ランクル200の買取相場は？ 人気の理由や基本スペックも解説

数多くの車を生み出してきたトヨタの中でも、ランドクルーザーは長い歴史を持ち、進化を続けてきました。国内のみならず海外にも根強い人気を持つランドクルーザーのブランド。
この記事では、ランクル200と呼ばれているランドクルーザー200について、買取相場情報や基本スペックなどを解説します。また、売却の流れから注意点なども含めて紹介しますので、売却を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

中古車でも人気があるランドクルーザー200

元々、ランドクルーザーというブランドは国内外問わず非常に人気があり、そのため中古車でも高値で取引されています。性能面では高い耐久性と走破性を併せ持っていて、さらにデザイン面での評判も良く、人気の理由の一つとなっています。

2021年に販売が開始された最新型であるランドクルーザー300は、2021年9月時点で納期が2年待ちになったことがトヨタの公式サイトで発表されています。そのため中古市場では、すぐに乗ることができるランドクルーザー200の需要が高まっています。

ランドクルーザー200の最新の買取相場情報

最新の買取相場情報を整理してみると、ランドクルーザー200は人気車種のため、走行距離が長く低年式であっても、買取価格が高くなる可能性は十分にあります。中古市場での需要がかなり高いので、ディーラーに下取りを依頼するよりも中古車買取業者に買取を依頼したほうが高値で売却できるでしょう。

中古市場でのランドクルーザー200の年式は、2007年以降のものが人気となっています。参考として、carview!車買取での買取相場の平均査定価格を見てみると、2021年10月現在のランドクルーザーは304.2万円となっています。

ランドクルーザー200の買取相場の傾向

他車と同じように、ランドクルーザー200も年式や走行距離によって買取の相場は上下します。それに加えてランドクルーザー200の場合、いくつかのグレードに分けられ種類が細分化されているため、グレード別の差が相場に表れます。

ランドクルーザー200の基本情報

ランドクルーザーシリーズの200系に相当するランクル200は、2007年に販売が開始されました。トヨタが出している数多くの車の中でもかなり歴史のある車種に値します。ランドクルーザーという名前はランクルと省略され、ランドクルーザー200はランクル200と呼ばれます。

アウトドア向けのクロスカントリー車であるため、高い耐久性を誇り、塗装が不十分な道路や悪路でもパワフルに走れる機能性を持った車です。サイズは最大8人乗りで、ベースグレードであるGX以外のグレードでは3列シートが装備されています。 減額の理由をきちんと確認し、「売却側が虚偽の申告をした」などでない限りは無理に応じる必要はありません。しっかりと意見を伝えましょう。

大きさの面から見ると、車幅が約2ｍもあるため、運転歴が浅い人や運転が苦手な人は操作が若干難しく感じる車かもしれません。

グレードやスペックについて

大型クロスカントリー車として優秀な性能を持つランドクルーザー200は、高級SUVとしても楽しむことができる車種です。日本を出て海外でも活躍しているランドクルーザー200には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは基本スペックやエンジン、グレードについて解説します。

ランドクルーザー200には4つのグレードがある

ランドクルーザー200には全部で4つのグレードがあり、安価な順にGX、AX、AX・Gセレクション、ZXになります。駆動方式はグレードに関係なく4WDで統一されています。ベースグレードのGXのみが5人乗りで他は最大8人乗りが可能です。

最上位グレードのZXはサイドアンダーミラーの有無を確認すれば、見た目でどのグレードかを判断できるようになっています。また、価格にもある程度の差があるため、グレードによって装備や内装が異なります。例えば、ZXはシートベンチレーション機能（フロントシートから爽やかな風が出る）が搭載され、シートヒーターもしっかり完備されています。

エンジンと性能

エンジンにおいても駆動方式と同様にどのグレードも全て同じで、ガソリン4.6LでV8エンジンが装備されています。排気量が多いため加速力が高くパワフルな走りを得意であり、このような特徴もランドクルーザー200の人気の理由です。

燃費についても大型車であることや、車の重さや排気量を考えると十分に良好と言えるでしょう。技術面ではオフロード性能も充実していて、あらゆる路面状況に適したマルチテレインセレクト機能など、他にも運転をアシストするための機能が豊富に備わっています。

高性能な面から世界中で活躍

ランドクルーザー200はその高い耐久性と走破性から、日本よりも難路や悪路が多い海外ではかなり重宝されています。特に、砂漠地帯や山岳地帯が多い国・地域では、ランドクルーザーシリーズの価値はかなり大きいものとなっています。

元々日本車は丈夫さにおいて海外で高い評価を受けていますが、ランドクルーザーに至っては「壊れない」と言われるほど信頼されています。特に、中東地域やオーストラリア、アフリカでは圧倒的な人気を誇っていることから、中古車の需要も高いことが分かります。

車の査定から買取までの流れ

車種に関係なく、車の売却には一連の手続きをしなければなりません。手続きといってもそこまで難しいものではありません。ここでは、査定前の準備を含めた売却の流れを順に説明します。ランドクルーザー200の売却を検討している方、または売却を決めた方はぜひご一読ください。

相場の確認と買取業者のリストアップ

査定の目安として、売却したい車の相場が現段階でどのくらいなのかを調べ、相場の確認をしておくことをおすすめします。相場を確認したら、査定をしてもらいたい買取業者をリストアップします。

この時、買取業者は1社だけでなく複数選んでおきましょう。複数の業者を選択する理由は、金額を比較し、より良い条件の業者に依頼したほうがお得だからです。複数の業者をリストアップするときは、一括査定サービスを利用しましょう。一括査定サービスを利用すると、一度に複数の買取業者の査定金額を調べられるので便利です。

査定の申し込み

買取業者の公式サイトで査定の申し込みをすると、簡単な入力作業で済むので手間がかかりません。クチコミでの評判や買取実績などを公式サイトなどでよく確認してから申し込むようにしましょう。

一括査定を利用する

一括査定は、一度に複数の中古車買取店に査定申込を行うサービスのことを言います。複数の買取業者に依頼をかけることで、買取業者間での買取競争が起こし、高価買取を引き出しやすくすることがメリットです。複数社への査定依頼はサービスを使わずともできることですが、一とつひとつの業者に個別に連絡を取るのは大変でしょう。相見積もりにかかる手間を削減し、スムーズに売却手続きを進められます。

また、JPUC（一般社団法人日本自動車購入協会）にて適正買取店として認定を受けている業者への査定依頼はおすすめです。JPUCから適正買取店と認定された買取業者は、中古車の扱いにおいて厳しい条件をクリアしているため安心できます。

次の車の納車日に合わせて売却できるように調整すると、車が無い期間の代車の利用を減らせるので、査定を申し込むのは乗り換えたい時期に合わせて調整するとよいでしょう。

実際に査定を受ける

査定を受けたい買取業者と連絡が取れたら、実際に査定を受けましょう。査定を受ける際は必ず立ち会います。査定は、多くの買取業者が出張査定と持ち込み査定の2つを行っているので、自分に合った方を選ぶと良いでしょう。忙しい人や店舗に持ち込むのが億劫に感じる人は、出張査定の利用がおすすめです。

売却手続きをする

査定を終え、査定金額に納得できればそのまま売却手続きへ移行します。手続きの内容は、書類の確認や押印がほとんどです。しかし必要書類がかなり多いので、担当者にしっかり確認しましょう。

必要書類については、売却したい車が軽自動車もしくは普通自動車かで異なります。車の引き渡し日が決まったら、その日までに改めて車内に私物が残っていないかを確認しておきましょう。

車を引き渡し入金を待つ

車の引き渡しまで完了したら、代金が入金されるまで待ちます。早い所では2日ほどで入金してくれる業者もいますが、入金日と入金までの日数は前もって担当者に確認しておくと安心です。

もし、予定した入金日を過ぎても入金されない場合は、すぐ業者に連絡しましょう。入金が確認できれば、売却手続きは一通り完了となります。

売却時の注意点

車の買取価格は車種や年式、業者などによって異なります。しかし、注意して意識することで買取価格をアップさせるコツが存在します。ここでは、車を高く売るためのコツを4つ紹介します。誰でも簡単にできますので、査定を受ける前の準備として参考にしてみてください。

買取相場の変動に注意する

中古車の買取相場は常に変動しています。また、車種や車の経過年数、走行距離も相場価格に大きく影響を及ぼします。中古車は高く売れる時期が存在し、1～2月または7～8月の期間は高額査定が見込めます。

就職や進学、転勤などで生活環境が変わる人が多いことや、夏のボーナス支給などの理由で、この時期は中古車の需要が高まる傾向にあるためです。基本的に車は時間経過とともに価値は下がっていくので、早めに売却することは間違いではありません。

そのため売却前に愛車の相場価格を調べてみて、今すぐ売るのか、それとももう少し待ってみるのか、どちらが適切なのか見極めることが大切です。

できるだけ車をきれいにしておく

査定士に対して、車が良好な状態であることをアピールすることは重要です。良い印象を与えることができれば、査定額を高くしてもらえる可能性が高まります。車が良好であることをアピールするのに最低限必要なことは、車をできるだけきれいにすることです。

内装は掃除と消臭、外装は洗車をしておきましょう。新車までとはいかなくても、きれいに洗われたボディと整理された車内を見てもらえれば、大切に車に乗ってきたことが伝わります。

純正オプションを確認しておく

ナビやスマートキーなどのメーカーの純正オプションがあると、プラス査定につながる可能性が高くなります。純正品ではなく社外品を取り付けていると、買取後に再び純正品を取り付けなければならないため、査定額は低くなってしまいます。

純正パーツを社外品に交換している場合でも、用意しておくことで値段をつけてもらえる可能性があるので、査定を受けるまでに純正オプションを用意しておきましょう。

必ず見積もりは複数社に依頼する

査定を買取業者1社に絞って依頼してしまった場合、もしその業者が相場よりも安い査定額を提示してきたとしても、比較できずに売却へと進んでしまう事があります。そのため、査定を依頼する際は、1社だけでなく複数の買取業者に依頼することがおすすめです。

買取業者は確実に在庫を確保するために、他の業者よりも提示する値段が高い傾向にあります。そのため業者の間で競争が生まれるのでより高い査定額を出してもらいやすくなり、売る側は査定額を比較しより良い条件で売却することが可能になります。

ランドクルーザー200を査定に出すならcarview!車買取！

ランドクルーザー200の売却を検討している方、売却のために複数の買取業者に査定を依頼したいと考えている方には、carview!中古車一括査定サービスがおすすめです。愛車無料一括査定サービスを利用すれば、業者ごとに個別に査定を依頼する手間がかかりません。

さらにcarview!中古車一括査定サービスは、査定提携企業は300社以上かつ一度に最大10社まで査定を依頼することができます。ランドクルーザー200を多くの査定会社の中から、良い条件で売却できる可能性が広がるでしょう。

査定を申し込む方法も簡単で、公式サイトから車のメーカーやモデル、年式と走行距離を入力するだけなので時間もかかりません。また、carview!車買取はJPUCに加盟しているため、安心して売却できます。

まとめ

ここまでランドクルーザー200について、売却情報などと一緒に見てきました。買取相場関係だけでなく基本スペックも顧みて、フルモデルチェンジがされた後も変わらず人気のある車種であることがよく分かりました。

査定の際、ランドクルーザー200の情報と同時に記述している売却時の注意点を意識すれば、より納得のできる買取価格を提示してもらえるでしょう。買取相場の情報とともにこの記事を参考にしてもらえれば幸いです。

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