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売却ガイド

廃車寸前の車も売却できる?意外と知らない値段がつく理由

廃車寸前の車も売却できる?意外と知らない値段がつく理由

故障したり事故に遭ったりなど、車が廃車になる理由はさまざまです。車を手放すなら売却してお金にしたいと考える方も多いことでしょう。廃車にするとしても、ただ処分するのではなく専門の買取業者に買い取ってもらうことが可能です。
この記事では、廃車にすべき状態がどのようなものか紹介しつつ、廃車の処分方法や買取業者を選ぶポイントを解説します。廃車寸前の車を保有していて、売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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廃車かどうか判断するには?

廃車かどうか判断するには?

廃車として判断される車の状態はさまざまです。明確な基準があるわけではないので、以下の3つ観点を参考にすると良いでしょう。

・事故等による全損車
車を買い替えるよりも修理費用が高くなってしまう場合は、中古車として買い取ってもらうことも厳しいため、廃車が望ましいでしょう。

・年数が経っている
丁寧に乗っていても、経年劣化による部品の消耗は起きてしまいます。目安としては製造から20年以上経過した車、また走行距離が20万kmを超えている車です。部品の生産がすでにストップしていると、修理が極端に難しくなるため廃車となるでしょう。

・維持費がかかる
古くなった車は、燃費の面でガソリン代がかなりの負担になります。燃費が良い車は税金が安くなりますが、逆に13年経った車は自動車税がおおむね15%~20%も重課されてしまいます。

この他にも、見た目が明らかに劣化している車は廃車にされることも多くあります。さらにエンジンやトランスミッションの致命的な故障も、廃車事由になりえるでしょう。

廃車寸前の車はどのように処分する?

廃車寸前の車はどのように処分する?

廃車を検討するほど状態の悪い車は、どのように処分すれば良いのでしょうか。廃車寸前だからといって、すぐに解体に出してしまうのは早計です。ここでは、廃車に等しい車を手放す方法として、売却を含めた3つの選択肢をご紹介します。

自分で廃車手続きを行う

自分で廃車にすることは可能ですが、かなりの手間がかかります。廃車手続きに関する書類作成だけでなく、スクラップ工場への持ち込みやナンバー返納など、多くのタスクをこなさなければなりません。

廃車手続きにはもちろん費用もかかり、全く動かない車を解体工場に運ぶためのレッカー代や、書類作成を行政書士に依頼する場合の手数料も考慮する必要があります。費用や手間を考えると、廃車専門の業者に依頼をした方が効率的といえるでしょう。

中古車買取業者やディーラーに依頼する

廃車に等しい車でも、通常の中古車買取業者に査定を依頼すれば、買い取ってもらえる可能性があります。少しでも車の買取価格を重視し手間を惜しまないのであれば、まずは通常の中古車買取業者に査定依頼し、その後廃車専門の買取業者へと段階を踏むのが良いでしょう。

中古車買取業者やディーラーに廃車を依頼すると、買取業者やディーラーが手続きを行ってくれるため手間がかかりません。しかし手数料の支払いが発生するケースもあるため、検討の余地があるでしょう。

廃車専門の買取業者に売却する

廃車専門の買取業者に売却する方法は、廃車にする上でおすすめの手段です。廃車専門の買取業者は、通常とは異なった視点で車に価値を見出し、利益を生むノウハウを持っています。動かない車であっても、自社でレッカーを所有していることがほとんどで、運搬に手間がかかりません。

廃車専門の買取業者であっても、車の状態によっては解体するしかないと判断されることもあります。その場合でも費用がかからない買取業者がほとんどですが、中には手数料が発生する買取業者も存在するため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

廃車寸前の車でも売却できる理由

廃車寸前の車でも売却できる理由

通常の中古車買取業者で買い取ってもらえなかった車は、廃車専門の買取業者へ売却するのがおすすめです。なぜ廃車買取業者は、普通なら値段がつかない車を買い取ることができるのでしょうか。ここでは、廃車買取業者が廃車を利益として還元できている理由を3つ解説します。

部品取り車として価値がある

動かなくなってしまった車であっても、車の構成部品全てが損傷しているわけではありません。解体する前に、再利用できるパーツを取り外して販売することで、利益を生み出せます。

部品取りを行うと、他の車を修理するために、まだ使えるパーツを活用できます。とくにモーターなどの電装品やエアコンのコンプレッサーは新品だと高額なため、中古部品をメンテナンスしたリビルト品として再販されることがほとんどです。修理で使用する部品を低価格で手に入れたい消費者にとって、中古部品は価値があります。

鉄資源として活用

廃車となった後は、金属をリサイクルした上で鉄資源として活用されています。リサイクルできる鉄などの金属やエンジンなどの部品は、有価物としてみなされ利益となります。資源として活用できるので、事故車でも不動車でも廃車買取業者は引き取ることが可能です。

廃車買取の際は、車両がどのくらい鉄資源を含んでいるのかが査定され、鉄資源含有量が多いほど高い価格がつきます。このように、買い取った車を資源利用する場合、中古車として販売することはありません。

海外需要もある

日本製の車は耐久性があり、品質においても高い評価を得ています。そのため、日本国内では価値が低く売れない車であっても、海外ではニーズがあり取引が行われます。海外への販売ルートを確立している廃車買取業者は、しっかり利益を得ることが可能なのです。

廃車専門の買取業者に廃車を依頼する際は、海外向けの販路をしっかり確保しているか情報収集してみてください。もしそこがアピールされていたら、高値で引き取ってもらえる可能性が高くなります。

車を廃車にするメリット・デメリット

車を廃車にするメリット・デメリット

廃車にするか、そのまま乗り続けるか、費用の面で迷っている方もいるでしょう。ここでは、廃車にかかるコストやプラスになる部分について解説します。廃車のメリットとデメリットを把握し、ぜひ判断の材料としてください。

車を廃車にするメリット

①税金をはじめとする維持費がかからなくなる
車を所有する以上、自動車税や自動車重量税、自賠責保険といった納税する義務が発生します。廃車にすることでこれらの支払い義務がなくなるため、家計的に助かる部分もあるでしょう。また、車検の必要性もなくなります。乗らなくなった車は放置せず、税金の支払い義務が発生する時期までに廃車を検討しましょう。

②還付金を受け取れる
受け取れる還付金は、自動車税や自動車重量税、自賠責保険料です。廃車手続きを行うことで還付されるものですが、自賠責保険などは別途申請が必要になります。手続きの際は「いつまでに手続きをするのか」「どのような還付が受けられるのか」を早めに確認しましょう。

車を廃車にするデメリット

①廃車費用が発生する
廃車を行うための費用は、解体にかかる手続き費用やレッカー代などがあります。とくにレッカー代は、運ぶ距離が長いほど割高です。レッカー業者によって異なりますが、1万円~2万円程度はかかると考えて良いでしょう。ただし、廃車買取業者であれば、車両の引き取りを無料で行っていることがほとんどです。

②手間がかかる
自分で手続きを行う場合、さまざまな書類を用意した上で、普通自動車なら運輸支局、軽自動車なら軽自動車検査協会に出向いて書類を提出しなければなりません。運輸支局や軽自動車検査協会の窓口は平日しか開いていないため、混雑することがほとんどです。複雑な書類の準備作業に加えて、待ち時間なども考えるとかなりの時間と手間がかかります。

廃車寸前の車を売る際の買取業者選びのコツ

廃車寸前の車を売る際の買取業者選びのコツ

廃車を売却する際、できるだけお得かつトラブルなく売るためには、買取業者選びが重要です。売却先となる買取業者を選ぶために役立つコツを5つご紹介しますので、ぜひ廃車の手続き前に確認してみてください。

あらかじめ買取相場を調べておく

あらかじめ車の買取相場を調べておくことで、買取業者を選ぶ基準にでき、車の売却額に納得ができます。交渉材料にもなるでしょう。買取相場は、買取業者の査定サイトなどで車両情報を入力すると調べられます。また、相場価格は需要と供給のバランスによって変化します。おすすめの売却時期としては、需要が高まる1~2月、7~8月です。

複数の廃車専門業者に査定を依頼

廃車専門の買取業者探しも、一括査定サービスを利用することで条件に合った買取業者を効率的に探せます。一括査定を利用して、複数の買取業者から提示された査定額を比較すれば、高値で売却できる可能性もあります。多少手間に感じても、複数の買取業者の査定を受けることで、納得の売却額につながるでしょう。

近年では、ウェブで簡単に査定依頼ができる一括査定サイトもありますので、これらを上手く活用することも大切です。

買取業者のサービス内容もチェック

廃車専門の買取業者は、通常の中古車買取業者に比べ不動車対応できるレッカー車を有しているなど特徴があります。買取業者によっては廃車手続きの無料代行をしていたり、商業車や車検切れの車へ対応していたりと、メリットがたくさんあります。売却前に、買取業者のホームページなどを見て、サービス内容をチェックして起きましょう。

廃車買取業者を選ぶときのポイント

便利な廃車専門の買取業者ですが、業者を選ぶ際にチェックしておきたい3つのポイントがあります。以下をご覧ください。

・自社でリサイクル工場を所有しているか
自社でリサイクル工場を所有している買取業者なら、解体にかかるコストを削減できるため、高い買取額を期待できます。

・還付金の手続きは適正か
買取業者による還付金の手続きが適切に行われ、説明もしっかりしてくれる買取業者を選びましょう。

・車両の引取りは無料か
多くの場合、廃車買取業者は車の引取りを無料で行ってくれます。ただし距離が離れている場合は有料になることもあるので、条件を確認しておきしょう。

修理に出さずそのまま査定を受ける

車体に傷やへこんだ部分があると、このまま売却して良いのか気になりますが、修理に出した場合、かえって修理費用の方が高くなってしまう可能性があります。廃車寸前だと、修理しても査定額アップはほとんど期待できません。現状のままで査定を受けた方が良いでしょう。

廃車なら「還付金」手続きを忘れずに!

廃車手続きが完了すると、自動車税の還付対象となります。車検の残存期間次第では、自動車重量税も同様に還付の対象です。自賠責保険も保険終期まで1か月以上残っていれば、解約することで保険料の一部が戻ってきます。

還付される金額は、調べることも可能です。廃車や事故車の買取サービスを行っている業者の中には、還付金額の目安が分かるシミュレーターを掲載しているところがあるので、気になった場合は活用してみましょう。

解体後に行う還付金の手続きは、月をまたぐと手元に戻ってくる金額が減ってしまいます。解体後は、手続きを先延ばしにしないように注意しましょう。

廃車寸前でも比較できるcarview!車買取がおすすめ!

廃車を売却しようと廃車専門の買取業者を探すとき、1社ずつ調べるのは時間と手間がかかります。carview!車買取の事故車一括査定サービスを利用すれば、事故車や動かなくなった車、故障車や水没車に至っても、買取業者を効率的に探せるでしょう。1度の依頼で複数社の買取業者に申込むことができ、査定金額の比較が容易です。

また、自走可能な車であれば、carview!中古車一括査定サービスの利用を検討してみてください。提携加盟店300社以上の中から、簡単に買取業者を探し出すことができます。

見積もり依頼はどちらのサービスも、車両情報(メーカー名、車種、年式、走行距離)と個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)を入力するだけです。

まとめ

まとめ

廃車寸前の車でも、廃車専門の買取業者であれば価値を付けて買取ってもらえる可能性があります。廃車として解体する前に一度、専門業者に査定を依頼してみると良いでしょう。廃車かどうかの判断が難しい場合は、通常の中古車買取業者に査定依頼をしてみると、中古車として価値があるかどうか分かります。

愛車を手放すという点で、廃車の売却は不安があると思いますが、還付金といった金銭的なメリットもあります。車を手放すときは、自走可能ならcarview!中古車一括査定サービスを、動かせないなら事故車一括査定サービスをぜひご利用ください。

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サービスの流れ
  • お見積もりを依頼
  • 買取店から電話か
    メールでご連絡
  • 査定を実施
  • 査定額を比較し
    売却先を決定

LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。

中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声

買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。

  • トヨタ プリウス
    実際の査定金額
    70.0万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    3.5
    ユーザーコメント

    オートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。

  • ホンダ フィット
    実際の査定金額
    63.9万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。

  • 日産 セレナ
    実際の査定金額
    75.0万円
    見積り数
    8社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    はじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。

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※1 2019年4月時点 当社調べ