失敗しない車売却!よくあるトラブル事例と対処法
車の売買では大きな金額が動くため、慎重になってしまうものです。現在ではインターネットを通じてたくさんの情報が得られるため、はじめて車を売買する際にもスムーズに進めやすくなりました。しかし、車売却時に心配になるのが、トラブルだと思います。車売却時によくあるトラブルにはどんなものがあり、トラブルに対処するにはどうすればよいのでしょうか。今回は車売却にまつわるトラブルについて、トラブル事例とその対処法を紹介すると同時に、安心・安全に車を高く売ることが出来る方法について紹介しようと思います。
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車の買取相場を調べる車売却時のトラブルにはどんなものがあるの?
車を売却する際、ディーラーの下取りを利用する人は年々減少しており、代わりに、もっと車を高く売ることの出来る車買取店で車を買取ってもらう人が増加しています。車買取店での車売却は、ディーラーでの手続きとは異なる点が多く、それに伴ってトラブルが起きる可能性もあります。国民生活センター(消費者トラブルの相談窓口)には、車売却に関するトラブルが報告されています。それでは、車売却・買取時によくあるトラブルにはどんなケースがあるのでしょうか?
以下の3つのケース別に、トラブルの事例を見ていこうと思います。
- ①買取契約後の減額(再査定)要求
- ②買取・売却代金が入金されない
- ③中古車の市場価値を大きく下回る査定金額での買取取引
車買取時のトラブル3選
①買取契約後の減額(再査定)要求
まず起こり得るのは、買取契約成立後の買取金額の減額要求です。例えば、査定の結果100万円での買取で双方が同意し、買取契約が締結された後に、査定時には気が付かなかった不具合が発覚し、その結果100万円での買取は不可能とされ、50万円という再査定結果となった、などという事例です。
より具体的にトラブル事例を見ると、こうしたトラブルは、エンジンやトランスミッションなどクルマの根幹に関わる機関系の不具合で起こりやすいと言えます。こうした部分は、外から見ただけではわからないばかりか、エンジンを回したり少し走ったりするくらいでもなかなかわかりづらいものです。トランスミッションなどは高速走行時にしか不具合が起こらない場合などもあるので、なおさらです。現在では、電子制御が発達していることもあり、テスターと呼ばれる器具を用いて不具合を検出することも可能ですが、それもまた時間が掛かるため、すべての査定において実施されるとは限りません。その結果、事後に不具合が発覚してしまうことがあるのです。
②買取・売却代金が入金されない
次に考えられる事例としては、買取・売却代金が入金されないというトラブルです。中古車とは言え、クルマの買取の場合、数十万から数百万、ものによっては1000万円を超える査定結果となる場合があります。それほどの現金を用意することは安全面からも現実的でないばかりか、受け渡される方もその扱いに困ってしまいます。
そのため、ほとんどの買取業者では、先にクルマを引き取った上で、後日買取契約書に基づいた金額を口座振込するという方法を採っています。しかし、クルマは引き取られてしまったにもかかわらず、いつまで経っても入金されないというトラブルも考えられます。
③中古車の市場価値を大きく下回る査定金額での買取取引
これはかなりレアなケースかと思われますが、市場価値を著しく下回る査定価格で買取が行われ、後になってそのクルマの価値に気が付く、ということもあり得ます。
例えば、自動車愛好家の夫が購入したクラシックカーを、夫が亡くなった後にクルマに詳しくない家族が売却しようと買取業者に依頼した際に、しかるべき方法で販売すれば1000万円の値がつく希少車であったにもかかわらず、家族がクルマに詳しくないのをよいことに、単なる中古車として格安価格の提示で買取を行うと言った場合です。
ここで挙げたのは、売却をする側に悪意や瑕疵がないケースです。車両の状態を意図的に偽ったり、査定担当者を恐喝して高額査定を狙ったりすると、反対に買取業者側から訴えられてしまう可能性もあるので、絶対にやめましょう。
車売却時のトラブルへの対処法は?
では、こうした車売却時にトラブルに遭遇してしまったときは、どのように対処をすればよいのでしょうか?それぞれのトラブル事例ごとの対処法を紹介していきます。
- ①買取契約成立後の減額要求への対処法
- ②買取・売却代金が入金されないトラブルへの対処法
- ③中古車の市場価値を大きく下回る査定金額での買取取引への対処法
車買取時のトラブル別解決法
①買取契約成立後の減額要求への対処法
買取契約後に減額(再査定)を要求されてしまったら、以下の3点を確認しましょう。
- 契約後に減額となった理由
- 瑕疵担保責任の対象となるかどうか
- 契約を解除するのにキャンセル料は必要か
以上の3点を確認し、きちんとした説明がある場合は、きちんとした買取業者であることが多いです。そこでもし多額のキャンセル料が必要等と言われてしまったら、売却代金未入金の場合と同じように、法的処置をとりましょう。
一つ注意点として、買取契約成立後の減額要求トラブルへの対処法としてクーリング・オフを使用することはできません。クーリング・オフと言うと、通販番組などで購入した商品を8日以内であれば無条件で返金が可能な制度として知られていますが、実は2013年の法改正で訪問買取にも適用されるようになりました。具体的には買取契約が成立した後も8日以内であれば一方的に契約を破棄することが可能なのです。しかしながら、車の売却においてはクーリングオフを利用することは禁止されています。
買取契約後の減額要求については、「車買取の契約後に減額(再査定)を要求された!正しい対処法や回避方法は?」に詳しく書いてあります。
②買取・売却代金が入金されないトラブルへの対処法
買取契約を結び、車を手渡したにも関わらず、代金が入金されないトラブルへの対処法は、法的な処置が一番です。
相手に悪意がある場合、最終的には裁判で争うことになりますが、継続して請求をしていたことを証明するために、内容証明郵便による請求書の送付を行っておくとよいでしょう。それでも反応がない場合は、国民生活センターや弁護士に相談し、法的措置をとることになります。その際の窓口は下記になります。
国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/)
国民生活センターは、全国の消費者センターと連携しており、お住まいの消費者センターごとに電話でも相談を受け付けています。車売却に関するトラブル相談も国民生活センターには多く寄せられているため、安心して車売却時のトラブルの相談が出来ます。国民生活センターを利用する際は、相談室・相談窓口が設けられている時間を調べてから電話するようにしましょう。
弁護士への相談
国民生活センターの窓口では対処できなかった場合、最終手段として弁護士に相談してみるのがオススメです。売却代金未払いに関しては、契約書の内容に違反性はないか、警察に被害届を出すことはできないか等の法的な視点からアドバイスを受けることができます。
また、「法テラス(https://www.houterasu.or.jp/)」では法的トラブルの無料相談を行っているため、トラブルがなかなか解決しない場合は利用してみるのも手でしょう。
③中古車の市場価値を大きく下回る査定金額での買取取引への対処法
最後に、市場価値を著しく下回る査定価格で買取されていたことに後から気が付いた場合についてですが、これを覆すことは非常に難しいところです。売買契約はあくまでも当事者同士の行為であるので、双方が納得してさえいれば市場価格に合わせる必要はありません。ただし、相手が市場価格について虚偽の説明をしていたなど、悪意があることを証明できれば、裁判によって返還請求を行うことは可能でしょう。買取査定時の記録を確認し、買取店側の説明に瑕疵が無かったか確認しましょう。
これまで見てきたように、クルマの売買に関するトラブルにはいろいろな事例(ケース)が考えられますが、法律や制度を理解した上で信頼できる買取業者を選ぶなど、事前の準備をしっかりすることで、トラブルが起こる可能性を減らすことができるでしょう。
一番の車売却時のトラブル回避法は、安心・安全に車を売却できる買取業者を選択することに尽きます。以下でその方法について紹介します。
車売却時にトラブルにあわないためのポイント
自分の愛車を売却する際、どうしてもその査定金額・買取価格にだけ目がいってしまいがちですが、そればかりを重視して買取業者を選択してしまうと、トラブルにあう可能性が高くなります。以下では、車売却時にトラブルを回避するためのポイントを紹介します。
- ①買取業者のクチコミ・評判を調べる
- ②買取契約書の内容をよく確認する
- ③自分の車の状態を正直に伝える
車買取時のトラブルを回避する方法
①買取業者のクチコミ・評判を調べる
車の売却は、買取業者によって対応が様々であり、買取業者のクチコミや評判を調べることは、安全な買取店を選択する際の指標となります。特に、大手買取店ではない場合、安心して売却できる買取店かどうかの判断材料となる情報が大手と比較して少ないため、良いクチコミや評判があるかどうか(逆に悪いクチコミや評判が無いかどうか)は買取店でトラブルにあわないためにチェックすべきポイントとなります。
②買取契約書の内容をよく確認する
車売却時には、契約書にサインをすることになりますが、その際に確認しておきたいポイントがいくつかあります。
買取金額の支払期間と支払方法
車を売却した後、いつお金をどうやって受け取ることが出来るのかを確認しましょう。支払方法は、振り込みなのか、現金で直接受け取ることになるのか、また入金と車の引き渡しはどちらが先なのか等もきちんとチェックしておきましょう。
瑕疵担保責任の期間
瑕疵担保責任とは、「売買取引において、契約後に想定外の欠陥、損傷等があること後に発覚した場合、買主は売り主に対してそれ相当の損害賠償請求や契約の解除を申し出ることができ、売り主は申し出に応じなければいけない」という制度です。いつまで自分(=売り主)の瑕疵担保責任が有効であるのかを再度買取契約書で確認しましょう。
買取契約後のキャンセルについて
上述のように、車の売却において、クーリングオフを利用してキャンセルすることは出来ません。よって、もし買取契約後にキャンセルした場合に、違約金がいくら発生するのかということを契約時に確認しておくことで、後のトラブルを防ぐことができるでしょう。
③自分の車の状態を正直に伝える
車を査定してもらう際、高く買い取ってもらいたいと思うあまり、買取業者に査定にとってマイナスな事項を隠し、虚偽の報告をするのは絶対にやめましょう。例えば、修復歴や事故歴のある車だと確かに査定額は下がってしまうかもしれませんが、それを隠蔽することによって瑕疵担保責任による契約破棄または損害賠償請求のリスクを余計に負うことになります。高額な査定金額を求めるあまり、損害賠償を請求されることになったら元も子もありません。事故歴や修復歴があるなら、しっかりと伝える事が後のトラブルを回避するポイントです。
修復歴車の査定については、「修復歴車(事故車・故障車)は買取可能??査定額や買取価格にどれくらい影響するの?」をご覧ください。
以上が、車売却時にトラブルにあわないためのポイントですが、一番の車売却時のトラブル回避法は、安心・安全に車を売却できる買取業者を選択することです。それでは、どのようにして安全な車の買取業者を見つけ出したら良いのでしょうか。以下でその方法について紹介します。
トラブルを回避して安心・安全に車を高く売る方法はないの?
車売却時のトラブルを回避するには、安心・安全に車を売却できる買取業者を選択することが重要です。しかし、数多くある中古車買取業者から理想の売却先を探し出すのは、通常であれば1店舗ずつ訪問して見比べるほかなく、難しいと思われるかもしれません。
そんな時におすすめなのが、「愛車無料一括査定サービス」です。
車の一括査定サービスでは、インターネット上から車種情報を入力して申込みするだけで、複数の買取業者の買取額を一度に比較してから最終的に売買契約を取り結ぶ買取業者を選択することができます。
Yahoo! Japanグループである「買取カービューの愛車無料一括査定サービス」であれば、個人情報の取り扱いなど情報セキュリティも安心な上に、大手買取店を含む200社以上の車買取店から優良な買取業者を選択することができます。愛車を安全に・安心して、最高額で売却するためにも、ぜひカービューの一括査定であなたにあった買取店を見つけてみてはいかがでしょうか。
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LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
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ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 75.0万円
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- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ