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外車の買取価格は安いって本当?輸入車を高く売るコツを紹介!

外車の買取価格は安いって本当?輸入車を高く売るコツを紹介!

高級車というイメージの強い外車ですが、実は中古車としての買取価格は安い傾向にあります。
この記事では、外車の買取価格が安くなってしまう理由と、外車を少しでも高く売却するためのポイントを紹介します。これから外車を売りたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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外車の買取価格が安くなりやすい理由

外車の買取価格が安くなりやすい理由

外車といえば高級なイメージがあり、買取の際に高額査定を期待する方も多いかもしれません。

しかし、外車の中古買取価格は国産車に比べて安くなりやすい傾向にあります。ここでは、国産車に比べて外車の買取価格が安くなってしまう理由を解説します。

中古車市場で外車の需要が少ない

外車の買取価格が安い理由の一つとして、需要が少ないことが挙げられます。外車を買う層は比較的金銭に余裕があるため、中古ではなく新車で買う方がほとんどです。わざわざ中古の外車を選ぶ方は少ないため、高値が付きにくい傾向にあります。

また、日本国内の車市場における外車の比率は少ないのが現状です。さらにそのうちの約6割をメルセデスベンツやフォルクスワーゲン、アウディ、BMWなどのドイツ勢が占めています。

そのため、これら以外の珍しい外車の場合は、買取市場自体が存在していないケースもあります。

メンテナンスや修理で維持費がかかる

外車が故障した場合、パーツを海外から取り寄せるか、または専門の修理工場に出向く必要があります。そのため、日本車と比べるとどうしても費用と手間が多くかかります。

また、「外車は故障が多い」といったネガティブなイメージを持っている方も多く、敬遠されてしまうのです。その結果、一部のユーザーから大きな支持を得ていても、一般的に広く人気を得ることが難しくなっています。

加えて、外車を専門に取り扱う「輸入車(外車)専門店」以外の査定士は、外車の部品代や修理費用を熟知していないことが多いため、査定額が安くなる傾向にあります。店舗によっては買取を断られてしまうこともあるため売却しにくいのが現状です。

日本の交通事情に合っていない

外車は国産車との操作性の違いから、同じように使用するには不便に感じることが多くあります。特に日本は狭い道路が多いため、大柄な外車は取り回しが悪かったり、駐車が難しかったりするケースが多いのです。

国産車はあらかじめ日本の道路を走行するのに不便が無いよう設計されており、国内の交通事情に合った作りとなっています。そういった点からも、外車の需要は少ないのです。

また、日本では車にかかる税金が高いため、近年は軽自動車などの小型車が人気です。例えば、ファミリー層には多くの人や荷物を載せられ、小回りが利くミニバンが人気となっています。しかし、外車でこのような事情に対応した車種は少ないのが現状です。

海外に輸出して再販するのが難しい

国産車の場合、10万km以上走行した車や年式の古い車、修理歴のある車であっても、海外に輸出すれば中古車としての価値は十分にあります。さらに、海外では国産車の品質と信頼性が高く評価されているため、解体して出たパーツのみの輸出でも高い需要があります。

一方、中古の外車を海外へ輸出しても、国産車のように特別な価値や信頼性がある訳ではありません。外車は国産車よりも品質が劣っており、それほど需要がないのです。そのため、輸出して高く売ることは難しいとされています。

国産車と比べて査定時の減額割合が大きい

外車は国産車と比べて査定時の減額割合が大きく設定されています。

査定に影響しやすい基準の一つが「走行距離」です。JAAI(日本自動車査定協会)の査定基準では、年式ごとに「標準走行距離」が定められています。初年度登録からの年数×1万kmを基準として、走行距離が長ければマイナス査定、短ければプラス査定となります。

しかし、安い価格帯の外車はこの標準走行距離が国産車よりも短く設定されており、特にフェラーリなどの超高級輸入車の場合、走行距離が基準より多少長いだけで大幅なマイナス査定になります。

傷やへこみに関しても同様に、外車は国産車に比べて1.2倍~2倍程度のマイナスです。超高級輸入車であった場合は、さらに大幅な減額となります。

外車の買取先と特徴

外車の買取先と特徴

外車を売却したいと考えた時、どのような選択肢があるのでしょうか。外車の売却方法と、それぞれの売却先の特徴を解説します。これから外車を売りたいと考えている方は参考にしてみてください。

国産車ディーラーの下取り

外車から国産車に乗り換えるなら、「国産車ディーラーに下取りに出す」という方法を考える方もいるでしょう。

しかし、国産車ディーラーのスタッフは外車に詳しくありません。外車に付属する高級オプションや、維持費などを正しく判断できない可能性が高く、低い査定額となってしまうことがあります。

こうした理由から、国産車ディーラーでの下取りは、他の売却方法と比べて安くなってしまう傾向にあるため、今回紹介する方法の中ではあまりおすすめできない方法です。

輸入車(外車)ディーラーの下取り

乗り換え後も外車に乗る場合は、「輸入車ディーラーに下取りに出す」という方法もあります。車の売却と新車購入の手続きが一度で済むので、手間が掛からないのがメリットです。ただし、輸入車ディーラーであれば必ずしも下取りで高値が付くというわけではないので慎重に考えましょう。

近年のディーラーは買取に力を入れているところも多く、高額買取に期待するかもしれません。しかし、ディーラーではよほど車の状態が良くないと中古車を店頭に出せません。よって、外車専門のディーラーであっても買取や下取りの条件は厳しくなります。

一般的な中古車買取業者

国産車を中心に扱っている「一般的な中古車買取業者」では、外車を高く売ることはあまり期待できません。中古輸入車の販路が少ないことや、需要自体が少ないことによるリスクを回避するため、買取価格を安く設定しているのです。

しかし、大手の買取業者の中には外車の買取に力を入れているところもあります。外車の高価買取アピールをしている、もしくは自社で外車の販売店を持っているような買取店であれば、高額査定も期待できるでしょう。

輸入車(外車)専門の買取業者

「輸入車(外車)専門の買取業者」は、その名の通り外車の買取に特化しています。豊富な販路を持っており、スタッフも外車全般に詳しいため、適切な価格で買取ってもらえるおすすめの方法です。

ほとんどの場合、外車の整備に必要な専門工具や設備を備えていたり、大手の場合は自社で整備工場を持っていたりします。そのため買取後の整備や修理代が安く済み、高額査定してもらえる可能性が高くなるのです。

また、住んでいる地域に「外車専門の中古車販売店」があり、尚且つ買取にも力を入れている場合は査定依頼してみるのも一つの方法です。

外車買取時の必要書類

外車を売却する際の必要書類は下記の通りです。揃っているか事前に確認しておきましょう。

    自身が用意するもの
  • 自動車検査証(車検証)
  • 印鑑登録証明書
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車納税証明書
  • 実印
  • 振込口座情報
  • 自動車リサイクル券(預託済みの場合)
  • メンテナンスノート(任意)

特に「印鑑登録証明書」は3か月以内に発行されたものでなくてはなりません。所轄の役所で発行する必要があるので注意しましょう。

上記に加えて、自動車検査証と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、以下の書類が必要です。

  • 住所変更が一度あった場合:住民票
  • 住所変更を複数回経た場合:戸籍の附票、または住民票の除票
  • 結婚などで姓が変わっている場合:戸籍謄本(履歴事項全部証明書)

中古車買取店が用意している書類
・譲渡証明書
・委任状

外車買取時に査定額アップする装備

外車買取時に査定額アップする装備

外車を求める方は「フルオプション」を希望する場合が多く、そうした需要が買取査定にも反映されます。外車のオプションの中には、オプション単体の価格だけで国産車が購入できるような超高級オプションもあります。

そのため、オプションを適正に査定してもらえる店舗を選ぶことが大切です。主に、次のような装備が付いていると高額査定の可能性が高くなります。

カーナビ・オーディオ

外車のカーナビの多くは専用規格で、インパネは特殊な形状をしています。このような場合、市販のナビと交換するのが難しく、メーカーオプションの純正カーナビしか装備できません。

そのため、オプションで純正品のカーナビを取り付けている場合は古くてもプラス査定が期待できます。もしも査定時に純正品のナビを評価しない買取店であった場合、他店に依頼するのも一つの手でしょう。

また、高級輸入車にはオプション価格で何十万円もする高級オーディオシステムが用意されている場合があり、中古車でも人気の装備のため査定額アップの対象になります。

本革シート

高級輸入車では、本革シートが装備されているのが当たり前となっています。そのため、中古で外車を購入する方の多くが「本革シートであることが前提」として考えています。

また、外車には高級なイメージがあり、高級感をアップさせる本革シートが一つのステータスとして捉えられています。シートに擦れや傷がなく、良い状態であれば高額査定につながりやすいでしょう。

購入時に本革シートをオプションで選べる外車も多くあり、その価値を適正に評価してもらうためには外車専門の買取業者がおすすめです。

サンルーフ

サンルーフは購入後に装着できないため、付いていればプラス査定が期待できます。査定時には積極的にアピールしたいポイントです。

国産車ではあまり見かけなくなった装備ですが、サンルーフは本革シートと同様に高級車としてのイメージが強く、中古で外車を購入する層に需要があると言えます。そのため、買取において高く評価される可能性が上がります。

外車の高額査定を狙うポイント

外車の高額査定を狙うポイント

外車を手放す時は、乗り換え時などの負担を減らすためになるべく高く売りたいと思うことがあります。

そこで、外車を少しでも高く売却するためのポイントを紹介します。車の買取価格を少しでも高めるためには、次のことを意識して査定額のアップを狙いましょう。

事前に買取相場を調べておく

外車のみならず国産車においても言えることですが、中古車を売却する際にはあらかじめ買取相場を調べることが大切です。査定前に大体の買取相場を把握することで、安すぎる値段で買い叩かれることを防げる上に、価格交渉の際にも役立ちます。

ただし、国産車であれば多くの買取サイトで相場情報が公開されていますが、外車は情報が少ないのが現状です。また、外車は同じ車種で同じ色、同じグレードであっても、オプションにより大きく査定額が異なるため、相場はあくまでも目安として考えておきましょう。

外車の買取相場を調べる際は、「買取カービューの相場検索機能」がおすすめです。

査定前に車をきれいにしておく

車をきれいにしたからといって必ずしも査定額がアップするわけではありませんが、査定士に好印象を与えられます。

車外は査定前に洗車をしておくと良いでしょう。車内は掃除機がけや拭き掃除を行い、ゴミや汚れを取り除いておきます。普段から車内でタバコを吸っていた場合や、ペットを乗せていた場合は車内の臭いにも注意が必要です。市販の無香料の消臭スプレーをかけておくのがおすすめです。

また、強い芳香剤のにおい残りはマイナスポイントとなる可能性があるので、事前に換気しておきましょう。

中古車需要が高まる時期に売る

一般的に、中古車の需要が高まるのは1月~2月または7月~8月です。この時期は就職や転勤などの新生活に向けて車を購入する方が増え、ボーナスの時期とも重なることから、車の購入を検討する方が増える傾向にあります。

加えて、多くの買取業者は3月と9月に決算期を設定しています。決算期に向けて販売台数を増やすため、できるだけ多くの在庫を確保しようとするので中古車需要が高まるのです。

輸入車専門店で査定してもらう

車を買取ってもらう場合は「中古車買取店」が一般的ですが、外車の場合は「輸入車専門店」に買取依頼することで高額査定の可能性につながります。一般的な中古車買取店ではスタッフに専門知識がないため、外車は適正な査定額が提示されないことがほとんどです。

そのため、専門知識を持つスタッフがいる輸入車専門店に買取依頼することがおすすめです。外車を正確に査定し、適正な買取価格を示してくれるでしょう。

輸入車専門店は外車の整備に必要な工具や設備を備えており、修理費用が安く抑えられるため、その分を査定金額に還元してもらえます。また、多様な販売ルートを持っているため高額査定に期待ができます。

一括査定サービスを利用する

一括査定サービスとは、一度の情報入力だけで複数の買取業者に車の査定依頼ができるサービスです。車を高く売るためには複数の買取業者に査定を依頼し、金額を比較するのが重要です。一つひとつの買取業者に依頼して回るのは多くの手間と時間がかかりますが、一括査定サービスを使えばその手間が省けます。

前述のように、一般の車買取業者では外車は低い査定額になってしまう傾向があります。だからこそ、一括査定サービスを利用して外車に強い買取業者を選ぶことが、高額査定につながります。

外車を売るなら買取カービューの愛車無料一括査定サービス

買取カービューは2000年5月に中古車査定仲介サービスを開始してから、これまで450万人以上が利用し、実績は業界でもトップクラスを誇ります。また、JPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)に加盟しているため、協会と連携して安全・安心なサービスをユーザーに提供可能です。一度に最大10社の買取業者に見積もりを依頼することが可能です。

買取カービューでは、インターネットからの査定申込を一度するだけで最大10社の買取店に一括査定依頼ができます。買取店には車種の得手不得手があり、外車に特化したお店や、スポーツカーに特化したお店など、店舗によって査定額が大きく変わります。

買取カービューが提携する査定事業者数は300社以上あり、大手から専門店まで幅広く提携しているため、外車に強い買取業者も見つけやすい点が強みです。

まとめ

まとめ

外車の買取価格が安い理由の一つとして、需要が少ないこと、維持費がかかること、日本の交通事情に合っていないことが挙げられます。しかし、「中古で外車が欲しい」と考えている層も少なからずいるはずです。

外車を売る際は、自身に合った売却方法や、オプションを適正に査定してもらえる店舗を選ぶことがとても大切です。中古の外車を売りたいと考えている方は、今回紹介した売却方法や高額査定を狙うコツを参考に、よりお得に売却しましょう。

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サービスの流れ
  • お見積もりを依頼
  • 買取店から電話か
    メールでご連絡
  • 査定を実施
  • 査定額を比較し
    売却先を決定

LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。

中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声

買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーの口コミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。

トヨタ プリウス
実際の査定金額
70.0万円
見積り数
5社
査定満足度
3.5
ユーザーコメント

オートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。

ホンダ フィット
実際の査定金額
63.9万円
見積り数
5社
査定満足度
5
ユーザーコメント

一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。

日産 セレナ
実際の査定金額
75.0万円
見積り数
8社
査定満足度
5
ユーザーコメント

はじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。

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買取カービューの愛車無料一括査定サービスは、日本最大級のクルマ総合情報サイトcarview!クルマ専門SNSみんカラを運営するLINEヤフー株式会社が提供しています。LINEヤフー株式会社のカービューサービスは、テクノロジーを活用して、カーライフをもっと身近で、もっと楽しく価値あるものに変えていくことをミッションとしています。

※1 2019年4月時点 当社調べ
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