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廃車寸前の車は売れる? 意外と知らない値段が付く理由や売却のメリット

廃車寸前の車は売れる? 意外と知らない値段が付く理由や売却のメリット

写真:GYRO_PHOTOGRAPHY/イメージマート

長年乗ってきた愛車が古くなったことから新しい車に乗り替える、または車が不要になり、買取や廃車を検討するケースがあります。廃車寸前の車は価値が低いため、売れる見込みがあるかどうか知りたい方もいるのではないでしょうか。

この記事では、廃車寸前の愛車を買取に出す方法やその理由、メリットを解説します。買取に出す際のポイントや高値買取が期待できる業者も紹介しているため、廃車買取に向けてすぐに行動できるでしょう。

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廃車寸前の車は売れる?

廃車寸前の車は売れる?

走行距離が10万kmを超えている、新車登録から長期間経過している、修復歴があるなど、価値が低い車であっても買取が可能なケースがあります。

廃車寸前の車を処理するには主に4つの方法があり、愛車の状況に応じて適切な依頼先を選ぶことが大切です。ここでは、廃車寸前の車の処理方法を4つ紹介します。

中古車買取業者に依頼【売却】

愛車が古いため買い手がいないと思えても、中古車として買い取ってもらえる可能性もあります。傷やへこみがある、修復歴があるケースなど価値がないと思われる車でも、中古車買取業者が自社や提携工場で修理すれば価値が上がるケースもあるためです。

日本国内では価値が付かなくても、海外では十分に販売できる事例もあります。そのため、走行距離が10万kmを超える車や新車登録から10年以上経過した車でも、まずは中古車として買取が可能な業者がないか探すと良いでしょう。

廃車買取業者に依頼【売却】

中古車としての販売が難しく中古車買取業者への売却ができない場合は、廃車買取業者への相談をおすすめします。車として利用できなくても、資源や中古部品として価値があるため、廃車買取業者は廃車寸前の車でも買取が可能です。

冠水歴や修復歴がある車など、処分費用がかかりそうな車を無償で引き取ってもらいたい場合は、最初から廃車買取業者に相談すると二度手間を避けられます。

ディーラーに依頼【処分】

ディーラーに廃車を依頼する方法もあります。廃車手続きにミスや不備があると、トラブルになりかねません。ディーラーは一般的な業者に比べて企業としての信頼度が高いため、安心して廃車手続きを任せられるでしょう。

ディーラーに廃車を依頼するデメリットは、費用がかかる点です。自動車販売で利益を得ているため、手数料や実費を依頼者から受け取り、廃車手続きを代行します。レッカー代や抹消登録申請費用など、さまざまな費用の負担が必要です。

自分で廃車手続きを行う【処分】

自分でも廃車は可能ですが、手間と時間がかかります。廃車手続きに関する書類作成だけでなく、スクラップ工場への持ち込みやナンバー返納など、多くの作業を一人でこなさなければなりません。

廃車手続きには費用もかかり、動かない車を解体工場に運ぶためのレッカー代、書類作成を行政書士に依頼する場合の手数料なども考慮する必要があります。費用や手間を考えると、廃車専門の業者に依頼をしたほうが効率的です。

廃車の買取相場

廃車の買取価格や廃車費用は、処理方法によって異なります。一般的な買取価格と廃車費用は、下表を参考にしてください。

表:廃車の買取相場

廃車が売れる理由とは?

廃車が売れる理由とは?

中古車として販売できない車であってもさまざまな方法で活用できるため、廃車買取業者は買取が可能です。廃車買取業者は、廃車を再利用できる部品や材料に変えることで利益を得ています。ここでは、廃車が売れる3つの理由を見てみましょう。

部品取り車として価値がある

動かなくなってしまった車でも、車の構成部品全てが損傷しているわけではありません。解体する前に、再利用できるパーツを取り外して販売すれば、利益を生み出せます。

使えるパーツを廃車から取り外せば、他の車の修理に活用可能です。電装品やエアコンのコンプレッサーなどは高額なため、中古部品やリビルト品として再販されます。修理で使用する部品を低価格で手に入れたい消費者にとって、魅力的な選択肢です。

鉄資源として活用

リサイクルできる金属やエンジンなどの部品は、有価物となり資源として活用できるため、事故車でも不動車でも廃車買取業者は買取が可能です。

廃車買取の際は、車両がどのくらい鉄資源を含んでいるのかが査定され、鉄資源含有量が多いほど高い価格が付きます。買い取った車を資源として活用する場合、中古車扱いで販売することはありません。

海外需要もある

日本車は品質面で、海外から高い評価を得ています。そのため、日本国内では需要がない車であっても海外では人気がある場合、中古車として売却が可能です。海外への販売ルートを確立している廃車買取業者は、輸出販売により利益を得られます。

廃車買取業者に廃車を依頼する際は、海外向けの販路を確保しているかチェックしましょう。海外の販路をアピールしていたら、高値で買い取ってもらえる可能性が高くなります。

自分で廃車せず買取業者に売るメリット

自分で廃車せず買取業者に売るメリット

廃車手続きを自分自身で行う方法もありますが、その前に廃車買取業者に相談するのがおすすめです。スクラップ業者に持ち込んで廃車にすると、費用も手間もかかります。買取業者は廃車であっても、独自の販路により買取が可能です。

ここでは、廃車買取業者への売却により費用を抑え、効率的に手続きを行える理由を解説します。

廃車寸前でも売れる可能性が高い

廃車寸前で中古車としての価値がない車でも、資源や中古部品として価値があるため、廃車買取業者であれば買取してもらえる可能性があります。災害などで水没した車、事故でフレームが破損している車でも、さまざまな販路を持つ業者であれば買取が可能です。

自分でスクラップ業者に廃車を依頼すると解体費用などの支出が発生しますが、廃車買取業者に買い取ってもらえれば売却益で諸費用を賄えます。

時間や手間がかからない

自分で廃車作業を完了するには、時間と手間がかかります。実際のスクラップ作業などは業者に依頼しなければならず、依頼手続きや引き渡しの調整などが必要です。また、自走できない車はレッカー車が必要となり、手配の手間や費用も負担しなければなりません。

課税を止めて還付金を得るには、自ら運輸支局を訪問し手続きを行う必要があります。買取業者に依頼すれば費用をかけずに廃車作業を代行してもらえるため、手間と時間の削減が可能です。

廃車寸前の車を売る際のポイント

廃車寸前の車を売る際のポイント

廃車買取業者に愛車を売却すると決めたら、契約に向けた準備を開始します。廃車の買取を依頼するには、必要書類を用意する、引き渡し日程や方法を業者と調整するなどの作業が必要です。

作業開始から完了までの全体の流れと必要な作業を把握しておくと、後戻りなく効率的に進められます。ここでは、愛車を売却する際のポイントを2つチェックしましょう。

車買取の流れを把握しておく

廃車の買取を依頼するには、業者のウェブサイトにある申し込みフォームや電話で直接連絡します。

業者の担当者と車を引き渡す日時を調整し、その際に事前に準備が必要な書類や注意点などを聞いておくと良いでしょう。自走しない車の場合は、レッカー移動の必要性なども考慮します。

車の引き渡しと必要書類の提出を終えたら、業者が手続きと廃車作業を終えるまで待機です。廃車作業の完了後、業者から提供される廃車証明を受け取ると手続きは完了します。

売ると決めたら月末までに行動する

普通自動車を廃車にする場合は、税金の還付金を受け取れます。自動車税は当年4月から翌年3月までの1年分の納税を済ませているため、返ってくるのは未経過分の金額です。少しでも多く還付金を受け取るには、月末までに廃車を終えたほうが良いでしょう。

車検の際に支払う重量税も、有効期間が1か月以上残っていれば還付を受けられます。自賠責保険も同様に、有効期間が1か月以上あれば残りの月数分の還付が可能です。

あらかじめ買取相場を調べておく

あらかじめ車の買取相場を調べておくと、買取業者を選ぶ際に基準が定まります。車の査定額が打倒であるか判断しやすくなり、価格の交渉材料にもなるでしょう。

買取相場は、買取業者の査定サイトなどで車両情報を入力すると調べられます。相場価格は需要と供給のバランスによって変化し、おすすめの売却時期は需要が高まる1月~2月、または7月~8月です。

修理に出さずそのまま査定を受ける

車体に傷やへこみがあると、このまま売却して良いのか気になりますが、修理に出すと修理費用のほうが高くなってしまう可能性があります。廃車寸前だと、修理しても査定額アップはほとんど期待できません。現状のままで査定を受けたほうが良いでしょう。

複数の買取業者に査定を依頼

廃車専門の買取業者探しも、一括査定サービスを利用すれば条件に合う買取業者を効率的に探せます。一括査定を利用して、複数の買取業者から提示された査定額を比較すれば、高値で売却可能です。

多少手間に感じても、複数の買取業者の査定を受けることで納得できる売却額に近づくでしょう。

ウェブサイトで簡単に査定依頼ができる一括査定サービスもあるため、うまく活用すると効果的です。

買取業者のサービス内容を比較する

廃車専門の買取業者は、通常の中古車買取業者に比べ不動車を移動できるレッカー車を有している点が特徴です。買取業者によっては廃車手続きの無料代行、商業車や車検切れの車への対応など、さまざまなサービスを用意しています。

査定を依頼する前に、買取業者のウェブサイトでサービス内容をチェックしておきましょう。

廃車買取業者を比較する際の着目点

便利な廃車専門の買取業者ですが、業者を選ぶ際にチェックしておきたい3つのポイントがあります。

・自社でリサイクル工場を所有しているか
自社でリサイクル工場を所有している買取業者は、解体にかかるコストを削減できるため、高い買取金額を期待できます。

・還付金の手続きは適正か
買取業者による還付金の手続きが適切に行われ、金額を明確に説明する買取業者を選びます。

・車両の引き取りは無料か
廃車買取業者は、車の引き取りを無料で行ってくれます。業者の店舗から距離が離れている場合は有料になることもあるため、条件を確認しておきましょう。

廃車寸前の車も売れる可能性がある買取業者5選

廃車寸前の車も売れる可能性がある買取業者5選

廃車買取業者は、それぞれ得意・不得意な領域があります。中古車として国内での販売が難しい車は、需要のある海外で販売する、部品の再利用やリサイクル素材として販売するなど業者によりさまざまです。

ここでは、廃車寸前の車でも買取してもらえる可能性のある業者を5つ紹介します。

廃車王

廃車王は全国150店舗の自動車リサイクル事業者が運営しており、自社で廃車手続きやリサイクルパーツ、素材の販売を行っています。買取業者が間に入る必要がないため、中間マージンが発生しません。その分多くの利益を顧客に還元できるのが強みです。

店舗に車を持参する必要はなく、担当者が指定場所まで引き取りにきます。原則、引き取り手数料やその他の廃車手数料はかかりません。また、キャンセルしたい場合でも費用を請求されないため安心です。

廃車本舗

廃車本舗は、北海道から沖縄まで全国で廃車の買取を行っています。独自の海外販売網を構築しており、車種や車の状態に応じて需要の高い国へ販売可能です。

自社で解体工場を有し、全国のリサイクル工場と提携しているため、中古車として再販できない車も部品取りやリサイクルで利益を得られます。

引き取り時のレッカー費用や廃車にかかる手続き代行などの廃車費用は、離島を除き無料です。契約時の来店は不要で、必要書類の提出など全て郵送で完結します。

ハイシャル

ハイシャルは、初めて廃車を依頼する方でも安心できるサービスが特徴です。最初の査定依頼から契約完了までがスピーディーで、月末が迫っている場合でも迅速に手続きを完了できます。

年中無休なだけでなく、空きがあれば即日引き取りも行っているため、思い立ってから間を空けずに売却が可能です。

また、ハイシャルは契約後や実車確認後の減額がありません。どのような状態の車であっても、引き取りや手続き代行にかかる費用は無料です。

事故車買取のタウ

事故車買取のタウの特徴は、世界最大級の自社オークションを運営している点です。世界中から買取業者が終結するため、高値での販売が期待できます。

通常のオークションでは出品するのに数万円の出品手数料がかかりますが、自社運営のため不要です。その分の収益を買取価格に還元できます。

世界125カ国への販路を開拓しており、需要の高い国に高値で販売が可能です。事故車であっても海外なら高い需要が期待できます。

カーネクスト

カーネクストは全国の自動車関連業者と提携しており、どこでも廃車買取が可能です。買取った車をすぐに販売し、在庫管理コストを削減しています。削減したコストは買取金額に反映し、高値での買取が可能です。

全国約1万3,000社もの業者が参加するオートオークションを運営しているため、出品費用を抑えられます。また、高く売却できる販路を迅速に見つけられる点も強みです。

廃車寸前でも比較できるカービュー 車買取の利用がおすすめ

廃車を売却しようと廃車専門の買取業者を探すとき、1社ずつ調べるのは時間と手間がかかります。

カービュー 車買取の事故車一括査定サービスを利用すれば、事故車や動かなくなった車、故障車や水没車に至っても、買取業者を効率的に探せるでしょう。一度の依頼で複数社の買取業者に申し込めるだけでなく、査定金額の比較も容易です。

自走可能な車であれば「カービュー 車買取の中古車一括査定サービス」の利用を、不動車の場合は「カービュー 車買取の事故車一括査定サービス」の利用をご検討ください。提携加盟店300社以上の中から、愛車に適した買取業者を探し出せます。

どちらのサービスも、見積もり依頼は車両情報(メーカー名・車種・年式・走行距離)とお客さま情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)を入力するだけです。

まとめ

まとめ

長年乗って古くなった愛車を手放すとき、廃車買取業者に買取依頼すれば思ったより高い値段で買取してもらえる可能性があります。

国内では中古車としての需要がなくても海外で需要があるケース、資源や中古部品として再利用できるケースなど、買取業者独自の販売ルートで利益を生み出すことが可能です。また、自分で廃車するよりも買取業者に依頼するほうが時間や手間を削減できます。

さまざまな特徴を持つ業者の中から最適な業者を選ぶには、一括査定サービスの利用がおすすめです。愛車を少しでも高く買取してもらえる業者を見つけるために、カービュー 車買取の一括査定サービスをご利用ください。

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サービスの流れ
  • お見積もりを依頼
  • 買取店から電話か
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  • 査定を実施
  • 査定額を比較し
    売却先を決定

LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。

中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声

買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。

  • トヨタ プリウス
    実際の査定金額
    70.0万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    3.5
    ユーザーコメント

    オートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。

  • ホンダ フィット
    実際の査定金額
    63.9万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。

  • 日産 セレナ
    実際の査定金額
    75.0万円
    見積り数
    8社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    はじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。

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※1 2019年4月時点 当社調べ