車の売却時に高値を狙うコツ!やるべきこと・避けるべきことを意識しよう
車を売却して新しい車に買い替える際、高値が付けば購入資金に余裕ができます。より上級グレードや好きなオプションを付けた車を購入するためにも、できるだけ高く売れるのが望ましいといえるでしょう。しかし、「車を高値で売却するためのポイントが分からない」という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車を高値で売却するためのコツを解説します。また、査定前にやるべきこと・避けるべきことのポイントについても解説するので、是非高額査定を狙う前を狙う際の参考にしてください。
目次
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車の買取相場を調べる車の売却時に高値を狙うコツ~売却の基本~
車を高値で売却するためには、多くのポイントを押さえておく必要があります。これらを知らずに査定を受けた場合、お得な取引につながる可能性は低いでしょう。ここでご紹介するポイントは、高価買取を目指す場合の「売却の基本」となるので、しっかりと確認をしておきましょう。
高値で売買される時期に売却する
車を高値で売却できる時期を狙えば、高額査定が期待できます。買取価格は、1年を通じて同額ではありません。特に買取価格が高くなりやすい時期は、1月~2月と7月~8月です。2つの時期は、ともに会社の決算期前にあたります。
車の販売業者は、決算期になると売上を少しでも上げるために、「決算キャンペーン」を行うのが一般的です。ユーザーは決算キャンペーンを狙って購入する傾向にあるため、一気に車の需要が高まります。高まる需要に備えて多くの車を確保する必要があり、普段より高値でも買取してくれるという仕組みです。
走行距離が大台に乗る前に売却する
走行距離が5万kmや10万kmといった大台に乗る前に売却すると、高く買取してもらえる傾向にあります。10万kmという走行距離は、車の修理があまり必要なく乗れる距離の目安です。10万kmを超えた中古車であると、「修理費用が高くつくのではないか」という思いから買い手がつきにくく、査定額も安くなる傾向にあります。
5万km以上から査定額が下がることが多いため、車の売却を決めたら、走行距離が大台に乗る前に査定をしてもらうと良いでしょう。
本気で売る気がある姿勢を見せる
本気で売る気がある姿勢を見せれば、査定額アップが期待できます。売る気がなくて冷やかしでの査定と思われてしまうと、限界の買取価格を提示してもらえないかもしれません。
売却に必要な書類を一式そろえて、「納得できる価格であれば即日売却をする」と伝えてみましょう。査定士に本気度が伝わり「自社で買取したい」と考えるようになるため、限界の買取価格を提示してくれる可能性が高まります。希望する買取価格を査定士に伝えるのも、本気度が伝わりやすく効果的です。
相見積もりをする
相見積もりを取れば、より高値をつけてくれる買取業者を見つけられるのがメリットです。どの買取業者でも、査定でチェックするポイントは基本的に変わりません。しかし最終的に提示される査定額は、大きく異なる場合があるのがポイントです。
A店では20万円の査定額であったとしても、B店では30万円の査定額を提示されるようなケースもあります。複数の買取業者に査定をしてもらい、最も高額査定をしてくれる買取業者を見つけましょう。他の買取業者の見積書があれば、買取価格の交渉材料にもなります。
一括査定を利用する
一括査定を利用すれば相見積もりができるだけではなく、効率的に高値をつけてくれる買取業者を見つけやすいのがメリットです。相見積もりは、高値をつけてくれる買取業者を見つけるために重要な要素となります。
しかし複数の買取業者を回ると、大きな手間がかかるのがデメリットです。特に多忙な方であると、なかなか相見積もりを取れないかもしれません。一括査定であれば、インターネットで車両情報を入力するだけで複数の買取業者に査定依頼ができます。
carview!中古車一括査定サービスは、全国300社の買取業者と提携しており、居住エリアに合った最大10社への査定依頼が可能です。手間なく簡単に高値をつけてくれる買取業者を見つけられるので、ぜひご利用ください。
車の売却時に高値を狙うコツ~事前準備~
車を高値で売却するためには、売却の時期や売却方法、相見積もりをもらうなどの重要なポイントがいくつかあります。また、車の売却では「事前準備」も重要で、スムーズな売却をするために欠かせないステップとなります。ここでは、車の売却時に高値を狙うコツとしての、事前準備について解説します。
洗車や車内の清掃をしておく
査定を受ける前に洗車や車内の清掃をしておきましょう。車をきれいにしておくことで、査定士が車に対して好印象を持ち、査定額アップにも期待できます。
車がきれいであると、査定士は「この車は大事にされてきた」という印象を持つのがポイントです。整備もしっかりと行われていると考えられ、車の品質についても良い印象を持ちやすくなります。
単純な「車のきれいさ」は、査定のチェックポイントにはなりません。しかし最終的な査定額を算出する際、査定額アップを一押しする要素になる可能性はあります。洗車やシート・フロアマットの掃除、車用消臭剤でのにおい除去などを行いましょう。
小さな傷は消しておく
市販品で自分でも修理できるような傷であれば、消しておくとプラス査定につながります。小さな擦り傷やステッカー跡などであれば、市販の研磨剤を利用してボディを磨きましょう。表面の微細な凸凹がなめらかになります。
タッチアップペンを使用すれば傷が目立たなくなりますが、使い方を誤ると修理部分だけ目立ってしまう恐れがあるので注意しましょう。大きな傷で修理ができない場合は、そのまま査定に出すのが無難です。業者に修理を依頼した場合、かえって修理費用のほうが高くつく可能性があります。
カスタマイズした部分は戻す
社外パーツを装着しているのであれば、査定前に純正パーツへと戻しておくことが重要です。社外パーツはユーザーの好みが分かれる部分といえます。特に社外ホイールやエアロパーツなどは、ユーザーの個性が大きく表現される部分です。
中古車市場でそのまま販売した場合、個性的な車は買い手がつきにくい傾向にあります。買取業者は「万人受けして買い手がつきやすい車が欲しい」と考えるのが一般的です。個性的な車よりも万人受けする車のほうが需要は高いため、カスタマイズした部分は純正パーツに戻したほうが、プラス査定につながります。
純正オプションのアピールをする
純正オプションがついている場合はプラス査定になりやすいため、査定士に積極的にアピールしましょう。
純正オプションには、「ディーラーオプション」と「メーカーオプション」の2種類があります。メーカーオプションは新車購入時でしかつけられないため、装着車は高額査定になるでしょう。以下のような純正オプションがついているとプラス査定になりやすいので、積極的にアピールすることをおすすめします。
・「本革シート」や「サンルーフ」など車の高級感を演出するオプション
・「電動スライドドア」「スマートキー」「カーナビ」「ETC車載器」などユーザーの利便性を上げるオプション
・「衝突回避ブレーキ」「バックモニター」など安全性を高めるオプション
メンテナンスノートを用意しておく
メンテナンスノートがあれば、車の品質の高さをアピールできます。メンテナンスノートとは点検整備記録簿のことです。今までに、いつのタイミングでどのような整備をしたかが記録されています。
査定時に「今までしっかりと整備をしてきた」と品質の良さをアピールしても、査定士としては本当かどうか分かりません。整備の記録を記したメンテナンスノートがあれば、しかるべきタイミングで整備を行ってきたことの証拠となります。品質が良いことの判断材料となるため、用意しておけば高額査定が期待できるでしょう。
車を高値で売却すると同時にコスト削減も意識しよう
車が最も高値で売却できる時期は「1月~2月」と「7月~8月」と言われています。しかし、他にも、維持費やコスト面を抑えるのに良い売却のタイミングがあり、それは以下の2通りです。
1.車検切れの数か月前
車検切れでも、基本的に買取業者の買取額には影響しません。それは「車検整備費用」付きの中古車として再販できるからです。車の売却前にかかった車検費用を全額回収するのは困難なので、車検を通さずに売却するのがおすすめです。
2.自動車税を支払う前
自動車税は、「毎年4月1日時点で車の所有者が1年分をまとめて納める」税金です。4月1日以降に納税してから車を売却しても、月割り計算で「売却が完了した月の翌月から翌年3月末分まで」を還付金として受け取れますが、手続きには手間がかかります。
また、軽自動車税の場合は還付されないため、軽自動車税を納税した後の売却ではすでに支払った残りの月数分を損してしまうので注意しましょう。そのため、自動車税を支払う前も車の売却のタイミングとしておすすめです。
車を高値で売却したくても避けるべきこと
高値で売却するポイントの把握も重要ですが、避けなければいけないポイントを把握することも大切です。車を売る際に避けなければいけないのは、「故障箇所や傷を修理に出す」「都合の悪い書類を処分する」「修復歴があることを隠す」の3つといえます。守らないと大きなトラブルに発展する恐れもあるので、しっかりと把握しましょう。
故障箇所や傷を修理に出す
故障箇所や傷を修理に出した場合、程度によっては修理代が高くつく恐れがあります。傷やへこみ、故障箇所がある車は「修理をしてから査定に出したほうが良い」と思うかもしれません。しかし修理をせずに、そのまま査定に出したほうが良いケースもあることを把握しておきましょう。
小さな傷であれば、市販の研磨剤やタッチアップペンで修理が可能です。大きな傷やへこみなどは板金修理が必要であり、修理代は高額になる傾向にあります。故障箇所に関しても、電球切れなどであれば修理代は安価ですが、エンジン関連などの故障は高額です。修理費用が高くつき損をする可能性が高いため、そのままの状態で査定に出しましょう。
都合の悪い書類を処分する
自分にとって都合の悪い書類を処分すると、査定額が下がったりトラブルに発展したりする恐れがあります。都合の悪い書類として挙げられるのは、メンテナンスノートです。「適切な時期にオイル交換をしていなかった」「定期点検を受けていなかった」などがあった場合、メンテナンスノートに整備記録が記載されません。
査定士は今まで数多くの車を査定しており、豊富なノウハウや知識を有しています。プロの目で不審な点が発見された場合、メンテナンスノートがなくても減額は避けられないでしょう。信頼できるユーザーであることをアピールするためにも、過去の整備実績をきちんと共有することが重要です。
修復歴があることを隠す
修復歴があることを隠して査定を受けると、トラブルに発展して売却自体が不可能になるケースがあります。フレームを損傷した場合は、修理をしても完全に工場出荷時の状態に修復するのは困難です。そのため修復歴ありの車は中古車市場で需要が低く、買取価格も大幅に低下します。
査定士は査定のプロです。「フェンダーとボンネットの隙間が均一か」「フレーム修復跡がないか」などのチェックによって、修復歴の有無を判断します。修復歴は申告義務がある事項です。隠した状態で査定を受けて修復歴が発覚した場合、減額要求や交渉決裂といった事態になりかねません。査定を受ける際は正直に申告しましょう。
査定額に影響しやすい項目6選
査定士は車のさまざまな部分をチェックして、査定額を算出します。特に査定額に影響しやすいポイントは、「走行距離」「年式」「モデルの新しさ」「ボディカラーの需要」「傷や破損具合」「修復歴の有無」の6つです。高値を目指すのであれば、多くの項目を高く評価してもらう必要があります。
走行距離の長さ
走行距離は、長ければ長いほど査定額は下がる傾向にあります。目安の走行距離よりも長いか短いかも、査定額に影響を与えるポイントです。目安の走行距離は、普通車であれば「1年1万km」、軽自動車であれば「1年8,000km」とされています。たとえば普通車で1年間の走行距離が8,000kmであった場合、プラス査定になるでしょう。
ただし、目安の走行距離より極端に少ない場合も注意しなければなりません。あまり車に乗っていない状態であるため、「放置車」という評価を受けてマイナス査定になるケースもあります。
年式の低さ
低年式車ほど査定額は低く、高年式車ほど査定額は高くなるのが基本です。一般的に、修理があまり必要なく車に乗れるのが10年とされています。10年を超えると査定額は低くなるので、売却のタイミングを見極めましょう。
しかし、年式が低くても価格がつかないわけではありません。海外での日本車人気は高く、低年式車であっても外国で需要があるケースは多く見られます。海外への販売ルートがある買取業者であれば、納得できる価格をつけてくれるでしょう。
モデルの新しさ
モデルが新しいかどうかは、査定額に大きな影響を与えます。車はマイナーチェンジやフルモデルチェンジを行い、一定の需要確保のために新しいモデルを発売するのが一般的です。
新型が発売されると、旧型を売却して新型を購入しようとするユーザーが多くなる傾向にあります。その結果、中古車市場には旧型の在庫が増え、供給過多となって査定額が低くなることもあるので注意しましょう。
なるべく高値で売却するためには、モデルチェンジが行われる前に売却をしましょう。メーカー公式ホームページや車の雑誌などをチェックし、モデルチェンジ情報を得ることが重要です。
ボディカラーの需要
ボディカラーも査定額を左右する重要な要素といえます。日本で人気のあるボディカラーは、「ブラック」「ホワイト」「シルバー」の3色です。新車や中古車問わず人気があります。
人気の3色は万人受けしやすいカラーであり、中古車市場においての需要が高いため、プラス査定になりやすいのがポイントです。イエローやグリーンなどの鮮やかで個性が強い色はユーザーの好みが分かれるため、査定額は低い傾向にあります。
傷や破損具合
傷や破損具合は、程度によって査定額に与える影響の度合いが異なります。近くで見ないと分からないような微細な傷は、ほとんどマイナス査定にはならないので安心しましょう。微細な傷は、普通にしていれば自然にできてしまうためです。
遠目から見ても分かるような大きな傷やへこみ、錆びはマイナス要素となります。しかし査定前に修理をした場合、修理代のほうが高くつくかもしれません。そのままの状態で査定を受けるのが無難です。
修復歴の有無
修復歴がある場合、査定額は大幅に下がります。修復歴は、査定額に最も影響を与える要素と言っても過言ではありません。
事故によってフレームが損傷した場合、工場出荷時の状態へと完全に修復するのは困難です。少しでも歪みが残っていると、「真っすぐ走れない」「フラフラする」などの不具合が生じる可能性があります。修復歴のある車は中古車市場での需要が少ないため、修復歴車の買取に特化している買取業者へ売却するなど、売却先の選択が重要です。
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まとめ
車を高値で売却するためには、走行距離が5万kmや10万kmの大台に乗る前に売却しましょう。高く売れる決算期前に売却できるよう、純正パーツをそろえて書類を準備しておくことも大切なポイントです。相見積もりを取ると、高値での売却が期待できます。
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ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ