どんな車でも買取は可能?買取が出来ない条件やおすすめの業者
「別の車に買い替えたい」「もう乗らないから処分したい」といった理由で、車の売却を考える方は少なくありません。車の査定では、車種や車の状態などを確認して金額を決めるのが基本です。しかし買取業者は、どんな車でも買い取ってくれるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、買取可能な車の条件や業者の選び方を紹介します。この記事をご覧いただくことで、愛車が本当に買い取ってもらえるかどうかという不安を解消できるでしょう。
マイカーの乗換えを検討中の方!愛車の現在の価値、気になりませんか?
車の買取相場を調べるどんな車でも買取は可能?
基本的に、どんな車でも買取に出すことが可能です。車の売却には、ディーラーの下取りと買取業者への買取を依頼する2つの方法があります。どちらも買取に応じてくれることがほとんどです。輸入車でも、ボロボロであっても、必ず値がつくと断言はできませんが、少なくとも引き取ってくれるでしょう。
しかし、まれに買取不可の車も存在します。たとえば、車の運搬に支障があるケースです。自走できない状態かつ、レッカー車が進入できない場所だと、買取に出すことは難しいでしょう。それに加え、必要書類の不足・不備や税金の未払いなどで手続きができないケースもあります。
ただ、車種やグレードなどの違いで買取を拒否される、といったことはほとんどありません。
買取できない車の条件
車は基本的に、必要な手続きを不備なく行えばどんな車でも売却できます。しかし、以下の条件に当てはまる場合は、買取を拒否されてしまうことがほとんどです。買取できない条件とその詳細を把握し、売却前に確認できるようにしておきましょう。
必要書類に不備がある
車の売却手続きはさまざまな書類を用意する必要がありますが、必要書類に不備がある場合は売却できません。売却手続きを行う際は以下の書類を準備しましょう。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書(軽自動車納税証明書)
- 印鑑証明書(軽自動車の場合は必要なし)
- 実印(軽自動車は認印可)
- リサイクル券
上記は必須書類ですが、状況によっては住民票などが必要になる場合もあります。買取を依頼する業者に事前に確認しておくことをおすすめします。失くした場合は再発行が必要です。
ローンを完済していない
車を購入する際、ローンを組む方が多くいると思いますが、ローンが完済されていない車は売却できません。ローンを完済しない限り、車の所有権はローン会社にあります。完済後は、所有権解除手続きを行い、名義変更すると自分の所有物として車の売却が可能です。
車検証の所有者欄を見れば、現在の名義人が誰なのかを判断できるため、売却前に確認しておくことをおすすめします。また、買取業者の中にはローン残債の返済サービスを提供しているところもあるので、これらを利用しながらまずはローンを完済することを優先して手続きを進めてみましょう。
車の鍵を紛失している
車の買取時、買取業者は車の状態を確認する際に、エンジンがきちんとかかるかどうかをチェックします。車の鍵がなければエンジンをかけられず、車を動かすこともできないため、買取業者のほとんどは鍵がない車の買取を行いません。
中には、鍵を紛失した状態の車でも買い取ってくれる買取業者も存在しますが、査定額の大幅な減額は避けられないでしょう。また、車の運搬費用がかかることもあります。
自動車税が未納
自動車税は地方税の一種で、車の所有者に課せられます。毎年4月1日に納税書が郵送され、税を納めると自動車納税証明書が領収書と共に発行される仕組みです。自動車税が未納だと車の売却はできません。納付期限が過ぎても納税は可能であるため、まず未納分を納めましょう。
もし納付期限が過ぎている場合は遅延金が発生し、元々の課税額に上乗せされてしまうので注意が必要です。
通常の買取では価格が付きにくい車の例
買取業者に売却する際、車の状態によっては無料に近い値段を付けられてしまうケースや、相場よりもかなり低い金額での見積もりを提示される場合があります。価格が付きにくい車の例を3つ解説しますので、もし売りたい車の状態に当てはまるのであれば注意しましょう。
古い過走行の車
人気が高い車種であれば多少古くても買取価格は大きく下がりませんが、年式が古い車や走行距離が長い車は大幅に下降します。古い車はなかなか購入する方が現れないことや、年式が古いとパーツも劣化していて交換費用がかかるといった点がおもな理由です。
一般的な目安として、年式が10年を超える車や、走行距離が10万kmに到達している車は査定額が低くなると考えておいた方が良いでしょう。日本の中古車市場においては、価格が付きにくいといえます。
改造車
改造車は未改造車と比べて一般的な需要が少ないため、基本的にマイナス査定になることが多い傾向にあります。しかし、カスタマイズのために取り付けた部品・パーツが高額である場合や、元々の純正パーツを保管していた場合は、高値の査定が見込めます。
また、改造車の買取を積極的に行っている買取業者もあるので、改造車の売却時は専門的な知識を持った買取業者を探すのがおすすめです。
破損が激しい事故車
事故による損傷が大きい車や、パーツが破損した車は事故車扱いとして、0円以上の買取が難しくなります。また、車を買い取った後の修理が難しく、修理費用も多くかかると判断された場合も買取価格が低くなる可能性があります。大きな損傷がなくても、修復歴のある車は買取価格が付かないケースも少なからずあるため、注意が必要です。
買取店で価格が付かなかった車や自走できない不動車であれば、通常の買取ではなく廃車として廃車専門の買取業者に売却しましょう。その方が、価格が付く可能性があります。
どんな車でも買取可能な業者とは?
過走行車や事故車、不動車といった中古車としての価値が付かない車でも、買い取ってくれる業者があります。愛車が中古車として買い取ってもらえない時は、以下の業者に車の処分を依頼しましょう。値段が付かなかった車を買い取ってくれるため、ただ処分するよりはお得です。
廃車買取業者
廃車買取業者は廃車を専門に買い取ってくれるため、通常の買取業者やディーラーの下取りを断られた場合に有効です。なぜ廃車を買い取ってくれるのかというと、車からまだ使える部品を取り外して再利用し、中古のパーツとして販売しているからです。
さらに、廃車でも売却できる海外への販路を開拓しており、利益を得ています。また、廃車買取業者は買取の際、廃車手続きも代行してくれるため、自分で廃車の手続きを行うよりも手間がかからずに済みます。
解体業者
引き取った車を解体し、スクラップにして処分を行うのが解体業者です。廃車買取も行う解体業者であれば、車を買い取ってもらった上で処分できますが、通常の解体業者に依頼する場合は、処分費用を払わなくてはいけないケースもあります。
車には鉄やアルミなどの金属類が使用されているため、解体業者はこうした金属類をリサイクル資源として買い取っています。よって、より多くの資源確保が見込める車両重量が重いものほど、高値になりやすい傾向です。また、鉄スクラップの相場価格も、買取価格に影響を与えます。
優良な廃車買取業者を選ぶコツ
たくさんの廃車買取業者から売却先を見つけるのは、手間や時間がかかりますし、善良な廃車買取業者だとは限らないため、トラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。優良で安心できる廃車買取業者を見つけるコツを理解することで、業者を選ぶ時間を削減でき、安心して取引に臨めるでしょう。
自治体が認可するリサイクル工場を自社で所持している
自治体が認可しているリサイクル工場を持った廃車買取業者の場合、自社で車の解体ができるためより高値での売却が期待できます。他の解体業者を利用するコストがかからないので、その分を買取価格に反映してくれることがあるのです。
廃車買取業者を選ぶ際は、ホームページなどに自動車リサイクル法に基づいた解体認可や許可番号が記載されているかを確認してみてください。
廃車費用がかからない
廃車にするための手続きは手数料などがかかり、不動車を運ぶためには、レッカー代といった費用も発生します。廃車買取業者では、これらの費用を無料にしているケースがほとんどです。費用の有無や条件は業者によって異なるため、売却したい廃車買取業者を選ぶ際には前もって諸費用について確認しておきましょう。
売却時に手数料を含め、廃車にかかる費用が発生しない点を明記している廃車買取業者は、優良店である可能性が高く安心できます。
見積もり額が高すぎない
予想や相場を超える高額な査定額を提示してくる廃車買取業者には、注意が必要です。高額な査定で売却契約を結んだ後に、「不備が見つかった」「当初の条件と異なる点がある」などと、何かしらの理由を付けて査定額を一気に引き下げるケースも考えられます。
高額すぎる査定額を提示された場合は内訳や相場をしっかりと確認し、即決しないようにしましょう。
還付金の説明をしてくれる
廃車手続きをすると、事前に先払いしている自動車税・自動車重量税・自賠責保険が還付される場合があります。還付金は廃車にするタイミングなどで金額が変わるため、全額還付されるわけではなく、全く還付がないこともあります。
重要なのは、還付金について説明があるかどうかです。一切触れてこない場合は、質問してみることをおすすめします。還付金がある場合は、買取価格に反映してくれるのか、もしくは含まれているのかが質問のポイントとなるでしょう。
クチコミなどの評判が良い
トラブルをできるだけ回避するため、廃車買取業者のクチコミや評判をチェックしましょう。売却を依頼する前に確認しておいてください。評判が良くクチコミも高評価であれば、悪徳業者を選んでしまうリスクを減らせます。
それでも売却先を迷う場合は、大手の廃車買取業者を選ぶのも良い方法です。大手だからといって問題は起きないとはいえませんが、小規模の店舗や個人経営を売却先に選ぶよりリスクを回避できるでしょう。
carview!車買取ならどんな車でも買取可能!
車を売る際の買取業者選びは、ある程度時間や手間がかかります。そこで一括査定サービスを利用すれば、短時間で複数の売却先候補が見つかるため楽です。carview!車買取は、一般的な買取業者から事故車・廃車専門の買取業者まで幅広く対応しています。
価格が付きそうな車は愛車無料一括査定サービス
廃車ではなくまだ走れる車なら、carview!中古車一括査定サービスを利用してみてください。一括査定サービスのメリットは、複数の買取業者に査定を依頼することで、簡単に最高額を狙える点です。
carview!中古車一括査定サービスでは、一度に最大で10社まで査定の申し込み可能です。各社の見積もりを手軽に取得でき、競合させることで高額査定が期待できます。
廃車として解体する前に事故車一括査定サービス
事故車や故障車、自走するのが難しい車であれば、廃車として解体する前にcarview!車買取の事故車一括査定サービスの利用がおすすめです。事故車や不動車向けの一括査定であるため、どんな状態の車でも買い取ってくれる廃車買取業者を探しやすいサービスとなっています。
さらに、carview!車買取と提携する企業は300社以上と豊富であるため、求める条件に合う廃車買取業者が見つけられるでしょう。
利用者500万人以上の安心感が魅力
carview!車買取は2000年にサービスを開始し、現在まで500万人以上の方にご利用していただきました。利用者の数に比例する豊富な実績があります。
中古車業界の安定した取引を目指す、一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)にも加盟し、適正買取店の認定を受けているため安心して取引が可能です。JPUCと連携することで、常に安心かつ安全なサービスを提供できるように努めています。
まとめ
どんな車でも必ず買い取ってもらえるというわけではなく、売却時に必要書類がそろっていない場合やローンが完済されていない車は、買取を断られてしまうケースがほとんどです。買い取ってもらえる車でも、古い車や過走行車は低い査定額を提示されてしまいます。
問題なく走行でき、状態も良い車は一般的な買取業者へ売却、事故車や故障車なら廃車買取業者に持ち込むなど、車の状態を考慮して売却先を選ぶことが大切です。買取業者選びに迷ったらcarview!中古車一括査定サービスか、事故車一括査定サービスを利用してみてください。
- お見積もりを依頼
- 買取店から電話か
メールでご連絡 - 査定を実施
- 査定額を比較し
売却先を決定
LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声
買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。
-
- 実際の査定金額
- 70.0万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 3.5
ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
-
- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
-
- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
※ 当社は、クチコミの内容およびこれを利用した結果について、何ら保証するものではなく、一切の責任を負いません。
※1 2019年4月時点 当社調べ