車の査定はどこを見る?プラス評価を受けるための条件を大公開!
車を査定に出す際、少しでも高い評価を受けたいと思う方が多いでしょう。しかし、実際にはどこが見られているのか、プラス査定になる要素を知らないという方もいるのではないでしょうか。査定してもらう前に、まずは買取業者が愛車のどこを見るのか、きちんと把握しておきましょう。
そこでこの記事では、買取業者が車の査定時にチェックするポイントを詳しくご紹介します。事前に買取額を左右する要素を知っておけば、少しでも高く買い取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。
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車の買取相場を調べる車の査定時に見られる10のポイント
買取業者が車を査定するときに見られるポイントは、実はどの業者でも決まっています。車の査定額を左右する10個のポイントは、それぞれプラスに評価される側面と、マイナスに評価される側面とに分かれます。高額買取を実現するために、ぜひチェックしておきましょう。
ボディ
ボディにキズがついておらず、キレイな状態が保たれている車ほど、査定時にはプラスに評価されます。反対に、ボディにキズや凹み、塗装が剥がれているなどのダメージがある場合には、マイナスに評価されてしまうので気を付けましょう。
しかし、目立たない鍵穴周りのキズでさえ、買取業者は細かくチェックしています。今はスマートキーが普及しているため、鍵穴に鍵を差し込む機会はあまりないかもしれませんが、こういった細かい部分もチェックされるということを認識しておきましょう。
タイヤ周り
タイヤ周りでプラスに査定されるのは、タイヤにきちんと溝が残っているかどうかです。タイヤのすり減りが軽微で、溝が深く残っているなど、まだまだ使用価値のあるタイヤを装着している場合は評価額も高くなります。
走行距離が長く、タイヤ交換を適切にしていないために溝がほぼ無いようなタイヤは、マイナスに評価されてしまうでしょう。ただし査定前にタイヤを新品に替えたとしても、その購入額以上の査定アップは望めないので注意しましょう。
エンジン周り
エンジン周りは、実際に車を動かして査定されます。エンジンから異音がしないかどうか、改造パーツがないかどうか、過去にたくさん修復してきた形跡がないかどうか、などがチェックポイントです。エンジンから異音がせず、改造や修復の形跡もない場合はプラスに評価される可能性があるでしょう。
エンジンから「カラカラ」「プスプス」といった異音がする場合は、それだけでかなり評価額が下がる恐れもあります。改造パーツが装着されている場合も、そのままでは販売できないため、マイナス査定の原因となるでしょう。
また、修復した形跡がたくさん見られる場合は、今後使用できる年数が短く見積もられるためマイナスに評価される傾向にあります。
カーナビやオーディオなどの装備
カーナビやオーディオといったオプション装備では、「純正か社外製か」が重要なポイントです。純正のカーナビやオーディオが搭載されていれば、プラス評価となります。純正のパーツは、車種にマッチするように設計・製造されているため、内装との相性も抜群です。事前に正常に作動するかどうか確認しておきましょう。
購入後に自分でつけた社外製のカーナビやオーディオは、場合によってはマイナスの評価を受ける可能性があります。外付けタイプのカーナビは、ほとんど評価されないでしょう。
内装の臭いや汚れ
車内に目立った汚れや臭いもなく、内装がキレイな状態に保たれている場合は、プラスに評価されます。反対に、シートに飲食の跡があったり泥汚れが見られたりする場合は、マイナスに評価されてしまうでしょう。
また、マイナス評価の対象になりやすいのがタバコの臭いです。丁寧にクリーニングしてもタバコの臭いはとれにくいため、再販時に買い手がつきにくくなってしまいます。
純正パーツの有無
車に純正パーツが多ければ多いほどプラスに評価されます。ただ、タイヤやホイールだけは、純正よりも高額で高性能のものをつけているとプラスに評価される可能性もあることを覚えておきましょう。
社外パーツを付けていても、取り外し可能ならばマイナス評価になることは基本的にありません。しかし、車内に穴を開けて装着するタイプの社外製品はかなりのマイナス評価になるので注意しましょう。
修復歴
修復歴とは、事故などによって損傷した車体の骨格部分を修復したり、パーツを交換したりした履歴のことです。修復歴がある車は、ない車に比べて大幅に評価額を落とすでしょう。
小さなキズや外装、ミラー、ヘッドライトなどの補修については、修復歴にはカウントされません。修理歴の対象となるのは、ルーフパネルやフレームなどの骨格部分の修理です。
走行距離
走行距離が1年で1万km未満の車は、プラスに評価されるでしょう。年式に対して走行距離が短いほどエンジンのコンディションが良好で、寿命が長いと判断されるため高額査定を実現しやすいといえます。
ただし、極端に走行距離が少なすぎるとエンジンが正常に作動しないことも考えられるため、無条件に短ければ短いほど良いということではありません。また、総走行距離が10万kmを超えると、評価額はかなりマイナスになることが多いでしょう。
年式
車の査定額を決定づける大きなポイントは車の新しさです。内装も外装もキレイな状態を保っていても、車の年式自体が古いとそれだけでマイナスの評価を受けてしまいます。
反対に、少しくらいのキズがあったとしても年式の新しい車は市場でのニーズが高く、高値で買い取ってもらいやすいでしょう。
「もう少し乗ってから買い取ってもらおう」とのんびりしているうちに、どんどん車の価値が下がってしまいます。そのうち買取に出すつもりなら、年式が新しいうちに査定してもらったほうが良いでしょう。
ボディカラー
ボディカラーも重要なポイントです。年代や性別問わず人気の高いシンプルなブラックやホワイト、パールホワイトといったカラーは、プラスに評価されます。査定でプラス評価を受けやすいカラーは市場で人気が高く、どのようなシーンでも使いやすい色味です。
反対に原色のピンクやイエロー、オレンジなどは買い手がつきにくく、査定でもマイナスの評価を受けやすいでしょう。
ただし、ボディカラーは車種によってニーズが異なることもあります。たとえば、フェラーリなら、イメージカラーであるレッドやブルーの原色系が人気です。
プラス査定を受けるために必要な行動
買取業者が車のどこを見るかが分かったら、次はそのポイントをおさえた上で、評価額をアップさせるために行動しましょう。普段のちょっとした行動で、プラス査定を実現できます。ご紹介する方法を実践して、高額買取を目指しましょう。
車の清掃
車は定期的に清掃することでキレイな状態に保ち、査定員の心証をよくすることができます。おすすめはガソリンをいれるときに、ついでに洗車する癖をつけるという方法です。
給油したあとに洗車機に通し、ガソリンスタンドに併設されたスペースで車体をタオルで拭きます。車内用の大型掃除機も3分100円ほどで利用できるため、車内のごみを吸い取りタオルで拭き上げましょう。
通勤で使うにしても週末だけ使うにしても、ガソリンは定期的に入れるものです。このようにこまめに清掃すれば、汚れは定着せず臭いもつきにくくなるでしょう。査定時に「車をきれいに使っている」という印象を与えることができます。
書類の用意
車を査定に出す際、必ず提出しなければならない書類と出すことによって査定額がアップする可能性のある書類があります。
必ず提出しなければならないのは、「車検証」と「自賠責保険証明書」の2つです。自賠責保険は、新車を購入したときに強制的に加入しています。どちらも車内に常備していることが多いでしょう。
出すことで査定額アップが期待できるのは、「取扱説明書」「定期点検整備記録簿」「他の買取業者の見積書」です。説明書や定期点検記録簿は次に購入するユーザーにとって有益な資料のため、評価がプラスになる可能性があります。他社で査定を受けた際の見積書を見せれば、査定額アップの交渉に役立つでしょう。
担当者の心証を悪くしないこと
買取業者に対して、礼儀を欠いた言動をしないことも重要なポイントです。買取業者の担当者も人間ですから、車自体の価値が高くても顧客の態度が横柄で気分を悪くするようなものであれば、査定に影響する恐れもあります。媚びを売る必要はありませんが、礼節を持った態度を心がけるようにしましょう。
修復歴を偽らないこと
修復歴があるとマイナスの評価を受けることは、すでに紹介したとおりです。だからといって修復歴を偽ってはいけません。
修復歴があるのに意図的に申告しなかったり点検整備記録簿を提出しなかったりすると、買取業者や車の次の購入者をだましていることになります。車を再販したあとに修復歴が発覚すると、買取業者の責任になってしまうでしょう。その際には売主の元へも連絡が来て、トラブルに発展してしまう可能性もあります。
買取業者は車のプロなので、修理歴を隠しても査定の際に発見されることがほとんどです。修理歴がある場合は、多少評価額が落ちても正直に申し出るようにしましょう。
愛車の査定前にチェックしておきたい情報
査定時には幅広いポイントをチェックされますが、最終的に車の価値を決定づけるのは「市場で需要があるかどうか」です。車を査定に出す前に、自分の愛車にどれくらいの需要があるのか、さまざまな面からチェックしておくことをおすすめします。
車種自体の人気
自分の愛車が、市場でどれくらいの人気があるのかを事前に確認しておきましょう。軽自動車だから人気がない、などと偏見を持っていると、愛車の本当の価値を見誤ってしまうかもしれません。たとえば今なら、スズキのジムニーの人気は高く中古車市場でも高値で買い取られています。
SUVもまだまだ好調で、日産のエクストレイルやトヨタのランドクルーザーなどは、人気のカラーであればさらに高値がつくでしょう。
海外での需要
日本国内ではそれほど人気がなくても、海外では高い人気を誇る車種もあります。たとえばトヨタのプリウスは、環境保全活動の活発な国では特に人気の車種です。家族人数の多い先進国では、トヨタのヴェルファイアやエスティマなどの高級ミニバンが人気となっています。
海外に販路を保有している買取業者なら、上記の車種をさらに高値で買い取ってくれるでしょう。
地域ごとの需要
日本国内でも、地域ごとに車の人気や需要は異なります。たとえば新潟や山形、北海道などの豪雪地帯では、雪に負けないSUVが人気です。4WD仕様車はさらに買取額がアップします。軽自動車でも、スズキのジムニーなどは需要が高いでしょう。
東京などの首都圏ではラグジュアリーな外国車が人気です。雪も滅多に降らないため、機能性よりも都会的なデザインや、メーカーのブランド力で人気が決まる傾向があります。
相場の変化
中古車価格は1年を通してまったく同じではありません。需要が高い時期には価格も高くなり、需要が低い時期には価格は低くなります。
中古車の需要が高いのは進学や就職、転職などのライフイベントを目前に控えた3月です。3月に向けて1月、2月から中古車を買い求める人が段々と増えてきます。
中古車価格の相場が高くなった時期に査定に出せば、1台でも多く売りたい買取業者に高く買い取ってもらうことができるでしょう。
メーカーの動向
一般的に、メーカーが新モデルを出すと旧モデルの価格が下がります。新モデルが出たばかりの時期に査定に出すと価格は低くなりがちです。市場の動向も重要なチェックポイントですが、メーカーの動向もよく見ておきましょう。
メーカーによっては、リコールや不祥事などがあった直後に値下がりする傾向もあります。愛車のメーカーのニュースは日ごろからよく見ておくと良いでしょう。
業者のキャンペーン
買取業者が1台でも多く買い取りたいと思う時期にはキャンペーンが実施されます。よくあるのは、「買取額〇%アップ」といったものです。
こうしたキャンペーンが実施されるのは、中古車市場が活発になる1月~3月が多くなっています。他の買取業者にとられるくらいなら少しでも査定額を上げて、需要の高い中古車を確保したいという業者の戦略によるものです。
業者のこれまでのキャンペーン実施歴を確認しておき、キャンペーン期間中を狙って査定してもらうのもおすすめです。
中古車査定業者の選び方
買取業者が車の査定時に見るポイントや少しでも高く評価してもらうための方法が分かったら、最後に査定してもらう業者を選びましょう。業者によって査定額が異なることが多いため、業者の選び方にも注意が必要です。
買取価格が適正
買取業者が出した金額が不当に低いと大きな損をすることになります。査定してもらったら、その価格が本当に適正なものかどうか確認しましょう。
まずは他の査定業者にも査定してもらい、見積もりを比較してみることをおすすめします。1社目が2社目よりもはるかに低い金額だった場合、適正価格ではなかったことが分かるでしょう。
店舗やスタッフの雰囲気
買取業者を選ぶときは買取価格だけに意識が向いてしまいがちですが、担当者の人柄やサービス品質も重要なポイントです。査定を依頼した際の店舗やスタッフの雰囲気を見て、安心して任せられる業者かどうか見極めましょう。
なかには相場よりも高い査定額を提示し、実際に買い取ったあとで不当な減額請求をしてくるような悪徳業者もいます。事前に評判などもチェックした上で、信頼できる業者に依頼しましょう。
ユーザーからの評価
業者選びで失敗しないためにはクチコミを見ることも大切です。実際にその業者を利用した人の評価を見てみましょう。近年ではTwitterなどのSNSやクチコミサイトも充実しています。
ホームページの情報だけでは、どこを見て判断して良いかわからないものです。ユーザーからの評価が高い業者を選ぶことで、本当に良質な業者を選ぶことができるでしょう。
まとめ
ご紹介したように、車の査定時にチェックされるポイントは決まっています。査定前にマイナス評価になるポイントをチェックしながら、プラス評価を受けられるような準備をしておきましょう。
業者から提示された査定額が適正かどうか確認するためには、複数の業者が出した査定額を比較することが重要です。しかし、実際に複数の業者を回るには多大な手間がかかってしまいます。
carview!車買取なら一括査定で簡単に複数業者に見積もりを依頼し、比較・検討することが可能です。普段からこまめに車を清掃し売るのに最適な時期を見極めた上で、carview!中古車一括査定サービスを活用して、高額買取を実現しましょう。
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- 実際の査定金額
- 70.0万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
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ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ