バッテリー切れの車でも売却できる?売却の流れと高く売るコツも紹介!
普段あまり乗っていなかった車を売却しようとする際、車のバッテリーが切れていることがあります。これは、エンジンをかけていないため発電しない状態が続き自然放電が起こったり、バッテリーの寿命が尽きてしまったりするためです。車を売却する際にエンジンがかからない場合、「買ってもらえないのではないだろうか」とあきらめてしまう方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、バッテリー切れの車でも売却できるのかどうかについて解説します。バッテリー切れの車を売却する方法や、高く売るコツについても解説するので、ぜひチェックしておきましょう。また、バッテリー切れが車の査定額にどのような影響を与えるのかも分かるでしょう。
マイカーの乗換えを検討中の方!愛車の現在の価値、気になりませんか?
車の買取相場を調べるバッテリー切れの車の売却は可能?
バッテリーが切れていると車を動かせないため、売却は難しいと感じる方もいるでしょう。しかし、バッテリー切れの車でも問題なく売却できるのであきらめる必要はありません。
バッテリー切れの原因を突き止め、修理してから売却する方法もありますが、この場合修理の費用が無駄になってしまうことがあります。バッテリー切れの状態が査定額にどう影響するを知ることで無駄な出費が減らせるでしょう。
査定額への影響は?
バッテリーが切れていても、査定額が下がることは基本的にありません。業者は自分で車の修理ができます。さらに、バッテリーの修理に関してはあまり費用はかかりません。実際に査定を依頼してみると、バッテリー切れについて心配する必要はなかったことが分かるでしょう。ただし、バッテリーの交換が必要な場合には、査定額への影響がでる場合もあります。
業者がバッテリー切れを理由に査定額を下げる場合、単に安く買い取ろうとしている可能性があります。この場合は他の業者に相談しなおすなどして、良心的な業者を探すのも良い方法です。
修理をすると損をすることも
査定額を心配したり、動かない車を売却することに申し訳ない気持ちを抱いたりして、バッテリー切れの車を修理して売却しようとする方もいます。しかし、修理に出してから売却すると、修理代が無駄になってしまうこともあるのであまりおすすめできません。
たとえば、バッテリーの修理には新しいバッテリーの購入費用や取り付けの工賃、修理のための出張料などが発生します。ガソリン車かハイブリッド車、電気自動車などによって違いますが、費用相場は数千円~数万円です。
売却時の査定額はバッテリーが切れていても基本的に下がらないため、バッテリー切れの車を修理しても査定額はあまり上がりません。査定額の値上がりよりも修理費用のほうが大きくなることがほとんどなので、せっかく修理しても売却額で修理費用を回収できない可能性があります。
バッテリー切れで動かない車を売却するには?
車のバッテリーが切れていても査定額にあまり影響はないので、売却に向けて積極的に行動しましょう。まずは、売却方法を決めて査定を依頼することから始めましょう。
売却方法には基本的に3つの方法があり、それぞれ特徴や長所が違います。自分に合った方法を見つけることが、スムーズに売却するコツです。ここからは、おすすめの車の売却方法や売却時の必要書類について解説します。
売却方法を決める
車を売却するときの方法は、下取り・買取・オークションの3つです。下取りはディーラーや中古車販売業者が依頼する方法で、車を買い替える際に利用できます。売却したい車の査定額を購入する車の費用にあてられて、1回で売却と購入を済ませられる点が長所です。ただし、ディーラーでの下取りは査定額が低い傾向にあることを覚えておきましょう。
買取は業者に車を売却する方法で、買い替えの際は車を購入する業者を他に探す必要があります。買取を専門としている業者や中古車取扱店で買取に力を入れている業者なら、比較的高く買い取ってくれる点が長所です。業者はそれぞれ独自の販売経路を持っていて、車の人気度やプラス査定につながるオプションが査定額に反映されます。
3つ目は、オークションで買い手を見つけて個人間売買をする方法です。お互いに同意すれば中間マージンを発生させずに車を売却できるのが長所ですが、手続きに不備があるとトラブルにつながることがあります。
出張査定とは
業者が家まで来て査定してくれるのが出張査定です。バッテリーが切れていて車が動かない状態であれば、出張査定に依頼するのが良いでしょう。出張査定の費用は基本的に無料ですが、出張査定を行っていない業者もいるので事前に確認しましょう。
出張査定を依頼する際に覚えておきたい点は、査定前にバッテリーが切れていることを伝えることです。業者が持参した機器でバッテリーや車の状態をチェックすれば、どこに問題があるか分かるでしょう。査定の際に、交換用のバッテリーを持参する業者もいます。
買取なら一括査定がおすすめ
複数の業者にまとめて査定を依頼できるのが一括査定です。インターネット上のフォームに記入して依頼するだけなので、簡単に業者とコンタクトが取れます。まずは電話で車の査定額を確認し、気に入った業者を3社~5社選びましょう。出張査定を複数の業者に依頼すれば、車の適正価格を理解しつつより高く車を売却できます。
一括査定でおすすめなのが、carview!中古車一括査定サービスです。住所に合わせて最大10社に査定を依頼でき、出張査定を行っている業者にも依頼が可能です。大手買取業者とも提携しているので、信頼できる業者を選べるでしょう。
必要書類をそろえておこう
車を売却するためには必要な書類もあります。以下の書類を査定依頼前にそろえておくと安心です。
・自動車検査証
車の名義人に関する情報があり、名義変更の際に必要になります。紛失した場合は運輸支局で再発行してもらいましょう。
・印鑑と印鑑登録証明書
普通自動車を売却する際に必要で、市区役所や町村役場で入手できます。軽自動車の場合は認印で大丈夫です。
・自賠責保険証明書
車の購入や車検の際に加入する強制保険の支払い証明書です。紛失した場合は保険会社に問い合わせて再発行してもらいます。
・自動車税(種別割)納税証明書
毎年4月に車の所有者に対して納税義務が発生する税金です。紛失した場合は、普通自動車ならば県税事務所、軽自動車は市区役所や町村役場で再発行してもらえます。
・リサイクル券
廃車の費用を負担するリサイクル費用を支払ったことを証明する書類です。紛失した場合は「自動車リサイクルシステム」のウェブサイトで「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷して代用できます。
バッテリーが原因ではない可能性もある
エンジンがかからない原因がバッテリーではない可能性もあります。まずはシフトポジションの位置を確認しましょう。それでも改善しないなら、セルモーターの故障、スマートキーの充電切れ、エンジンルーム内のヒューズ等も確認しましょう。様子を見ても改善されない場合は、自己判断せず査定の際に見てもらうと良いでしょう。
バッテリー切れは修理可能
バッテリー切れは、自分でも修理が可能です。査定前に、バッテリー切れの原因を突き止め自分で修理することで、査定の際にも安心して業者に車を見せられるでしょう。ここからは、バッテリーの仕組みや切れてしまう原因、自分で修理する際の注意点を解説します。
バッテリーの仕組み
バッテリーは「化学反応」を利用して、車に必要な電気を発生・蓄電するものです。合成樹脂製のケース内に、バッテリー液や電解液と呼ばれる希硫酸が入っています。ケース内はセパレータで2つに分離された構造になっており、この2つが化学反応を起こすことで、電気が発生します。発生した電気は、セルモーター、ライト、カーナビなどの電装品に供給されます。
バッテリー切れの原因
バッテリー切れになると、車が使えず不便な思いをします。バッテリー切れを起こす主な原因は、長期間エンジンをかけずに放置しておくことにあります。
バッテリーは「自己放電」と呼ばれる自然放電現象によって、電装品を利用しなくても蓄えた電気が減る仕組みになっています。車に長期間乗らないとこの「自己放電」により、蓄えられた電気が空になってしまいます。そのため、週末にしか乗らないなど、エンジンをかける機会が少ないと電気が十分に蓄えられません。
車に定期的にエンジンをかけていても、10分程度の短い時間の場合は注意が必要です。エンジン始動時には、多くの電力が使用されます。短い時間では始動時に使われた電力をまかなう発電ができません。普段から30分程度はエンジンを動かすようにすると安心です。
バッテリーを直す方法
バッテリーが切れた場合は、バッテリー交換が必要です。業者に依頼せずとも、注意して行えば自分でも交換できます。車種によってバッテリー容量やケースサイズ、端子の位置が違うので注意しましょう。異なる製品を無理に取り付けた場合は、火災の恐れもあり非常に危険です。また、バッテリー交換をする際は、保護メガネとゴム手袋を着用し安全に配慮しましょう。
- バッテリー交換の大まかな手順
- 1.マイナス端子を先に外し、次にプラス端子を外す
- 2.バッテリーを固定している取り付け金具を外し、台座からの取り外し、バッテリーを交換
- 3.再び台座の取り付け金具を装着し、プラス端子、マイナス端子の順で取り付ける
バッテリー切れの車を高く売るコツ
「バッテリー切れの車は低い金額でも売却できるだけで十分」と考える方もいるでしょう。しかし、バッテリーが切れている車でも高く売れることがあります。事前に買取相場をチェックしたり、メンテナンスノートを用意したりすることが高額査定につながるポイントです。
なお、バッテリー切れの車を査定してもらう際は、あらかじめバッテリー切れの車である旨を査定員に伝えておくようにしましょう。
中古車の買取相場を調べておく
インターネットを使えば、売却したい車の買取相場を事前にチェックできます。車種や年式、走行距離などを確認しながら、買取業者や一括査定のウェブサイトが用意している買取相場表をチェックしましょう。査定のシミュレーションができるウェブサイトなども、買取相場を調べるのにおすすめです。
事前に買取相場を調べたほうが良い理由は、車を安く買いたたこうとする業者がいるからです。買取相場がある程度分かっていれば、過度に安い査定額を出す業者を避けられます。買取相場をすでに調査済みであるとことを業者に伝えれば、業者がより真剣に対応してくれるでしょう。
メンテナンスノートを常備しておく
定期点検や修理の記録が一冊にまとまっているのがメンテナンスノートです。たとえば、12か月点検の際には車内やエンジンルーム、下回り、足回りの状態をチェックします。エンジンオイルや冷却装置の水が漏れているかどうか、タイヤの空気圧や亀裂、溝などがチェック項目です。メンテナンスノートには、これらのチェック内容がすべて記録されています。
メンテナンスノートを見れば、その車がこれまでにどのような整備を受けてきたのかが分かるので、車を大切に扱ってきたことが業者に伝わるでしょう。
バッテリー切れでもエンジンなどの重要なパーツに大きな問題はないことや、故障のリスクが少ないこともアピールできます。これによって、業者の評価が高くなり査定額が上がることがあります。
バッテリー切れでも清掃はしっかりと!
清掃して車をきれいな状態にすることで、業者は車に好意的な印象を受けます。車を大切にしていることが伝わる好印象の車ならば、査定額アップを期待できるでしょう。
また、車外は洗車をしてワックスをかけると、車の第一印象が良くなります。車内は、マットなどを車外に出して隅々まで清掃する良いでしょう。シートのシミもできる範囲で取り除けば、次の買い手が見つかりやすくなります。
タバコやペットのにおいは査定額に影響することもあるので、消臭対策をして査定時のマイナスポイントを減らしましょう。
せっかく売るならタイミングも考えよう
車の買取価格は一年を通して一定の価格とは限りません。タイミングによっては高く売れることがあります。一般的に車がより高く売れるのは業者の決算期直前と言われており、多くの業者が決算期としているのは3月や9月です。
決算期を意識すると業者はできるだけ売上を伸ばそうとし、決算月だけでなく直前の1月~2月や7月~8月は業者がより多くの在庫をそろえようとします。このような背景から、決算期前には査定額を上げてでも買い取ってくれる傾向にあります。そのため、車の売却を考える際は、1月~2月や7月~8月のタイミングを狙うと良いでしょう。
また、車種によって時期は違いますが、モデルチェンジ前も車が高く売れるタイミングです。モデルチェンジ後になると旧モデルは人気が下がるため、査定額も下がります。高く売れるタイミングを逃さないよう、時期を見極めて行動することが大切です。
一括査定サービスを利用する
より高値で車を売りたい方は、車買取の一括査定サービスを利用しましょう。一括査定とは、一度の申し込みで複数の業者に査定を依頼できる便利なサービスです。複数の業者から相見積もりを取ることで、査定額を引き上げられる可能性もあります。
バッテリー切れの車を売却するならcarview!車買取がおすすめ!
車がバッテリー切れの状態でも、車の売却額に大きな影響はありません。車のバッテリー切れは買取業者が対処できるので、売却を躊躇する必要はないでしょう。
車の売却を検討している方におすすめなのが、carview!中古車一括査定サービスです。carview!車買取は300社以上の業者と提携しています。出張査定に対応している業者も多く、公道を走行できない車の売却も可能です。
実績は業界トップクラス!
carview!車買取は、2000年5月に中古車査定仲介サービスを開始以来、これまで500万人以上が利用しており、業界でもトップクラスの実績です。多くの買取業者の中から最大10社の買取業者に一度に査定依頼ができるため、信頼できる買取業者を見つけられるでしょう。
安心安全の顧客満足度
carview!車買取は、安心安全のサービスを提供することにより、高い顧客満足度を獲得しています。JPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)に加盟しており、協会と連携しながら適正な買取サービスをユーザーに提供しています。サイト内には実際に利用したユーザーのクチコミも充実しており、具体的な評価を確認しながら買取業者を選べます。
まとめ
車を売却する際、バッテリー切れの車でも問題なく売却でき、査定額も基本的には下がりません。車を動かせない場合は、一括査定で複数の業者に問い合わせ、出張査定を行っている業者を見つけて査定依頼するのがおすすめです。高額査定を狙うなら、事前に買取相場を調べ、メンテナンスノートを用意しましょう。より高く売却できる買取業者を見つけたい方は、carview!中古車一括査定サービスをお試しください。
- お見積もりを依頼
- 買取店から電話か
メールでご連絡 - 査定を実施
- 査定額を比較し
売却先を決定
LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。
中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声
買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。
-
- 実際の査定金額
- 70.0万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 3.5
ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
-
- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
- 5社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
-
- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
※ 当社は、クチコミの内容およびこれを利用した結果について、何ら保証するものではなく、一切の責任を負いません。
※1 2019年4月時点 当社調べ