車買取専門店を利用するメリットは？利用方法から高額査定の狙い方までを紹介！

愛車をできるだけ高値で売りたいと考えている方は多いでしょう。愛車をより高値で売りたいなら、車買取専門店がおすすめです。
この記事では車買取専門店を利用するメリットや売却方法、利用する流れなどを解説します。高額査定されやすくなるポイントも解説しますので、車の売却を考える際の参考にしてください。

車買取専門店のメリットとは

愛車を売却する際に、どのような方法で売却するか迷う方も多いのではないでしょうか。車の売却方法には、ネットオークションやディーラーでの下取り、車買取専門店での買取などがあります。ネットオークションでの売却は手間がかかったり、トラブルが起こったりするなどのリスクがあるため、ディーラーでの下取りや車買取専門店での買取を利用する人が多い傾向にあります。

ディーラーでの下取りと車買取専門店での査定額には差があることが多く、どちらも査定をした上で売却先を決めると良いでしょう。ここでは、車買取専門店に車を売るメリットを解説します。

高価買取が期待できる

車買取専門店は中古車市場の相場に詳しく、詳細な項目で査定していることが多いので、高額査定が出やすいと言われています。多くの中古車買取店は自社店舗での販売に加えて、海外への輸出やオークションなど、複数の販路を持っています。そのため、ディーラーの下取よりも買取金額が高くなる傾向にあります。また下取りと異なり、売却して得たお金の使い道が自由な点もメリットのひとつと言えるでしょう。

場合によってはキャンセル料が無償の場合もある

キャンセルができるか否かは、タイミングと各買取業者が定めたルールによっても異なりますが、売却契約後のキャンセルが認められるケースもあります。大手買取業者の多くは予めキャンセル可能な期間を設けています。具体的な猶予期間は業者によって異なりますが、大体3日～1週間以内が多いようです。ただし、キャンセル料がかかってしまうこともあるので、契約前にしっかりと確認することが大切です。

事故車など問題のある車でも査定額が付く場合がある

事故車とは修復歴がある車、または修復が不可欠な状態の車を指します。自然災害によって破損した場合も含まれます。通常なら査定額が付かないような車でも、パーツごとに分解して販売する、海外に輸出するといった使い道があります。

特に日本車は海外で人気が高く、事故車や走行距離が10万kmを超えるような車でも、輸出すれば販売できることがあります。走行不能な車は分解し、同じ車種の修理やスクラップのクズ鉄として利用されます。そのため、ディーラーなどの下取りで値が付かないような車でも、良い値で買い取ってもらえる可能性があるでしょう。

買取専門店以外の売却方法には何がある？

買取専門店以外で車を売却する方法は主に2つあります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

下取り

車の下取りとは、新車をディーラーで購入するのを条件に、今まで乗ってきた車を売却して引き取ってもらうことです。

・メリット
新しい車の購入が前提なので、購入と売却の手続きを同時に済ませられます。一連の手続きをディーラーに任せられるので、手間をかけたくない方におすすめです。納車までの間は今までの車に乗れる点も大きな魅力でしょう。

・デメリット
売却金額は、買取よりも安くなる傾向にあります。下取りは中古車の買取相場が反映されにくい傾向にあり、人気グレードや装備がアピールポイントの車であっても、プラス査定はあまり期待できません。また、下取り金額は新車の購入に充てられるので他の用途として自由に使用できません。

ネットオークション

オークション代行業者を利用して出品した際のメリット・デメリットを見ていきましょう。

・メリット
オークション形式での出品なので、思わぬ高値が付くことがあります。需要が高い車の場合はその場で落札価格が上がります。また、オークション代行業者と直接取引することで、中間マージンを抑えられます。

・デメリット
業者にもよりますが、一般的に制約手数料・出品料・車両保管料・車両の運搬にかかる陸送料などの手数料を支払う必要があります。売れずに再出品するためには再度手数料を払う必要がある他、車両の移動や管理でさらに費用がかかります。

また、落札価格の虚偽申告などのトラブルに巻き込まれるリスクも考えられます。信頼できる代行業者や売却相手を見極めることが大切です。

車買取専門店を利用する流れ

車を売却する際は、車買取専門店を利用することで、問題のある車でも高額買取が期待できます。ここから、実際に車買取専門店を利用する際に注意したい点や流れを見ていきましょう。

相場を調べる

事前に車の買取相場を把握しておけば、提示された査定額に対する交渉もしやすくなります。車買取専門店へ査定をお願いする前に、おおよその相場を調べておきましょう。

業者を選ぶ

おおよその相場を調べたら、実際に査定してもらう買取専門店を選びます。その際に複数の買取専門店に依頼をかけると良いでしょう。業者によって得意な車種や顧客層、買取価格の設定も異なります。同じ車種でも査定額が違ってくるので、少しでも高く売れる買取専門店を選ぶことが大事です。合わせて、トラブルを避けるためにクチコミなども確認しておきましょう。

必要書類の準備

商談が成立し正式な買取手続きに進むと、公的な書類をいくつか用意する必要があります。事前に下記の書類を用意しておきましょう。

合わせて「整備記録簿」も用意しておくと良いでしょう。これは「メンテナンスノート」とも呼ばれ、定期点検を受けている記録として査定時にアピールできます。

査定

査定については、買取専門店から連絡が来るので指示に従っていれば問題ありません。なお、車の査定は自ら買取専門店店へ車を持ち込む「持ち込み査定」の他に、査定士に自宅などへ出張してもう「出張査定」があります。

査定時には、車の内装や外装など隅々までチェックされます。シートの汚れや車内のにおいは査定結果に影響するため、できる限りきれいにしておきましょう。一方で、外装の小さな傷やへこみは無理に直す必要はありません。

車の引き渡しを行う

査定後、買取専門店が提示した査定金額に納得したら、必要書類を買取業者に提出し、契約の手続きを進めます。手続きに関しては、買取専門店の担当者が進行をサポートしてくれるため難しくはないでしょう。車を引き渡す前には車内に残っている私物を回収し、ナビに登録している個人情報を消去することを忘れないようにしましょう。また、ドライブレコーダーやオーディオ内メディアの忘れ物にも注意が必要です。

入金を確認する

車を引き渡したら、後は買取代金が入金されるのを待つのみです。買取代金は、契約が完了した時点で受け取れる場合と、後日振り込みの場合があります。業者によって対応が異なるため、事前に確認しておきましょう。

査定のポイントを理解しよう

高額査定してもらうために査定のポイントを把握しておきましょう。ここからは、査定時にチェックされる7つの重要なポイントを解説します。

走行距離

購入者は中古車を選ぶ際に走行距離を重視します。走行距離は、査定ポイントとしてとても重要です。

自動車の平均的な走行距離は、年間で約8,000～10,000kmとされています。この基準を上回っている場合、査定金額が安くなる傾向にあります。走行距離が長いと言うことは、それだけエンジンや車体が酷使され劣化していると判断されるためです。逆に、この基準を下回っている場合はプラス査定の期待ができます。

外装

査定時には外装の状態も細かく評価されます。バンパーやガラス、サイドネットなどのさまざまなポイントをチェックし、傷やへこみがあれば減点されていきます。意外に注意したいのが鍵を挿し損ねた際にできた小さな傷です。

また、査定時には事故の有無についても確認されます。修理済みであっても、過去にフレームが損傷するような大きな事故にあった場合は正直に申告しましょう。

内装

内装は「シートの状態」や「におい」等、さまざまな項目がチェックされます。喫煙者や、普段から車にペット乗せている方は特に気を付けておきたい点です。特に煙草の場合はにおいだけでなく、ヤニ汚れにも注意が必要となります。

ただし、車内クリーニングをした場合は修理扱いとされ減点対象となります。査定前にはあくまでも自分でできる範囲で清掃をしましょう。

装備品

装備品のチェック対象は「エアバッグ」「ABS」などの15種類です。また「サンルーフ」や「皮シート」など、一般的にあまり付いていないオプションが付いていればプラス査定になります。メーカーやディーラーの純正オプションを選択している場合も、査定時に有利です。

その他、購入時に付属されていたスペアキーや取扱説明書、整備手帳などは、次の車の購入者に渡されます。これらも査定に有利になるので、しっかりと保管しておきましょう。

ボディのカラーリング

ボディカラーも査定に影響します。どの車種でもプラス査定を受けやすいのが白・黒・パールホワイト・シルバーなどのベーシックなカラーです。これらの色はトレンドに左右されにくく、無難で乗りやすいのが理由です。また、「その車種のイメージカラー」であった場合もプラス査定を見込めるでしょう。奇抜な色や不人気なカラーの場合、査定額も下がる傾向にあります。

取り付けている社外パーツによって査定額が変わる？

査定では、純正品パーツが好まれる傾向にあります。ディーラーやメーカーの純正オプション品は、新車購入時にしか取り付けできないものが多くあります。よって、純正品が付いている車は価値が上がります。

車好きの方はホイールやマフラーなどを気に入った社外品パーツに付け替えていることもあるでしょう。純正パーツも保有しているのであれば、査定の際には取り外した純正パーツも必ず持参しましょう。

例外として、社外品でも人気で価値の高いタイヤやホイールを装着していれば、プラス査定になる場合があります。

車検の期限によって査定額が変わる？

日本自動車査定協会によって定められている査定額の加算基準によると、4か月以上車検が残っていれば査定額がプラスになると言われています。大きなプラス評価は望めないので、わざわざ査定前に高額な車検を受けるのは損となる可能性が高いでしょう。車検が切れていたとしても問題ありません。

車買取専門店へ査定依頼をする前に

少しでも高額査定を引き出せるよう、車買取専門店へ査定依頼をする前に以下のポイントを意識しておきましょう。

査定前に必ず洗車する

洗車が査定額に影響することはほとんどありませんが、洗車しておいた方が後々お得になる可能性があります。車がきれいで清潔な状態であれば、査定員が気持ちよく作業できます。査定士も人間なので、車や持ち主を見たときの第一印象の問題になります。「大切に乗っていたんだな」という好印象を与えられ、全体的に査定が甘くなる可能性があります。

外装は安易に修理をしないこと

外装に傷やへこみがある場合、査定前に直したいと考える方もいるでしょう。しかし修理に出した場合、プラス査定分よりも修理代の方が高くなることが多くおすすめできません。また、自分で処理して余計に酷い状態になることもあるのでやめておきましょう。

車内の清掃をきちんとする

車内の汚れやにおいをきれいにすることで査定のアップが見込めます。特に、喫煙者やペットを車に乗せている方は注意が必要です。対策としては、シートやマットを含め、車内をできる限りきれいに掃除することです。エアコンは車外・車中の空気を循環させているため、においが染み付いている可能性があります。車内の消臭と一緒に、エアコンの清掃も行っておくと良いでしょう。

買取専門店に車を買取に出すタイミングを見極める

中古車の需要が高まる時期は1～3月、次いで7～9月です。1～3月には就職や就学、転勤などの新生活が迫り、愛車を手放す方や購入する方が多くなります。7～9月は夏季のボーナス加え、意外に転勤が多い時期でもあります。また、多くの中古車買取店は3月と9月に決算期を設定しており、より多くの在庫を確保しておきたいと考えます。このタイミングを狙って買取に出すと高額査定が期待できるでしょう。

中古車一括査定を利用する

中古車一括査定の大きなメリットは、一度の情報入力で複数の業者に査定依頼ができることです。通常、査定の申し込みには、個人情報や車種、年式など多くの情報入力を必要とし手間がかかります。しかし、一括査定であれば、その手間がかかりません。提携業者が豊富なサイトであればより多くのニーズに対応しており、高額査定が期待できます。査定額の比較もしやすいので、最も高い価格を提示した業者に売却が可能です。

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査定の申し込みは車の「メーカー・モデル・年式・走行距離」を入力するだけ、走行距離は5,000km単位なのでとても簡単です。パソコン・スマートフォンのどちらからでも、好きな時間に好きな場所から利用可能です。

まとめ

車の査定にはさまざまな要素が細かく関わっています。車買取専門店で愛車の査定依頼する際は、今回紹介したポイントをチェックしてより高額査定を目指しましょう。

carview!中古車一括査定サービスは1度に最大10社に一括査定依頼ができ、査定額を比較することでより高く車を買い取ってくれる買取専門店を選べます。車の売却を検討している方はぜひご活用ください。