車を売るか、売らないか、判断するポイントとは?買い替え・売却タイミングの見極め方
現在乗っている車をいつまで乗ろうか、買い替えるにはどのようなタイミングが良いのかと、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。後悔のない買い替えをするためには、売却のタイミングやコツをつかむことが大切です。
そこでこの記事では、車の売却のタイミングを判断したり、高額査定を引き出したりするためのポイントについてご紹介します。車の売却・買い替えに適したタイミングや、高額査定を引き出すコツをおさえて準備しておきましょう。
マイカーの乗換えを検討中の方!愛車の現在の価値、気になりませんか?
車の買取相場を調べるいまの車、売る?売らないで乗り続ける?
車は乗れば乗るほど内装や外装が傷み、駐車しているだけでも経年劣化していきます。ボディーカラーのくすみや傷、ヘッドライトの黄ばみなどが気になっている方もいるかもしれません。さらに、車は定期的に「モデルチェンジ」をして、デザインの流行も変わっていきます。
レトロ感やヴィンテージ感のある車が好きという方でなければ、愛車が「古い」と感じるタイミングがあるでしょう。不満が大きくなったときが、買い替えを考える一般的なタイミングです。
また、愛車の価値が下がるモデルチェンジの前に売却することで、次の車のための購入資金を多めに用意できます。
現在の車を維持したまま新しい車を所有するつもりがないのであれば、希望に合う車が見つかった時点で、今持っている車を売却して買い替えることになるでしょう。
車を売るか売らないかの判断するポイント
車の売却のタイミングを判断するポイントは、デザインの好みだけではありません。車は経年劣化により、故障のリスクや維持費が増していきます。
高額査定が期待できるタイミングで売却することも加味して、後悔のない買い替えをしましょう。ここでは6つの視点から、車を売却するタイミングについて解説します。
車の走行に不具合を生じ始めたとき
車に乗っていて傷んでいくのは、外装や内装だけではありません。見えない部分でさまざまなパーツや部品が摩耗して、故障のリスクは高まっていきます。
オイル漏れやエンジンの異音に気づくこともあるでしょう。始動時や走行中のトラブルが多くなってきたなら、数年以内に完全に動かなくなるリスクがあります。走行中に突然止まってしまっては非常に危険です。「このまま乗っていると危ないかもしれない」と感じたときは、早めに車の買い替えを検討しましょう。
自動車税・重量税が増える
車の維持費として無視できないのが、毎年の自動車税や、車検ごとに支払う自動車重量税です。自動車税は車の排気量が大きいほど、自動車重量税は車両重量が重いほど、課税額が高くなります。
さらに、新車登録から13年経過した車に対しては増額するという仕様です。新車登録から13年経過すると、自動車税の場合は15%、自動車重量税は1.4倍ほどの重課税となります。
排気量1,700cc(1,501cc〜2,000cc)で、車両重量1,300kg(1,001kg〜1,500kg)の、エコカーではない車の場合を考えてみましょう。13年未満なら自動車税3万9,500円、自動車重量税は2万4,600円です。一方13年経過した車の場合は、自動車税4万5,400円で自動車重量税3万4,200円となります。。
同じ条件でも環境性能の高いエコカーであれば減税が受けられるため、13年経過までにエコカーへ乗り換えることを考えてみるのも良いでしょう。
車検が切れるタイミング
新車で購入した場合の車検は、初回が3年後、以降は2年ごとに受けなければなりません。車検を通すには、一般的に10万円前後かかります。車検が切れる前に売却するかの判断を迫られることもあるでしょう。
車検を通すために、パーツ交換や修理が必要になる場合もあります。車の使用年数が長いほど、高額出費のリスクが高まります。車検代を支払ってまで乗らなくても良いと思ったなら、買い替えどきといえるでしょう。
車検前に売却したいなら、売買契約が成立するまでの期間を見越して、3か月ほど前から査定を検討するのがおすすめです。
車検までの期間が長い車は買取査定で評価されるとはいえ、車検にかかった費用に見合うほど買取価格が上がるわけではありません。車検を通すなら、さらに2年間は所有する前提で考えましょう。
ローンの支払いが終わり自分名義の車になった
ディーラーローンを組んで車を購入した場合、ローンを完済するまでは、車の所有者はディーラー名義であることが通例です。残債がある状態では自分の名義に変更できず、売却には面倒な手続きが必要になる場合があります。
ディーラーローンを完済すれば、車は自分名義になり、売却するのも自由です。買取代金による残債の相殺を考える必要もありません。完済後の買取代金を、次の車の購入資金にあてることも可能です。
ディーラーローンは平均して5年ほどで組みますが、完済のタイミングで買い替えを検討する方もいます。
維持費がかさんできた
「車の維持費を負担に感じるようになった」というのも、車の売却を検討する理由のひとつです。前述した自動車税や自動車重量税、車検代の他にも、車にはさまざまな維持費がかかります。
たとえば、自賠責保険は必ず加入しなければならない保険です。また、自賠責保険ではカバーできないトラブルに備えて、任意保険に加入している方がほとんどでしょう。ガソリン代や整備費もかかります。自宅や外出先の駐車場代も大きな出費です。
維持費の総額は車の種類や乗り方によっても大きく違いますが、税金なども含めて1年間で30万円~50万円程度が平均的といわれています。この金額を出してまで車に乗りたいか、乗る必要があるかどうかも、車の売却を検討する判断材料といえるでしょう。
一定の走行距離を超えそう
車の売却を前提に考えると、走行距離がどれくらいになっているかも売却のタイミングを決める判断材料です。一般的に、走行距離10万kmを超えた車は査定額が底値に近づくといわれています。高額査定が狙える間に売却するというのも、ひとつの判断材料になるでしょう。
また、走行距離が3万kmや5万kmといったキリの良い数字も、査定額に響くポイントです。中古車の購入希望者からすれば、4万9,000kmか5万1,000kmかでは数字の印象が変わるからです。
査定額の上限額は、中古車として再販できる価格と密接な関係があります。購入希望者の需要が高い状態であるほど高額です。愛車の走行距離を確認して、高額査定が期待できる間に売却することを検討してみましょう。
車を売ると決めたときに事前に調べておきたい2つの事
車の売却を決めたなら、売却する前に調べておくべきポイントがあります。まず重要なのは、愛車の買取相場はどれくらいかということです。どのような売却方法をとるかでも、買取価格は変わってきます。相場よりも低い価格で売却して損をしないために、買取相場と売却方法について見ていきましょう。
自分の車の買取相場はどのくらいか
愛車の査定を受ける際、査定士ははじめから上限額の査定額を提示しません。買取店は「安く買取して高く再販する」ことが基本であるため、査定士と価格交渉ができるように、愛車の買取相場を調べておくことは重要です。
また、買取価格には還付金を含んでいない場合があり、買取店によっては手数料を請求してくるケースもあります。還付金というのは、月割の自動車税額やリサイクル券の金額などです。これらの金額を加味した買取代金の総額がいくらになるかを、事前に把握しておきましょう。
「下取り」「買取」「廃車買取」は何が違う?
ディーラーで車を売却する場合には、新車の購入を条件として古い車を処分してくれます。これが「下取り」です。下取りはディーラーのサービスの一環で、ディーラーとしては高値で買取をするメリットはありません。
「買取」とは、基本的に中古車として再販することを目的として、中古車販売店などが買い取ることです。買取の場合は、「買取して再販する」という流通ルートを各業者が確立しているため、ディーラーの下取りより高額査定が期待できます。
「廃車買取」というのは、解体した車のパーツを再利用することを目的に中古車を買い取ることです。中古車として再販できる車でも解体してしまうため、車によっては買取代金が少なくなります。
買取で高額査定を引き出すには、買取店の間での競争や交渉が重要です。コツさえ把握しておけば、下取りや廃車買取より高額査定が期待できます。
車を売るなら高値で!と考える人がやるべき5つのコト
下取りでは新車の購入が前提であり、高値での売却は期待できません。廃車買取にすると買取相場より低い買取価格になる場合もあるでしょう。ここでは、買取することを前提として、少しでも高く売るための5つのポイントについて解説します。
査定をする前に洗車・掃除をしておく
査定を受ける前には、車の外装や内装をできる範囲できれいにしておくことが重要です。洗車も掃除もしていない状態の車では、査定士からの印象が悪くなり、高額査定が引き出せない可能性もあります。
愛車を一番よい状態にしておくことで、「査定額の折り合いさえつけば売却する意思がある」こともアピールできるでしょう。スピーディーな買取は、素早く再販ラインに乗せられるため、高額査定の提示を受けやすくなります。
また車内外の掃除をしながら、自分で細部までチェックできます。マイナスポイントなどを事前に把握しておけば、事前に対処することも可能です。
純正部品があれば集めておく
「中古車の購入希望者から見て需要の高い車ほど高額査定になる」と考えておきましょう。再販する際の価格が高く見積もれるほど、高額査定を引き出す交渉の余地が広がります。
中古車の購入希望者からすれば、より新車に近い状態の車を「良い状態の車」と感じやすいため、純正パーツがそろっていることは高額査定のポイントです。社外パーツにつけ替えた改造車であっても、純正パーツも持っていればマイナスにはなりません。
場合によっては、改造車の専門店の需要に合い、純正パーツだけの場合より高額査定が受けられるケースもありえます。ただし、愛車と同じようなカスタマイズ車の取り扱いを得意としている買取業者を見つけることが重要です。
メンテナンス記録など、車の経歴が分かるものを提出できるようにしておく
定期点検やボディーコーティングなどのメンテナンス記録があれば、事前に準備しておきましょう。外観からは判断しにくい部分であっても、記録から状態を読みとることが可能です。さらに、メンテナンスに気をつかっていた車は「きれいに乗っていた車」として好印象で、高額査定を引き出しやすくなります。
査定士はあらかじめチェックする項目を決めていますが、査定時間も限られています。見えない部分でプラス査定になるポイントがあれば、自分からも積極的にアピールしましょう。
高値が出やすい時期に売却する
中古車市場には繁忙期もあれば閑散期もあり、相場は常に変動しています。3月や9月は買取店の決算期にあたり、中古車販売店は「1台でも多く販売する」ことを目標としています。さらにメーカーの決算期とも重なり、3月は新生活の準備期間でもあるため、新車も中古車も需要が増加します。
買取店は3月や9月に向けて、中古車の在庫確保に力を入れます。1月〜2月や7月〜8月は買取を強化するため、買取相場も上がると考えましょう。こういった時期に査定を受ければ、交渉次第では高額査定が期待できます。
ただし、車は日ごとに価値が落ちていくという事実も忘れないようにしましょう。繁忙期が数か月後なら、1日でも早く売却したほうが高価買取となるケースもあります。
一括査定を使ってみる
高額査定を引き出すポイントとして、複数の買取店に査定額を競わせることも重要です。競争相手がいない場合、買取店には最低限の査定額以上を出すメリットがありません。
買取店は、「安く買取する」ことだけでなく「1台でも多く買取する」ことも重視しています。「自社で買取するために他社よりも高い査定額を提示する」という競争を狙いましょう。
競争を生むには、一括査定を利用するのが得策です。ただし、査定額の比較をする際は、見積書の内訳も確認しましょう。車本体の買取価格以外に、前述の還付金が含まれているか、手数料がかからないかといったこともチェックすることが大切です。
買取カービューは、230社の厳選した優良業者と提携しています。車の査定をお考えなら、買取カービューの愛車無料一括査定サービスをぜひご検討ください。
まとめ
車の状態が悪くなってきたり、維持費を負担に感じ始めたりしたら、買い替えを考えたいタイミングです。状態の悪い車に乗り続けていると、いざ売却するときには値がつかないこともありえます。古い車に乗り続けると維持費が高くなっていくため、キリのよいタイミングで買い替えを検討しましょう。
少しでも高く売却するなら、一括査定で買取店の競争を生みつつ、査定士と交渉できる準備を整えておくことが重要です。買取カービューの愛車無料一括査定サービスでは、最大10社まで一度に査定依頼を申し込めます。愛車を少しでも高値で売りたい方は、ぜひご利用ください。
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- 実際の査定金額
- 70.0万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 3.5
ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ