ローン支払い途中の車だけど、今売るべき？損をしない売却方法！

「欲しいクルマがあるのだけれど、今乗っている車はまだ支払いが残っている」、「経済的な理由でカーローンの支払いができなくなってしまった」、「ローン支払い途中なのに事故を起こしてしまった」等、ローン中の車を売却したいと思う理由はそれぞれです。ここでは、ローン中に車を売却する場合を3つのケースに分けて説明するとともに、ローンの残債がある車を最もお得に売却するためのポイントをご紹介します。

そもそもローン支払い途中の車は売却できる？

結論から言いますと、ローンが残っている車でも売却は可能です。下取りに入れることもできます。しかし、ローンの支払い途中の車を売る際に注意しなければならないのは、車の所有者が誰であるかということです。車の所有者は、車検証に記載されている「所有者の氏名または名称」の欄を確認することができます。まずは、そこをチェックしてみましょう。

この車検証の所有者欄に記載された名義が本人以外（クレジット会社やディーラー名義）の場合、勝手に車を売却することが出来ません。車を売却するには、所有者に所有権を解除してもらう必要があるのです。そして、通常の場合、所有権の解除にはローンを完済する必要があります。

「名義ごとのローン中の車売却方法の違い」、「所有権の解除に必要な手続きや書類」については、以下の関連記事をご参照下さい。

関連記事：『ローンが残っている車って売却できるの！？ローン中の車を安心してお得に売却する方法！』

ケース1：ローンが支払えなくなり、車を売りたい場合

もし、経済的な理由で車のローンの支払いができなくなってしまった場合、まずはローン会社に相談をしましょう。ここで重要なのは、他からお金をさらに借りてしまおうとしないことです。ローン会社に相談をすると、ローン期間の延長等の様々な対応をしてくれるでしょう。

しかし、それでもローンの返済が難しい場合や、ローンの支払いの目途が一切たたない場合は、その車を売却して、そこで得た金額でローンを支払うという方法があります。その際に注意すべきことは、ローンの残高と査定額の関係です。買取金額で、ローンを完済できるか、できないかによって対応が変わっていくのです。

①買取金額がローン残高を上回るとき

ここでは、具体例と共に見ていきましょう。例えば、ローン残高が80万円の車があったとします。車買取店で査定してもらったら、査定金額が100万円でした。

この場合、車の買取金額がローン残高を上回るため、車を売って得たお金をローン返済にまわして、ローンを完済させることができます。上記にもあったように、基本的にはローンを完済することで名義を変更することができ、これにより車の売却ができるようになります。そのため、この「完済」がポイントとなります。

また、このケースだと買取金額とローン残高の差額が20万円あるため、ローンを完済できるだけではなく、20万円の現金をプラスで受け取ることができます！

②買取金額がローン残高を下回るとき

ローン残高が80万円の車。その査定額が50万円だったとします。ローン車の買取金額がローン残高より低くなってしまった場合、カーローンを完済することができません。つまり、名義変更ができず、売却ができません。そのため、売却するためには、返済不足分を現金や別のローンで支払いしなければならないのです。

現金で残りのローン残高を支払うことが出来れば良いのですが、そうでない場合は新たにローンを組まなければなりません。あまりおすすめはできませんが、それでも買取金額をローンの返済にあてることができるので、ローンの負担額を減らすことは可能です。

いずれのパターンでも、買取金額とローン残高の差額を見て、自分にあったベストな方法をジャッジしましょう。また、車は乗れば乗るほど価値が下がってきてしまいます。そのため、車を売却して、その売却金額をローンの返済に充てるという判断をするのであれば、1日でも早くローン車を買い取ってもらうのが良いでしょう。

より高くローンの支払い途中の車を売却したいのであれば、「愛車無料一括査定」がおすすめです！複数の買取店と接触できるので、ローンの相談をする機会も多く得られるでしょう。ローンの返済で悩んでいる場合は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

ケース2：ローン支払い途中だけど、違う車にお得に乗り換えたい場合

新しい車に乗り換えたい！と考えた場合、「下取り」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし、実は「買取」のほうがお得に乗り換えられる場合が多いです。この章でも、車の買取金額とローン残高の差額パターン別に見ていきましょう。

①買取金額がローン残高を上回るとき

車の買取金額がローンの残高を上回る場合、買取金額でローンを完済し、差額分の金額を次の車の購入資金にあてることができます。そのため、車の買取金額が高ければ高いほど、次の車の購入資金にあてられる額が大きくなります。

②買取金額がローン残高を下回るとき

買取金額がローンの残高を下回る場合、残りを支払う必要があります。上述と同様に、現金でローン残高を支払うことが出来ればローンを完済できます。

しかし、乗り換えをする場合は、ただ車を売る時と異なる点があります。現金でローンを完済できない場合、新しく乗り換える車のローンに残高を上乗せすることができるのです。ローンの上乗せは中古車買取店でも積極的におこなっていることが多いので、一度査定を受けてみて相談してみてはいかがでしょうか。

「下取り」ではなく「買取」で売却をすると、売却額が多くなる場合が多く、次の車を買う際に充てるお金に余裕ができたり、ローン残高を大幅に減らすことが可能です。そのため、ローン中だけど新しい車に乗り換えたいなと考えたら、まず買取価格を知って検討を始めることをおすすめします。

ケース3：ローン中の車で事故を起こしてしまい、売却・処分したい場合

ローンを完済する前に事故を起こしてしまい、事故車・修復歴車となってしまった。或いは、ローンの支払いをまだ終えていないのに、車が壊れて動かなくなってしまった等、ローンの支払い途中であるにも関わらず、ローン車を手放さなければならないことがあるでしょう。

事故車・修復歴車の場合、査定額が期待できないと思って廃車を考える方が多いかもしれません。しかし、廃車にする場合には、手続き費用がかかってしまいます。そのため、ローン残高を払い続けるとともに、さらに手続き費用も払わなければいけないことになります。

そこで一度検討すべきなのが、「事故車・廃車買取サービス」です。事故車でも売却できる可能性があるとともに、うまくいけばその売却金額でローンの返済金を大幅に減らすことができるかもしれません。もしローン中の車が事故車になってしまって愛車を手放さなければいけない場合でも、一度査定を受けてみて買取金額とローン残高の差額を見てみることをおすすめします！

まとめ：ローン中の車を売却する時は、ローン残高と査定額がポイント！

上述のように、ローンの支払いが終わっていなくても車は売ることができます。しかし、ローンの残債が残っている車を売る際は、ローンの残高と査定額の関係がとても重要になってきます。

ローンの残高より査定額が高い場合は、ローンを完済することができます。一方で、ローンの残高より査定額が低い場合は、不足分を現金や新たなローンで補填しなければなりません。どちらにせよ、ローン中の車をお得に売却するには、より高い査定額で車を買い取ってくれる買取業者を見つけることがとても重要になってきます。査定額が高ければ高いほど、ローン残高の返済に充てられる金額や、次に乗り換える車の購入資金にあてられる金額も大きくなります。

そこでおすすめなのが、「買取カービューの愛車無料一括査定」です。車輌情報とお客様情報の入力後、車の査定を依頼したい買取店を選択し、ワンクリックでまとめて査定依頼が可能です。各社の車買取金額を一斉に比較できるサービスがあることで、車を一番高く買い取りしてくれる車買取店を簡単に見つけることができます。

そしてなにより、一括査定サービスの利用は無料で、運営母体もYahoo! JAPANの車部門を担当しているカービューのため、情報の取り扱いもより安全・安心してご利用いただけます。

ローン残高があっても損をしない売却やお得な乗り換えは可能です！また、自動車の所有権解除の手続きは、自身で行うとなると煩雑ですので、買取業者やディーラーに任せたほうが良いです。その際は、手数料の確認も同時に行ってください。一括査定サービスで気に入った買取業者を見つけて、あなたの愛車を最高価格で売却しましょう！