車の売却手続きにかかる期間は?短縮のポイントも紹介します
車の乗り換えや引っ越しなどで車を売却する際、売却期間はどれくらいかかるだろうと考えている方もいるのではないでしょうか。
売却期間を知ることで、乗り換える車の購入時期や代車の準備なども計画を立てやすくなります。また、車を高く売るポイントなどを取り入れることで、スピーディーかつ高額な査定も期待できるでしょう。
そこでこの記事では、車の売却手続きにかかる期間を短縮するポイントや、高額査定をしてもらうためのポイントについてご紹介します。車を素早く売却し、1円でも高く査定してもらうための参考になさってください。
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車の買取相場を調べる車の売却手続きに必要な期間の目安は?
車を売却する前に、どれくらいの期間で売却できるのか目安だけでも知りたいものです。
いつごろ売却代金を受け取れるかで、次に乗り換える車の購入費用にあてられるか検討したり、購入時期を計れたりします。ここでは、車の売却手続きに必要な期間の目安についてご紹介します。
売却までに必要な日数
車の売却までに必要な日数は、最短で即日から可能です。ただし即日で売却するには、いくつかの条件があります。
・売却に必要な書類がすべてそろっている
・車の引き渡しがすぐにできる
・車の査定金額に納得している
これらの条件をすべて満たせば、即日売却ができます。しかし、実際には即日売却は難しいといえるでしょう。準備しなければならない書類の中には、発行するまでに時間がかかるものもあります。また、納得いく売却のためには、車の査定や交渉にも時間がかかることがほとんどです。
一般的には車の売却期間として3日~10日程度かかります。これは順調に売却が進んだ場合であって、車の査定額に納得できなかったり、買取業者との交渉が進まなかったりすると、1か月近くかかることも知っておきましょう。
必要書類の発行にかかる日数
車をすぐに売却するための条件のひとつに「必要書類がすべてそろっていること」があります。必要書類の中には、印鑑登録証明書やリサイクル券など即日発行できるものもあれば、即日発行が難しいものもあります。平日の限られた時間帯にしか発行できない書類や、発行までに1週間~2週間かかるものもあるので注意しましょう。
注意しなければならないのが、結婚などで苗字が変わった場合です。必要書類に記載してある氏名と現在の氏名が違う場合、変更手続きが必要です。すぐに車を売却したい方は、各種手続きも踏まえて、書類をそろえる時間を考慮しておきましょう。
売却から入金までの日数
一般的に、車の売却から入金までは2日~1週間程度でしょう。契約時に指定した金融口座に売却代金が振り込まれます。しかし売却契約を取り交わしただけでは不十分で、車を買取業者に引き渡さなければ売却代金は受け取れません。
買取業者の中には、即日現金で車の売却が可能なところもあります。即日現金で車を売却できるのはうれしいことですが、相場価格よりも安く買い叩かれる傾向にあります。少しでも高く売却したいなら、即日売却は避けましょう。
手続き期間を短縮するための方法
ここでは、手続き期間を短縮するための方法についてご紹介します。車をできるだけ早く売却したいなら、試してみるのも良いでしょう。
持ち込み査定を利用する
手続き期間を短縮するために有効なのが「持ち込み査定を利用する」ことです。買取業者の査定方法には、持ち込み査定と出張査定のふたつのパターンがあります。より手続きを短縮できるのが持ち込み査定です。
持ち込み査定とは、買取業者に直接車を持ち込んで査定してもらう方法です。事前に予約しなくても、当日持ち込みで査定してもらえます。店舗が混んでいなければ、すぐに対応してもらえるでしょう。
書類をあらかじめ準備しておく
たとえ車の査定をスピーディーにしてもらえたとしても、最終的な売却契約が締結できなければ、車の売却にかかる期間を短縮できません。売却契約をスムーズに終わらせるためには、契約に必要な書類をあらかじめ準備しておくことが重要です。
契約の際に必要な書類に不備や不足があれば、そこで即日売却はできなくなります。書類の訂正や再発行でさらに時間がかかってしまうでしょう。必要書類は不備がないようきっちりとそろえておきましょう。
査定額に有効期間はある?
買取業者では適正価格で買取ができるように、査定額に有効期間を設けています。当日限り有効としている業者もあれば、2週間程度は有効という業者もあります。査定額を出してもらった際には、買取査定額の有効期限も忘れずにチェックしておきましょう。
買取業者が査定額に有効期間を設けているのには、車の相場価格が日々変動していることが関係しています。中古車市場では、日本全国で毎日のようにオークションが開かれており、相場価格が変わり続けています。一度査定額を出してもらっても売却までに期間があけば、車の相場価格が変わっているかもしれません。
車を高く売るための2つのポイント
車を高く売却するには、いくつかポイントがあります。きちんとポイントを押さえておけば、高額査定の期待が高まるでしょう。ここでは、車を高く売却するために知っておきたいポイントについてご紹介します。
複数の業者に査定依頼をして競わせる
車を高く売るためには、複数の買取業者に査定依頼を出しましょう。3社以上に買取査定を依頼することで車の査定相場がわかり、価格競争させることで高額査定が期待できます。
どの買取業者も車を買い取りたいと考えています。そこで、他の買取業者にも査定依頼していることを伝えてみましょう。買取業者間で価格競争がはじまり、交渉次第では買取金額を引き上げられるでしょう。
一括査定を利用する
複数業者に査定を依頼する際は、一括査定を利用しましょう。1回の申し込みでいくつもの業者へ査定依頼ができるため効率も良く、期間短縮になります。業者側にも一括査定を利用していることが伝わるため、価格交渉も進めやすいでしょう。高額査定をつけてくれる業者が見つけやすいというメリットもあります。
carview!中古車一括査定サービスでは、約300社の買取業者と提携しています。最大で10社同時に見積もり依頼をすることが可能です。一括査定をお考えの方は、ぜひcarview!中古車一括査定サービスをご利用ください。
車売却に必要な書類は?
車の売却には、さまざまな書類が必要になります。ひとつでも不備や不足があると売却はできません。必要書類を細かく把握することで、不備や不足なく準備することが可能です。ここでは車の売却に必要な書類について詳しく説明します。
車検証(自動車検査証)
車検証には国が定める自動車安全保安基準を満たしていることの証明や、車の所有者の名前や住所などが記載されています。
車検証は、車のダッシュボードなどに保管することが多いでしょう。車検証がきちんとあるか、査定前に確認しましょう。もし見当たらなければ、運輸支局での再発行が必要です。
自賠責保険証明書
自賠責保険は、車の所有者が必ず入らなければならない保険です。自賠責保険証明書で自賠責保険に加入していることを証明できます。車検証と一緒にダッシュボードで保管することが多いでしょう。こちらも見当たらない場合は、保険会社に連絡して再発行が必要です。再発行には1週間~2週間ほどかかることも覚えておきましょう。
自動車税納税証明書
毎年4月1日の時点で車を保有している方は、自動車税を納めなくてはなりません。自動車税の納付書が届くので、決められた期日までに自動車税を納付します。自動車税を納付した際に、領収印を押されたものが自動車税納税証明書となります。小さいので紛失には気を付けましょう。
誤って紛失してしまった場合でも、再発行が可能です。管轄する自動車税事務所によって再発行の期間に違いがあるため、事前に確認しておきましょう。
印鑑登録証明書
契約の際には、実印を契約書に押印します。その実印が本物の実印であるかを判断するために必要なのが、印鑑登録証明書です。即日発行が可能で、居住地の役所にて発行します。マイナンバーの登録がすんでおり、コンビニのマルチコピー機に対応していればコンビニでも発行可能です。
軽自動車の場合は、印鑑は認印で良いとされているため、印鑑登録証明書は必要ありません。
リサイクル券
リサイクル券は、自動車リサイクル法によって購入が義務付けられているものです。自動車を廃車にするとき必要になります。新車購入時に購入するもので、車検証とともに保管されています。
リサイクル券を紛失してしまった場合、再発行はできません。「自動車リサイクルシステム」のウェブサイトから「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷して提出すれば、リサイクル券の代わりとなります。
譲渡証明書
譲渡証明書は、いつ、誰に対して車を譲渡するのかを記載する書類です。車を第三者へ譲渡したという証明書になります。
譲渡証明書は、車の売却契約を行う買取業者が準備してくれます。契約時に買取業者のスタッフの指示に従って記入しましょう。
委任状
自動車の名義変更を行う場合、管轄の運輸支局にて手続きを行うのが一般的です。買取業者に車を売却すると、その手続きを代理で行ってくれます。
買取業者が代理で手続きを行う際に必要となるのが委任状です。委任状は、売却契約時に買取業者が準備してくれます。特別準備するものはなく、買取業者の指示に従って記入しましょう。
車を売却するまでの4つのステップ
車売却の流れを知ることで、どのタイミングで必要書類をそろえればいいのかなど見当をつけられます。ここでは、車を売却するまでの流れを4つのステップに分けてご紹介します。
1.売却方法の決定
車の売却を決心したら、売却方法を決めましょう。ディーラーへの下取りや買取業者への売却、ネットオークションといった売却方法があります。自分の状況に合った方法を選ぶようにしましょう。
車をできるだけ高額で売却したいのであれば、買取業者への売却をおすすめします。手間なく簡単に売却するなら、一括査定サービスを利用しましょう。
2.査定前の準備
査定前の事前準備によっても車の査定額が左右します。査定前の準備として、車の掃除と洗車を行うようにしましょう。車内が清潔でボディもきれいな車は、査定士からの評価が高くなります。
大事に車を扱ってきたことが査定士に伝わることで、正確な査定を行ってもらえるでしょう。他にも純正品のパーツを保管している場合は、さらに査定額が高くなる可能性があります。査定の際に一緒にみてもらえるよう準備しておきましょう。
取り外してしまった純正品のパーツはもとに戻す必要はありません。無理に取り付けようとして車に傷がついてしまうと、査定に響くことがあるので注意しましょう。
3.買取業者の決定
車の査定が一通り終わったら、買取業者を決定しましょう。複数の見積もり書の内容を比較検討し、トータルして条件が良く信用できる業者を選ぶことがポイントです。
他の買取業者よりも著しく高い査定額を提示する業者があった場合は、高額査定となった理由を確認してみましょう。後で買取金額が下がるといったトラブルを回避できます。
4.売却手続き・車両の引渡し
車の買取査定額に納得できれば、車の売却契約を行います。売却契約に必要な書類は、不備や不足がないようにそなえてスピーディーな契約を目指しましょう。
車両の売却契約が締結できたら、車を買取業者へ引き渡します。車のカーナビの中に自宅住所などを登録している方は、引き渡し前にすべて削除しておきましょう。
車の売却代金は、引き渡し後に指定の口座に振り込まれます。買取業者によって振り込みまでにかかる日数が異なるので、契約時にきちんと確認しておきましょう。
まとめ
車の売却までにかかる期間は、依頼する買取業者によって異なります。車をスピーディーかつ高額に売却したい方には、一括査定がおすすめです。
carview!中古車一括査定サービスを利用すれば、簡単便利に車の買取査定を行えます。車の情報と個人情報を一度入力するだけで、複数の買取業者への依頼が可能です。買取業者ごとに査定を依頼する手間が省けるでしょう。
愛車の条件にあった買取業者の中から最大で10社を同時に比較できるので、満足できる1社を選べるでしょう。車の売却を考えている方は、ぜひcarview!中古車一括査定サービスをご利用ください。
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LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
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- 実際の査定金額
- 70.0万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 3.5
ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ