車査定に費用はかかる?売却時に気を付けるべきポイント!
ディーラーや車買取店などで愛車を査定した際に、査定費用が掛かるのではないかと思った事はありませんか?せっかく少しでも高く買い取ってもらえる買取店を見つけて、希望の金額が出ても、そこから査定費用や手数料などを色々と引かれたら元も子もありませんよね。でも安心してください。基本的に、買取店での査定は無料で行うことができます。しかし、ディーラーの下取りでは査定料がかかるなど、例外もあるので注意が必要です。この記事では、車査定に関する費用と注意点、さらに確実にお得に車を売る方法をご紹介いたします。
マイカーの乗換えを検討中の方!愛車の現在の価値、気になりませんか?
車の買取相場を調べる買取業者での査定は、基本的に「無料」!
結論として、買取業者で車の査定や買取をしてもらう場合、一般的には査定費用を請求されることはありません。もちろん、実際には、手続きをする中で様々な経費が掛かっているため、それらの費用や手数料をあらかじめ差し引いた査定金額が提示されています。しかし、それによって査定費用として、別途には請求されないのです。しかし、無料で行われる買取業者の査定で別途費用がかかるとしたら、それはどういった料金なのでしょうか。
- ①査定料
- ②車譲渡手続きの代行料(名義変更料・印紙代)
- ③運送料(引き取り費用)
- ④ローンの残債額
買取業者での査定で別途発生する可能性がある費用
①査定料
査定を行う際にかかる人件費のことです。自宅まで出張査定してもらう場合は、出張費や移動費として負担する必要がある場合もありますが、基本的には無料で出張査定を行っているところが多いです。
②車譲渡手続きの代行料(名義変更料・印紙代)
車を売買する際には、名義変更(所有権の解除)手続きを済ませる必要があります。この名義変更手続きは自分でもできますが、業者に代行してもらうこともできます。買取業者に代行してもらう場合、人件費や書類作成にかかる費用として、名義変更代行代がかかる可能性があります。しかし、基本的には車を買い取った側が責任を持って、次の利用者のために名義変更を行うのが義務であると考えられているケースが多く、こちらも無料で行ってくれる買取業者も多いです。
③運送料(引き取り費用)
車を直接お店に持っていく場合は、この費用はかかりません。しかし、車検が切れている(公道を走れない)、故障して動かない不動車である場合などは、レッカー車で運ぶ必要があります。そのため、それらの費用を運送料として支払う必要がある場合があります。しかし、運送料・引取費用も無料の出張査定を行っているところもあります。そういった場合は、実質負担する必要も査定金額から引かれる心配もありません。
④ローンの残債額
もし、売却する車のローンが残っている場合は注意が必要です。車の買取金額がローンの残債額より高ければ、売却金でローンの支払いを済ませることができます。一方で、車の買取金額がローンの残高より低ければ、新たにローンを組む必要があり、その際に手数料が発生することがあります。ローンの残債額が残っている車の売却について、詳しくは以下の記事をご参照下さい。
関連記事:『ローンが残っている車って売却できるの!?ローン中の車を安心してお得に売却する方法!』
以上、買取店での査定では、④のローンの残債額以外は、基本的に費用が発生しないことが多いです。もし費用がかったとしても、それらの経費はあらかじめ査定金額から差し引かれていることが多く、後で支払う必要がないので安心です。少しでも損をしない売却をしたければ、査定額の内訳を買取業者に聞いてみても良いでしょう。
買取店で査定してもらう場合は、単純に査定金額だけを比較して売却先をきめれば、お得に車を売れる買取業者がすぐに分かります。複数の買取店の査定金額を比較するなら「買取カービューの愛車無料一括査定」がオススメです!
一方で、ディーラーでの下取り査定の場合は状況が異なるため、注意が必要です。下記で詳しい内容をご紹介します。
ディーラーの下取り査定料に注意!
ディーラーでの下取りとは、車を買い替えるときに、現在の愛車を引き取ってもらうことで、次の車の購入額から値引きが受けられるシステムです。上述で、買取業者での査定料は基本的には無料だとお伝えしました。しかし、ディーラーでの下取りの場合、新車の見積書に紛れていて気づかずに、「査定料」や「下取り車諸費用」を支払ってしまっていることがあります。では、ディーラーの下取りで発生する査定料と下取り車諸費用とは何なのでしょうか。
- ①査定料
- ②下取り諸費用
ディーラーの下取り時にかかる費用
①査定料
ディーラーでの「査定料」は、査定によって発生する査定士の人件費です。つまり、査定をしてもらうだけで発生する費用ということです。この査定料は、ディーラーによっても異なりますが、約0.5万円~1万円程度であることが多いです。
②下取り諸費用
下取り諸費用とは、下取りで必要となる手続きの代行費用として計上されることが多いです。具体的には、名義変更や廃車手続等の費用を、約0.5万円~1.5万円請求されることがあります。
この「査定料」と「下取り諸費用」は、本来であれば支払う必要のない費用であり、交渉によってはなくしてもらうことも可能な場合があります。しかし、ディーラーで見積もりを出す際に、多くの人が「下取り価格」だけしか見ずに決めてしまう方が多く、交渉する前に気づかずに支払ってしまっている方が多いです。そのため、ディーラーでの査定を依頼する際は「査定料」、「下取り諸費用」の項目もきちんとチェックするようにしましょう!
一方、買取店ではこうした費用があらかじめ考慮された上で査定金額が提示されているので、よくよく考えたら損してしまったという可能性が少なくて済みます。もしディーラーでの下取り価格と買取店の査定金額が同じだった場合でも、最終的には買取店に売った方が数万円お得になる可能性が高いです。ディーラー下取りと買取店の違いや、それぞれのメリット・デメリットについては以下の記事もご参照下さい。
関連記事:『知っておくべき!ディーラー下取りと買取店、どっちがお得?』
車の査定・売却時に気を付けるべきポイント
査定時に、買取金額ばかりに気を取られていると、契約書等のチェックが疎かになりがちです。こうしたチェックミスからトラブルに巻き込まれないように、車の査定や売却時に気を付けるポイントをご紹介します。大事な愛車を手放すのですから、しっかりとチェックしたいですね。
- ①二重査定
- ②ディーラーでの下取り額
- ③買取キャンセル料
- ④自動車税とリサイクル料
車の査定・売却時に気を付けるポイント
①二重査定
二重査定とは、車両の引き取り後に事故車であることや重大な故障が発覚した場合に、再度査定をやり直し、一度取り決めた査定金額を減額されたり、買取金額が支払われた後であった場合は、その差額分を要求される事をいいます。しかし、買取査定を行うスタッフは査定のプロです。通常なら最初の査定時に修復歴などは発見することができるはずなので、この場合、買取店側にも過失があります。
国民生活センターの報道発表資料によれば、
『車両に「隠れた瑕疵」があった場合、事業者は消費者に対し、瑕疵担保責任に基づいて損害賠償および契約解除を求めることができる。しかし、事業者は査定のプロであり、通常の注意を払えば修復歴などは発見することができるものであり、事業者側に過失があったということができる。このように過失があった場合には、瑕疵担保責任を求めることはできない。また、「契約車両に重大な瑕疵の存在が判明した場合には、契約を解除することができる」といった、事業者の過失の有無に関わらず解除できる条文が契約書にあっても、この条文は消費者契約法第10条(消費者の利益を一方的に害する条項の無効)によって無効とする主張が可能である。』
とされており、原則として契約後の車両の瑕疵を理由にした契約の解除や減額は、認めなくて良いことになっています。これは、一部の悪質な業者が根拠のない法外な差額を要求する二重査定によるトラブルを防ぐために明記されたものです。しかし、逆に、売却する側が事故歴や修復歴があることなどを正しく伝えてなかったことによってトラブルが発生することもあります。そのように売却する側が故意に査定で不利になる事実を隠した場合は、賠償請求されてしまう可能性もありますので、事前にきちんと申告するようにしましょう。
②ディーラーでの下取り額
ディーラーで車の乗り換えを検討している際に、注意してほしいのが下取り額を安く見積もられすぎないようにするということです。新車販売などにおいて、新車の値引き率が高いように見せるために、ディーラー下取り額を実際の下取り額よりも低く伝えるケースがあります。
お店側では実際には下取りする車の価値は20万円と査定しておきながら、買取金額(下取り額)は5万円と伝えます。お店にとっては新しく車を買ってもらうことが第一の目的なので、そのお店で車を買おうと思ってもらえるように「新車値引き額」と称して、例えば10万円分、本来買取金額の一部だったものを値引き額として提示するのです。
最近では、下取り査定金額と値引き額は分けて提示することがほとんどですが、事前に買取業者の査定を受けて、自分の車の価値やリセールバリューを把握しておくとディーラでの下取り金額がお得なのか、損なのか判断ができますし、交渉の材料になるでしょう。愛車のリセールバリューを調べるなら、「買取カービューの愛車無料一括査定」がオススメです!
また、下取り金額から手数料が引かれることも考えると、買取店での売却のほうが高額になるケースが多いことを覚えておきましょう。
③買取契約後のキャンセル料
まず、車を売却する際には「クーリングオフ」は適用されないことを理解しておきましょう。通常、契約書には「キャンセルの場合、○△%のキャンセル料を申し受けます」といった文言が記載されており、ある一定額をキャンセル料として相手方に支払うということが定めてあるはずです。ただし、『販売店が通常発生する平均的な損害額を超える額の支払を定めた場合は超える部分は無効となります』(消費者契約法第9条第1号)と明記されています。ここでいう平均的な損害額とは、書類の受け渡しや車両の引き取りを行い、実際に掛かった費用や、車両の保管料などです。
買取契約後のキャンセルに関するトラブルも国民生活センターに多く寄せられていますが、契約時に契約書の内容を確認し、キャンセル料が発生する場合や、その料金がいくらかなどの説明を事前に受けることで防ぐことが出来ます。
④自動車税とリサイクル料
基本的には、自動車税は、車を売却した時点から残る相当額を買取業者が返金してくれます。また、リサイクル料金も買取金額に上乗せされて返ってきます。査定金額の中に、それらの返金分があらかじめ含まれている場合もありますので、買取業者に直接問い合わせるか、契約書でしっかりと確認することが重要です。車の売却に関するトラブルと対処法について詳しくは、以下の記事をご参照下さい。
関連記事:『失敗しない車売却!よくあるトラブル事例と対処法』
損をしないで安心して車を売る方法は?
車を売りたいけれど、査定にお金がかかるのでは?と思っていた方もいるかと思います。しかし、以上のように、買取業者での車査定は基本的に経費を請求されるということはありません。一方で、ディーラーの下取りに出す場合は、経費や手数料として数万円請求されることがあります。また、査定時には買取にかかる費用だけでなく、気を付けるべきポイントがいくつかあります。そのため、車の売却時には、納得のいくまで丁寧に説明してくれるような信頼のおける買取店を選ぶことも重要です。
そんな「信頼のおける買取店に無料で車を査定してもらう方法」の一つが、一括査定サービスです! 「買取カービューの愛車無料一括査定」では、インターネット上で複数の車買取店へ一括で無料の査定依頼をすることができ、その中から最高額で車を売却できる買取店を選択できるサービスです。
そしてなにより、運営母体はYahoo! JAPANで車部門を担当しているカービューのため、情報の取り扱いもより安全・安心してご利用いただけます。
大事な愛車を売却するのですから、結論を急がずにじっくりと考えて車の売却先を選択することが重要です。複数の買取店に査定してもらい、疑問点等はそれぞれの買取店で説明を求めて解決し、納得して車を買い取ってもらいましょう。完全無料で安心して車を売れる一括査定サービスで、あなたの愛車を最高額で売却しましょう!
- お見積もりを依頼
- 買取店から電話か
メールでご連絡 - 査定を実施
- 査定額を比較し
売却先を決定
LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声
買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。
-
- 実際の査定金額
- 70.0万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 3.5
ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
-
- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
-
- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
※ 当社は、クチコミの内容およびこれを利用した結果について、何ら保証するものではなく、一切の責任を負いません。
※1 2019年4月時点 当社調べ