県外ナンバーの車を高額で売却するコツは?必要書類まで合わせて解説!
引っ越しなどでライフスタイルが変化すると、今まで乗っていた愛車を売却したいと考えることもあるでしょう。しかし引っ越し後に車を売却する場合、ナンバープレートが県外になっていることもあります。
県外ナンバーであることが査定額に影響するのではないかと心配している方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、県外ナンバーをより高く売却するために役立つコツをいくつかご紹介します。
できるだけ高く売るためのコツや必要書類も総合的に見ていきましょう。あらかじめチェックしておけば、県外ナンバーをより高く売るために大切なポイントを学べます。
目次
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車の買取相場を調べる県外ナンバーの車でも売却は可能?
県外ナンバーの車は、そのまま売却することが可能なのかを気にしている方もいるのではないでしょうか。結論からいうと、県外ナンバーの車でもそのまま売却できます。ナンバーが売却するときの支障になることはないため、安心して売却できるでしょう。
通常は車を買い取った買取業者が移転登録の手続きを行いナンバープレートを変更するため、売却するときに相談しておくのがおすすめです。
県外ナンバーは査定に影響する?
県外ナンバーの車ということのみが原因で、査定額が下がることはありません。査定額は年式や走行距離、内外装や足回りの状態などを総合的に判断して決定されるものだからです。
県外ナンバーであることを気にして一時抹消登録の手続きを行い、ナンバープレートを取り外しているほうが減額されます。一時抹消登録を行うと車検切れとなるため、車検切れ扱いで査定することになってしまうことを覚えておきましょう。
県外ナンバーの車を売却時に必要なものと入手方法
県外ナンバーの車を売却するときに必要なものを、一通りチェックしていきましょう。売却時にはさまざまな書類が必要なので、きちんとそろえておけるように前もって準備することをおすすめします。
ここでは入手方法についてもご紹介するので、どのように入手するのかわからない場合も確認しておきましょう。
自動車検査証(車検証)
自動車検査証は、検査時点において当該自動車が保安基準に適合していたことを証明する書類です。
車を運行するときは、自動車検査証を車内に積載していなければならないと法令で定められているため、きちんと積載してあるかを確認しましょう。自動車検査証に記載されている内容が売却したい車の情報と一致していることもあわせてチェックします。
紛失した場合は、車についているナンバープレートを管轄する運輸支局で再発行しましょう。再発行自体は即日行えるものの、県外ナンバーの車で管轄する運輸支局が遠い場合は行くための手間がかかることも考慮に入れておくと安心です。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書とは、強制保険である自動車損害賠償責任保険に加入していることを証明する書類です。自賠責保険証明書は自動車検査証と一緒に車に積載していることが多いため、グローブボックスやトランクルームなどを確認してみましょう。
自賠責保険は車両を対象として掛けられる保険なので、売却したからといって解約できるものではありません。売却時には提出する必要があるため、紛失している場合は早めに再発行する必要があるでしょう。
自賠責保険証明書の再発行は、自賠責保険に加入した保険会社の窓口で行います。保険会社によっては即日再発行できないので注意しましょう。
自動車税(種別割)納税証明書
自動車税(種別割)納税証明書とは、当該自動車に課税された自動車税(種別割)を納付したことを証明する書類です。未納があると車を売却できないため、きちんと納付しているかを確認することをおすすめします。
紛失した場合は、当該年度の自動車税(種別割)を納付した都道府県の税事務所や自動車税事務所などで再発行しましょう。
売却したい車が軽自動車の場合は、軽自動車税納税証明書が必要です。軽自動車税は市区町村が課税する地方税なので、紛失時の再発行も市区町村の窓口で行います。
印鑑登録証明書
登録車を売却する場合、移転登録の手続きを行うために印鑑登録証明書が必要です。住所地の市区町村に印鑑登録を行うと印鑑登録証明書を発行できるようになります。
引っ越しなどで別の市区町村へ転出していると前住所地での印鑑登録は廃止されているため、現住所地の市区町村での再登録が必要です。
買取業者によっては印鑑登録証明書の有効期限を定めていることがあるため、あらかじめ確認することをおすすめします。有効期限が定められている場合は、できるだけ売却する直前に印鑑登録証明書を取得しましょう。
実印
車を売却するときには、印鑑登録証明書とセットで実印が必要です。実印とは市区町村に登録された印鑑のことで、車を売却するときには委任状と譲渡証明書を作成するときに必要になります。
実印の印影は印鑑登録証明書の印影と一致するため、間違えないように確認しておきましょう。
実印を紛失している場合は、別の印鑑を市区町村に登録しなければなりません。本人確認書類を持参すれば登録自体はすぐに行えるものの、手続きに手間がかかるので早めに行いましょう。軽自動車を売却する場合には実印は求められないので、認印で問題ありません。
住民票または戸籍謄本
引っ越しで住所を変更しており、自動車検査証に記載されている住所を変更していない場合は住民票や戸籍の附票が必要です。結婚などで氏名を変更している場合は戸籍の証明書が必要になるので、あわせて覚えておきましょう。
住民票は住所地の市区町村で、戸籍の附票、戸籍の証明書は本籍地の市区町村で発行できます。戸籍の附票や戸籍の証明書が必要な場合で本籍地の市区町村が遠い場合は、請求に時間がかかるので注意しましょう。
買取業者によってはこれらの書類に3か月程度の有効期限を定めていることがあるため、あらかじめ確認することをおすすめします。有効期限がある場合には、売却の直前に取得するようにしましょう。
引っ越し回数によって必要書類が変わる
車検証に記載されている住所から引っ越ししている場合は、引っ越し回数に応じて必要書類が変わります。現住所と車検証に記載されている住所をつなげる必要があるためです。
ここではそれぞれの場合に必要な書類について詳しくご紹介します。県外ナンバーの車に乗っている方は、売却前に確認しておきましょう。
引っ越しが1回の場合:住民票
車検証に記載されている住所から1回引越ししている場合は、住民票が必要です。住民票には「従前の住所」という形で以前の住所が記載されています。
引っ越しが1回であれば従前の住所が車検証に記載されている住所になるため、現住所とつながるでしょう。2回以上引越ししている場合は住民票では車検証に記載されている住所と現住所をつなげられません。
複数引越ししている場合:戸籍の附票
車検証に記載されている住所から2回以上引越ししている場合は、戸籍の附票を提出する必要があります。戸籍の附票とは、戸籍が編さんされてから発行時点までの住所変更履歴をすべて記載した書類です。
途中で転籍などを行っている場合は戸籍の附票で住所がつながらないことがあるため、その場合は転籍前の区市町村に戸籍の附票の除票を請求する必要があります。
戸籍の附票は住民票の除票で代用することも可能です。その場合、転居前の複数の市区町村それぞれで請求する必要があります。また、住民票の除票は移転から5年が経過すると請求できなくなるので注意しましょう。
引っ越し前と引っ越し後|どっちで車を売るべき?
引っ越しを予定している方のなかには、車を売却するのは引っ越し前と引っ越し後のどちらにするべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。
この場合、引っ越し前後で大きく手間やコストが変化するわけではないため、引っ越し後の環境にあわせて選択することをおすすめします。ここでは具体的な判断方法についてチェックしておきましょう。
車を使う予定がないなら引っ越し前
都市部への引っ越しなどで引っ越し後に車を使う予定がない場合は、引っ越し前に売却するのがおすすめです。引っ越し前に車を売却しておけば引っ越し先に車を持っていく必要がないため、運搬する手間がかかりません。
引っ越し先の駐車場を確保する必要もないため、コスト削減にも役立つでしょう。これらのメリットがあることを考えると、引っ越し後に車を使わないのが明らかな場合は事前に売却の売却がおすすめです。
車を使う可能性があるなら引っ越し後でOK
引っ越し先で車を使う可能性がある場合は、引っ越し先に車を持っていくことをおすすめします。引っ越ししてから不要だと判断した場合や買い替えが必要だと思ったときに、売却するとよいでしょう。
車を使う可能性があるのに引っ越し前に売却すると、引っ越ししてから車が必要になったときに不便になります。車を引っ越し先に運搬するための手間がかかるものの、確実に不要だといえないときは持っていくほうが良いでしょう。
県外ナンバーの車を高く売る方法
県外ナンバーの車を売却することを決めた場合、できるだけ高く売却したいと思うのではないでしょうか。
県外ナンバーの車を少しでも高く売却したいと考えている方は、これから紹介する5つのコツを押さえておきましょう。いずれも査定額に影響するポイントなので必見です。
査定前には車を清掃する
きれいな車のほうが高額査定を狙いやすいため、査定に出す前には車を清掃しておきましょう。洗車やワックスがけを行ってボディをできるだけきれいにしておくことが大切です。
車内の消臭や清掃を一通り行いましょう。ホコリやごみなどを取り除くのはもちろん、トランクルームやグローブボックスなどの細かいところも清掃します。
ただし、業者にクリーニングを依頼するとクリーニングにかかる費用のほうがマイナス査定分より大きくなることが多いので注意が必要です。そのため、自力でできる範囲で車をきれいにすると良いでしょう。
必要書類をそろえておく
車を査定に出すときには、売却に必要な書類をそろえておくことをおすすめします。必要な書類をそろえることによって売る気があることをアピールでき、高額査定を引き出しやすくなるでしょう。
買取業者は、本気で売りたいと思っているユーザーだと判断すれば高値をつけようとするものです。車検証があれば査定は行えるものの、必要な書類を一通り準備しておきましょう。査定時にそろえておくことは、売却時書類不備を防ぐためにも役立ちます。
査定相場を調べておく
車を適切な価格で売却するためには、査定相場をあらかじめ確認しておくことが大切です。中古車の相場は年式や走行距離によって大きく左右されるため、売却したい車の年式や走行距離に応じた相場を確認しましょう。
あらかじめ査定相場を確認しておけばおおよその査定額がわかるため、明らかに低い査定額を提示する業者を避けられます。査定相場は価格交渉する際の明確な根拠になるので、交渉してできるだけ高く売りたいなら知っておきたい情報です。
中古車買取店に依頼する
車の買い替えと同時に今乗っている車を売りたい場合でも、下取りより買取を利用することをおすすめします。
下取りは購入と売却の手続きを同時に進められるものの、売却金額が安くなるのがデメリットです。買取であればより高く買い取ってくれるところに売却できるため、手間をかけるだけのメリットがあります。
下取りよりも買取のほうが高額査定を狙える傾向があるため、できるだけ買取業者に査定を依頼しましょう。
一括査定を利用する
より高く売却するためには、高値をつけてくれる買取業者を探す必要があります。いくつかの買取業者にそれぞれ査定を依頼すると手間がかかるため、一括査定を利用して効率的に業者を比較しましょう。
一括査定は簡単な手続きで複数の買取業者にまとめて査定を依頼できます。金額を確認するのも容易なので、積極的に利用するのがおすすめです。良心的な対応をしてくれる業者を探すためにも役立つでしょう。
まとめ
売却したい車が県外ナンバーであっても、査定額には影響がありません。ただし、必要な書類が通常と異なるケースもあるので、事前にしっかり確認しましょう。
車を少しでも高く売却するためには、必要書類をそろえることやできるだけ車をきれいにしておくこと、一括査定を利用して高く買い取ってくれる買取業者を探すことが大切です。
これらのコツのなかでも、一括査定サービスの利用は効率的に高値をつけてくれる買取業者を探すために有効といえるでしょう。
carview!車買取では、大手買取業者から中堅買取業者、地域密着型の買取業者を含む300以上の買取業者と提携して「carview!中古車一括査定サービス」を行っています。
シンプルな手続きで簡単に一括査定を利用できるので、愛車をより高く売却したいと考えている方はぜひご利用ください。
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LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
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- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ