【ホンダ】ステップワゴンの査定相場とは？車を高く売るためのコツを紹介

「ステップワゴンの査定額がどのくらいか知りたい」「ステップワゴンを少しでも高い値段で売りたい」そうお考えではないでしょうか。
ステップワゴンは車内が広く、使い勝手がよいことから人気があり、高く売りやすい車のひとつです。しかし、どのくらいの査定額になるのか把握していなければ、予想外に安く買いたたかれてしまう可能性もあるでしょう。
そこでこの記事では、ステップワゴンの査定相場はどのくらいか、年式や走行距離などの観点から詳しくご紹介します。ステップワゴンの適正価格の目安や、高値で売却するためのコツがわかれば納得して買取に出せるでしょう。

車を売る前に知っておきたい！ステップワゴンの査定相場

ステップワゴンを少しでも高く売るために知っておくべきなのは、査定相場です。ステップワゴンはファミリー向けとして人気が高い車であり、中古車市場でも値下がりしにくいのが特徴といえます。比較的長く乗っている方が多いため、使用年数が短ければ、平均より高値で売れることもあるでしょう。

平均査定額：41.2万円

ステップワゴンの平均査定額は41.2万円です。次の車を購入する資金としても、満足できる価格帯でしょう。

ステップワゴンは2015年にフルモデルチェンジを行い、テールドアを上下左右どちらにも開けることができる「わくわくゲート」を搭載したことでも話題になりました。さらに2017年にはマイナーチェンジをして、「SPORT HYBRID i-MMD」を採用したハイブリッドモデルも登場しています。

広々とした車内で使いやすく人気の高い車のため、比較的高値で売却できるでしょう。ただし、これはあくまで平均相場なので年式や状態によって差が出る点には注意が必要です。

平均使用年数：12年

中古車市場におけるステップワゴンの平均使用年数は12年となっています。他の車と比べると、長めの年数になることが多いようです。ステップワゴンはファミリー向けの車として人気が高く、子どもが家を出るまで乗り続けるなど長期にわたって使いやすいことが要因として考えられます。

多くの人に愛され続けているロングセラー車種ですが、モデルチェンジを繰り返して進化を続けているのも魅力です。特に2015年のフルモデルチェンジ以降、または2017年以降で「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載したモデルはより高い金額で売却できるでしょう。

平均走行距離：100,001km〜110,000km

買取市場におけるステップワゴンの平均走行距離は、100,001km〜110,000kmです。これは、大台といわれる10万kmを目安に売却する人が多いからだと考えられます。10万kmを超えると、査定額が伸び悩む傾向にあるので注意しましょう。

走行距離は中古車の価値を大きく左右する要素であり、査定額にも大きな影響を与えるものです。また、累計だけではなく1年あたりの走行距離もマイナス要因になることがあります。年間走行距離が1万km以上ある場合には査定額に悪影響をおよぼす恐れがあるでしょう。

グレード別！ステップワゴンの買取価格相場表

ステップワゴンは、グレードごとに買取価格相場が大きく異なります。また、2015年にフルモデルチェンジをしているため、その前後のモデルでは買取価格がかなり変わるのが特徴です。

ここでは、2015年4月～2017年9月までに販売されたモデルの買取価格相場をご紹介します。走行距離やグレード、2WDか4WDかによって、査定額に差が出る点にも留意しましょう。なお、記載している価格は、すべて2020年2月14日時点での情報です。

B（2WD） 2015年04月〜2017年09月

ステップワゴンのBグレードは、いわゆるベースグレードです。最低限必要な機能が搭載されたものと考えましょう。このモデルでは、利便性の高い「わくわくゲート」などは装備されていませんが、ステップワゴンならではの使い勝手のよさは十分に体感できるでしょう。

Bグレードの買取相場は、走行距離5万kmで約114万円、10万kmで約91万円です。2WDの場合は4WDの場合と比べると、買取価格がやや下がる傾向にあります。

車の状態によっても買取価格が変わりますので、上記で紹介した価格はあくまで参考程度に考えましょう。

B（4WD） 2015年04月～2017年09月

Bグレードの4WDモデルの場合、買取相場は走行距離5万kmで約131万円、10万kmで約118万円です。2WDの場合と比べると、買取価格がやや高くなります。走行距離10kmであっても、100万円を超える高額買取が見込めるのは魅力です。

積雪が多い地方など、4WDの需要が高いエリアでの買取であればより高値での買取が期待できます。車の状態によっても買取価格が変わりますので、上記で紹介した価格はあくまで参考程度に考えましょう。

G（2WD） 2015年04月～2017年09月

ステップワゴンのGグレードは、Bグレードよりも安全装備を充実させたモデルです。横にも縦にも開くテールゲート「わくわくゲート」も搭載しています。Gグレードの買取相場は、走行距離5万kmで約138万円、10万kmで約111万円です。2WDの場合は4WDの場合と比べると、買取価格がやや下がる傾向にあります。

車の状態によっても買取価格が変わるため、上記で紹介した価格はあくまで参考程度に考えましょう。

G（4WD） 2015年04月～2017年09月

Gグレードの4WDの買取相場は、走行距離5万kmで約140万円、10万kmで約126万円です。2WDの場合と比べると買取価格がやや高くなります。積雪が多い地方などでは、特に4WDの需要が高いため、より高値での買取が期待できるでしょう。メーカーオプションを追加していれば、より評価が高くなります。

車の状態によっても買取価格が変わりますので、上記で紹介した価格はあくまで参考程度に考えましょう。

家族に人気！ステップワゴンってどんな車？

ステップワゴンは荷物が積みやすく、大人数でも乗りやすいことから、ファミリー層に人気が高い車です。サンルーフなども搭載でき、ドレスアップモデルがあることも大きな特徴といえます。ここからは、ステップワゴンとは実際どのような車なのか、改めて詳しく見ていきましょう。

ホンダが誇る人気のミニバン

ホンダのステップワゴンは、1996年にシビックをベースに発売された車です。前輪駆動特有の構造上、床が低く車の中が広々とした空間だったことから子どもの多い家族でも使いやすいデザインとなっていました。

それに加え、ミニバンとしては低価格だったため、発売当初から高い人気を誇った車です。過去4回のフルモデルチェンジを経て、2015年のフルモデルチェンジで5代目となりました。このモデルチェンジで、「わくわくゲート」と「マジックシート」が搭載され、ファミリー層にとってはより便利な車として評判です。

ドレスアップモデルがあるのも特徴

ホンダのステップワゴンは、標準モデルに加えてドレスアップモデルがあることも魅力でしょう。ドレスアップモデルとは、インテリアパーツやカラーを標準のものから変更したモデルのことです。車内インテリアの細部までこだわったカラーリングで仕上げた「ブラックスタイル」や、本革シートなどもオプションで選択できます。

現行モデルのボディカラーは、プラチナホワイト・パール、スーパープラチナ・メタリック、モダンスティール・メタリック、クリスタルブラック・パール、プレミアムディープロッソ・パール、ブルーホライゾン・メタリックの6色です。

シェア率も高く高額査定が期待できる

ホンダのステップワゴンは乗用車全体でもシェア率が高く、中古車市場でも高い需要があります。特に5代目である2015年以降のモデルは人気が高く、コンディションや走行距離によっては、かなりの高額査定が期待できるでしょう。

ただし、2020年にはフルモデルチェンジされるという噂もあります。フルモデルチェンジ後は、それまでのモデルの査定額が全体的に下がるため、ステップワゴンの売却を検討しているなら、フルモデルチェンジ前に売るのがおすすめです。

暗めのボディカラーが人気

ホンダのステップワゴンは暗めのボディカラーの人気が高い傾向にあります。特にシックな色合いの黒や紫ならば、査定額にも好評価を与えるでしょう。定番カラーの白も安定した需要があります。

機能面や年式が同等であっても人気色のほうが高額査定を期待でき、逆に人気のない色の査定額は下がる傾向にあるでしょう。一方で、買取業者が抱える顧客層によっても需要高いカラーは変わります。複数の業者に見積もりを依頼して、なるべく高値を提示してくれるところを探しましょう。

サンルーフは査定額アップが期待できる

サンルーフを装備しているステップワゴンは、より高値で売却できる可能性があります。サンルーフは査定時にプラス査定される要素のひとつです。場合によっては、プラス10万円ほどの査定アップも期待できるでしょう。

サンルーフの他にも、ステップワゴン純正のオプションを搭載している場合は、査定額がアップする可能性もあります。もし、一時的に純正オプションを外しているようならば、査定にアピールしてみましょう。

査定額アップ！車を高く売るためのコツ

中古車市場でも人気のステップワゴンはそのままでも高額買取が期待できますが、より高く売りたいならおさえておくべきポイントがあります。ちょっとしたことに見えても、査定時に与える影響は決して小さくありません。ここでは、ステップワゴンの査定額をアップさせるために知っておきたいコツについてお伝えします。

車を売ると決めたら即行動！

車の売却を検討したのであれば、できるだけ早めに行動するようにしましょう。なぜなら、走行距離や使用年数が少ないほど高く売れる傾向にあるからです。

また、フルモデルチェンジがされるとそれ以前の車の買取査定額は下がりやすくなります。ステップワゴンは2015年に5代目へのフルモデルチェンジがされていますが、今後いつフルモデルチェンジがされてもおかしくありません。ステップワゴンの売却を検討している場合には、早めの行動をおすすめします。

査定前には清掃を

車を高く売るためのポイントは、査定前に清掃をしっかりすることです。清掃してきれいな状態にある車は、査定する側に大切に使っていたことをアピールでき、高値での売却を狙いやすくなります。車があまりに汚れていると、何か不具合があるのかと思い、査定する側の評価が厳しくなりがちです。

ファミリー向けのステップワゴンには、子どもを乗せることも多く、インテリアの細かいキズなどがつきやすくなります。大きなキズや汚れに気をつけながら、日ごろから丁寧に扱いましょう。

多少の傷なら修理はせずに査定

車の高価買取を狙う場合、多少の傷であれば、修理をせずに査定に出すほうがよいでしょう。少々の傷であれば、査定額への影響はそれほど大きくないからです。逆に、高額な修理代金を上回るほどの査定アップは期待できないでしょう。また、自分で補修をすると、かえって悪目立ちしてしまい、減点対象になることもあります。

多少の傷であれば修理にお金をかけずにあえてそのまま査定に出したほうが、結果として得をすることが多いでしょう。

純正パーツやオプションはしっかりアピール

純正パーツやオプションをつけている場合は、査定時にしっかりとアピールしましょう。メーカーオプションやディーラーオプションは後からつけられないため、プラス査定につながる要素のひとつです。特にサンルーフは人気のオプションのため、査定額アップが期待できます。

純正ではないパーツの場合は査定額によい影響を与えることもありますが、つけたパーツや状態によって変わるため一概には言えません。純正パーツを取り替えた場合でも、処分せず残しておきましょう。

より高く売りたいなら一括査定がおすすめ！

ステップワゴンをより高く売りたい場合は、一括査定を利用することがおすすめです。買取業者にはそれぞれ得意なメーカーや車種などに違いがあり、どの買取業者で高く売れるのか一概にはいえません。

また、複数業者にまとめて査定を依頼することで競争原理が働くため、より高額査定を引き出しやすいでしょう。一括査定は無料で依頼でき、面倒な書類の準備も不要のため、時間と労力をかけずに査定を行えます。

まとめ

ここでは、ホンダのステップワゴンの買取相場を年式・走行距離・グレードごとに紹介しました。ステップワゴンはファミリー層を中心に人気が高い車のため、比較的高値での買取が期待できます。高く売るためのコツをおさえながら、フルモデルチェンジの時期にも注意して早めに行動しましょう。

これから車の査定を検討しているのであれば、ぜひcarview!中古車一括査定サービスをご利用ください。簡単な操作で手軽に査定を依頼でき、愛車を高く買い取ってくれる信頼できる業者がすぐに見つかります。