中古車買取における人気車種は? 価格が落ちにくい車の特徴や査定のポイント
愛車の売却を検討していて、愛車が高く売れるかどうか気になっているという方もいるのではないでしょうか。車種によって需要は異なるため、買取価格相場は一律ではありません。買取価格相場は常に変動しているため、人気車種が高く売れるタイミングを逃さないことで、高額での買取ができます。
そこでこの記事では、人気車種の傾向や買取価格相場、車種別の査定のポイントについてご紹介します。愛車の相場傾向や高額査定を受けるポイントをおさえ、少しでも高く愛車を売却しましょう。
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車の買取相場を調べる2020年最新!中古車の人気モデルは?
車を売却する際には、中古車市場における需要と供給のバランスを考えることが重要です。どのような車の需要が高く、現時点での買取価格相場はいくらかを把握しましょう。まずは人気車種の傾向に触れ、carview!車買取での査定申し込みが多い7車種について解説します。
人気モデルの傾向
新車で人気の車種が中古車市場でも人気と考えるかもしれませんが、厳密には異なります。現在、日本の中古車市場で人気が高い車種は以下の通りです。
・排気量が少ない
・性能がよく便利
・維持費が安く済む
たとえば、「ステーションワゴン」「ミニバン」「SUV」などの人気が高く、これらの車種であれば高額査定が期待できます。
逆に新車価格の高い高級車は、排気量が大きく中古車購入希望者のニーズに合いにくいため、人気は高くありません。高級車の査定額は、新車購入時の半額以下というケースもあることに注意しましょう。
ここからは、中古車市場での具体的な人気車種についてご紹介します。
トヨタ「プリウス」
世界初の量産ハイブリッドカーであるプリウスは、1997年の初代モデルから20年以上にわたって人気車種であり続けるトヨタの代表的車種です。先進的なデザインや機能と燃費性能の高さをあわせもち、中古車市場でも人気の車種となっています。
トヨタは世界的にも評価が高い日本の代表的な自動車メーカーであり、耐久性に定評があることもポイントです。メーカーの信頼性が高いこともあって、古い年式の車種であっても価値が下がりにくくなっています。
2020年2月15日時点での、carview!車買取におけるプリウスの買取価格相場は86万円です。査定を受けたプリウスの平均使用年数は8年、平均走行距離は8万1km〜8万5,000kmとなっています。
トヨタ「アルファード」
トヨタのアルファードは、大容量でラグジュアリーな室内空間や安定感のある走行性が魅力の高級ミニバンです。
シートにはプレミアムナッパ本革を採用したり、格納式テーブルを装備したりするなど、低価格な車種にはない高い居住性があります。「パノラミックビューモニター」を搭載することで、大きな車体の駐車時も安心です。
プリウスと同じく国内シェアNo.1のトヨタ製であり、丈夫で長く乗れるイメージと信頼性の高さから、古い年式であっても買取価格は下がりにくくなっています。
2020年2月15日時点での、carview!車買取におけるアルファードの買取価格相場は120万円です。査定を受けたアルファードの平均使用年数は10年、平均走行距離は8万5,001km〜9万kmとなっています。
日産「セレナ」
日産のセレナは、広い室内空間とミニバンのなかでトップクラスの燃費性能が魅力的な、ミドルサイズのミニバンです。2018年には国内のミニバンの販売台数で1位に輝いたほどの人気車種であり、中古車市場でも高い人気を誇ります。
日産のミニバンは幅広い層から人気が高いため、中古車市場での売れゆきもよく、高額買取となりやすいでしょう。新しい年式のモデルでは、最新技術を盛り込むことで過去よりもリセールバリューが高まっています。
2020年2月15日時点での、carview!車買取におけるセレナの買取価格相場は51万7,000円です。査定を受けたセレナの平均使用年数は10年、平均走行距離は9万5,001km〜10万kmとなっています。
日産「ノート」
日産のノートは、スタイリッシュなデザインと燃費性能の高さが魅力的な、ハッチバック型のコンパクトカーです。ノートのなかでもハイブリッドシステムの「e-POWER」搭載車は特に人気が高く、2018年には国内の普通車の販売台数でNo.1に輝いた実績があります。
日産はミニバンだけではなくハッチバック型の人気も高く、日常生活で利用しやすい車に強みのあるメーカーです。ノートは「技術の日産」をキャッチコピーとする日産の技術が詰まった車種でもあり、中古車市場でも高い人気を誇ります。
2020年2月15日時点での、carview!車買取におけるノートの買取価格相場は27万4,000円です。査定を受けたノートの平均使用年数は8年、平均走行距離は6万1km〜6万5,000kmとなっています。
ホンダ「フィット」
ホンダのフィットは、国内でトップクラスの累計販売台数を誇る、ハッチバック型のコンパクトカーの代表的車種です。老若男女を問わず選びやすいデザイン性と広いラゲッジスペースがある上、走行性能や燃費性能も高く、コストパフォーマンスにすぐれています。
ホンダは2輪車からスタートしたメーカーであり、エンジンや足回りの性能と、他のメーカーにはない高い技術が魅力です。F1で活躍するモデルを生産することでも定評があり、低価格な車種であっても走行性能は高いという特色があります。
2020年2月15日時点での、carview!車買取におけるフィットの買取価格相場は26万2,000円です。査定を受けたフィットの平均使用年数は10年、平均走行距離は8万1km〜8万5,000kmとなっています。
ホンダ「N-BOX」
ホンダのN-BOXは、広い室内空間や高い燃費性能と低価格が魅力的な、トールワゴン型の軽自動車です。2017年〜2019年の登録車を含む新車販売台数で第1位となったほどの人気車種であり、中古車市場でも高い人気を誇ります。
ホンダの技術力により、剛性が高く軽量で、安全性能が高いこともポイントです。新しい年式のモデルでは、「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」や「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」など、複数の安全運転支援システムを搭載しています。
2020年2月15日時点での、carview!車買取におけるN-BOXの買取価格相場は112万7,000円です。査定を受けたN-BOXの平均使用年数は5年、平均走行距離は4万5,001km〜5万kmとなっています。
ダイハツ「タント」
軽自動車の中でも人気が高いダイハツのタントは、快適な室内空間と燃費性能の高さが魅力的な軽トールワゴンです。大口径のドアと低いステップで子どもや高齢者も楽に乗り降りでき、最新モデルではドアを開けずに運転席と後部座席間の移動もできます。
軽自動車は普通車に比べて税金が安く燃費性能も高いため、維持費をおさえたいドライバーに人気です。特にタントはファミリー層や高齢者にも使いやすい機能性があるため、中古車市場でも人気が高く、高額査定が期待できます。
2020年2月15日時点での、carview!車買取におけるタントの買取価格相場は31万7,000円です。査定を受けたタントの平均使用年数は9年、平均走行距離は7万5,001km〜8万kmとなっています。
価格が落ちにくい車の特徴
ここからは中古車市場で一定の需要があり、買取価格が落ちにくい車の特徴について見ていきましょう。愛車が上記の人気車種に含まれていなくても、以下の4項目のいずれかであれば高額査定の可能性が高まります。
ファミリー向けの車
ファミリー層は子どもを乗せて移動できる快適な車を求める傾向にあるため、居住性の高い車種には需要があります。室内空間の広さや走行の安全性も重要なポイントであり、ファミリー層にはミニバンが人気です。
また、ファミリー層は育児にもお金がかかる上、将来的な貯蓄の不安が高まっている傾向もあります。中古車であれば初期費用を安くおさえられるため、新車より中古車を求めるファミリー層が増えているようです。こういった理由から、ファミリー向けの車種は中古車でも価格が落ちにくく、買取価格も比較的安定しています。
長年売れ続けている車
国産車は、定期的にモデルチェンジを行い、デザインや機能を時代に合わせて改善することが一般的です。なかには、20年以上もモデルチェンジをせずに販売が続いているロングセラーモデルも存在します。
代表的なロングセラーモデルは、2007年発売の日産の「GT-R」や、1998年発売のスズキの「ジムニー」などです。一般的な車種ではモデルチェンジのたびに古いモデルの価値は大きく下がってしまいますが、ロングセラーモデルであれば古い年式でも需要があり、価値は大きく下がりません。
海外人気のある車
一般的な中古車販売店は国内の中古車市場向けの車を買取しますが、なかには海外への販売ルートがある買取店も存在します。
国内の中古車市場では、年式が古すぎたり走行距離が長すぎたりする車には高値がつきません。しかし、海外では日本車の耐久性や信頼性に対する評価は別格であり、国内で売れない車も海外でなら売れるケースがあります。
海外で人気が高い車種の代表格は、トヨタの「ハイエース」です。国内ではほぼ見ることがない1990年代のハイエースでも海外なら高値がつくことから、買取店によっては高額査定となるケースがあります。
希少価値のある車
中古車市場でしか見つけられないような、希少価値がある車も買取価格が落ちにくいといえます。たとえば、100台単位しか生産しなかった限定モデルや、特別なチューニングを施した車です。
こういった車は、ファンやマニアにとって価値が高く、販売ルートがある買取店なら高額査定となるケースがあります。需要があるかぎりは買取価格相場も大きくは下がらないため、愛車がこれらに該当するなら査定に期待できるでしょう。
車種別にみる査定のポイント
車はSUVやミニバンといったスタイルの分類によって購入希望者の需要が異なり、査定額アップのポイントも変わってきます。スタイルの違いによる査定額への影響にも、理解を深めておきましょう。ここでは、「ステーションワゴン」「SUV」「セダン」「ミニバン」と、「軽自動車」や「輸入車」について解説します。
ステーションワゴン
「ステーションワゴン」は、セダンの室内空間を後部に拡張して、後部座席のすぐ後ろに大きなラゲッジスペースがあるタイプの車です。ミニバンより室内空間は狭いものの、走行性能が高くスポーティーで、遠出にも対応できます。
一般的には街乗りに利用するより、アウトドア志向の強い方が選ぶタイプの車です。ステーションワゴンは、需要に対応しやすい4WDのほうが高額査定を期待できます。
エンジンでいえば、排気量の大きい「NA(自然吸気)エンジン」は燃費性能が低く不人気です。必要なときだけパワフルに動く、排気量の小さいターボエンジンのほうが高額査定を受けやすくなっています。
SUV
「SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」は、スポーツタイプの多目的車の総称です。荷台を室内空間に組み込んだピックアップトラックやオフロード向けの4WD車、それらをモノコック構造にした「クロスオーバーSUV(CUV)」などを含みます。
クロスオーバーSUVは、街乗りにもフィットするデザインでパワフルな走行もできるため、幅広い層から人気の高いタイプです。SUVは基本的にアウトドア志向の強い方が選ぶ車であり、2WDよりもパワーのある4WDのほうが高額査定を受けやすくなっています。
逆に、オフロードの走行性を追求してホイールを極端にインチアップしている場合などは、需要が低く査定額も低くなると考えましょう。
セダン
一般的に「セダン」といえば、ボンネットと4ドアの居住空間がはっきりとわかれていて、トランクがあるタイプの車を指します。セダンをベースにしてステーションワゴンや2ドアのクーペが生まれるなど、古くから量産車の基本型です。
近年では、便利でスポーティーなSUVやハッチバック型などに人気が集まり、セダンは人気薄となっています。ただし、サンルーフを装備したセダンであればアウトドア志向の需要にも合うため、高額査定の可能性は高まるでしょう。
なお、高級セダンの場合には、ボディーカラーが査定額に大きく響きます。ブラックやホワイトといった人気色でなければ、査定額は50万円以上下がるケースもあるため注意しましょう。
ミニバン
「ミニバン」とは、全長に対して車高が高く室内空間も広い、6人乗り以上の普通車です。室内空間と一体化したラゲッジスペースがあり、5人乗り以下のステーションワゴンや軽トールワゴンとは区別します。米国の分類による「フルサイズバン」よりは小さいサイズですが、国内では比較的大型の車です。
高級ミニバンの場合は、ブラックやホワイトといった人気のボディーカラーであれば需要が高く、高額査定も期待できます。一般的には純正パーツを装備している車が高額査定の対象ですが、人気メーカーのアルミホイールやエアロパーツを装備している場合は査定額アップのポイントになります。
軽自動車
軽自動車は、普通車より小型で排気量も少なく、維持費が安い点で人気の高いタイプです。運転に自信のない方にも人気が高く、流行と関わりなく一定の需要があります。近年では、パワーのある車種や室内空間の広い軽トールワゴンも増えていて、軽自動車の人気は高まっているのが現状です。
他の車種と比べてボディーカラーによる査定額の変動は小さく、人気色でなくとも高額査定が期待できます。「パワーのある軽自動車がほしい」という需要の高まりもあって、ターボエンジンを搭載しているなら査定額アップのポイントとなります。
輸入車
輸入車は、国産車に比べて壊れやすいというイメージが強く、中古車市場では高値をつけにくいのが一般的です。しかし例外もあって、ポルシェなら年式が古くとも高額査定となるケースもあります。他にも、BMWやメルセデスベンツなどドイツの高級車メーカーは、高額査定が期待できるメーカーです。
ボディーカラーでいえば、国産車とは考え方が異なり、ブランドの個性とマッチしたカラーが高額査定の対象です。たとえばフェラーリならレッド、プジョーならブルーがイメージカラーとなっています。
少しでも高く売りたいなら一括査定がおすすめ!
愛車を少しでも高く売るなら、買取店の選び方も重要です。買取店によって得意な車種や在庫が足りない車種は異なるため、高額査定のチャンスを逃さないように、売ると決めたタイミングで高く売却できる買取店を見つけましょう。
を利用すれば、手間をかけずに最大10社の買取店で査定額を比較できます。高額査定を望むなら、carview!中古車一括査定サービスをお気軽にご利用ください。
まとめ
車は車種によって需要が異なり、査定額が高くなるポイントも一律ではありません。査定を依頼する前に車種ごとの買取価格相場や傾向を調べて、より高く売れるように準備を整えましょう。
carview!中古車一括査定サービスでは、300社以上の買取店と提携しており、幅広い車種の買取に対応できます。買取店によって求めている車種は異なるため、人気が薄い車種でも諦めずに査定を依頼しましょう。手間をかけずに高く売りたい方は、ぜひcarview!中古車一括査定サービスをご利用ください。
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ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ