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車の売却に必要な「譲渡証明書」とは?入手先・書き方・注意点を解説

車の売却に必要な「譲渡証明書」とは?入手先・書き方・注意点を解説

車の売却は手続きが煩雑なため、さまざまな書類が必要です。中でも「譲渡証明書」をどこで手に入れるか分からない方もいるでしょう。また、委任状が必要になるケースもあるので、まとめて確認しておくとスムーズです。
この記事では、車の売却に必要な譲渡証明書の入手場所から書き方、注意点まで幅広く解説します。後半ではおすすめの一括査定サービスも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

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車の売却で譲渡証明書が必要な理由

車の売却で譲渡証明書が必要な理由

車の売却・譲渡には「移転登録」という手続きが必要で、その際に必要なのが「譲渡証明書」です。譲渡証明書が必要な理由として、主に以下の3点が挙げられます。

  1. 1.車の売却について双方の同意を証明するため
  2. 2.「譲渡人」「譲受人」の意思を明確化するため
  3. 3.第三者への名義変更を防止するため

「車の持ち主を変更する=譲渡証明書が必須」となりますが、中古車買取業者に売却すれば書類を準備してくれるので安心して取引できます。また、車の譲渡手続きを行うと、所有権と一緒に「自賠責保険の加入」「税金の支払い」「車検」といった義務が移ることも覚えておきましょう。

車売却時に譲渡証明書以外で必要な書類

車売却時に譲渡証明書以外で必要な書類

車の売却時は、譲渡証明書以外にも必要書類が多数あるので確認しておきましょう。車を手放す譲渡人と、新しいオーナーになる譲受人とでも必要書類に違いがあります。ここでは各ケースに必要な書類を解説します。

譲渡人が用意する書類

車の旧所有者になる譲渡人が用意する書類は、下記の6点です。

  1. 1.申請書(第1号様式)※運輸支局窓口で受け取るのがおすすめ
  2. 2.手数料納付書
  3. 3.自動車検査証 ※有効期限内のものに限る
  4. 4.印鑑証明書 ※発効後3か月以内のものに限る
  5. 5.印鑑(実印)※代理人の場合は不要
  6. 6.譲渡証明書 ※必要に応じて委任状も用意する

なお、「住所変更」「氏名変更」がある場合は、追加で必要になる書類があるので注意しましょう。

出典:新車・中古車でナンバーのついていない車を登録する場合

譲受人が用意する書類

譲受人が用意する書類は少なく、「印鑑証明書」と「自動車保管場所証明書(車庫証明)」の2点のみです。とくに後者では、普通自動車と軽自動車で申請方法が異なるので注意しましょう。

  • 普通自動車の場合:必要に応じて「保管場所証明申請」か「保管場所届出」を行う
  • 軽自動車の場合:基本不要だが、必要な場合は「保管場所届出」を行う

他にも、「実印」「委任状」が必要なケースもあります。

出典:警察署窓口での保管場所証明申請・届出手続

譲受人と新しい使用者が異なる場合

新しい所有者と使用者が一致しない場合も、「印鑑証明書」や「自動車保管場所証明書(車庫証明)」といった書類が必要です。また、「委任状」「印鑑」も必要に応じて準備する点も同様です。

新所有者の住所は印鑑証明書でも代用できますが、別書類を用意する場合は下記の点に注意しましょう。

  • 個人:マイナンバーの記載がない住民票を用意する
  • 法人:発行から3か月以内の登記簿謄本を提出する

車売却時の譲渡証明書はどこでもらえるの?

車の売却に必要な譲渡証明書は、「インターネットからダウンロードする」「買取店で準備してもらう」の2通りの方法があります。前者であれば、国土交通省のウェブサイト上から最新のものをダウンロード可能です。記載例もあるので、不慣れな方も安心でしょう。

一般的に利用されるのは後者で、中古車買取店に用意してもらえば手間を省きつつ不備も減らせます。初めて車を売却する場合は、信頼できる中古車買取店に手続きを任せるのがおすすめです。

車売却時の譲渡証明書の書き方

車売却時の譲渡証明書の書き方

車売却に必要な譲渡証明書を入手した、あるいは買取店に用意してもらうことを決めたら、次は記入方法を確認しましょう。書き方を知っていれば、その分手続きを早く終わらせられます。ここでは、車売却時に必要な譲渡証明書の書き方について解説します。

1.車両情報を書く

まずは車検証を元に、一番上の枠について順番に記入を行いましょう。項目は「車名」「型式」「車台番号」「原動機の型式」の4点です。

自分で記入する際はミスがないように気を付けます。中古車買取店に依頼すれば自分で記載する手間はかからないので、車売却に時間をかけたくない場合は任せるのも有効です。なお、車検証を紛失していると車を売却できないので、再発行の手続きを行いましょう。

2.譲渡人と譲受人を書く

次の枠は4つありますが、実際に書くのは上から2つだけです。「譲渡人」「譲受人」をそれぞれ記載することになりますが、書く順番に注意しましょう。

  • 上段:「譲渡人」の氏名または法人名と住所
  • 下段:「譲受人」の氏名または法人名と住所

個人売買などでは、旧所有者から先に記載してもらうようにしましょう。また、買取店に依頼する場合は、一番上の欄に自分の「氏名」「住所」を記載するだけで済みます。

3.譲渡日を記載する

譲渡年月日は、譲受人の氏名・住所を記載する欄の左側に書きます。買取店に手続きを一任する場合は、買取業者に任せれば問題ありません。また、個人売買の場合で、譲渡証明書を出す年月日が未定なら直前に書けば大丈夫です。

なお、「現住所」と「印鑑証明書」に書かれている住所が異なる場合は、書類不備として扱われるので気を付けましょう。確認書類として住民票が必要なので、細かい点に注意しながら記入してください。

4.譲渡人印を押す

記入が一通り終わったら、ここまで記載した内容に誤りがないかチェックします。不備がなければ次は印鑑を押しましょう。譲渡人の氏名・住所欄の右側に、譲渡人印を押すだけです。押印が必要なのは、譲渡人の1か所だけなので、誤って譲受人印を押さないように注意しましょう。

5.万が一に備えて捨印を押しておく

どれだけ注意深く確認しても、記入ミスをすることもあるでしょう。万が一に備えるなら、あらかじめ捨印を押しておくのも有効です。譲渡証明書に捨印を押しておけば、「譲渡人」「譲受人の氏名・住所」を修正・訂正できます。

しかし、「車名」「型式」などの欄については、訂正印しか有効になりません。裏を返せば、仮に捨印を忘れても訂正印ですべて訂正できるということです。

移転登録と譲渡証明書作成の注意点

移転登録と譲渡証明書作成の注意点

車の売却・譲渡には、移転登録と譲渡証明書が必須です。前者では、登録期限や対象者なども事前に調べておく必要があります。また、後者では記入ミスをするケースが多く、他にも車検証関係のトラブルも多発しているので、あらかじめ注意点を確認しておきましょう。

移転登録に期限はある?

「道路運送車両法」に基づき、車の売買・譲渡で名義変更をした場合は、15日以内に移転登録の手続きを行う義務が生じます。仮に違反すると罰則対象になるだけでなく、税金の通知が届かないなどの弊害も起こるでしょう。移転登録の期限は、個人間でも、買取業者に依頼する場合でも共通なので、期限に十分な余裕を持って対応してください。

未成年者も移転登録できる?

未成年者の場合でも、「車検証」「譲渡証明書」「車庫証明書」などをそろえることで、移転登録が可能です。ただし、通常の書類に追加して以下の書類が必要になるのでチェックしましょう。

  • 戸籍謄本または戸籍の全部事項証明書:親権者と未成年者の関係性を確認する
  • 印鑑証明書:親権者1名分で良い
  • 同意書:親権者の実印も押してもらう

同意書は、親権者が2名なら両者の氏名・住所・押印が必要です。

譲渡証明書の記入ミスはどうすればいい?

譲渡証明書や委任状は、ボールペンで記載する必要がある重要書類です。記入中に誤字・脱字があった場合は、文書の空白に「捨印」を押しておくと、「住所・氏名および名称」のみ訂正できます。それ以外の箇所は捨印で修正・訂正できないので注意しましょう。

捨印には法的効力がないので、最終的な判断は各運輸支局、軽自動車検査協会等の担当者に委ねられます。捨印で直せない箇所は、実印で訂正するということを覚えておきましょう。

車検証に関するトラブルは多いので注意!

車検証に関するトラブルは多いので、注意が必要なケースを事前に確認しましょう。車検証の有効期限が切れている場合や、印鑑証明書に記載されている「住所」「氏名」が車検証の内容と違う場合は、別途手続きが発生します。前者では車検を通せば解決しますが、後者では住所の変更回数に応じて、追加で下記の書類が必要です。

  • 変更回数が1回の場合:住民票
  • 変更回数が複数ある場合:戸籍の附票または住民票の除票

車売却時に委任状が必要な3つのケース

車売却時に委任状が必要な3つのケース

車の売却では名義変更が必要ですが、代行してもらうには委任状が必要です。車の売主が委任者となりますが、移転登録手続きを行う人が誰なのかによって、委任状の記入方法がそれぞれ異なるので確認しておきましょう。ここでは車売却時に委任状が必要な3つのケースについて解説します。

譲渡人が手続きするケース

旧所有者である譲渡人が手続きをするケースでは書式に従い、下記4項目を記載しましょう。

  • 受任者:譲渡人(旧所有者)の住所と氏名
  • 委任理由:移転登録
  • 自動車登録番号または車台番号:車検証を確認し、記載する
  • 委任者:譲受人(新所有者)の住所と氏名

委任者の欄は左右にあるので、新所有者にどちらかに記載してもらいます。最後に印鑑登録済みの実印を押す必要があります。押印前に不備がないか見直しましょう。

譲受人が手続きするケース

新所有者である譲受人が手続きをするケースでは、書式に従い下記4項目を記載しましょう。

  • 受任者:譲受人(新所有者)の住所と氏名
  • 委任理由:移転登録
  • 自動車登録番号または車台番号:車検証を確認し、記載する
  • 委任者:譲渡人(旧所有者)の住所と氏名

左右にある委任者の欄は、旧所有者に署名と捺印をしてもらう必要があります。記入ミスや漏れがないことを確認したら最後に押印しましょう。

第三者へ依頼するケース

販売店や行政書士などの第三者に依頼するケースでは、下記4項目の記載が必要となります。

  • 受任者:販売店などの住所と氏名
  • 委任理由:移転登録
  • 自動車登録番号または車台番号:車検証を確認し、記載する
  • 委任者:「譲渡人」「譲受人」の住所と氏名

委任者の欄は自分で署名と捺印を行う必要があり、さらに印鑑証明書の提出も求められるのでしっかり準備しましょう。なお、委任者の欄は譲渡人と譲受人が左右のどちらに記載しても構いません。

譲渡証明書を簡略化するなら買取業者に任せよう

譲渡証明書を簡略化するなら買取業者に任せよう

車を売却すると所有者が変わるので、普通自動車では「移転登録」、軽自動車では「名義変更」が必要になります。ただし、必要書類を準備しても、「手続きが煩雑で自分でできない場合」や、「時間内に窓口に行けない場合」は、買取業者に依頼しても良いでしょう。

移転登録は非常に手間がかかる

車の移転登録を行うのは、譲受人の住所を管轄する機関です。普通車なら陸運支局、軽自動車なら軽自動車検査協会と担当機関が異なります。前者は平日の日中しか窓口業務に対応していません。

自分で手続きを行う場合は、余裕を持たせた時間を設定することが大切です。買取業者に名義変更を依頼すると、手続きに不慣れな方でも安心して大切な愛車も売却できるのでおすすめです。

安心できる買取業者を探すなら一括査定サービスがおすすめ

車を売却したいけれど、手続きが複雑で迷っている方もいるでしょう。買取業者に依頼すれば、名義変更から譲渡証明書の手続きまで代行してくれます。車の売却が初めての方や不安がある方は、信頼できる買取業者に依頼する方が安心です。

買取業者を探すなら、相見積もりを取って比較・検討が可能な一括査定サービスの利用がおすすめです。ウェブサイト上の利用実績やクチコミを確認し、安心できる一括査定サービスを探してみましょう。

車を売却するなら買取カービューで!

車を売却するなら買取カービューで!

車を高く売るなら、各買取業者の見積もりを比較するために相見積もりを取ることが重要です。一括査定サービスなら、手軽に高価買取が狙えるでしょう。ここでは買取カービューの「愛車無料一括査定サービス」がおすすめの理由を紹介します。

安心のJPUC加盟事業者

一括査定サービスにおける安心を判断するのに、JPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)への加盟状況があります。JPUCは、一般消費者への安全・安心なサービスの提供を目的としている団体なので、車の買取でも適切な取引が可能です。

出典:JPUC 会員一覧

愛車無料一括査定サービスで高価買取に期待できる

買取カービューは、2000年5月のサービス開始から450万人以上の利用実績があり、業界トップクラスです。また、提携査定事業者数も300社以上で、最大10社から見積もり比較が行え、その中から選択式で査定依頼できます。

見積もり依頼は無料で、パソコンやスマートフォンから「メーカー」「モデル」「年式」「走行距離」などを1度入力するだけで完了します。車を高値かつ安心して売却したい方は、まずは買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用してみましょう。

まとめ

まとめ

車を売却・譲渡する時は、移転登録に必要な、譲渡証明書や委任状の準備が必要です。移転登録の手続きは平日の日中しか対応してくれないので、難しい場合は買取業者に一任することをおすすめします。

買取カービューはJPUC加盟店なので、安全・安心な買取が実現するでしょう。300社以上の提携買取業者の中から最大10社の見積もり比較ができるので、最高額での売却も狙えます。無料見積もりは手軽に行えるので、車を売却するならぜひ買取カービューをご利用ください。

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サービスの流れ
  • お見積もりを依頼
  • 買取店から電話か
    メールでご連絡
  • 査定を実施
  • 査定額を比較し
    売却先を決定

LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。

中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声

買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。

  • トヨタ プリウス
    実際の査定金額
    70.0万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    3.5
    ユーザーコメント

    オートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。

  • ホンダ フィット
    実際の査定金額
    63.9万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。

  • 日産 セレナ
    実際の査定金額
    75.0万円
    見積り数
    8社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    はじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。

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※1 2019年4月時点 当社調べ