エアロパーツがあるのと無いのとでは車の査定額に大きな差が!高額査定を狙うためのポイントを大公開
愛車を売るなら、できるだけ高い価格で買い取ってもらいたいものです。いざ、買取の査定を依頼する際、エアロパーツがあると査定にどう響くのか気になっている人は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、エアロパーツが査定に与える影響と、より高額で買い取ってもらうためのポイントを紹介します。高額査定につながる場合と、そうでない場合があるので、事前にしっかりポイントをチェックしておきましょう。
目次
マイカーの乗換えを検討中の方!愛車の現在の価値、気になりませんか?
車の買取相場を調べる車の査定でエアロパーツは目が離せない!
エアロパーツは、レーシングカーとしてより速く走るためにつけられるパーツと、一般車をドレスアップする目的でつけられるパーツに分かれます。
空気の抵抗をできる限り無くす実用性をもったタイプと、よりカッコよく見せることを目的としたタイプとでは、まったくの別物だということです。
実は車を査定してもらう際、このエアロパーツがついているかどうか、どのようなエアロパーツがついているのかで、査定額が大きく変わってきます。
愛車に当然のように付いていた、あるいは何気なく後付けしたエアロパーツが、車の査定額を左右するかもしれません。売却する前に、エアロパーツについて詳しく把握しておきましょう。
日本自動車査定協会で定められているエアロパーツの査定基準
日本自動車査定協会(JAAI)は、中古車を査定するための基準やルールなどを規定している団体です。日本自動車査定協会では、エアロパーツの査定基準を次のように設けています。
【乗用車】
特・Ⅰ・Ⅱ:70点(当年・1年落ち)、60点(2・3年落ち)、50点(4・5年落ち)、40点(6年落ち以上)
特・Ⅲ・Ⅳ:50点(当年・1年落ち)、40点(2・3年落ち)、30点(4・5年落ち)、20点(6年落ち以上)
軽自動車:40点(当年・1年落ち)、30点(2・3年落ち)、20点(4・5年落ち)、10点(6年落ち以上)
【キャブワゴン・バン系】
Ⅰ・Ⅱ:90点(当年・1年落ち)、70点(2・3年落ち)、60点(4・5年落ち)、50点(6年落ち以上)
Ⅲ・Ⅳ:70点(当年・1年落ち)、50点(2・3年落ち)、40点(4・5年落ち)、30点(6年落ち以上)
軽自動車:50点(当年・1年落ち)、40点(2・3年落ち)、30点(4・5年落ち)、20点(6年落ち以上)
記載されている数値は、1点あたり1,000円換算となります。たとえば、乗用車の軽自動車で年式7年以上だと、エアロパーツは10×1,000=10,000円の査定額がつくという計算です。
自動車査定協会の査定表上では、ワゴン車やミニバン車のほうが、エアロパーツが高く評価されるということが分かります。
車査定で高評価をもらうために知っておきたい!エアロパーツの種類
一口にエアロパーツといっても、装備されている場所や役割によって、いくつかの種類に分かれます。より高い価格で買い取ってもらうためにも、以下で紹介するエアロパーツの3つの種類について把握しておきましょう。
フロントエアロ
フロントエアロとは、車のフロントにあるバンパー部分に取り付けるパーツです。フロントスポイラーとも呼ばれています。本来はレーシングカー用に開発されました。今では、基本的に車のドレスアップを目的として装備されます。
フロントスポイラーは、装着する場所によってさらに名称が分かれることをご存じでしょうか。
フロントのバンパーと一体化しているものは、「フロントバンパースポイラー」、フロントのバンパーの下部に取り付けるものは「フロントアンダースポイラー」、元々あるバンパーを残した状態で取り付ける「ハーフスポイラー」と、大きく3つの種類に分かれます。
リアエアロ
リアエアロは、車の後方に取り付けるエアロパーツです。リアエアロは別名、リアウィング、リアスポイラーとも呼ばれます。F1のレーシングカーの後部に、大きなリアエアロが装備されているのを見たことがある人も多いでしょう。
車が地面に押さえつけられる力をダウンフォースといいますが、このダウンフォースを発生させるために、リアエアロが効果を発揮します。
両サイドエアロ
両サイドエアロは、サイドスポイラーとも呼ばれています。車のサイドステップ(前輪と後輪の間にある部分)をカバーするように装備されるものです。
車の乗り降りの際、この両サイドエアロが足に触れることも多く、エアロパーツの中では損傷が激しくなりやすいパーツだといえます。
他にも、右折・左折をしたり、駐車場に車を停めたりする際、内輪差によってキズができやすい部分です。
車査定を行う上で知っておきたい!エアロパーツのチェックポイント
後付けしたエアロパーツは、お金をかけて装備したのだから、高く査定されるものと思っている人も多いでしょう。しかし、どれだけ高額な装備であっても、実際には査定額が下がるケースもあります。ここでは、買取業者が見ているエアロパーツのチェックポイントを2つ紹介します。
純正か社外品か
エアロパーツの査定額を大きく左右するのは、装備されているエアロパーツが純正のものかどうかです。純正のエアロパーツは、中古車市場でも高く評価されています。
一方、カー用品ショップなどで購入した社外品が装備されている場合は、基本的にプラス評価にはなりません。ただ、問題なく取り外しができるタイプなら、マイナスされることもないでしょう。
純正のエアロパーツは、基本的に強度の高い素材でできています。また、メーカーが新車の段階で取り付けているため、車体にぴったりフィットして壊れにくいのが特徴です。
一方、社外品のエアロパーツは、安いものだとFRP(繊維強化プラスチック)など強度に不安のある素材で作られていることもあります。その上、後から取り付けているため、どうしても各パーツの間に隙間ができやすく、長持ちしにくいでしょう。
エアロパーツのダメージ
査定額が低くなるのはダメージのあるエアロパーツです。プラス査定につながる純正のエアロパーツであっても、キズがついていたり、塗装が剥がれていたりする場合には、査定額が下がってしまうでしょう。
特に両サイドエアロは、カーブや駐車、乗り降りの際にキズがつきやすい部分です。また、フロントエアロも、走行中に小石をはじくことでキズがついてしまう可能性があります。
車査定を意識したエアロパーツの取り扱い
エアロパーツは車の査定額に影響を及ぼすパーツのひとつです。これから車を査定してもらうなら、その扱いに注意しましょう。ここでは、車を査定してもらうことを予定している人が、エアロパーツの扱いで意識すべきポイントを4つ紹介します。
純正のエアロパーツは安易に買取に出さないこと
純正のエアロパーツは、社外品よりも価値が高いことはすでに紹介したとおりです。だからといって、純正のエアロパーツのみを取り外して売りに出すのはおすすめしません。社外品よりは高値がつく純正エアロパーツですが、単体では考えているよりも低い価格をつけられてしまいます。
せっかく純正のエアロパーツがついている場合は、取り外さず、そのままの状態で車ごと査定してもらったほうが、結果的に高値をつけてもらうことができるでしょう。
純正のエアロパーツが紛失しないよう保管場所を用意すること
純正のエアロパーツがつけた状態で購入しても、あとになってドレスアップ目的で改造したという人もいるでしょう。
改造後は、純正のエアロパーツをキレイな状態で保管しておくことをおすすめします。せっかく装備していた純正のエアロパーツを紛失したり、破損したりすると、高額査定のチャンスを逃してしまいかねません。
純正のエアロパーツがあるなら、ダメージがつかないよう、倉庫や物置に丁寧に保管しておき、査定前につけかえると良いでしょう。
車の整備が慣れない間は社外品のエアロパーツに交換しないこと
車の整備にまだ慣れていないという人は、自分で社外品のエアロパーツに交換するのは、なるべく避けましょうエアロパーツを後から装備しようと考える人は、車に愛着を持って、より車をカッコよく見せたいという人が多いかもしれません。
しかし、車は大好きであっても、整備はこれから勉強するという人も多いでしょう。車やパーツの扱いに慣れていないと、作業するときに車体にキズをつけてしまう恐れもあります。車を少しでも高く買い取ってもらうためにも、愛車を丁寧に扱いましょう。
車の整備に慣れた方の下でエアロパーツの取り外しを行うこと
エアロパーツの取り付けや交換は、整備に慣れていない人が行うと、バンパーや車体そのものをキズつけてしまう可能性が高くなります。
キズがつけば、車の査定額にも響くため、エアロパーツの取り外しや交換は、車の整備に慣れた人の下で行いましょう。
エアロパーツを取り付けるには、パーツを付けたい部分のバンパーを取り外さなければならないことがありますが、慣れていない人にはかなり難しい工程です。せっかくパーツを購入したのに、ネジの位置が合わなかった、外したバンパーを元に戻せなくなった、といったことも起こりえるので注意しましょう。
納得のいく査定額を出すために知っておきたい!車査定業者の選び方
同じ車でも、査定額は業者によって異なります。エアロパーツを含めて、少しでも高額査定を狙う場合は、車を査定してもらう業者選びにこだわりましょう。ここでは、満足できる査定額が狙える業者を選ぶための4つのポイントを紹介します。
全国から査定を受け付けているかどうか
全国から査定を受け付けている業者は、事業規模が大きく、直営の販売店を抱えているケースも多くあります。
販売店を抱えているということは、買い取ってからすぐに売りに出せる販路があるということです。販路が豊富だと、買い取った車を高く買ってくれる顧客も見つけやすいでしょう。また、車の価値が落ちる前に素早く販売できるからこそ、その分高値を付けてもらいやすいといえます。
スタッフの対応が丁寧かどうか
車の買取を依頼する際は、業者との信頼関係が大事です。担当してくれるスタッフの対応がよく、こちらからの質問に対する返答やシステムの説明などがしっかりしている場合は、信頼できる業者である可能性が高いでしょう。
スタッフの対応に気になる点が多いと、あとでトラブルになってしまう可能性もあります。誠実で顧客目線での対応ができるスタッフがいる業者なら、安心して査定を任せることができるでしょう。
査定をスムーズに行ってくれるかどうか
査定時の対応についてもチェックしましょう。査定を依頼したら、スムーズに査定作業を行ってくれて、こちらの要望や質問に丁寧に対応してくれる業者がおすすめです。
査定を待つ間に、査定後の買取手続きについて無理やり説明してきたり、強引な営業をかけてきたりする業者もいます。査定の予約の段階から、こちらの話をよく聞いてくれる買取業者を選ぶと良いでしょう。
ユーザーからの評価が高いかどうか
実際にその業者を利用した人の声を聞くことで、相場よりも高い査定額が出るか、気持ちよく取引できるかどうか、といったことを知ることができます。
SNSやクチコミサイトを参考に、実際に査定してもらって、さらに買い取ってもらった人の意見を見てみましょう。ユーザーの評価が低い場合は、それなりの理由があります。総じて評価が高い業者を選ぶことで、大切な愛車をより高値で売却できるでしょう。
まとめ
エアロパーツは、純正であれば取り外さずにそのまま査定してもらうことで、より高値で買い取ってもらいやすくなります。純正品から社外品に付け替えていた場合は、査定前に元に戻すのがおすすめです。しかし、整備に慣れていないのならば、無理に自分で作業するのは避けましょう。
エアロパーツの評価を含め、車の査定額は業者によって異なります。なるべく高く買い取ってもらいたいなら、複数の業者に見積もりを取り、一番高く買い取ってくれるところを見つけましょう。
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ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ