車を売るとお金はいつ入金される? トラブル事例と相談先も紹介
車を売る際に得た買取金額がいつ入金されるのか、気になる方は多いでしょう。買取業者と売却契約を結ぶ時に買取額の入金日は必ず決めますが、本当にその通りに入金されるのかどうか不安になることもあります。一般的な入金にかかる日数はどのくらいなのでしょうか。
この記事では、受け取りまでのおおよその期間やよくある入金のトラブル、トラブルに遭わないための対策をご紹介します。買取金額の入金に不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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車の買取相場を調べる車を売る際に得たお金はいつ入金される?
買取金額は車の売却契約が成立した後、車を引き渡してから振り込まれます。売却後に入金を待たなければなりませんが、実際に入金されるまでどのくらいの期間が必要となるのでしょうか。ここでは、入金までの期間とよくある入金方法について解説します。
数日から一週間程度が多い
買取業者によって違いはありますが、一般的に車を引き渡したその日から2〜3日後に入金されるケースが多い傾向にあります。ただし、金融機関の休みと重なると入金が延びることもあるため、一週間以内と考えておくと良いでしょう。
買取業者によっては、自社のホームページなどにおおよその入金日を記載しているところもあります。まだ買取業者の選定が済んでいなければ、査定を申し込む前に候補にしている業者の入金日を確認しておくと安心です。
銀行振込での対応が一般的
入金は銀行振込の形式で行われることが多く、現金で支払われることはほとんどありません。現金での支払いが行われない理由として、その場で契約が成立するとは限らないため、現金の保管ができないという点が挙げられます。
車の売買を行う以上、ある程度まとまったお金を用意しておかなければならず、店舗で現金を保管するのは防犯上危険です。紛失や窃盗のリスクを減らすため、現金での取引を避け銀行振込で対応する買取業者が多い傾向にあります。
車を売る際に即日入金が行われない理由とは?
車を引き渡した後、即日で買取額が入金されることはほぼありません。買取業者の中には即時入金可能なところもありますが、少ない傾向にあります。なぜ車を売却したお金は即日入金されないのでしょうか。考えられる理由について解説します。
書類確認や手続きに時間がかかる
買取業者は車を買い取った後、契約書に不備がないかどうかの確認や、事務的な手続きに時間を割く必要があります。また、中古車として販売するために名義変更の手続きを行わなければなりません。買取業者以外の業者ともやり取りをする場合もあるため、手続き関係に時間がかかってしまいます。入金が即日行われない理由の多くは、こちらの理由といえるでしょう。
買取後に車の検査を行っている
引き取った車は、査定とは別に再度詳しく検査を行います。理由は、車の不備や修復歴などを隠して売却する方への対策です。再検査で、査定で見つからなかった不備や故障箇所を発見できることもあります。
不備などが見つかった場合、入金した後だと買取業者側からの減額や契約無効などの対処が難しいため、事務手続きと平行して入金前に検査のための期間を設けています。したがって、車を検査し、買取業者が問題ないと判断した後に入金されるのが一般的です。
車を売る際にいつ受け取れるか気になる!お金を早めに貰うコツ
買取金額の入金は、基本的に後日振り込まれるため2〜3日待つ必要があります。ただし、いくつかのコツを押さえておけば、通常よりも早めにお金を受け取ることができるでしょう。ここでは、スムーズに入金してもらうためのポイントを紹介します。すぐにまとまったお金が必要だという方は、ぜひ参考にしてみてください。
即日現金払いの業者を利用する
大手の買取業者はほとんどが銀行振込で買取額を支払いますが、小規模の買取店や個人経営の店舗では、まれに即日現金支払いが可能な買取業者も存在します。現金払い可能な買取業者は多くありませんが、すぐに現金が欲しい方はそういった店舗を利用するのも有効な手段です。
ただし、即日現金支払いの買取業者は即時現金払いができる代わり、査定額を低く見積もる傾向があるので注意しましょう。
必要書類を揃えておく
売却手続きを行うには複数の書類が必要です。必要書類に不備があると確認に時間がかかってしまうため、売却に関わる書類は事前に用意しておきましょう。書類の確認や手続きがスムーズに進めば、早めに入金してもらえる可能性が高まります。準備する書類は以下の通りです。
- 車検証
- 自動車納税証明書(軽自動車納税証明書)
- 自賠責保険証
- 実印(軽自動車は認印でも可)
- 印鑑証明書(軽自動車の場合は不要)
- リサイクル券
譲渡証明書と委任状は買取業者が用意してくれます。
いつまでも入金されない!車を売る際のお金のトラブル事例
車を売却する際、トラブルが発生するケースも少なくありません。特に多い傾向にあるのがお金に関するトラブルです。ほとんどの場合は問題なく取引が完了しますが、中には気を付けたいトラブルもあるため、ここでは3例を紹介します。
入金の指定日にお金が振り込まれない
契約完了後、車の引き渡しが済んだのに入金されないトラブルがあります。金融機関の都合上、土日祝日を挟む場合は問題ありませんが、指定日を過ぎても振り込まれない場合は、早急に買取業者へ連絡しましょう。申告した振込口座の番号に誤りがあったため振り込みができないケースも考えられます。
支払いが遅れる理由を買取業者が明確にしない時は、専門機関に相談しましょう。このような入金トラブルは、個人経営や小規模の買取業者で発生することが多い傾向にあるようです。
入金後に買取額の減額を要求される
契約内容や見積もりに双方が納得し契約したものの、「入金完了後に故障や不具合が見つかった」「申告内容に誤りや虚偽があった」などの理由で、買取金額が減額されたり返金を要求されたりするケースがあります。このような状況では、買取業者側に過失があったとされることも多く、売主側が責任を負うことはほとんどありません。
買取業者と話しても解決が難しい時は、消費者センターなどの専門機関に相談した方が良いでしょう。
買取業者が倒産したため入金されない
珍しいケースとして、買取業者が倒産してしまったために入金されないケースもあります。大手の買取業者より、個人経営の店舗で発生するトラブルといえるでしょう。倒産が発覚したら、すぐに債権を回収して売却金額を取り戻せますが、債権が回収できるのは買取業者側に支払い能力がある場合のみとされています。
こういったトラブルを避けるためには、売却前に買取業者を調べ、倒産しそうな業者は避けることが大切です。倒産によって売却金額の入金が不可能になった場合は、弁護士に相談しましょう。
車を売る際のお金のトラブルを避けるポイント
トラブルが発生しても、きちんと対処すれば解決は可能ですが、トラブルを避ける方法を前もって知っておくと余裕を持って対応できます。以下に実践しやすい対策をまとめましたので、手遅れになる前に、安全な取引を行うためにもトラブルの対処法を理解しておきましょう。
大手の買取業者に売却する
お金のトラブルは小規模の買取業者や個人経営の店舗が多いため、できれば大手の買取業者を利用した方が良いでしょう。大手は店舗数も多く、スタッフの対応やサービスもそれぞれ異なりますが十分なものが提供されています。
評判の良い買取業者を見つけるためには、クチコミなども参考にしましょう。クチコミにクレームや不満が多い買取店を選ぶと、思わぬトラブルが発生してしまうリスクがあります。良い評判を見かけない買取業者を利用することはできるだけ避けましょう。
契約書を読み不明点はすぐに質問する
売却手続きに関する契約書には、きちんと目を通すようにしましょう。契約書をしっかり読み込んでいれば、契約書に記載がない内容を買取業者が提示してきても気付いて対処できます。契約の際、疑問に思うことがあればすぐに質問し、その場で解決する姿勢が大切です。
入金に関することだけでなく、トラブルに発展しやすい取引のキャンセルに関することや、車の引き渡しについても買取業者に確認しましょう。
修復歴や事故歴があれば隠さず伝える
修復歴や事故歴の有無は、中古車の価値に大きな影響を与えます。査定額が下がるのを避けるために修復歴や事故歴の情報を隠すと、売却後にトラブルに発展する危険性が高いため、車の状態は偽らず正直に伝えましょう。契約不適合責任といって、法的にも申告義務が定められています。
また、エンジンやブレーキといった車の重要部分に不具合を感じる場合も、大きなトラブルにつながる場合があるのですべて申告することをおすすめします。
お金のトラブルは専門機関に相談しよう
支払いや手続きなどで買取業者とトラブルになった際は、買取業者と冷静に話し合ってみましょう。それでも解決できない場合は、以下で紹介する専門機関へ速やかに相談することをおすすめします。ここでは、相談先として3つを紹介します。
国民生活センター
国民生活センターは、消費者から幅広い内容の相談を受け付けています。全国に消費生活センターを配置して相談に対応しており、専門の相談員によって適切なアドバイスがもらえるでしょう。
消費者ホットラインは「188」にかけるとつながり、電話での相談は土日祝日でも受け付けています。平日が忙しい場合は、消費者ホットライン平日バックアップ相談の「03-3446-1623」を利用しましょう。
弁護士
依頼料はかかりますが、弁護士への相談もおすすめです。売却契約書を見て業者側に過失がないかどうかを公平にチェックしてくれるため、素人では判断できなかった点を解決へ導いてくれるでしょう。正式に依頼すれば、売主の代わりに買取業者と交渉してくれます。
なお、個人弁護士の相談・依頼料は安くないので、まずは自治体の無料相談や法テラスを訪れて状況を整理してから正式な依頼を検討しましょう。
日本自動車購入協会(JPUC)
一般社団法人日本自動車購入協会(JPUC)は、中古車買取の発展を目指している組織です。JPUCでは、中古車買取で発生したトラブルの相談先として、JPUC車売却消費者相談室を開設しています。
平日9:00〜17:00の間で電話応対の受付ですので、日中に時間が取れない方が利用するのは難しい場合もありますが、車買取の専門的知識を持ったスタッフが専門家の目線からのアドバイスは非常に参考になるでしょう。慣れない車売却でトラブルに遭ってしまった方でも安心です。
複数社を比較してニーズに合った買取業者を選ぼう
車の売却時、より高い査定額を狙うためには複数の買取業者に見積もりを依頼し、金額を比較する必要があります。車を高値で売却するなら、複数社への見積もり依頼が簡単な、carview!中古車一括査定サービスを利用してみてください。
300社超えの店舗から選べる
carview!中古車一括査定サービスの提携企業は300社以上と豊富です。大型店や地域密着型の小規模な店舗以外にも、スポーツカーや輸入車などの専門的な買取店とも提携しています。車の価値を見出してくれる買取業者を見つけやすいでしょう。
また、carview!車買取は通常の車買取だけでなく、事故車や商用車の買取にも対応している業者を探すことができるため、愛車に合った買取方法が選べます。
査定額を比較できるから最高値を探せる
carview!中古車一括査定サービスは、1度の入力で最大10社に一括で査定依頼ができるため、見積もり額の比較が簡単に行えます。より高値の査定額を目指すなら相見積もりが有効です。細かく見積もり内容を比較することで、ニーズに合う買取業者が見つかるでしょう。
また、ウェブサイトでの査定申し込みは、約45秒で完了するため、時間をかけずに売却先を探せます。パソコンやスマートフォンからいつでも利用できるため、気軽にお申し込みください。
まとめ
買取金額の入金は、買取業者側の手続きや金融機関を考慮し、1週間前後で振り込まれると考えて良いでしょう。お金に関係するトラブルが多いため、トラブルに遭わないための対策や、よくあるトラブルについての内容を把握しておくと安心です。
トラブルなく買取を行うなら、一括査定サービスを提供するcarview!車買取の利用をおすすめします。愛車の状態を詳しく把握していない方でも、複数の買取業者から査定してもらうことで最高値を目指せるでしょう。
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LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
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- 見積り数
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ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
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- 8社
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- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ