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車の買取で重要な走行距離とは? 査定額に影響を与える理由も解説

車の買取で重要な走行距離とは? 査定額に影響を与える理由も解説

写真:elutas/イメージマート

走行距離は車の売買において、重要視されるポイントのひとつです。走行距離が少ないほど需要が高いため、買取価格も高くなります。しかし、車の買取価格にどの程度の影響を与えるのか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、走行距離とは何か、査定額に影響を与える理由や査定額を上げる方法などを解説します。車の売却を考えている方はぜひ参考にしてください。

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車の買取で重要な走行距離とは?

車の買取で重要な走行距離とは?

走行距離は車の売買において、年式と同様に価格を大きく左右する項目です。しかし、車の走行距離を確認するメーターは2種類あるため、違いが分からない方もいるでしょう。ここでは、車の走行距離を確認できる「オドメーター」と「トリップメーター」について解説します。

積算の走行距離を計測する「オドメーター」

オドメーターは積算距離計とも呼ばれ、車が製造されてから現在までの総走行距離を表すメーターです。整備実施の目安や車の状態を知る判断材料に使われます。走行距離は主にデジタル式とアナログ式があり、どちらもkmでの表示です。

オドメーターは製造時の工場内での移動や走行試験、輸送時の移動も計測されるため、新車の納車時点で数十kmほどになります。オドメーターの機能上リセットはできませんが、さまざまな手口による改ざん行為が多発しており、対策が進められています。

一定区間の走行距離を計測する「トリップメーター」

トリップメーターは、車の区間走行距離を表す積算計です。トリップメーターの近くにある所定のボタンを長押しすると走行距離がリセットされ、新たに計測し直すことが可能です。

燃料を満タンにした状態でリセットすれば、次の給油で入れたガソリン量で燃費を計算できます。他にも、オイル交換から次のオイル交換までの走行距離を測って定期メンテナンスの目安にしたり、ランニングコースの距離を計測したりするのにも役立つでしょう。

車の買取では走行距離と年式が査定額に与える影響が大きい

車の買取では走行距離と年式が査定額に与える影響が大きい

車の買取査定に影響するのは、走行距離だけではなく年式とのバランスが重要です。走行距離が少なくても低年式である場合、もしくは高年式でも走行距離が多い場合は、査定額が低くなります。年式に見合った走行距離であることが大切です。

ここでは、標準的な走行距離とパーツの寿命を用い、走行距離と年式がどのように査定額に影響するのかを解説します。

走行距離はあとどのくらい使用できるか目安になる

車の走行距離は、1年あたり1万kmが標準です。総走行距離が10万kmになる10年目が買い替えタイミングの目安といわれています。これは、走行に関わる各種部品が寿命を迎えることが主な理由です。

例えば、エンジンまわりの10万kmを目安に交換が推奨されている部品には、タイミングベルトやウォーターポンプ、オルタネーターが挙げられます。この他にも、足回りのベアリングを異物から保護するブッシュなど、車の各所に使用されているゴム製部品も10万kmが寿命といわれています。

走行距離が10万kmを超えても乗り続けることは可能

車の寿命は走行距離10万kmが目安といわれていますが、適切にメンテナンスを実施すれば10万kmを超えても乗り続けられます。10万kmを超過し日本で需要のなくなった車は、アジア諸国に輸出され20万km~30万km使用されることも少なくありません。

また、国内でも使用期間が長期化してきており、自動車検査登録情報協会が公表した2023年3月時点の乗用車の平均使用年数は約13年でした。愛車に長く乗り続けたい方は、適切なタイミングでしっかりメンテナンスしましょう。

不自然に走行距離が少ない場合は故障リスクが高まる

走行距離が少なければ良い車というわけではありません。低年式にもかかわらず走行距離が短かすぎる車は、長期間放置されていた恐れがあります。放置期間が長い車は劣化が進んでいたり、メンテナンスがされていなかったりする傾向があることから、評価が下がるため注意が必要です。

高年式かつ走行距離が少ない車ほど高値が付きやすい

走行距離は車の買取の重要なポイントですが、査定では走行距離だけではなく年式もチェックされます。高年式かつ走行距離が少ない車ほど高値が付きやすいでしょう。

高年式の車両でも、走行距離が多いと査定額は下がります。高年式かつ低走行距離の車ほど高値が付きやすいことから、買い替えを検討している方は早めに査定へ出すようにしましょう。

車の買取査定における走行距離の目安

車の買取査定における走行距離の目安

車買取における走行距離は、少しの差でも節目となる数値を超えるかどうかが評価に影響を与えることがあります。そのため、売却を検討している方は節目を超えないよう意識するのがおすすめです。これは、中古車販売サイトの検索機能で除外されるかどうかに関わるポイントでもあります。

ここからは、買取金額に大きく影響を与える走行距離の数値を見ていきましょう。

走行距離3万km

走行距離が3万kmでの売却は、高いリセールバリューに期待できます。短期間での売却は損をしてしまうと感じる方もいるでしょう。しかし、走行距離が少ない高年式車は中古車市場で人気です。需要が高い車ほどすぐに売れる見込みがあり、高値で売れる可能性があります。

また、初回車検が切れる前に手放すことで車検代がかかりません。メーカー保証が切れるタイミングでもあるため、不具合による不測の出費を避けることにもつながります。

走行距離5万km

走行距離が5万kmでの売却は、まだ十分にリセールバリューが見込まれる傾向です。寿命の折り返し地点と考える方もいますが、まだ長く使える車が手頃な価格で手に入ると考える方もいます。

5万kmを超えるかどうかで数十万円の差がつくことも珍しくないため、売却する場合は早めにてばなすのがおすすめです。

走行距離10万km

走行距離が10万kmでの売却は、ゼロに等しいほどの市場価値となります。さまざまなパーツが劣化・消耗している可能性が高いことから、修理費用がかかる可能性があるのが要因です。また、車の状態によっては、買取してもらえないこともあるでしょう。

人気の車種や希少性が高い車であれば、走行距離10万km超えでも高値が付く可能性はあります。愛車にどの程度の価値があるか知りたい方は、一度査定してもらいましょう。

走行距離が多い車も安心して査定を任せられる買取業者の特徴

走行距離が多い車も安心して査定を任せられる買取業者の特徴

走行距離が多い車を一般的な買取業者に査定に出すと、大幅に減額されたり値が付かなかったりするケースがあります。売却したい車に適した買取業者を選べば、より高く売却できるでしょう。ここでは、走行距離によるマイナス査定が不安な方におすすめの買取業者を紹介します。

海外に販売ルートがある業者

日本国内では需要が低い車でも、海外市場では人気のある車も存在します。メーカーの信頼が高く品質も良い日本車は海外でも人気があるため、国内で需要があるか不安な車の場合は、海外に販売ルートがある買取業者を検討しましょう。

海外流通を重視している買取業者であれば、過走行車も高値で買取してくれる可能性があります。

専門性のある業者

希少性がある車種や旧車などのコレクター需要が高い車は、専門性のある買取業者に売却するとより高く買取してもらえます。旧車であれば旧車専門買取業者、パーツに価値がある車はパーツ買取に力を入れている買取業者がおすすめです。

他にも、高級車専門の買取業者や商用車に強い買取業者も存在します。愛車を売却する際は、車の状態や車種に応じて適切な買取業者を選びましょう。

廃車を買取してくれる業者

事故や故障で動かなくなった車や古過ぎる車は、一般的な中古車買取業者の査定で価格が付かないことも少なくありません。廃車にするしかないと思われがちですが、車として価値がない状態でも廃車買取業者に売却すればパーツやスクラップとして買取してもらえるでしょう。

廃車買取業者であれば多くの場合、少額でも価格を付けてくれます。廃車にするには費用がかかるため、コストをかけずに処分する手段としても廃車買取業者への売却がおすすめです。

走行距離が多い車の買取査定額を上げる方法は?

走行距離が多い車の買取査定額を上げる方法は?

長年大切に乗り続けてきた車や通勤に使う車を売却する場合、高額査定は難しいと考える方もいるでしょう。しかし、走行距離が多い車にも、査定額を上げる方法はあります。査定額を上げるためのポイントを把握していれば、高値での売却も可能です。

ここでは、走行距離が多い車の買取査定額を上げる方法を紹介します。

点検整備記録簿をそろえておく

多走行車や過走行車を売却する場合は、事前に点検整備記録簿を用意しておきましょう。これは、車の法定点検の時期や整備記録が記された書類です。点検整備記録簿があれば過去のメンテナンス履歴が確認できるため、日頃から大切に扱っている証明にもなります。

点検整備記録簿は、車の保証書と取扱説明書をセットにすることで評価アップにつながる一方で、用意できなかった場合は減点対象となることがあります。

車の外装や内装をきれいに保つ

清潔感も重要なポイントのひとつです。内装や外装がきれいな車は需要が高く、売却の際にも良い印象を与えます。内装をきれいに保つには、小まめな掃除や定期的なクリーニングが大切です。

また、食品やペット・灯油の臭いが残っているとマイナス査定につながるため、普段から臭いが付かないよう注意しなければなりません。

外装は、定期的に洗車すればきれいに保てます。なるべく屋内に駐車することを心がけ、屋外に駐車する際にはカバーをかけて雨や紫外線による劣化を防ぎましょう。

純正パーツの保管

車の買取では、純正に近いほど高く評価される傾向があります。そのため、車をカスタマイズするときは取り外した純正パーツを保管しておくことがおすすめです。買取査定に出す際は、カスタムパーツを取り外して純正パーツに戻すか、純正パーツがあることをアピールすると良いでしょう。

他にも、購入時に追加したメーカーの純正オプションもプラス査定になるケースがあります。純正オプションを搭載している場合は、積極的にアピールするのがおすすめです。

車検切れの前に余裕を持って売る

少しでも高く売却したいのであれば、車検が残っている状態で査定に出すことがおすすめです。車検が残った状態で売却すると、次にその車を購入する方は購入時に車検代を支払う必要がなくなります。買い手が付きやすいという販売店のメリットにもなるため、査定額にも期待できるでしょう。

一方、車検切れが近い場合は注意が必要です。車検が残っていると査定で加点されますが、車検費用ほどの金額はプラスされません。車検までの期間が短いことによる査定額の減額と車検費用を比較し、どちらが得になるか判断する必要があるでしょう。

複数社の買取価格を比較する

走行距離の多い車をできるだけ高額で売却したいのであれば、複数の買取業者に査定を依頼し、売却額を比較しましょう。1社のみに査定依頼しても、妥当な金額なのか判断ができません。複数社の査定額を比較して、大きな差がなければ判断しやすくなるでしょう。

最終的に最も高い査定額を提示した業者を選ぶと、最高額で売却できます。査定を依頼する手間はかかりますが、最低でも2社~3社から見積もりを取るのがおすすめです。

一括査定サービスを活用する

1社ずつ査定を依頼すると時間や手間がかかります。複数の見積もりを効率的にそろえるのであれば、一括査定サービスがおすすめです。このサービスは、一度の情報入力で複数買取業者の見積もりを集められるため、効率的に愛車に合った買取店が探せます。

また、3社以上の見積もりを簡単に比較できることもメリットです。愛車の価値を高く評価する業者を手間なく探したいという方は、一括査定サービスを利用しましょう。

カービュー車買取なら走行距離の多い車も高価買取を目指せる

カービュー車買取なら走行距離の多い車も高価買取を目指せる

中古車の一括査定サービスは、提携社数と査定申し込み可能数に注目して選びましょう。提携している査定会社の数が多いと、高く売れる可能性も高まります。査定依頼数が3社以上あると査定額を比較できるため、高価買取が実現しやすくなるでしょう。

ここでは、カービュー車買取の中古車一括査定サービスの特徴を紹介します。

300社を超えるさまざまな買取業者と提携

カービュー車買取は、JPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)の加盟店を含めた300社以上の査定会社と提携しています。大手買取店をはじめ専門店、車の販売店まで網羅しており、査定実績も豊富です。現在までに500万人もの買取実績があります。

また、買取業者には買取で「得意な車種」「欲しい車種」がある点も覚えておきましょう。査定会社数が多いと、より愛車を高く評価してくれる買取店も探しやすくなります。多走行車・過走行車の場合は、できるだけ多くの見積もりを取ると良いでしょう。

最大10社の比較で高価買取が可能な業者を見つけられる

車の査定額は、買取店ごとに再販ルートが異なるため差が出ます。少しでも高く売りたい場合は、査定額を比較してから売却先を決めましょう。カービュー車買取では、300社以上の査定会社の中から最大10社の見積もりを一度に比較できます。

また、その中から実際に査定を受ける会社も選択できるため、愛車を最高額で買取してもらえる買取店も簡単に見つけられるでしょう。

まとめ

まとめ

車の走行距離は、買取時の査定額を左右するポイントのひとつです。走行距離が少なくても高年式の場合、低年式でも走行距離が多い場合はパーツの劣化が考えられることから、査定額は下がります。

走行距離の多い車を高く売りたいのであれば、複数社の査定額を比較して最高額の業者を選ぶのがおすすめです。カービュー車買取の中古車一括査定サービスは、複数の業者に査定を依頼する手間が省けます。走行距離の多い車も納得のいく価格で売却できるため、ぜひご利用ください。

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  • 査定を実施
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中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声

買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。

  • トヨタ プリウス
    実際の査定金額
    70.0万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    3.5
    ユーザーコメント

    オートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。

  • ホンダ フィット
    実際の査定金額
    63.9万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。

  • 日産 セレナ
    実際の査定金額
    75.0万円
    見積り数
    8社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    はじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。

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※1 2019年4月時点 当社調べ