中古車を売る前に買取相場表をチェック！高価買取の査定ポイントも解説

中古車を売る際にチェックしたい買取相場表について解説します。車を売りたいと思ったときに役立つのが買取相場表です。気軽な気持ちで車の売却を検討できます。
しかし、買取相場表を今まで見たことがない方もいるのではないでしょうか。買取相場表について詳しく知らない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、買取相場表の特徴や注意点についてご紹介します。買取相場表で得られる情報について理解できるでしょう。車を高く売る秘訣についてもお伝えします。

中古車を売る前に見たい！買取相場表とは？

買取相場表とは、車の買取相場価格を示す一覧表です。インターネットで検索すれば、買取業者や一括査定サービスのウェブサイトで紹介している買取相場表を見つけられるでしょう。車を売るときに、いくらくらいで売れるのかが分かります。表に記載してあるのは、大まかな相場価格です。目安となる価格の見当が付くでしょう。

買取相場表は車種ごとに表を作成するのが一般的です。年式によって見分けられるようにしてある表もあります。買取相場表に登場する他の項目は走行距離です。5万kmや10万kmなど、目安となる走行距離ごとに価格を表示しています。検索機能が付いている買取相場表も便利です。

買取相場表を利用するメリット・デメリット

買取相場表は車を売りたいと思っているときに利用できます。買取相場表を使うメリットやデメリットは何でしょうか。メリットがないと買取相場表を使う意味がありませんし、デメリットを知らずにサービスを利用するのは危険です。買取相場表を使うメリットやデメリットをご紹介します。

メリット①匿名で利用できる

買取相場表は匿名で利用できます。基本的に個人情報を入力する必要がありません。インターネットで個人情報を入力することに不安を感じている方もいるでしょう。不安はなくても入力作業を手間に感じている方もいます。なかには業者のしつこい勧誘があると心配する方もいるでしょう。

買取相場表なら個人情報の入力は不要です。何かのサービスに登録する必要もありません。メールアドレスなどを登録する必要もなくサービスを利用できます。安心、かつ気軽に売りたい車の買取相場価格を確認できます。

メリット②時間と手間の節約になる

買取相場表は時間や手間をあまりかけずに利用できます。一般的に車の買取価格を知りたいと思った場合、業者にインターネットや電話で査定を申し込みます。申し込み後も業者との対応が必要です。査定額を聞くまでに時間と手間がかかります。

買取相場表の使い方はもっと簡単です。買取相場表のあるウェブサイトにアクセスするだけで完結します。電話で問い合わせる必要も、業者の返事を待つ必要もありません。とりあえず車の買取相場価格を知りたいときに便利です。

デメリット①参考程度にしか利用できない

買取相場表には、情報を参考程度にしかできないというデメリットもあります。買取相場表で表示される情報は、車種や年式などのいくつかの項目だけで一般的な買取相場価格を計算しています。

多くの場合、買取相場表の取得には車の修復歴等の入力はないため、それらの情報は加味されません。車は修復歴があるかどうかによって買取価格が変わります。修復歴を考慮していない買取相場表は、あくまでも一般的な目安となる買取相場価格を示しているといえるでしょう。

デメリット②実際の査定結果と異なる可能性もある

買取相場表は実際の査定結果を表わすものではありません。買取相場表の結果が良い場合、ぜひ車を売りたいと思うでしょう。しかし、実際に査定をお願いすると、買取相場表の結果とは異なる査定額になることがあります。実際の査定はさらに細かいポイントをチェックしているからです。

買取相場表を見るときは、実際の査定額は異なることがある点を常に覚えておきましょう。実際の査定では買取価格が高くなることもありますし、逆に査定額が低くなることもあります。いずれも車の現状をふまえた査定結果です。

中古車の買取相場表の使い方

買取相場表はどのように使えば良いのでしょうか。使い方をマスターすれば、いつでも愛車の買取相場を確認できます。買取相場表は定期的に新しくなりますので、常に最新の情報をチェックできるでしょう。

買取業者や一括査定サービスのウェブサイトで買取相場表を使う際の一般的な方法をご紹介します。使い方は簡単ですので、すぐに使いこなせるようになるでしょう。

メーカーを指定

買取相場表を使う場合、一般的にまず選ぶのがメーカー名です。メーカーから探すことで、売りたい車が見つけやすくなっています。

日本車メーカーであれば、トヨタやホンダ、スズキなどです。他にもたくさんの国産車メーカーがあります。外国車のメーカーであれば、ベンツやBMWなどです。外国車のメーカーもたくさんあります。自分の車のメーカーを間違えないように選択します。ただし輸入車や珍しいメーカーだと、それらの買取相場表を取り扱っていないサイトもあるので注意しましょう。

車種を選択

メーカーの次に選ぶのが車種です。メーカーを選ぶと、車種名が一覧から選べるようになります。トヨタの車であれば、アイシスやアクアなどです。一覧から自分が売りたい車を選びます。

多くの車種を販売しているメーカーであれば、その中からご自身の車種を探すには少し苦労するかもしれません。ウェブサイトによっては車種があいうえお順で並んでおり、速やかに目的の車種を見つけられるでしょう。

相場表の結果を確認

自分が売りたい車の車種を見つけたら、買取相場表のページを開きましょう。買取相場表にはグレードや年式、走行距離などの項目が表示されていることがあります。メーカーや車種が同じでも、詳細が違うと値段が変わることがあるからです。売りたい車と近い条件の価格を参考にしましょう。

キーワード検索も便利

買取相場表を表示させるために、キーワード検索が用意されていることもあります。キーワード検索なら、自由にキーワードを入力でき、メーカー名や車種名を一つひとつ探す必要がありません。

たとえば、トヨタのプリウスを売りたい場合、「プリウス」と入力できます。検索結果に出てくるのは、「プリウス」や「プリウスPHV」、「プリウスα」などです。希望の結果を選択すると買取相場表をチェックできます。

相場表との差に注意！実際の買取相場を左右するポイント

買取相場表の結果は実際の査定額とは違います。実際の査定の際にはさまざまなポイントをチェックするからです。査定の際にはどのような項目をチェックするのでしょうか。チェックポイントが分かれば、より実際の査定額に近い金額が分かるでしょう。

買取相場を左右するポイントを具体的にご紹介します。車を売る際に自分の車をチェックしてみてください。

車種の人気度

人気度は査定額に大きな影響を与える要素です。人気の高い車は問い合わせも多く比較的早く買い手が見つかるため、買取業者も査定額を高くつける傾向にあります。です。買取ったあとにすぐ車を売却できれば、業者はすぐに利益を得られます。

査定額には車のカラーも影響します。同じ車種でもカラーによって人気度は違うからです。自分が好きなカラーだとしても、人気のカラーとは限らないでしょう。多くの方が買いたいと思う車のカラーとしてホワイト、シルバーなどが人気のカラーです。人気のカラーの車は自然と早く売れます。

年式、走行距離

年式や走行距離も車の査定額を左右するポイントです。年式が新しいと、車を使用した年月が短いことになります。一般的に、使用期間が短い分だけ故障のリスクが少ないといえるでしょう。車を買う方も年式が新しい車を好む傾向があります。走行距離も少ないほうが有利です。走っている距離が短いほうが、故障のリスクが少なくなります。

年式や走行距離を考えると、売るのはできるだけ早いほうが良いでしょう。時間が経つほど年式が古くなり、走行距離が増えるからです。査定結果が悪くなります。

特に区切りが良い数値を超えそうなときは注意してください。たとえば、新規新車登録から13年、あるいは18年を経過すると自動車重量税の金額が上がります。買い手が見つかりにくくなるでしょう。走行距離が5万kmや10万kmなどを超えそうなときも要注意です。買い手の抱く印象が悪くなり、査定にはマイナスです。

参考：『国土交通省』

参考：『Q. 7-004　車検の際に支払う重量税の金額を教えてください。 | 手続きナビ｜よくあるご質問（ＦＡＱ）｜軽自動車検査協会』

車のグレード

車種以外に車のグレードもチェックしましょう。車のグレードによって、同じ車種でも搭載している装備などが違います。装備が違うと査定が変わるでしょう。デザインを多少変えて販売するグレードもあります。かっこいいデザインやラグジュアリーなデザインなど、ノーマルとは異なるデザインです。デザインによって人気度が変わることもあります。

グレードが変わると、影響が出るのが査定額です。人気の高いグレードの車のほうが高い査定結果が出ます。

また、4WDや2WDの違いにも注目です。雪のない街中を走るだけなら2WDでも十分ですが、雪がよく積もるエリアでは4WDに人気があります。このように車を売るエリアの環境によっても人気度が変わり査定結果に影響が出るので覚えておくと良いでしょう。

エンジン、足回り

エンジンは車を売る際の大事なチェック項目です。エンジンがきちんとかかるかをチェックします。動きがスムーズかどうか、エンジン音に問題がないかも確認するポイントです。エンジンに問題があって修理が必要な場合、業者は査定額を下げるでしょう。

足回りもチェックが必要です。タイヤやホイールを確認します。タイヤはすり減っていないでしょうか。ホイールカバーが付いていない場合もあるでしょう。

冠水してタイヤやホイールが損傷していることもあります。損傷度合いによってはパーツの交換が必要です。パーツを交換すると整備費用が余計に発生します。業者はタイヤやホイールの状態を細かにチェックするでしょう。

オプション品

査定額をアップさせることがあるオプション品はとして、ナビやドライブレコーダーがあります。査定をお願いする際にぜひチェックしたいポイントです。目的地まで行く方法を示してくれるナビは便利です。付いていれば多くの方が使いたいと思うでしょう。

ドライブレコーダーも注目を集めているアイテムです。事故が起きた際に、録画したデータで状況を確認できます。あおり運転などの対策として車に搭載する方もいるでしょう。査定額アップにつながります。

ETC車載器もチェックできるオプション品です。頻繁に有料道路を使う方には必須のアイテムでしょう。

業者がオプション品をチェックする際に、純正品かどうかも確認します。純正品であれば評価が高くなるでしょう。

外装の状態

外装は車を売るために大事なポイントです。外装の状態が良いほうが、車の査定額が上がるでしょう。

注目できるのは傷や傷み、へこみなどです。車に長く乗っていると、さまざまな傷ができるでしょう。小さな傷であれば大きな問題にはなりません。適切に処置をすることで、うまく隠せることもあります。大きな傷は問題になるでしょう。目立つ傷があると多くの方は買うのをためらいます。査定額に悪い影響を与えるでしょう。

外装の傷みも問題です。塗装のはがれなどは見た目に悪い印象を与えるでしょう。業者が塗装を必要とするほど傷みがひどい場合は、査定額を下げる必要があります。

へこみも査定額ダウンの原因です。事故車のリスクもあります。故障するのではないかと心配になる方もいるでしょう。

内装の状態

外装に加えて内装も大切です。外装がよくても、内装に問題があると査定額が下がることがあります。

まずは内装の清潔感に注目しましょう。きちんと掃除してきれいな状態を保っているでしょうか。トランクルームなど、普段荷物を置いている場所もきれいな状態に保ちましょう。ダッシュボードにホコリがたまっていたらイメージが悪くなります。

車内で食事を取る習慣があると、シートを汚すこともあるでしょう。きれいにしみを取ったほうが、見た目がよくなります。

目に見える汚れや染み以外に、匂いも気をつけるべきポイントです。タバコの匂いが車内に残っていないでしょうか。ペットの匂いがシートに残っていることもあります。できる限り匂いを取り除くのが良いでしょう。

まとめ

車を売りたいときに便利に使えるのが買取相場表です。時間や手間をかけずに簡単に車の買取相場価格が分かります。しかし、自分の車の条件に合う買取価格が分かるとは限りません。より正確な買取価格を知るためには、査定依頼を出す必要があります。

簡単に車の査定を依頼したい方は、買取カービューの愛車無料一括査定サービスをご利用ください。いくつかの情報を入力するだけで、複数の業者に査定依頼を出せます。依頼を出したあとは、買取業者からの連絡を待っているだけで大丈夫です。下記からすぐに始められるので、お気軽にご利用ください。