車査定はどこを見る?高く売るために知っておきたい情報も紹介!
中古車買取業者に車を売却しようとする際に、大切に乗ってきた愛車を売却するならできるだけ高値で売りたいと考える方が多いでしょう。
車の査定には一定の基準が設けられており、基準を知っているのと知らないのとでは、査定額が大きく変化する可能性もあります。愛車をより高く売却するためには、査定時のポイントを押さえ、コンディションを良好に保つことが大切です。
この記事では、買取業者が車を査定する際にチェックする項目をご紹介します。あらかじめ確認することで、査定前にやっておくべきことが把握できるでしょう。
目次
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車の買取相場を調べる車の査定はどこを見られるのか
車の査定で見られるポイントを分けてみると8つあります。査定額が決定する重要な項目を調べておけば、高額査定を引き出せるかもしれません。
少し手間を加えるだけで査定額が変わることもあるため、これから紹介するポイントを一通り確認しておきましょう。
車種やグレード
査定の際、車がどのような状態であるかの確認と同時に、車種やグレードのタイプもチェックされます。車種は需要の度合い、グレードは同じ車種でも装備や排気量などでランクが分けられるため、査定額を決める土台といっても良いでしょう。
人気のある車種やグレードが高い中古車は、需要が増え査定額も上がりやすい傾向にあります。査定額は、車の基本情報と中古車オークションの相場を見て決定されるため、車種やグレードは注意したいポイントです。
内装・外装の傷やにおい
外装や内装のコンディションは査定額を大きく左右するポイントです。ボディに大きな傷やへこみ・塗装がはげた箇所がある場合はマイナス査定につながります。大きな傷やへこんだ場所がなく、きれいな状態であると判断されれば査定額がアップするでしょう。
内装では、シートやダッシュボードなどが破損している場合はマイナス査定になります。また、シートなどのシミや室内全体ににおいが残っている場合もマイナス査定につながるでしょう。喫煙やペットを乗せていた経験があれば、におい残りがないかチェックします。
内装や外装をくまなく査定し、コンディションが良好であると判断されればプラス査定になるでしょう。プラス査定につながる要素が多ければ買取価格も上がります。
エンジン回りの状態
エンジン回りは車の走行に関わるため、査定では大切な項目です。エンジンの故障がないかを調べ、オイルやバッテリーの様子も確認しましょう。エンジンに故障が発生していたり、バッテリーが大きく劣化していたりするとマイナス査定になってしまいます。オイルやバッテリーが定期的に交換され、エンジンの動作も良好であればプラス査定になる可能性があります。
他に、エンジンから異音が聞こえないかを確かめ、オイル漏れなども確認します。バッテリー上がりにも注意しておきましょう。
修復歴
修理歴の有無も査定に影響をあたえるため、念入りに確認されます。
特に、事故などでフレームといった車の骨格部分が破損すると修復歴が付き、査定額が減額されます。
修復歴には該当しなくても、ドアやバンパーの修理・交換など、何かしらの修理を行っていた場合は「修理歴」や「交換歴」がある車と判断されるでしょう。修復歴が付かない程度に修理した車も、査定ではマイナスに捉えられることもあります。査定前にメンテナンスノートを確認し、修理や点検記録を確認しておくことをおすすめします。
純正パーツが揃っているか
純正パーツが揃っている車は、プラス査定につながるでしょう。純正パーツが揃っていなかったり、社外品のパーツでカスタマイズされていたりする場合、プラス査定は見込めません。
社外品パーツは好みが分かれるため、需要と販売のしやすさを重視する中古車査定の現場では減額される要素です。中古車購入を希望するユーザーのほとんどは純正パーツを好むため、純正パーツがきちんとそろっている車は高値が付きやすいといえるでしょう。
純正パーツが揃っている場合、買取業者側で需要が高い純正パーツに交換した後で販売することもできます。したがって、純正パーツがない車より高額査定を見込めるでしょう。
走行距離
走行距離が年式に応じた距離であるかどうかも、査定額を決める要素のひとつです。初度登録から1年経過するごとに1万kmが目安とされています。2年落ちの車であれば2万km、4年落ちの車であれば4万kmとなり、この程度の走行距離ならば大きな減額はありません。この基準を大きく超えている場合は過走行車となり、査定時に大きく減額されるでしょう。
年式に応じた走行距離であっても、5万kmや10万kmを超えている場合は注意が必要です。5万kmや10万kmを超えると大きく減額されるため、まもなく到達すると予想される車は早めに売却するほうが良いでしょう。
年式に応じた走行距離であっても、5万kmや10万kmを超えている場合は注意が必要です。5万kmや10万kmを超えると大きく減額されるため、まもなく到達すると予想される車は早めに売却するほうが良いでしょう。
何年落ちか
車が古くなると故障リスクが高くなったり、売れにくかったりするために査定額が低くなります。中古車は年式が古くなればなるほど価格が下がると覚えておきましょう。初度登録から13年以上経過した車は自動車税の重課対象になるため、さらに売れにくくなります。このような車は買取業者にとって在庫リスクになるため、大きく減額されるでしょう。
何年落ちの車かによって査定額が大きく変わるため、高額査定を狙うためには年式が古くならないうちに査定に出すことが大切です。
ワンオーナーであるか
ワンオーナー車は、新車購入をした方1人のみが所有者であり、複数人に所有されていない車のことです。ワンオーナー車は状態が良く、定期的なメンテナンスや点検が適切に行われているケースが多いと判断されるため、需要が高く買取額アップも期待できます。
愛車を購入してから自分以外の手に渡っていないのであれば、ワンオーナー車だということを売却時にアピールすると良いでしょう。
車を査定に出す前にやっておきたいこと
愛車をより高く売却するためには、査定に出す前に行っておきたいことがあります。これから紹介することを行うのと行わないのとでは査定額が変わる可能性が高いため、あらかじめ確認しておきましょう。比較的短時間で行えることもあるので、一通り覚えておくことをおすすめします。
車の清掃
車がきれいになっていると、買取業者も大切に使われていた車であると判断してくれるでしょう。そのような車は印象が良く、プラス査定を引き出せるかもしれません。査定に出す前には、洗車や車内の清掃を念入りに行いましょう。洗車後はワックスをかけておくことをおすすめします。
車内を清掃する際には、掃除機をかけるなどしてゴミやホコリをしっかり除去しましょう。シートやステアリング・ダッシュボードの汚れを落としておくことも大切です。車内のにおいが気になる場合は消臭剤を利用するのも良いかもしれません。外装・内装ともにきれいにしておき、業者からの印象を良くすることが大切です。
トランク内の整理
車に積んである荷物は少ない方が査定を行いやすいため、トランク内の荷物を整理してから査定に出しましょう。売却に必要な書類を紛失することを防ぐためにも、荷物を整理することは大切です。
トランクルームの下にスペアタイヤが収納されている車種の場合、整理すると同時にスペアタイヤがきちんと収納されているかを確認しましょう。荷物を少なくしておくことは、査定にかかる時間を短縮することにもつながります。
アフターパーツの交換
アフターパーツで車をカスタマイズしている場合、交換しているパーツが人気パーツでない限り減額対象になるでしょう。純正パーツを保管している場合は、アフターパーツを交換してから査定に出すことをおすすめします。
アフターパーツの交換はプラス査定を受けるためには重要なポイントです。可能な限り交換してから査定に出すと、高値が付きやすいでしょう。アフターパーツのみで純正パーツがない場合は、取り外さずに査定に出します。必要なパーツを外してしまうと、さらに減額される可能性があるので注意が必要です。
必要書類の準備
車を売却するためにはいくつかの書類が必要です。査定に出す際には、最低でも「車検証」と「自動車損害賠償責任保険証」が必要なので、あらかじめチェックしておきましょう。査定後に売却する場合には、追加で以下の書類が必要です。
・自動車税納税証明書
・印鑑登録証明書
・実印
・リサイクル券
軽自動車の場合は印鑑登録証明書と実印は必須ではなく、実印の代わりに認印でも構いません。上記の書類は最低限必要なもので、状況によっては以下の書類が追加で必要です。
・住民票(車検証の住所から1回転居している場合)
・戸籍の附票(車検証の住所から2回以上転居している場合)
・戸籍証明書(姓や名を変更している場合)
・所有権解除書類(ローン会社が所有者になっている場合)
買取業者への質問を整理
車の査定に関連して買取業者に質問したいことがある時は、質問内容をあらかじめ整理しておくと良いでしょう。質問内容を整理しておけば効率的に質問でき、質問するのを忘れることを防げます。査定をスムーズに進めるためにも役立つでしょう。
車の状態や査定で気になるポイントがある時は、積極的に査定士に質問することをおすすめします。マイナス査定になった理由が分からない場合も、納得できるまで理由を尋ねることが大切です。
愛車の状態以外に値段が上がる要因
車の状態は査定額を大きく左右する要素ですが、他にも査定額に影響するポイントがいくつか存在します。査定額は車の需要によって決まるため、需要を決める要素についても理解しておくことが大切です。ここでは需要を決める要素を4つ紹介します。いずれの要素も査定額を左右する重要なものなので、あらかじめチェックしておきましょう。
地域需要
地域によって需要が高い車種は異なります。ファミリー層が多い地域ではミニバンの人気が高く、高級住宅地ではクーペやセダンの人気が高まるでしょう。豪雪地帯であれば、他の地域に比べて4WD車やSUVの人気が高くなります。地域ごとの需要を考慮し、売却する買取業者を選ぶことが大切です。
自分が住んでいる地域で需要が高い車種であれば、地域密着型の買取業者に売却するのが良いでしょう。他の地域で需要が高い車種の場合は、全国に販売網を展開している大手買取業者がおすすめです。
コレクター需要
旧車などの貴重な車は、コレクターからの需要が高くなります。コレクター需要が高い車は高値で売れる可能性があるため、高額査定を付けてくれる買取業者もあるでしょう。
一部のコレクターから人気が高い車を売却する時は、コレクター需要に詳しい買取業者を選ぶことが大切です。旧車であれば旧車に強い買取店を、高級車であれば高級車専門店を選ぶのがおすすめです。他にもカスタムカー専門店などもあるため、車種に応じて適切な買取業者を選びましょう。
流行による需要
人気ドラマや映画・漫画・アニメなどに登場した車種の人気が高まることがあります。このようなきっかけで特定の車種の需要が高まることがあるため、より高く愛車を売却したい場合は見逃せません。
流行によって売却したい車の需要が一時的に高まった場合は、そのタイミングで売ることをおすすめします。普段より高く売却できる可能性が高いため、積極的に査定に出しましょう。
海外需要
日本国内で需要がない車でも、海外で需要が高い車はあります。そのような車を売却する場合は、海外に販路をもっている買取業者がおすすめです。
海外には日本車の人気が高い地域があるため、古い日本車を売却したい場合は輸出に力を入れている業者を探すのも良いでしょう。日本国内ではほとんど売れないような車種に高値が付くこともあるため、一度チェックしてみることをおすすめします。
査定額に差が出る理由
同じ車種・グレードで年式や走行距離が近い車でも、査定額に差が生まれる場合があります。査定は査定士の裁量によって査定額が決まることが多く、買取業者側が求めている車がそれぞれの買取店で異なるからです。
高値で売却するためには、金額差の理由を理解し適切な場所で売る必要があります。
査定士によって違いがあるため
査定士は専門的な車の知識を持っていますが、これまでの査定経験や培った技術・知識は査定士によってさまざまです。
そのうえで査定士が精査し金額を見積もりを行うため、中古車市場や需要なども考えて査定額を決めているものの、金額には多少の差が出てしまいます。
買取店によってニーズが違うため
中古車買取店はたくさんありますが、それぞれが異なる販売ルートを持ち、在庫もさまざまです。中古車買取店が所有している販売ルートから、在庫を確保したい車種は変わってきます。
中古車買取店ごとに得意分野を持ち、高値で買い取り可能な車種があるため、ニーズに合う車を売却すれば、より高値の査定を見込める可能性があります。
買取業者選びの決め手
愛車を売却する時は、信頼できる買取業者を選びたいと思うかもしれません。最後に買取業者を選ぶ際の決め手になるポイントを見ておきましょう。どのような業者を選べば良いのか分からないという方は、ぜひ参考にすることをおすすめします。
車を適切に評価してくれるか
査定を適切に行うかどうかは重要なポイントです。一般社団法人日本自動車査定協会が査定基準を定めているため、基準にしたがって査定を行ってくれる業者を選ぶことが大切です。
減額された理由が明示されない場合は詳しく質問しましょう。質問した際に納得できる理由を提示してくれるかどうかも判断する時に役立つポイントです。愛車を納得して売却するためにも、適切に査定を行う業者に依頼することをおすすめします。
参考:『中古自動車査定基準|一般財団法人 日本自動車査定協会』
期間や流れがスムーズか
査定にかかる時間や契約までの流れがスムーズかどうかも業者選びにおける重要なポイントです。中古車買取にかかる一般的な時間は以下の通りなので、あらかじめ確認しておきましょう。
・査定の依頼から査定まで: 数日~1週間
・査定にかかる時間: 30分~1時間
・査定完了から契約まで: 即日~3日
・契約から入金まで: 数日~10日
買取業者の混雑状況によって多少前後するものの、極端に長かったり短かったりする場合は注意が必要です。前述した一般的な期間で、査定から買取までをスムーズに行ってくれる業者を選びましょう。
実績があるか
買取業者の実績も判断する際に役立つポイントです。業者の規模に応じた実績があるかを確認し、同時にクチコミもチェックしておきましょう。実績やクチコミで確認できるレビューに大きな問題がなければ、安心して査定を依頼できます。
査定を依頼したい業者が本当に信頼できるのかを確認するためにも、実績やクチコミのチェックを忘れないようにしましょう。より安心して査定を依頼したい人は、実績がある業者のなかからJPUCに加盟しているところをピックアップするのがおすすめです。
希望の場所で査定できるか
多くの買取業者では「持ち込み査定」と「出張査定」の2つを行っています。持ち込み査定は実車を買取業者の店舗に持ち込んで行うもので、出張査定は査定士が車の保管場所に出向いて行うものです。
自身の状況に合わせて、どちらを利用するか選びましょう。査定を円滑に進めるためにも、希望の場所で査定できるかどうかを確認しておくのがおすすめです。特に出張査定を利用したい時は、出張査定を行っているかと同時に保管場所が出張エリア内かどうかを併せてチェックする必要があります。
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carview!車買取では買取相場を確認できるサービスも提供しており、相場を確認しながら査定依頼ができるので、適正価格の判断が付きやすい点がメリットです。carview!車買取を利用することで、高値で売却できる買取業者が見つかるでしょう。
まとめ
この記事では、買取業者が車を査定する際に見るところを詳しく紹介しました。車のコンディションや細かいパーツの状況など、さまざまな項目のチェックがあることを理解できたのではないでしょうか。
愛車を高く売るためには、車のコンディションを良好に保つと同時に適切に査定してくれる買取業者を選ぶ必要があります。買取業者をどのように選べば良いのか分からない方や、一括査定サービスを利用したい方はぜひcarview!車買取をご利用ください。
#車査定
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ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 見積り数
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- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ