中古車の相場の動向を読み解いて高価買取を目指そう!おすすめの売却方法とは
車を所有している方であれば、何かのきっかけで新しい車に乗り替えたり、車を買取に出そうと考えたりすることがあるでしょう。しかし、中古車の買取相場には波があり、さまざまな要因で変動するため、高値を狙えるタイミングを知っておくことが重要です。
そこで今回は中古車の買取相場動向の見極め方や、高価買取を狙う方法を解説します。今すぐ買取に出す予定がない方にも役立つ内容ですので、ぜひチェックしてみてください。
目次
マイカーの乗換えを検討中の方!愛車の現在の価値、気になりませんか?
車の買取相場を調べる中古車買取金額と相場動向に影響する3大要素
中古車の買取金額や相場動向に影響する主な要素は3つです。まずはそれぞれの要素がどのように影響しているのか解説します。買取金額や相場に影響する要素を知っていれば、査定後に提示された金額の妥当性も判断しやすくなるでしょう。
1.車両本体のモデルやカラー
同一車種であっても、モデルやボディカラーによって値段の付きやすいものとそうではないものがあります。
現行モデルや人気モデルは、中古車市場でも人気が集中し買取相場も高くなる傾向です。モデルチェンジを境に相場が大きく変動することもあるので、買取に出すならモデルチェンジ前が良いでしょう。
ボディカラーは定番色の白(特にパールホワイト)・黒・シルバー、または車種のイメージカラーは買取相場が安定します。一方で好みが分かれてしまう赤・青・紫・黄・緑などは値段が付きにくい傾向です。
2.車のコンディション
車のコンディションは査定金額に大きく影響します。プラス査定とマイナス査定につながる主な要素は以下の通りです。
- プラス査定につながるもの
- 純正オプション
- サンルーフ、フルスポイラー、本革シート
- 法定点検整備済
- ワンオーナー車
- マイナス査定につながるもの
- 修復歴に該当する
- タバコや芳香剤のにおい残りがある
- 塩害や融雪剤よる錆が懸念される
3.売却する季節
中古車の買取相場は季節変動の影響を受けやすいのも特徴です。新生活等による中古車購入需要が高まりと買取業者の決算時期となる1~3月、さらに買取業者の半期決算に重なる7~9月は、通常よりも買取業者が買取に力を入れます。この時期は手続きも混雑しますが、高値買取を狙うのにはおすすめです。
車のタイプだと、夏前からはオープンカー、秋ごろからは4WDの購入需要増加に伴い買取価格が高まります。
【補足】買取相場が下がりやすくなるタイミングは?
買取相場が下がりやすくなるタイミングも知っておきましょう。不定期に訪れるタイミングとして以下のようなものがあります。
- 買取相場が下がりやすくなるタイミング
- 景気低迷
- ガソリン価格の高騰
- 輸出向けの中古車であれば円高
- 自動車メーカーのリコールや不祥事
この他にも、自動車税課税直後は買取に出すのはおすすめできません。
コロナ禍が中古車の相場動向に与えた影響は?
昨今のコロナ禍により、新車のみならず中古車業界もさまざまな影響を受けています。必ずしも従来の通説通りの変動ではなく、漠然とした先行きの不透明さも否めません。状況を注視することが求められますが、現段階で分かっている中古車需要や相場への主な影響を解説します。
中古車需要の増加
原油価格の値上げが続くなかにおいても、以下のような要因で中古車需要が増加しています。
- コロナ禍による中古車需要の増加要因
- 感染対策の一環として日常的な移動手段は公共交通機関の利用を控え、自家用車を利用する方が増えた
- 新車納期の遅れにより、当初は新車購入を予定していた方が中古車へシフトした
- 旅行やレジャーを控える風潮のなか、一部の裕福層から趣味性の高い中古の高級車が投資目的も含めて注目されている
輸出規制による打撃
連日ニュースで取りあげられているロシアとウクライナ情勢が、中古車業界にも深刻な影響を与えています。これは、日本やアメリカなどがロシアに対する経済制裁の一環として、中古車の輸出規制を行っているからです。ロシアは日本からの中古車輸出の主軸であり、輸出が滞っていることで中古車の輸出関連業者は大きな損失を生じています。
過走行車、悪路走破性の高い四駆などの中古車は、日本で需要が少なく輸出向きとされていました。しかし今回の経済制裁が中古車の需給バランスへ影響し、コロナ禍で高止まりだった中古車買取価格も下がりつつあります。
相場の動向以外で中古車の高価買取を狙う方法
中古車需要の増加を見越したタイミングで車を買取に出す他にも、いくつかの高価買取を狙いやすい方法があります。買取はまだ検討中という方も、知っておくといざ売却するとなった時に役立つでしょう。ここからは高価買取を狙う方法を1つずつ解説します。
まずは買取相場をチェック
査定前にまず行っておきたいのは、買取に出す車の買取相場を調べることです。大まかな買取相場を知っておけば、査定員との買取金額の交渉材料となり、不当な金額で交渉されるのも防げます。
買取相場を調べるには、中古車一括査定サイトや車の専門雑誌などが活用できるでしょう。どのような車を買取に出す場合でも、買取業者の受け身にならない姿勢が大切です。
買取に出す時期やタイミングを見極める
先述したように、買取金額は季節や地域要素の影響を受ける他、車自体のタイミングもあります。中古車買取におすすめのタイミングの一例は以下の通りです。
- 中古車買取におすすめのタイミング
- 車検を受ける前
- 走行距離が大台(3万5万10万km)に乗る前
- モデルチェンジ前
- 自動車税課税前
プラス査定要素を押さえておく
査定金額に影響するのは車本体の要素だけではありません。査定時までに車に付属しているスペアキーや取扱説明書、メンテナンスノート(メーカーの保証書+点検整備記録簿)の原本を揃えておきましょう。もし中古車として購入しており、購入当初から付属していなかった場合はその旨を申告します。
また、査定員がベテランとは限りません。査定に有利な純正品や各種先進安全技術、バックモニター類、サンルーフ、レザーシートなど、プラス査定を狙える要素も申告すると良いでしょう。
査定員とコミュニケーションを取り交渉を進める
車を買取に出すのであれば、査定員との良好なコミュニケーションを取ることが大切です。交渉を円滑に進めるだけでなく、トラブルを防止する上でも意味があります。スムーズに交渉を進めるためのコツは以下の通りです。
- スムーズに交渉を進めるためのコツ
- 売却の本気度を伝えるため、必要書類を用意しておく
- 不具合がある場合は正直に申告する
- 他社の査定額など虚偽の申告は厳禁
- できる範囲で車の清掃を済ませ私物も回収しておく
一括査定サービスを賢く利用する
高価買取のコツは、複数の買取業者の査定額を競わせるために「相見積もり」を取ることです。複数の買取業者の査定を受けるのを手間に感じるかもしれませんが、1社だけでは金額の妥当性やサービスの良し悪しを判断できません。
相見積もりを取る上で、一括査定サービスはとても便利です。いくつかの質問に回答するだけで、ユーザーの居住エリアに対応した複数の買取業者に一括して査定を申込めます。
中古車の相場動向に関するQ&A
中古車買取価格の相場動向を大筋で解説してきましたが、何かと疑問に思うことがある方もいるでしょう。ここでは相場動向に関連した疑問をご紹介します。実際に売買契約を行う際、不明点はきちんと販売員に尋ねて納得した状態で契約を行うことが大切です。
Q.中古車の買取価格と販売価格の関係は?
中古車買取価格と、その中古車の再販時の販売価格には目安となる等式が存在します。一般的には、中古車の買取価格は販売価格の約6~9割です。
細かなオプションパーツやコンディション、年式や走行距離が影響し価格を左右します。自分の車の査定額がどの位の金額になるかを知るための参考として覚えておいても良いでしょう。
Q.車の傷は修理してから査定を受けた方が良い?
車は使用していく上で大なり小なり傷が付いてしまうものです。査定前に車の修理を行っておくかどうか気になる方もいるでしょう。結論からいえば、修理費以上に査定額がアップするケースは多くありません。
手間がかかることを考えると、そのまま査定を受けた方が良いでしょう。また、DIYはかえって状態を悪化させてリスクがあるのでおすすめしません。
Q.中古車の査定額を決める基準はある?
車の査定基準は、「一般財団法人 日本自動車査定協会(JAAI)」が定めており、この基準をベースに中古車査定が行われます。査定項目を大まかに分けると以下の通りです。
- 車の査定基準
- 外装の状態
- 内装の状態
- エンジンの状態
- 年式や走行距離
- 修復歴や事故歴
この基準に付属品やボディカラーの人気度合い、買取業者独自の評価基準も加味されて査定額が決定します。
Q.一括査定サービスにデメリットはある?
便利な中古車一括査定サービスですが、人によってデメリットと感じる要素も存在するでしょう。一度に複数の買取業者の査定を申込む性質上、複数社から電話連絡がかかってくるかもしれません。
電話への対策として、あらかじめ共通して聞かれる質問の回答をメモにまとめておくと良いでしょう。時間にゆとりのある時に申込むことや、交渉意思のない買取業者に対して無視ではなく明確に断りの意思を伝えることも大切です。
中古車の相場動向をチェックしたら買取カービューで買取業者を探そう
中古車の一括査定サービスを利用するなら、買取カービューが提供する「愛車無料一括査定サービス」がおすすめです。ユーザーや買取に出す車と相性の良い買取業者を効率的に探すことができ、1度に最大10社へ査定を申込むことが可能です。
20年以上サービスを提供してきた老舗
買取カービューは2000年に業界で初めて中古車一括査定サービスを開始した老舗です。これまで数多くの車ユーザーに支持され、累計450万人以上の利用実績を誇ります。実際に買取カービューを通じて査定を受けた車ユーザーのクチコミも多数掲載されており、こちらも参考になるでしょう。
提携先の豊富さも強みの一つ
買取カービューの強みの一つに、提携先の豊富さが挙げられます。2022年4月現在、全国各地にある300社以上の買取業者と提携しています。CMやメディアでおなじみの大手からアットホームな地域密着店まで、幅広いネットワークも強みです。
優良買取業者の目安となるJPUC加盟店(適正買取店)にも加盟しており、車に関して不慣れな方でも安心してご利用いただけます。
まとめ
せっかく車を買取に出すのであれば、より高値で売却したいところです。中古車買取に出す際は相場の動向だけでなく、「相性の良い買取業者選び」が大切だということを留意しておきましょう。
買取カービューでは一般的な中古車のみならず、不動車や事故車、バスやトラックなどの商用車、さらには建設機械等の買取にも対応しています。愛車の売却を検討されている方はぜひチェックしてみてください。
写真:アフロ
- お見積もりを依頼
- 買取店から電話か
メールでご連絡 - 査定を実施
- 査定額を比較し
売却先を決定
LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声
買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。
-
- 実際の査定金額
- 70.0万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 3.5
ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
-
- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
-
- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
※ 当社は、クチコミの内容およびこれを利用した結果について、何ら保証するものではなく、一切の責任を負いません。
※1 2019年4月時点 当社調べ