車の査定は短時間で済む？前後の流れや高値で売却するポイントも解説

車を売却するにはディーラーの下取りという方法もありますが、高く売るために買取を選択するケースも多いでしょう。しかし、車を素早く売却したい時に、車の買取査定にはどれくらいの時間がかかるのか、そして買取を選ぶのが本当に向いているのか気になってしまいます。
この記事では、車の査定にかかるまでの時間や時間短縮につながるコツ、高値で買取してもらうポイントまで解説します。車をスムーズかつ高く売りたい方は、参考にしてみてください。

車の査定は時間がかかるの？

車の査定にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。特に店舗に持ち込む場合は、移動時間も含めたスケジュールを組む必要があるので、日程確認は欠かせません。また、車の入金までかかるおおよその期間も把握しておきたいことでしょう。ここでは実際の車査定にかかる時間と、入金までの時間について解説します。

査定時間は1時間程度

車の査定は時間がかかるものというイメージを持っている方もいます。実際にかかる査定時間は、買取業者ごとに異なるものの、30～60分が一般的とされており、そこまで長くありません。ただし、以下の車種は査定時間が長引くこともあるので気を付けましょう。

いずれにしても査定が長引く場合を考慮して、当日は前後の予定を空けておくのが無難です。

入金までの時間は状況による

車売却後に入金されるまでにかかる時間は、店舗や手続きの進行状況により異なります。早い買取業者なら2営業日、遅くても1週間程度で入金されることがほとんどです。

一部の買取業者では、車の引き渡しと同時に現金で受け取れます。しかし、基本的には売却から入金までに一定の時間がかかることを理解し、計画的な売却を心掛けましょう。また、売却手続き後は、買取業者から聞いた振り込み日に銀行口座を確認し、正しく入金されているか確認するのがおすすめです。

車の査定で見られる場所とかかる時間の目安

実際に車の査定をしてもらう際は、査定士がチェックするポイントを事前に知っておくと良いでしょう。交渉で不利になることを防げるかもしれません。ここでは、車の査定で見られる場所とかかる時間の目安を、5項目に分けて解説します。

外観の確認

外観で確認されるのは、傷や凹み、色あせなどの状態です。次に挙げる外装が無傷な車両には加点されます。

状態によっては減点されるケースもありますが、1cm未満の傷や凹みの場合は減点の対象外となります。外装は検査項目が詳細に決まっており、10～20分程度の時間がかかるでしょう。板金塗装か交換の判断が必要であればさらに時間がかかります。

内装の確認

内装は、シートやマットの傷、汚れなどが確認されます。たとえば、異臭やペットの毛の付着、天井等へのヤニの付着は減点対象です。逆に減点要素のない良好な状態の車両であれば価値加点の対象となります。

内装のチェックそのものは5分～10分程度で終わりますが、内装パーツの検査も同様に行われるため、時間を要することもある点を留意しておきましょう。

エンジンの確認

エンジンルームは、油汚れの有無やアイドリングの状態、排気色、異音、オイル漏れの有無などが確認対象です。各パーツは目視やオーナーからの自己申告だけでなく、実際にエンジンをかけて異音がしないかなど細かく確認します。

通常のエンジンルームの確認は、5～10分程度で済むことがほとんどです。ただし、水漏れやオイル漏れがある状態だったりボンネットを外した形跡があったりすると、査定時間が長引く場合もあるので気を付けましょう。

フレームの確認

フレームは、エンジンルームやトランク、車体の下部を覗いて行われる目視での検査が中心です。修復歴や修理歴は自己申告する情報ですが、両者の違いを正確に理解しておく必要があるでしょう。

特に修復歴の疑いがあるとフレームの状態確認に要する時間が増え、検査時間が長引くことが予想されます。

足回りの確認

足回りは、錆や各パーツのオイル漏れ、オイル滲みの有無が確認対象となり、該当する場合は減点となります。特に冬場の雪道走行が多い車は、除雪剤で錆びているケースが多いので注意が必要です。主にチェックされる箇所は下記の通りとなっています。

足回りも基本的にオーナーからの自己申告を元に、目視で確認する流れです。3～5分で終わる工程ですが、錆が多いと検査時間が長引くでしょう。

車の査定時間を短くするために出来ることとは？

実際の車両や部品の状態は、プロである査定士の目で確認する必要があるため、車の状態を事前に申告していても、査定時間が長引くケースは多々あります。査定時間を短縮したい場合は、簡単に実践できるポイントを押さえておきましょう。ここでは車の査定時間を短くする方法について解説します。

早めに必要書類を準備しておく

車の売却の流れに沿ってスムーズに手続きを進められれば、最短で数日、遅くとも2週間以内に入金が確認できるでしょう。しかし、車の査定の流れや時間を把握していても、必要書類に不備があれば売却が滞ってしまうので注意が必要です。

車の売却に必要な書類は、全て手元にあるか査定前に確認しておきましょう。万が一紛失している書類があると、再発行までに時間が必要なので、早め早めの行動を意識してください。

出張査定が利用できる業者に依頼する

車の査定には「持ち込み査定」と「出張査定」の2種類があります。前者の場合は店舗に赴くために時間がかかるので、早く車を売却したい方にはおすすめできません。

その点、後者の場合は自宅など場所を指定できるので、実店舗まで行く時間や手間も不要です。出張査定なら忙しい方でも手軽に利用できるので、出張査定に対応している買取業者を探してみてください。

車の査定申し込みから入金までの時間の過ごし方

車の売却は、最初の査定申込から最終的な入金確認まで、いくつかのステップがあります。場合によっては見積書に記載の査定額で納得し、即決することもあり得るでしょう。査定以外の車売却の流れも把握しておくことで、余計な時間をかけずに済みます。ここで査定の申し込みから入金までの流れを確認してみましょう。

買取業者への申し込みをする

買取業者への申し込みでは、時間をかけても問題ありません。買取業者を選ぶ際はクチコミも参考にできますが、複数買取業者の見積りを比較検討した上で買取業者を選定するなら、一括査定サービスの利用が効果的です。

基本的には、高く買取してくれる買取業者を選ぶのが大事ですが、「大手として実績がある」「出張買取に対応している」といった、売り手に寄り添ってくれる買取業者であることも大切といえるでしょう。

査定前の確認をする

車の査定前は、「前商談」と呼ばれるヒアリングが行われます。前商談で営業担当の方からよく聞かれる内容は、以下の通りです。

特に、修復歴に関しては査定額に大きく影響するので、偽らずに申告するようにしましょう。あらかじめ質問される内容に対する回答を用意しておけば、時間をかけずに査定に臨めるのでおすすめです。

必要書類を揃える

車の売却に必要な基本の書類は、「自動車検査証」「自賠責保険証明書」「自動車リサイクル券」「振込口座情報」などがあります。また、普通車と軽自動車で必要な書類も異なるため、下記で確認しましょう。

紛失書類によっては、再発行まで時間がかかるケースもあるので注意しましょう。

売買契約の手続き

車の査定を終えて、提示された見積書に記載されている査定額に納得したら、売買契約に移ります。必要書類を準備しておけば提出までがスムーズで、その後は契約書に署名・捺印を行うことで売買契約完了です。

ただし、契約書はよく読み込んでから署名を行いましょう。契約書の内容を理解しておかないと、トラブルに発展することが少なからずあるため、キャンセルポリシー等で不明点があればスタッフに直接聞くのがおすすめです。

入金を確認する

車の売買契約が完了したら愛車を買取業者に引き渡し、2営業日前後～1週間程度で指定口座へ入金されるのを待ちましょう。

「入金されている金額が違う」「期間内に振り込まれない」といった、入金に関するトラブルは車の売買時に多いので注意が必要です。入金トラブルを避けるには、事前に買取業者から入金タイミングを確認しておくことと、安心感が強い大手買取業者を選択することがポイントとなります。

車の査定時に押さえておきたいポイントとは？

車の査定では、スムーズに進めるために必要な要素がいくつかあります。たとえば、車の状態を正確に伝え、車をきれいにすると無用なトラブルを防ぐことに繋がるのです。安く買い叩かれるリスクがあることも十分に考慮しましょう。ここでは、車の査定時に押さえておきたい3つのポイントについて解説します。

車の不備等はあらかじめ伝えておくこと

車の状態は、自分で把握していることを全て査定士に伝えてください。確かに修復歴がある車は減額対象になるため、伝えづらいことでしょう。しかし、仮に車の状態を偽って申告すれば、減額や交渉が不利になるだけでなく、告知義務違反として損害賠償にまで発展することも考えられ、デメリットしかありません。

メンテナンスノートがあると、整備や点検の記録をすぐに査定士に確認してもらえるので、事前に用意しておくのがおすすめです。

車内外の清掃をしておくこと

一般財団法人日本自動車査定協会（JAAI）が定める基準を超える傷やへこみは、下手に直すとかえって査定額が下がる危険があるので、そのまま査定に出しましょう。

きれいな車と汚れたままの車では、前者の方が査定士にも良い印象が残るので、必ず車内外の清掃をしてから手放すことをおすすめします。簡単な車内清掃や洗車をし、たばこやペットのにおいがある場合は、換気や無香料の消臭スプレーで無臭にしてから見てもらうようにしましょう。

営業トークに流されすぎないこと

中古車買取業者にも安く買取したいという本音があります。価格交渉をするなら、自分の中で売却希望価格を決めておくと良いでしょう。仮に提示された見積り金額が希望額に満たないなら、あくまで具体的な金額を伝えずに、1円でも高く買取してもらえるようにやんわりと伝えることをおすすめします。

営業担当者のトークに流されると買い叩かれるケースも多いので、無理のない範囲で価格交渉をするようにしてください。

時間をかけずに愛車の査定額を比較するならcarview!車買取へ！

車の査定ではある程度の時間がかかるものの、早く売却できるに越したことはないでしょう。高値でかつ迅速に買取まで対応してくれる買取業者を探すなら、一括査定サービスの利用がおすすめです。

ここでは、時間をかけずに愛車の査定額を比較できるcarview!中古車一括査定サービスについて解説します。

提携業者は300社以上！1回で最大10社への査定依頼が可能

車の査定額は買取業者によって違うので、高価買取を狙うなら複数社の見積りを比較する「相見積もり」を取ることが大切です。carview!中古車一括査定サービスでは、提携している300社以上の買取業者の中から、一度に最大10社まで依頼できます。

比較が楽なので、一番高く売れる買取業者が見つかります。外車やスポーツカー、ミニバンなど、買取業者によって専門・得意としている車のタイプは異なるため、carview!車買取で条件に合う買取業者を選びましょう。

JPUC加盟事業者として安心安全のサービスを提供

車の売買では、トラブルが発生することもあるでしょう。安心して取引ができる買取業者を選びたい場合は、大手かつJPUC加盟事業者から選ぶのがおすすめです。

JPUC（一般社団法人日本自動車購入協会）は自動車買取業界の健全化に努めながら、顧客に安心かつ安全なサービスの提供を目指しています。carview!車買取もJPUCに加盟している事業者であり、大手買取業者とも多数提携しています。安心安全のサービスで選ぶ際もcarview!にお任せください。

まとめ

車の査定では、ある程度の時間や手間がかかります。手軽に愛車を高価買取してくれる買取業者を探すなら、一括査定サービスを利用しましょう。

特にcarview!中古車一括査定サービスなら、一度に最大10社の見積りが比較でき、売却先の選択もスムーズです。また、提携査定会社数が多いだけでなく、JPUCにも加盟しているので安心してご利用頂けます。車の売却に時間や手間をかけたくない方は、お気軽にcarview!で愛車の見積り依頼を試してみてください。