車の売却に必要な納税証明書がない時はどうする?再発行や対処法を解説
車を中古車買取業者に売却したことがある方の中には、売った車が店頭で売られているのを見かけたという方もいるでしょう。中には、自分が売却した価格よりもかなり高い値段で売られていて、損をしたような気持ちになる場合もあるかもしれません。
基本的に、車の買取価格は販売価格との間に差が生まれ、販売価格の方が値段は大きくなる傾向にあります。ではなぜ、買取価格と販売価格には価格差が発生するのでしょうか。価格差の疑問や買取業者の利益について解説します。
目次
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車の買取相場を調べる中古車の買取価格と販売価格に差がある理由
買取業者が買取を行った車を販売する時には、買取額に上乗せして販売額を上げるのが一般的です。
金額を上乗せする要因は、車の状態や販売状況などによってさまざまですが、その中で価格差が生まれる主な理由を3つご紹介します。
需要が低い車にはリスクがある
人気のある車は比較的すぐに売れますが、そうではない車は売れ残ってしまうリスクがあります。売れ残ってしまった車は買取業者側で処分しなければならず、処分するためには費用もかかります。
そのため、買取業者は売れ残りのリスクを差し引いた査定額で買取を行い、売却する時は差し引いた分を上乗せして販売しているのです。
そうすることで、車にかかった維持費の回収ができ、売れ残った場合に値下げして販売しても損になりません。車が売れ残った場合の対処法を考えておくことで、処分する確率を下げられます。
販売するために費用がかかる
買取業者は販売前に、中古車の整備や清掃を行うため、作業の費用がかかることがあります。また、傷が目立つ車や故障個所がある車は修理も必要です。
また、買取業者によってはオークションに出品するところもあるので、出品費用や落札された場合の成約料など、金銭的負担が発生します。諸費用も買取価格に上乗せされる形で販売価格が決まりますので、販売前にかかる費用が高いほど車の買取価格も高くなる傾向にあります。
買取業者の形態によっては差が出る
中古車の買取・販売を行う買取業者は、「買取に特化した業者と販売を主とする業者」と「買取・販売の両方を行う業者」に分けられます。
買取と販売どちらも行っている買取業者は、「売る側→買取販売業者→買う側」という流れになるので、間に入る業者がほとんどなく中間マージンを抑えられます。しかし、買取と販売それぞれに特化している業者は、「売る側→買取業者→販売業者→買う側」となるパターンが多いです。
そのため、買取業者と販売業者が異なり中間マージンがかかるため、買取価格と販売価格の差は大きくなってしまいます。つまり、買取と販売の両方を行う買取業者の方が、買取価格と販売価格の差は小さくなるのです。
中古車の買取価格は販売価格のどれくらい?
人気車種や需要だけでなく、買取を行った中古車の状態や、買取業者の環境などでも買取価格は変動します。
では、割合として考えた時に、買取価格の割合は販売価格の何割ほどになるのでしょうか。おおよその割合を把握しておくことで、査定時の判断材料としても活かせます。
通常は販売価格の6割と考えて良い
そこまで古い車ではなくても中古市場での需要が低かったり、状態は良くても年数が経っていたりする車があります。そういった車の買取価格は、販売価格から見て6割ほどと考えて良いでしょう。
さらに古い車となると、買取価格の割合はもっと下がります。買取相場と照らし合わせることで、相場通りの価格なのかを確認することもある程度可能です。
人気車種であれば販売価格の9割になることも
人気がある車や年式が新しい車なら、販売価格に対して9割近い値段で買取が行われる場合があります。さらに、車が売れやすい時期や季節が重なった時も、高額査定になる可能性が高まるでしょう。
中古車販売は新車と比べて、売れ残りや経年による故障などのリスクがあります。そのため、買取業者が中古でもすぐ売れると考える車ほど、販売価格から見て高い割合で買取が行われる傾向にあります。
査定士はどこをチェックしている?
基本的に中古車買取業者は、日本自動車査定協会が定めている査定基準に基づいて査定を行っています。買取業者によって多少の違いはありますが、基本的には外装や内装の状態、エンジンやエアコンなどに機能的な故障がないかどうかチェックします。
また、年式や走行距離、事故歴や修復歴なども重点的に確認を行います。新車に近く、状態が良いほど車は売れやすいため、逆に年式が古かったり状態が悪かったりすると買取価格と販売価格は下がってしまいます。
販売価格が決まるポイントは回転率
人気のある車は売れやすいため、その分販売額を上げて利益を出そうとしているのではないかと考える方もいますが、必ずしもそうではありません。人気の車ほど、どんどん売れるので回転率が上がります。
1台あたりの単価が低くても回転率が高ければ大きな利益を得ることは可能です。したがって、無理やり販売額を上乗せする必要がありません。販売価格に上乗せする分が少ないと、買取価格が上がる可能性が高まります。
買取店の利益は買取価格と販売価格の差ではない
買取価格と販売価格の差が、全て買取業者の利益になるわけではありません。自社で買取・販売をしていない買取業者は、買取を行った車をいくつかの工程を通して販売します。
この場合は中間マージンが発生し、販売価格の中から諸費用の捻出が行われます。買取から販売までを自社で行っている買取業者も、整備費用やオークションに出す際の出品関係の費用がプラスされますので、利益から諸経費が引かれるといった形と考えて良いでしょう。
売却した車が査定額よりも高額で販売されているのを見ると損をした気分になる売り主も少なからずいますが、諸々の費用がかかる前提としての販売価格なので、相場よりも低い査定額を付けられたとは限りません。
販売額に付加される費用
車の買取には、売却者と買取業者の間に起きるやりとり以外にもさまざまな工程があります。その際に発生する費用は、販売価格に上乗せされることがほとんどです。では、具体的にかかる費用には、どのようなものがあるのか確認しましょう。
整備・点検費用
買取を行った車をそのままの状態で販売するわけにはいかないので、商品として販売できる状態に整備してから販売するのが基本です。整備は点検や掃除などを行うため、人件費や管理費が販売価格に影響し上乗せされます。
買取と販売の両方を行う買取業者は自社で整備をしますが、買取のみを行っている業者は、販売前の整備を別の業者に依頼することもあります。車についた小さい傷やへこみなどを修理した場合も、費用に含まれることがほとんどです。
オークション出品費用
中古車の販売は店頭販売だけでなく、中古車専門のオークションに出品することもあります。その際にオークション出品の費用がかかるため、買取業者は利益を得られるように買取価格に上乗せして出品しています。
ただし、価格を上げすぎてしまうと買い手がつかなくなってしまう可能性があるので、極端に販売価格を上げることはないでしょう。また、オークションでの販売を行う場合も、販売前の整備点検を行うため費用は発生します。
中古車の査定額をアップさせるコツ
買取価格は、車の状態や買取業者によって大きな影響を受けますが、高価買取を目指して実践できることもあります。少しでも買取価格をアップさせるためには、どのようなコツがあるのでしょうか。特におすすめしたいものを5つご紹介します。
売却するタイミングに注意
中古車は、年月が経てば経つほど価値が下がるので、なるべく早く売却してしまう方がお得です。車検の残り日数を考えて、車検切れになる直前に売却するユーザーもいますが、車検費用は買取時に査定金額に上乗せしてもらえるため、払ってしまっても損にはなりません。
また、季節によっては売れやすい車種が異なるため、そのタイミングに合わせて売却するのもおすすめです。ただし、その間に型落ちなどで価値が下がってしまわないように気を付けましょう。売りたい時に売ってしまった方が、良い条件での売却につながります。
買取価格・販売価格の相場を確認する
売却したい車の中古車販売価格相場を調べておくことで、ある程度買取価格の目安が分かります。正しい価値を把握しておくことで、「査定額が目安より高ければ売る」「低ければ別の買取業者を探す」といった方法を取ることが可能です。
一括査定サービスを利用する
買取業者の中には、ホームページなどで買取の実例や買取相場を紹介しているところもあるので、前もって確認しておきましょう。
買取相場の参考:https://carview.yahoo.co.jp/kaitori/souba/
車はきれいにして細かい傷はそのままにする
少しでも状態の良い車に見せるため、査定を依頼する前に車内をきれいにし、洗車も行いましょう。大切に乗られた車であるということをアピールすることが重要です。
また、傷やへこんだ箇所があっても査定前に修理しておく必要はありません。小さい傷やへこみなら買取業者側で修理できるため、査定額に大きな影響を与えることはないでしょう。
中間マージンがかからない業者に売る
車の買取価格を上げるためには、売却する際の買取額と販売価格の価格差を縮める必要があります。オークションで販売する場合は手数料がかかったり、中古車の買取のみを行っている業者では販売業者への売却などで費用が発生します。
その場合中間マージンがかかるため、買取業者が利益を上げるために買取価格が安くなってしまいます。中古車の買取と販売を自社で行う買取業者に売却すれば、間に別の業者が関わってくることがないため、高値での買取が目指しやすくなります。
一括査定サービスを利用する
車を高く売るためには、複数の買取業者で査定を行い、見積もり額を比較することがとても大切です。同じ車種でも車の状態だけでなく、買取業者によっても車種にそれぞれ得意な分野があるため、買取価格が大きく異なる場合もあります。
一つひとつ買取業者に見積もりを依頼するのは手間がかかってしまうため、一括査定サービスを利用しましょう。一括査定サービスは、ウェブサイトで簡単に複数の買取業者に対して査定依頼を出すことが可能です。愛車に合った買取業者を数社選び、実際に車の状態を見てもらいましょう。
中古車の高額買取を目指すならcarview!車買取!
高額査定を狙うには、複数の買取業者に査定依頼をし、見積もり額を比較することが重要です。carview!中古車一括査定サービスなら、一度に最大10社の買取業者に見積もりを依頼することが可能です。
carview!車買取は、2000年にサービスを開始してからこれまでに500万人以上に利用されており、確かな実績があります。中古車一括査定サービスを利用することで、条件の良い、高値の査定額を提示してくれる買取業者が見つかるでしょう。
まとめ
買取を行った中古車を販売するための諸経費や売れ残りなど、負債のリスクを避けるために買取価格と販売価格に差があることが分かりました。買取業者の事業形態が異なることによっても、価格差が発生します。
買取・販売の両方を自社で行っている買取業者の方が高額査定の可能性が高まるため、車を売却するなら自社で買取販売している業者に依頼することをおすすめします。
また、査定額アップのポイントを押さえることで、少しでも買取額を上げられるでしょう。carview!中古車一括査定サービスも有効活用し、目標とする買取価格で契約を進められるように工夫してみてください。
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LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声
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- 5社
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ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ