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ローンが終わってない車を売ることはできる?売却の方法を全解説

ローンが終わってない車を売ることはできる?売却の方法を全解説

ローンは終わっていない車を手放したい場合、売却できるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。ローンの支払いが残っている状況だと、売れるか心配になるかもしれません。
実際には、ローンの残債が残っていても所有者であれば売却できます。ただし、書類の準備や手続きのフローには注意が必要です。
そこでこの記事では、ローンが終わっていない車を売却するために必要な書類や手続きについてご紹介します。

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ローンが終わってない車を売ることは可能!

ローンが終わってない車を売ることは可能!

ローンが終わっていなくても所有者が自分であれば売却できます。売却で得たお金でローンを完済できる可能性もあるでしょう。残債を現金で払う方法もあります。

ただし、返済が終わっていない段階では、所有者が自分ではないケースもあります。例えばローン会社やディーラー、クレジット会社が所有者のケースです。所有者が自分ではない場合は名義変更が必要になります。名義変更を行えば売却できるため、その手続きを売却前に行いましょう。

車の名義変更をするときの手続き

車の名義変更をするときの手続き

所有者が自分ではないなら、事前に名義変更を行わなければ売却できません。他者の所有物を勝手に売却すると、罪に問われてしまう恐れもあります。自分の所有物であれば自由に売却できます。名義変更をするには所定の手続きや書類の用意が必要です。

ここからは、名義変更に必要な書類とその手順について解説します。車の所有者が自分ではない場合は、以下の内容を参考に売却の準備を進めましょう。

名義変更に必要な書類

車の名義変更に必要な書類は主に6種類あります。自動車検査証、新所有者と旧所有者の印鑑登録証明書および委任状、納税証明書、譲渡証明書、新しい所有者の車庫証明です。

ただ、上記書類が全てのケースに必要になるわけではなく、書類によっては不要な場合もあります。

たとえば、車庫証明は名義変更に必ず必要な書類ではありません。本人と別居している家族や知人から名義を移すときには必要ですが、同居している家族から自分に変更する場合は不要です。自分にとって必要な書類を揃えて手続きを行いましょう。

また、印鑑登録証明書は発行から3か月以内のものでなければなりません。自動車検査証と印鑑登録証明書に記載されている住所が異なる場合も注意が必要です。住民票など、引っ越したことを証明できる書類を用意しましょう。

名義変更の手順

まずは、車の名義が誰になっているか、車検証を見て確認するところから始めましょう。ローンが残っている場合は、所有権がローン会社になっていることがほとんどです。ローン会社から自分に所有権を移すにはローンを完済する必要があります。契約によっては車を売却して得た利益を返済にあてることもできるため、ローン会社に確認しましょう。

ローンによっては、返済中でも所有者が本人になっていることもあるでしょう。しかしこの場合でも、完済までは勝手に売却できないケースが多くあります。所有権の所在とあわせて、契約内容をよく確認することが大切です。

これらをすべて終えたうえで必要書類を揃えれば、役所で名義変更の手続きができます。手続きは自分でも行えますが、車の買い替えをする場合は買取店に代行してもらうこともできるでしょう。

ローンのある車を売却するために必要な手順

ローンのある車を売却するために必要な手順

ローンが残っている車を売却したい場合、基本的には完済しないと所有権が本人に移らないので売却はできませんが、車の売却価格がローンよりも上回れば売却することは可能です。以下では、ローンが残っている車の売却の手順について解説します。

1.所有者の確認

車を売却できるのは所有者のみです。所有者以外の人は売却できないため、所有者の確認が必要になります。

車検証を見ると、自分が乗っている車の所有者が確認できるでしょう。ローンが残っていても、所有者が自分であれば売却できます。金融機関や信販会社が所有者の欄に記載されている場合は、事前に所有権を移さなければなりません。

家族や友人、知人から譲ってもらった車の場合も、所有権を移転していなければ売却できないため、必ず車検証で確認しましょう。

所有者をローン会社から本人に変更することを所有権解除手続きといいます。所有権解除が完了すると新たな車検証が発行され、自分が売却したい車の所有者となる流れです。

2.ローン残高の確認

所有権を自分に移せたら、ローン残高を確認しましょう。ローン残高はローン会社から定期的に送られてくる書類で確認できます。ローン会社に直接連絡をして確認するとリアルタイムで正確な金額を確認できるでしょう。

ただ、ローン会社に連絡することが面倒だったり、すぐにおおよその金額を知りたいというケースも出てきたりするかもしれません。

大まかな金額であればローンの契約内容から予想できます。試算に必要なのは、毎月の支払額と支払回数です。経過している月数を合計の支払い月数から引き、月々の返済額を掛けると残債が計算できます。

たとえば毎月3万円の60回払いであれば、1年経過している場合、残りの支払い回数は48回です。48回×3万円は144万円で、こちらが残りのローン金額となります。

3.必要書類の準備

ローンが残っている場合の売却に必要となる書類は以下のとおりです。

    ローンが残っている車を売却する際に必要な書類

  • 実印(軽自動車の場合は認印で可)
  • 印鑑登録証明書(軽自動車では不要)
  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車税納税証明書
  • 自賠責保険証明書
  • リサイクル券
  • 譲渡証明書
  • 委任状
  • 住民票(現在の住所が車検証の住所と異なる場合)
  • 戸籍の附票(車検証の住所から複数回引っ越している場合)
  • 戸籍謄本(車検証に記載の氏名から変更がある場合)
  • 振込先口座(メモでも可)

ディーラーや中古車販売店によって書類が変わることもあります。上記以外に必要になる書類や詳細は店舗に問い合わせてみましょう。

4.車の査定額の確認

査定額は、ローンの残債よりも高いか低いかが重要なポイントです。

査定額のほうが高いのであれば、売却で得た金額でローンを完済し所有権を移せるため、手続きをスムーズに進められます。査定額のほうが低い場合は、差額を支払う必要があるでしょう。

査定額を少しでも高くしたい方は、中古車買取店で売却しましょう。ディーラーで下取りに出した場合よりも高額査定が期待できます。

中古車買取店は、車を買い取れないと利益を出せないビジネスモデルです。欲しい車を手に入れるために他社よりも高い金額を出してくれる確率が高いため、買取を専門にしているお店を選びましょう。

ローンのある車を売るべきケース

ローンのある車を売るべきケース

ローンが残っている車は、売るべきケースとそうではないケースに分かれます。完済前だと迷う方も多くいますが、それでも車を手放したほうが得をするパターンもあるでしょう。

ここでは、売却に適したケースを2つご紹介します。自分がどちらかのケースに該当するか確認してみてください。

車を売ったお金でローンが完済できる場合

車を売却して得たお金でローンを完済できるようであれば、売却したほうが良いでしょう。高額査定が期待できる車であれば、気兼ねなく買い替えができます。

車を売却するには所有権が自分にある必要がありますが、返済中は所有者がローン会社になっているケースが多いでしょう。その場合、ローン完済とともに自分に所有権を移すことができます。売却した金額がローン残高よりも高ければ、売却とともに完済できるため、スムーズに手続きができるでしょう。

利用頻度が低いのに維持費が高くついている場合

車を利用する頻度が低いにもかかわらず維持費が高額である場合は、ローンが残っていても売却を検討すべきです。維持費とローンで出費がかさみ、生活が苦しくなることもあるでしょう。この場合は車の売却額で残債をある程度まかなえるなら、一度手放してしまったほうが負担軽減になることもあります。

自分が今車を持っていることが、プラスになるのかマイナスになるのかを判断した上で、今すぐ売却すべきかどうかを考えましょう。

売却額よりもローン残債が多い場合の対策方法

売却額よりもローン残債が多い場合の対策方法

車の売却額よりもローン残債が大きくなることもあるでしょう。ローン残債が大きいと、スムーズに所有権を移転することが難しくなります。

ここからは、ローン残債が売却額よりも高い場合の売却方法をチェックしていきましょう。ローンの組み直しや現金での支払い、買い換えといった方法について詳しく解説します。

ローンの組み直しをする

ローンの組み直しとは、現在借り入れをしている金融機関とは別の金融機関から新しく借り入れをすることです。売却をするためのローン完済に足りない金額を借りたり、ローンそのものを組みなおしたりするケースがあります。

ただ、新しくローンを組みなおすとなると、もともとの金利よりも高くなる可能性があるため注意が必要です。

ここでマイカーローンを組むことを検討する方もいるかもしれませんが、マイカーローンで借り入れたお金は使用用途が限られることがほとんどです。売却のための借り入れには利用できないこともあるため、事前に確認しておきましょう。

ローン残債を現金で支払う

売却によるお金で不足したローン残債は、現金で支払うこともできます。現金であれば金利もかからないため、不要な出費を防げることがメリットです。

ただし、まとまった金額を一度に支払うと生活にも負担がかかります。余裕があれば現金で支払っても良いですが、無理をするとかえって生計を圧迫してしまう恐れもあります。生活に負担がかかりそうな場合は、現金で残債を支払う以外の方法も検討してみましょう。

買い替えで新しいローンに上乗せする

買い替えをした新しい車のローンに、前の車のローンを上乗せする方法もあります。車に乗ること自体をやめる場合には選択できませんが、新しい車への買い替えを検討している方には利便性の高い方法です。

無理してローン残債を完済しようとして生活が厳しくなるのであれば、買い替えによって新しいローンに上乗せをしたほうが、トータルでの負担が少なくなることもあるでしょう。

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必要事項の入力も45秒ほどで完了するため、気軽に査定依頼ができます。パソコンでもスマートフォンでもどちらでも簡単に手続きを進められるので、ぜひお気軽にご利用ください。

まとめ

まとめ

ローンが終わっていないと所有者が自分以外であることが多く、売却手続きをスムーズに進められない場合があります。必要な手続きを済ませて売却の準備を進めましょう。

これまで愛用してきた車を売る際は、少しでも高い金額で売却したいものです。高い金額で売却してローンを完済した上で、新たな気持ちで買い替えを行いたいと思う人も多いでしょう。

高い金額で売却するには複数の業者に査定をしてもらうことがポイントです。carview!中古車一括査定サービスなら、一度に最大10社に査定依頼ができます。愛車を高く売りたい方は、ぜひご利用ください。

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    ユーザーコメント

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    5社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

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    ユーザーコメント

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※1 2019年4月時点 当社調べ