車のモデルチェンジは買取価格に影響大!おすすめの査定・売却時期とは
車のモデルチェンジには、「マイナーチェンジ」「フルモデルチェンジ」といった種類があります。モデルチェンジが行われると、車の買取価格に大きく影響するのです。
この記事では、モデルチェンジによってどの程度買取価格に影響が出るのかを解説します。併せて、モデルチェンジ情報の調べ方や、車を高く売るためのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
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車の買取相場を調べる車のモデルチェンジは買取価格に大きく影響する
車のモデルチェンジにはいくつかの種類があり、中でもよく耳にするのが「マイナーチェンジ」と「フルモデルチェンジ」の2つです。
マイナーチェンジでは比較的細かい部分の改良、フルモデルチェンジではデザインや性能などの大幅な改良が行われます。そのため、モデルチェンジの予定が発表されただけでも査定額に影響が出ます。
新型の人気で旧モデルの価値が下がる
モデルチェンジが行われると新型に人気が集まり、それ以前の同車種は「型落ち」と呼ばれ、査定額が大きく下がってしまいます。理由としては、旧モデルよりも新モデルの方に人気が集まることが挙げられます。
モデルチェンジ後に旧モデルの車を売却しようとしても高額査定は見込めないため、できればモデルチェンジ前に売却することがおすすめです。
旧モデルの中古台数が増える
モデルチェンジをきっかけに型落ちの車を売却し、新モデルに乗り替えるユーザーが多くなると、旧モデルの車が中古車市場に溢れてしまいます。そうなると在庫過多の状態になり、価値の低下による価格下落が起こってしまうのです。
中古車の販売台数が増えれば高値の査定は難しくなることから、需要が多く販売台数の少ない時期ほど買取価格が高くなる傾向あります。
モデルチェンジの種類
前述したように、車のモデルチェンジには、細かな変更から大きな変更が行われるものまで。
ここでは、それぞれのモデルチェンジの特徴をわかりやすく解説します。モデルチェンジの周期を意識することで、売却時期の目安になるでしょう。
マイナーチェンジ
マイナーチェンジとは、車の一部分のデザインや装備品などに対して、技術的な改良が行われることです。内装の仕様変更や小改良などが行われることが多く、エンジンやプラットフォームなどの根幹部分の設計にはほとんど変化はありません。
また、一般的な目安として、マイナーチェンジは1〜2年周期で行われることが多いとされています。輸入車の場合はフルモデルチェンジ間に一度だけマイナーチェンジを行うケースが多くあります。このマイナーチェンジを境に「前期型」「後期型」と呼び分けています。
フルモデルチェンジ
フルモデルチェンジとは、エンジンやプラットフォームなどの車の根幹部分や外装のデザイン、技術的改良などを含めて、車体のほとんどの部分がリニューアルされることです。そのため、フルモデルチェンジされた車はほぼ新型と捉えられることも多く、たとえ同じモデル名であっても、「次世代車」として扱われることもあります。
メーカーによって違いはありますが、フルモデルチェンジは4〜6年前後の周期で行われることが多い傾向にあります。
ビッグマイナーチェンジ
エンジンやプラットフォームなど車の根幹部分は変えずに、大きなデザイン変更が行われるのがビッグマイナーチェンジです。しかし、時には外見上のデザインはそのままに、新しい機能の追加やエンジン種類の増加など、車体の改良や変更が行われるケースもあります。
マイナーチェンジと名称が似ていますが、実際にはフルモデルチェンジと同程度の大幅な改良を意味します。フルモデルチェンジとビッグマイナーチェンジに明確な違いの基準はなく、「ビッグマイナーチェンジ」と呼ぶかどうかは、感覚的な要素が強いと言えるでしょう。また、最近のモデルではビッグマイナーチェンジが行われることは少ない傾向にあります。
フェイスリフト
フェイスリフトとは、もともとは美容業界で使われていた言葉です。車業界においては、主に車のデザインを大きく変える手法のことを指します。「車の若返り」という意味があり、フロントマスクの意匠やデザインを変更・改良し、車全体の雰囲気をがらりと変えるのです。
フェイスリフトの内容は、その車種のファンの期待に応えるものもあれば、なかなか受け入れられないものもあります。しかし、メーカー側は時代に適した車にするためにフェイスリフトを行います。多少不評だったとしても、「このモデルを後世に残したい」という強い想いで実行しているのです。
モデルチェンジの影響を受けやすい車の特徴
コンパクトカーやエコカー、軽自動車などは、モデルチェンジが発売されると査定額が落ちやすい傾向にあります。これらの車は、モデルチェンジを機に今まで乗っていたものから乗り換えるユーザーが多くいます。そのため、中古車市場にモデルチェンジ前の車が増えて、供給過多になってしまうのです。
特にエコカーの場合、モデルチェンジによって大幅に価格が落ちてしまいます。エコカーは日々性能が向上しており、補助金などの影響から他の車よりも買い替えのきっかけが多いことも査定額が落ちやすい要因となっています。
モデルチェンジの影響を受けにくい車の特徴
多くの車がモデルチェンジの影響を受けやすい一方、モデルチェンジの影響を受けにくい車もあります。
そこで、車の買取査定を受ける際にどのような車がモデルチェンジの影響を受けにくいのかを解説します。
営業用の車
商用車として使われるワンボックスカーやワゴン車、トラックなどはモデルチェンジの影響を受けにくいとされています。これらの車は、たとえモデルチェンジをしたとしても商用車としてのイメージが変わることはありません。
また、ビジネスユースのため、新しさやデザインにこだわりのあるユーザーが少ない傾向にあり、中古車市場での需要が常にあるため、買取価格が安定しているのです。
ただし、モデルチェンジによって新型車が最新の排ガス規制に適合した場合は、旧モデルの買取価格は下落します。特にディーゼル車の場合、基準から外れると「都市部や主要道の周辺地域では登録ができない」「車検を通らない」などの問題が発生するため、査定額が大幅に下がる恐れがあります。
根強い人気のある車種
フェラーリなどのスポーツカーやクラウンなどの高級車は、趣向性が高くコアなファンが多く付いており、モデルチェンジの影響を受けにくい傾向にあります。
また、トヨタのスプリンタートレノ(AE86)やマツダのRX7などは、漫画の影響もあり人気が高く、古い車種でありながら現在も高値で売られています。車が良い状態であれば、かなりの高額査定が期待できるでしょう。
メンテナンスノートなどの付属品を揃える
注意点として、これら人気車種のモデルチェンジが発売されて、今後そちらの評判が良くなった場合、現行モデルは値崩れを起こす可能性があります。根強い人気の車はその特性上、新モデルの発売前から情報収集している方も多く、発売された頃には相場が大きく変わっている可能性も高いのです。
車のモデルチェンジ情報の調べ方
国内の自動車メーカーでは頻繁に行われているモデルチェンジですが、頻度や間隔はそれぞれのメーカーによって異なります。また、メーカー側にはモデルチェンジの予定を発表する義務がありません。そのため、正確なモデルチェンジの情報を掴むのはとても難しいことです。
自分でできるのは、モデルチェンジのおおまかな時期を予測することでしょう。メーカーのウェブサイトやネット上の情報から、情報を知りたい車のモデルチェンジ歴を調べたり、過去のモデルチェンジ頻度から予測したりします。
一般的に、モデルチェンジは2〜6年のサイクルで行われることが多いため、この年数も参考にすると良いでしょう。
車買取におすすめの時期と目安
モデルチェンジの時期は予測を立てるしかなく、日常生活や金銭面を考慮すれば「モデルチェンジに合わせて車を売却する」というのは難しいことです。
また、既に新モデルが発売済みの場合も多くあるでしょう。そこで、モデルチェンジ以外の要因で車が高く売れる時期を紹介します。
1~3月または7~9月
中古車需要が特に高くなるのは、1〜3月または7〜9月です。
毎年4月は進学・就職・引っ越しなどのライフスタイルの変化に伴い、車を必要とする方が多くなります。そのため中古車の販売台数が伸びることを見越して、買取需要が高くなります。夏は企業のボーナス時期であり、車を購入しようと考える方が多くなるため需要が高まるのです。
また、多くの中古車買取業者では3月に決算期、9月に中間決算期を設定しています。買取業者も業績を伸ばすために在庫を多く確保したいと考えているため、買取価格が上がります。ただし、決算期は1日でも過ぎてしまうと買取価格への影響がなくなってしまうため、事前に確認しておくことがおすすめです。
走行距離が5万kmまたは10万kmになる前
走行距離は車の査定に大きく影響する要素です。走行距離は5万km、10万kmが一つの目安となっています。
自動車業界では「走行距離10万kmが車の寿命」とも言われており、10万km超の車は「過走行車」と呼ばれ、大きく買取価格が下がってしまうのです。10万kmを超えると買取先を探すのも難しくなるでしょう。車全体の疲労や激しい劣化が理由として挙げられます。
よって、車の売却を考えているなら走行距離が10万kmの大台に乗る前がおすすめです。また、走行距離5万km以下の場合は中古車としてもまだまだ需要がある状態ですので、売却する価値は十分にあります。
車検や自動車税が切り替わる直前
車検は車種や用途に合わせて定期的に行う必要があり、一度に数万円〜数十万円もの費用が掛かります。車を売却する場合、車検を通過したからといって車検費用を取り返せるほどの大きなプラス査定は期待できないでしょう。
また、自賠責保険は未経過分が戻ってくる場合があります、車検の有効期間に対する還付金はありません。そのため、車検実施後に車を売却すると、費用面で大きな損をする可能性があります。
このような費用を少しも無駄にしたくない場合は、車検が切れるタイミングや、切れた状態で車を売却しても、査定額に大きな影響はないため、そのまま売却するのがおすすめです。
自動車税は、毎年4月1日時点の車の所有者に課税されます。そのため、4月1日前に車を手放せば課税対象外となり、自動車税を払う必要がありません。スムーズに手続きが進むように、あらかじめ書類などを準備しておくと良いでしょう。
モデルチェンジ前の車の買取価格をよりアップするコツ
それでは、モデルチェンジ前の車を高く売るためのコツを紹介します。以下はモデルチェンジ前に限らず、新型車や輸入車なども含めてほとんどの車を売る際に共通するコツなので、これから愛車を売ろうと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
車の掃除をする
車をきれいにしておいたからといって必ずしも査定額が上がるわけではありません。しかし、査定士に好印象を持ってもらえるため、その後の査定に影響する可能性があります。
念のため、車外は査定前に洗車しておくと良いでしょう。車内は、自分でできる限りきれいに掃除をしておくことをおすすめします。特に重視されるのはシートです。汚れや傷がある場合や、タバコやペットの臭いが染み込んでしまっている場合は減点の対象になってしまいます。
また、強い芳香剤の残り香もマイナスポイントになる場合があるため、換気しておきましょう。コストのことを考えて、専門業者のクリーニングには出さず、あくまでも自分でできる範囲の清掃を行っておくことがおすすめです。併せて、シートの下やグローブボックスの中などに私物を置き忘れていないかも確認しましょう。
純正品オプションを用意する
車のオプションには大きく分けて「純正品」と「社外品」の2種類があります。査定額アップに繋がりやすいのが「純正品オプション」です。 一方「社外品オプション」は評価されにくい傾向にあります。
通常、車には新車で購入した時に取り付けた「純正品オプション」が付いています。純正品は取り付け位置や機能の連動など高性能なものが多く、プラス査定が見込めます。
特に「カーナビ」「ETC」「ドライブレコーダー」が付いている場合は高評価につながるでしょう。また「サンルーフ」「本革シート」などの高級感を醸し出す装備も、査定額アップにつながりやすくなります。
純正品を取り外して後から社外品のオプションに付け替えた場合は、取り外した純正品オプションも持ち込んで査定してもらいましょう。
一括査定を利用する
車を高く売るために重要なのが、「複数の買取業者で見積もりを取ること」「相場価格を知ること」です。1社だけの査定で売却を決めてしまうと、相場よりも低い金額で売却してしまう場合があります。
しかし、自身で複数の買取業者を訪れ査定依頼して回るのは手間と時間がかかりますし、ネットでの査定申し込みはその都度詳細な情報入力が必要となるため、複数の買取業者に申し込みを行うのは大変です。
そこでおすすめなのが一括査定サービスです。一度の情報入力で複数業者に依頼できる点が、一括査定サービスの大きなメリットでしょう。各社から提示された見積もり金額を見れば、自分の車の相場価格も把握できます。
また、一括査定サイトから申し込みをすると買取業者側の競争心理が働くため、良い条件を提示されやすくなります。
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carview!中古車一括査定サービスは、最大10社の買取店に一括査定依頼ができます。一番高い査定額を提示した店舗を選べば、最高値で愛車の売却が可能です。
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提携する買取業者は300社以上!
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また、JPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)に加盟しており、協会と連携して安全・安心なサービスをユーザーに提供しています。
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まとめ
車のモデルチェンジは買取価格に大きく影響します。特に影響が大きいのは「フルモデルチェンジ」です。モデルチェンジが行われると、それ以前の同車種は「型落ち」と呼ばれ、査定額が大幅に下がってしまいます。モデルチェンジの予定が発表されただけでも査定額に影響が出ます。
モデルチェンジは2〜6年のサイクルで行われることが多いため、おおまかな周期を予測して、車の売却時期を検討してみてください。今回紹介したおすすめの買取時期やプラス査定に繋がるコツを意識しながら、carview!中古車一括査定サービスを活用し、お得に愛車を売却してみましょう。
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ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 実際の査定金額
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- 見積り数
- 5社
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- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ