売却する車のナンバープレートが欲しい! 手元に残す方法と注意点を解説
ナンバープレートは車が公道を走るために必須です。「車を売却してもナンバープレートが欲しい」と思う方もいるのではないでしょうか。ゾロ目ナンバーやオリンピック仕様のナンバープレートといった特別感のあるもの以外にも、愛着があって手放すのが惜しいと感じる場合もあるでしょう。
そこでこの記事では、売却する車のナンバープレートを手元に残す方法をご紹介します。手続きの仕方や、ナンバープレートを外す際の注意点も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
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車の買取相場を調べる売却する車のナンバープレートが欲しい!手元に残すことは可能?
車のナンバープレートに思い入れのある方も多いと思います。では、売却する車のナンバープレートを手元に残すことは可能なのでしょうか。ナンバープレートの概要、役割や種類なども、合わせて紹介します。
車売却後もナンバープレートは手元に残せる
以前は悪用を防止するため、車を売却する際にナンバープレートの持ち帰りはできませんでした。しかし、ラグビーワールドカップ記念ナンバープレートの発行を契機に、2017年からナンバープレートの記念所蔵が認められています。
この制度は普通車・軽自動車のナンバープレートに適用されます。ただし自動車検査証に記載されている名義が本人であること、ナンバープレートに規定サイズの穴を開ける、といった条件を満たす必要があります。
そもそもナンバープレートは何のために付いているの?
ナンバープレートは車1台1台を識別するために取り付けられています。犯罪や事故などの際に車の持ち主を特定する証拠としての役割があるのです。日本国内はもちろん、海外でもナンバープレートの取り付けは義務化されています。
ナンバープレートの取り付けに関しては法律で定められており、車の前後の見えやすい場所に付けなくてはいけません。番号をステッカーで隠したり、向きを変えて取り付けたりすることは違法です。
ちなみに、ナンバープレートには下記のような正式名称があります。
- 普通自動車やトラック:自動車登録番号標
- 軽自動車、排気量200cc以上の二輪車:車両番号標
- 原付バイク、小型特殊自動車:課税標識
ナンバープレートの持ち帰りに種類は問わない
ナンバープレートには一般的なプレートの他に、「オリンピックナンバー」や「ご当地デザインナンバー」といった種類も存在します。さらに、「ペイント」「字光式」の2種類に分けられ、それぞれ以下のような特徴があります。
・ペイント
よく目にする一般的なナンバープレートです。普通自動車、軽自動車、事業用、それ以外かによってもプレートの色が異なります。
・字光式
ナンバーを光らせるために、登録番号部分が樹脂で作られています。使用するためには、国土交通省が承認した照明器具の購入が別途必要です。
基本的には、どのような種類のナンバープレートでも持ち帰りは可能です。
ただしナンバープレートの使い回しは不可
ナンバーに愛着を感じている方の中には、「乗り換える車に同じナンバーを付けたい」と思う方もいるでしょう。しかしナンバープレートは車両の特定に重要な役割を果たすため、厳しく管理されています。売却時にナンバープレートを持ち帰ることは可能ですが、別の車に同じナンバープレートの使い回しはできません。
希望ナンバー制度を利用すれば、新たに乗る車に4桁のみ同じ番号を使用することは可能です。番号自体に愛着がある方は希望ナンバー制度を利用しましょう。
ナンバープレートが欲しいことを買取業者に伝える
「自分のナンバープレートを記念に残したい」という場合は、買取業者で一時抹消登録の手続きをする際に、スタッフにその旨を伝えましょう。手続きは提示された申請書の項目を埋めるだけです。ただし、受け取ったナンバープレートは再利用できないため、あくまでも観賞用・記念品としての楽しみ方になります。
売却する車のナンバープレートを持ち帰るための手続き
売却する車のナンバープレートを手元に残すためには、どのような手続きが必要なのでしょうか。愛着のあるナンバープレートでも、勝手に取り外して持ち帰ることはできません。ここでは、ナンバープレートを持ち帰る際の手続きの流れや必要書類をご紹介します。
必要な書類
売却後にナンバープレートを手元におくには、一時登録抹消の手続きをする必要があります。次の書類を用意しましょう。
- 車の一時登録抹消手続きに必要な書類
- ナンバープレート(前後2枚)
- 印鑑証明書(3か月以内に発行された所有者のもの)
- 自動車検査証
- 手数料納付書
- 一時抹消登録申請書
- 実印
代理人が手続きを行う場合は、上記に加えて車の所有者の実印が押印された委任状が必要です。自動車検査証に記載されている住所が異なる場合は住民票と戸籍の附票、氏名が異なる場合は住民票と戸籍謄本を準備します。いずれも車庫証明書を用意して変更登録をしたあとに一時抹消登録手続きを進めましょう。
運輸支局、軽自動車検査協会に届出
通常は一時登録抹消手続きのあとにナンバープレートを返却しますが、持ち帰る場合は運輸支局や軽自動車検査協会の窓口に持ち帰り希望の旨を伝えて「記念所蔵ナンバー破壊(穴開け)申込書」をもらいます。
「記念所蔵ナンバー破壊(穴開け)申込書」に記入する内容は、登録車両番号や氏名、連絡先といった基本的な事項の他に、穴を開ける位置やタイミングを記入する欄もあります。
持ち帰るために穴を開けてもらう
記念所蔵ナンバー破壊(穴開け)申込書を提出したあとは、実際にナンバープレートに穴を開けてもらいます。完了までに3日程かかることもあるため、受け取り日時の確認をしておきましょう。手数料は地域や状況により異なります。例えば、穴開け位置が固定位置の場合は300円、希望位置の場合は500円、といった具合です。
地域によっては自分でも穴を開けられますが、その場合は事前に運輸支局で相談をして用意された書類に署名か押印する必要があります。また、認められた場合は40mm以上の穴を開けなければいけません。
売却以外に古いナンバープレートを入手できる手続きタイミングは?
売却のタイミング以外で古いナンバープレートを入手できるのはいつでしょうか。考えられるタイミングとして、ナンバープレートの交換・名義変更・住所変更などが挙げられます。それぞれ自身で手続きをすれば、一時抹消登録と同じ流れで古いナンバープレートを手元に残すことが可能です。
通常、ナンバープレートを返納するタイミングは名義変更・住所変更の際ですが、交換の手続きはいつでもできます。また、交換の回数に制限はありません。
車を売却する際に知っておきたいナンバープレートの注意点
ここからは車の売却にあたって、ナンバープレートについて注意すべきポイントを解説します。ナンバープレートについて誤解をしていると、査定額に影響したり手続きが増えたりするかもしれません。「知らなかった……」となる前に、あらかじめ注意点をチェックしておきましょう。
ナンバープレートを外すと買取額が下がる
ナンバープレートを外した車は、一時抹消登録した車であることを意味します。そのため、ナンバープレートを取り外した状態で売却すると、買取額が下がってしまうことがあるのです。
その理由は、再び公道を走れるようにするために新規登録(中古車新規の手続き)の申請が必要になり、買取業者側に手間や費用がかかるためです。高価買取を狙うなら、ナンバープレートを付けたまま売却した方が良いでしょう。
ナンバープレートを紛失している場合は再発行が必要
紛失や盗難といった理由でナンバープレートを紛失した場合は、再発行の手続きが必要です。破損して使えない場合でも、現物が2枚とも残っていて、かつ番号が判読できれば同一番号で再発行をしてもらえます。
ナンバープレートの再発行手続きは、管轄の運輸支局や自動車車検登録事務所、軽自動車検査協会で行うことが可能です。手続きの際は以下のものを用意しましょう。
- 車のナンバープレートの再発行手続きに必要な書類
- 自動車検査証
- 自動車税(環境性能割種別割)申告書
- 認印
- 手数料納付書
- ナンバープレート(残存があれば)
- 理由書(地域によっては不要)
車を個人間で売買する場合はナンバープレートを取り外しておく
車を買取業者に売却するのであれば、ナンバープレートを付けたままの方がプラス査定につながります。しかし、個人間で車を売買する場合は、ナンバープレートが原因でトラブルに発展する可能性もあるため、取り外してから売った方が良いでしょう。その際には、一時抹消登録の手続きが必要になります。
個人間での売買では、「買い手が名義を変更しないまま購入した車に乗り続ける」といったトラブルが見受けられます。車の所有者は自動車税や自動車重量税の支払い義務があるので、名義変更が終了しないと売却した車の税金を支払うことになってしまうのです。
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まとめ
売却する車のナンバープレートは、運輸支局や軽自動車検査協会に届出をすることで手元に残せます。ただし、ナンバープレートを外すと車の売却額が下がることは認識しておきましょう。どうしてもナンバープレートが欲しい時は、まず買取業者に相談するのがおすすめです。
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※1 2019年4月時点 当社調べ