンジンが故障している可能性が高くなります。冠水の度合いが少なければ、比較的簡単な修理で済むかもしれません。
災害車を買いたいという方は、国内では少ないでしょう。故障するリスクがあるからです。買い手がなかなか見つからないと、業者も値段を下げる必要があります。災害車は高く売れないため、査定の金額も下がるというわけです。
年式が古い
年式とはメーカーが車を製造した年、または運輸支局に初めて登録した年のことを指します。年式が古いほど、長い年月が経過しているのが一般的です。製造から時間がたった車は故障のリスクが高くなります。車を買う方にとっては魅力も落ちるでしょう。
モデルやデザインも、基本的には新しい車の人気が高くなる傾向にあります。多くの人は、一昔前のデザインよりも新しいデザインを取り入れた車に乗りたい、と思うでしょう。現在のデザインと大きく異なる車であれば、査定額がより低くなることがあります。
モデルチェンジも査定額に影響するポイントです。新しいモデルが出ると、以前のモデルは人気が落ちるのが一般的といえます。
外装・内装に傷や汚れがある
多くの方は傷や汚れがある車を買いたいとは思いません。そのため、傷や汚れのある車を買い取った場合、業者がメンテナンスをしなければなりません。
小さな傷や汚れであれば、あまりコストはかからないでしょう。しかし、目立つ傷や汚れは隠しきれず、パーツを交換するなどの大掛かりな修理となる場合があります。修理のコストは査定額を下げることで回収することになるでしょう。
具体的には、こすった跡やバンパーの傷などがあります。車内の場合はシートの破れや汚れなどもマイナス査定の原因となります。
傷や汚れ以外に、においも気になるポイントです。タバコをよく吸う方や車内で食事や飲食をするという方も、においが残っていないかチェックしておきましょう。
理由その2.売却場所の問題点
車自体に問題がない場合、何が査定額を下げる原因になるのでしょうか。原因のひとつが売却場所です。同じ車を売る場合でも、売る場所によって査定額が変わることがあります。
一般的に車を売る経路として考えられるのは、ディーラーや買取店、個人売買などです。どのような経路を選択するかによって、査定額が大きく異なる場合があります。愛車をどこで売却すべきか、気をつけたいポイントをご紹介します。
ディーラーへの下取りは安価な傾向がある
ディーラーでの新車購入を検討している際に、今乗っている車を下取りに出す方は多くいるでしょう。車の売却と購入をまとめてできるので、時間や労力を省けます。
しかし、ディーラーへの下取りは査定額が比較的安くなる傾向がみられます。ディーラーの査定額が低くなりがちなのは、新車販売をメインとしているからです。中古車を買い取る際に、市場価値をそれほど考慮しません。あくまでも新車を売るためのサービスとして下取りを行っています。
さらに、ディーラーでは他のメーカーの車を下取りする場合、たとえ純正オプションがついていたとしても、査定額がプラスにならないことがほとんどです。買取専門業者の査定額とは大きな差が開くでしょう。
ひとつの買取店のみで査定をしている
査定を依頼する際は、1社だけでなく複数の業者に依頼するのがおすすめです。1社だけでは金額が高いのか安いのか判断できません。複数の業者に見積もりを出してもらい、比較検討するのがよいでしょう。
業者によって査定額に違いが出るのにはさまざまな理由があります。理由のひとつは業者の在庫状況です。業者の在庫が不足している場合は、在庫を確保するために高めの査定額を提示することもあります。
業者独自の販売経路や販売戦略も査定額に影響するポイントです。特定のメーカーに強い業者もあります。その場合、他の業者より高値で買い取ってくれる可能性が高くなります。愛車に合わせて買取業者を選択しましょう。
理由その3.その他の問題点
車自体や売却場所以外にも査定額に影響を与えるポイントがあります。売却時期や交渉術などは、少し意識するだけで結果が変わるかもしれません。把握しておくと、高額査定を得られる可能性が高まります。
また、査定額を下げる結果になる、その他の問題点についても説明します。どれも簡単に対策できる内容です。確認して査定額アップにつなげましょう。
査定が高くなる時期を逃している
車を売るタイミングは重要です。1年のなかでも高く売れる時期があります。一般的に車が高く売れるのは、新生活などで車を買い替える人が増える3月・9月といわれています。
車がよく売れる時期に向けて、買取業者も多くの在庫をそろえる必要があります。取引を成立させるため、中古車を高値で買い取るケースが多くなると考えられるでしょう。
3月と9月の売れやすい時期を逃すと、高い査定額を期待しにくくなります。4月や10月になる前の売却を目指しましょう。高く売れる時期までもうすぐという場合は、時期を待つのも賢い選択といえるかもしれません。
担当者とのコミュニケーションをおろそかにしている
査定額が上がらない原因のひとつに、担当者とのコミュニケーション不足が考えられます。そのひとつが値上げ交渉です。
担当者が査定額を提示したとき、すぐに受け入れる必要はありません。たとえば、他の業者に査定を依頼するのも効果的です。
交渉をひとつの業者だけでなく、複数の業者との交渉を繰り返すことで、査定額が上限に近づきやすくなります。愛車の価値をアピールする、他社の査定額を伝えるなど、担当者と積極的にコミュニケーションを取らないと、査定額アップのチャンスを逃してしまいます。
車を少しでも高く売るための5つのコツ
査定額が下がる原因として、車の問題、売却場所の問題、時期やコミュニケーションの問題など、いくつかのポイントがありました。査定額を下げる理由をふまえると、車を少しでも高く売るためのヒントが見えてきます。
ここでは、車を高く売るためのコツを5つご紹介します。ぜひ把握して、実践してみましょう。
修復歴車や事故車は専門業者に売る
修復歴者や事故車は査定額が低くなるのが特徴です。一般の業者だと、買取が難しいケースもあります。
修復歴車や事故車は事故車専門の業者に査定を依頼しましょう。パーツだけを海外に売却したり、修理して再び販売したりと独自の売却経路があるため、一般の買取業者以上の査定額を提示してくれるでしょう。
査定前に修理に出すのは、慎重に判断したほうがいいかもしれません。マイナス査定になる金額よりも修理代のほうが高くなるかもしれないからです。そのままの状態で査定に出すほうが、お得に売却できることもあります。
事故車の買取なら、carview!車買取の事故車一括査定サービスもおすすめです。事故車に特化した一括査定サービスを提供しています。水没した車やグシャグシャになった車の買取実績もあります。最高額での売却を目指せるでしょう。
査定前に外装・内装をきれいにしておく
外装や内装の見た目は査定額アップにつながります。査定に出す前にきれいにしておきましょう。「大切に乗っていた車」という印象を業者に与えます。
外装は洗車をしておきましょう。土埃をきれいにするなど、できる限りよい状態に保つことが大切です。ワックスをかけるとさらに見た目がよくなります。
車の内部もきれいにしましょう。シートはもちろん足元のマットなどの掃除もポイントになります。ダッシュボードやトランクルームなどの収納スペースも大事です。清潔な状態で査定に出すと、愛車の価値が上がりやすくなります。
純正オプションを持参する
純正オプションは査定額アップにつながるポイントです。積極的にアピールするのがよいでしょう。業者が純正オプションに気がついていないこともあります。査定時に純正オプションがあることを伝えておきましょう。
具体的には、安全装置やカーナビ、ETC車載器が純正オプションとして考えられます。社外品にカスタムしている場合は、査定時に持参しましょう。
他にも、取扱説明書や保証書なども査定の際に提出するようにします。忘れがちなのがスペアキーです。提出することで査定額アップにつながります。
高値がつきやすい時期に売却する
高値になりやすい時期を押さえて売却しましょう。前述のように、高値で売りやすいタイミングは3月と9月です。車の需要が増えるので、買取額が自然とアップします。
査定を依頼する時期を少し早めにするのもおすすめです。3月や9月に入ると業者がすでに車の売却に忙しいことが考えられます。2月や8月といった、比較的余裕がある時期に査定を依頼しておくと安心です。業者との値上げ交渉にも十分な時間をかけられることから、より魅力的な査定額を提示した業者に車を売却できるでしょう。
車の一括査定サービスを利用する
納得のいく金額で売却するためには、複数の業者に査定を依頼する必要があります。このようなとき、一括査定サービスが便利です。一度の手続きでいくつもの業者に査定額の問い合わせが可能で、そのなかから高い額を提示した業者を選択できます。出張査定など、便利なサービスを提供している業者もあります。
carview!中古車一括査定サービスは、無料で複数の業者に査定を依頼できます。情報の入力が簡単ですので、手続きに手間がかかりません。査定額が20万円以上もアップしたケースもあります。愛車をより高く売りたいなら、carview!中古車一括査定サービスをぜひご利用ください。
まとめ
車を高く売りたい場合、しっかりと対策をすることが大切です。査定額を下げる原因となる車の人気度や事故歴、年式など、車自体の特徴を事前につかんでおくようにしましょう。売却場所や経路も軽視できません。査定額が下がる原因を理解しておくことで、高額査定に有利な条件を把握できます。
少しでも高く車を売りたい方はcarview!中古車一括査定サービスをご利用ください。お客様のエリアに合わせて業者を選定できます。全国300社以上の多くの業者のなかから、愛車を高値で買い取ってくれる業者を見つけられるでしょう。
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- 実際の査定金額
- 70.0万円
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- 査定満足度
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ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ