たばこの臭いは愛車の査定額に影響する！？まだ間に合う車のオススメ消臭方法5選！

最近では禁煙ブームの影響で、純正で灰皿が設置されている車はほとんど見なくなりましたが、後付けで灰皿を設置して喫煙車にしている人はまだまだ多く見られます。喫煙できる場所がどんどん少なくなっているこのご時世、愛煙家のみなさんは自分の車でくらい自由にタバコを吸いたいですよね。しかし、タバコに限らず臭いは、車の売却時に査定額が減額されてしまう「マイナス査定」となる要因の一つです。今回は、タバコが車の査定額に与える影響と、手軽で簡単に車内の臭いを軽減するオススメ消臭方法を5つ紹介しましょう。

喫煙車は臭いのせいで減額査定になりやすい！

元々の車の買取市場価格や車の査定業者、臭いの程度によっても査定額の価格差にばらつきはありますが、一般的に喫煙車は禁煙車に比べ、約3万円～5万円の減額査定になると言われています。

中古車を購入する際、誰も臭いがついている車は欲しがらないでしょう。もちろん臭いとは、たばこだけでなくペット臭などもあり、どちらの臭いも、ついたらなかなか取れないものです。特に、近年の禁煙ブームも相まって、中古車販売店では、車のオーナーがその車を喫煙車にしていたか、禁煙車にしていたかで車の販売価格が異なる場合があります。そのため、車を買い取ってもらう際の査定額が思ったよりも高くならない場合、車内の臭いが原因だったというケースはよくあるのです。

具体的な喫煙車と禁煙車の査定額の価格差について詳しく確認する場合は、以下の関連記事をご参照ください。

関連記事：『喫煙車はマイナス査定？中古車査定時の禁煙車との価格差をチェック！』

車内の臭い以外でも車買い取りの査定額に影響する項目はありますが、臭いはやはり誰でも気にするもので、喫煙者の中には車内を禁煙にしている人が多いとも聞きます。たばこを吸う人にとっても、車内をたばこの臭いや灰、ヤニの汚れで汚くはしたくないというのが、本当のところかもしれませんね。

もちろん、普段から消臭剤を使用したり、こまめに車内清掃をしたりして清潔にしておくことが重要ですが、既に車内でたばこを吸ってしまって臭いが染みついてしまったものは仕方ありません。それなら、その車内の臭いを査定前になるべく取り除き、少しでも査定でのマイナスを減らすことが必要です。車内の臭いは、空間に残っているというよりも、内装（主に天井）やシートに染みついてしまっているものがほとんどです。そのため、車内に既に染みついているタバコの臭いを完全に消臭することは難しいですが、普段から気を付けたり、今からでも臭い取りを実行したりすることで、軽減させることができます。次は、具体的な車内の消臭方法と、車内でたばこを吸う際に普段から気を付けておくことについて紹介します。

手軽で簡単にできるオススメ消臭方法5選

ここでは、すぐに実行できる、車内の匂いをとるオススメの消臭方法を5つご紹介します。

①車内の換気

よく晴れた日に窓を全開にして半日ほど放置して車内の換気を行いましょう。その際、事前に消臭剤などを車全体にスプレーしてから換気を行うと効果的に消臭ができます。自然の風と太陽の力には消臭効果があります。お金もかからず、手軽に行えるので、まずは車内の換気を試してみましょう。

②フロアマットの洗浄

臭いがついた車内のシートを丸洗いできればいいのですが、さすがにそれは難しいもの。そのため、手軽に取り外せるフロアマットを洗ってみてはどうでしょう。フロアマットを洗う手順は、まず中性洗剤でごしごしと泡立てて、その後よくすすぎます。フロアマットをすすいだ後は、天日干し等でよく乾かすことがポイントです。マットに湿気が残っているとカビが発生し、また新たな臭いの原因となるため注意が必要です。また、フロアマットを外した状態で、フロアに掃除機をかけるとタバコの灰なども取れ、車内がよりきれいになり、査定額アップにもつながるかもしれません。

③エアコンフィルターの掃除

なかなか気づきにくいところですが、たばこの臭いはエアコン内部にもついている場合があります。エアコンフィルターの交換、またはエアコンフィルターに消臭剤をかけてみましょう。新たな臭いの原因を避けるためにも、消臭剤は無臭のものを使うことをお薦めします。フィルター交換または掃除後は、外気導入でエアコンをかけ、綺麗な空気を車内に取り込むのも重要なポイントです。その際全部の窓を開けて換気しながら行いましょう。そのため、できれば作業は晴れて心地よい風がある日が望ましいですね。

④車内の窓のヤニ汚れの掃除

車内の窓や天井等の内装も、ニコチンやタールを含んだヤニ汚れが残っていることがあります。そういった場合は、硬く絞った水で濡らした雑巾で、拭き上げるのも効果的です。特に車内窓は静電気で埃を吸着しやすくなっており、そこにたばこの臭いやタールなどのヤニ汚れが集まります。フロントウインドウ（車内側）は、特に汚れやすい箇所なので、念入りに拭きましょう。これだけすれば、臭いが目立つ車も、査定のマイナスは少し減るでしょう。ここでももちろん拭き上げたあとは、よく換気をさせ、車内を乾燥させることが重要です。

⑤窓を開けてたばこを吸う

車内にニオイが付きにくいタバコの吸い方をご存知ですか？一番簡単な方法でもあり、効果的なのは、たばこを吸う時に運転席の窓を数センチ開け、その対角方向の窓（左後方）も少し開けて、車を走らせることです。じつはこれ、効率のいい換気方法なのです。このように普段の喫煙時から臭い対策を心がけていると、車査定時に焦って車内の臭いを気にすることもなくなるでしょう。

電子タバコ（アイコス・グロー・プルームテック）の利用は査定に影響するの？

最近は、IQOS（アイコス）・glo（グロー）・Ploom TECH（プルームテック）等の電子タバコが従来の紙巻タバコに代わり、人気が高まってきています。同時に、電子タバコはニオイやヤニが少ないため、車内で喫煙するためにこの電子タバコを選択する人も多いです。では、このアイコス等の電子タバコを車内で吸っていた場合でも、その車は喫煙車として扱われることになるのでしょうか？

答えは、クルマ買取店によって、電子タバコを車内で吸っていたことに対する対応は異なるようです。電子タバコは、ヤニが出ず、従来の紙巻タバコと比較すると臭いが分かりづらいですが、それでも非喫煙者にとっては電子タバコ特有の独特なニオイが苦手な方もいます。そのため、実際にクルマを査定してもらうお店によって、電子タバコを喫煙車として扱うか、禁煙車として扱うかの判断基準が異なります。

しかし、やはり車内での喫煙に電子タバコを選択するメリットは、従来の紙巻タバコよりも圧倒的にタバコのニオイを抑えることができるということです。また、多くの場合、電子タバコのニオイは消臭剤でほとんど消すことができ、一般的な人であればほとんどそのニオイに気づくことがないと言われています。そのため、車内での喫煙は紙巻タバコから電子タバコに変えることで、クルマを売る際の査定額の減額を大きく防ぐことができます。

喫煙車でも高額査定にするコツは？

喫煙車でもマイナス査定をできるだけ抑え、高額査定にするコツは普段から車内のニオイに気を付けて愛車を扱うことです。そして、もう一つ喫煙車を高く売るコツは「一括査定サービス」を利用することです。

上記にもあったように、電子タバコを喫煙車として扱うか、禁煙車として扱うかはクルマ買取店によって異なります。同様に、査定の際に、車内の臭いを査定基準としてどれだけ重視しているかもクルマ買取店によって異なることが多いのです。

そのため、喫煙車の査定を依頼する際は、複数の買取店の査定見積もりを比較して、最も高い買取価格を提示してくれる車買取店選ぶことが重要です。

「買取カービューの愛車無料一括査定」では、車輌情報とお客様情報の入力後、車の査定・買取見積もりを依頼したい車買取店を選択し、ワンクリックでまとめて査定依頼が可能です。

一括査定サービスの利用は無料で、運営母体もYahoo! JAPANグループで車部門を担当しているカービューのため、情報の取り扱いもより安全・安心してご利用いただけます。

このように、各社の車買取金額を一斉に比較できるサービスがあることで、「喫煙車だから高く買い取ってもらうのは難しいのでは…」と感じている方でも車を一番高く買い取りしてくれる車買取店を見つけることができます。

一括査定サービスで気に入った買取業者を見つけて、あなたの愛車を最高価格で売却しましょう。