フォルクスワーゲンの中古車買取相場は？ 厳選した7車種を紹介

フォルクスワーゲンを愛車にしている方の中には、乗り換えなどのさまざまな事情から、車を手放そうと考えている方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、フォルクスワーゲンの人気車種の買取相場や、買取相場よりも高額で売却できるポイントについてご紹介します。
車の買取をする際には、買取相場を知っておくことが重要です。買取相場を知ることで、愛車を安く買い取られるなどのトラブルを未然に防げます。トラブルを避けるためにも、愛車の査定額の見当をつけておきましょう。

フォルクスワーゲンの買取相場と傾向

フォルクスワーゲンはデザイン性と走行性能の高さから、日本でも人気の高いドイツ車です。中古車市場では国産車や輸入車など関係なく、一定の人気があれば買取相場が高くなる傾向にあります。

フォルクスワーゲンの売却を考えていて、具体的な買取相場にどのような傾向があるのか気になる方もいるでしょう。ここでは、具体的な買取相場をフォルクスワーゲンの車種ごとにご紹介します。

フォルクスワーゲンの特徴と相場傾向

ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、日本市場を視野に入れた対策のひとつに右ハンドルの導入を積極的に行っています。その結果日本での人気も高く、輸入車台数の上位を常にキープするなどの実力をもった輸入車販売メーカーです。

有名なビートルだけではなく、コンパクトカーのパイオニアともいえるゴルフは、日本で根強い人気があります。中古車市場での需要も高いため、買取査定額も高くなる傾向にあるようです。黒や白のモノトーンカラーは定番色で人気があります。買取相場よりも高い価格が期待できるでしょう。

ニュービートルはカラーラインナップが豊富で、個性をアピールできるのが魅力です。サンドストームメタリックや、ハバネロオレンジメタリックなどの派手なカラーが人気な傾向にあるため、黒や白以外の車種でも相場より高額な金額が期待できます。

生産が終了したビートルは世界的に人気の車種です。日本でも人気があるため、中古車市場でも高値で取引されています。買取相場も高額な価格が期待できるでしょう。

ポロ

フォルクスワーゲンを代表する車種のひとつがポロです。コンパクトカーでありながら走りの性能とデザイン性が高く、女性に高い人気があります。1975年に初代モデルが登場してから何度もマイナーチェンジやモデルチェンジを行っていますが、いまだに人気が衰えることはありません。

現行車のポロは運転支援システムの導入や、衝突回避のための自動ブレーキシステムなど、安全面の機能も充実しています。ポロは発売当時から人気のある車種なので、古いモデルでも比較的高価格で買取されるようです。

使用年数8年で、走行距離が5万1km～5万5,000kmのポロの買取相場は46万3,000円（2020年2月21日現在）となっています。

ゴルフ

ゴルフはポロの上位車種であり、日本の輸入車市場で高い人気を誇ります。輸入車の中でもコンパクトカーの先駆けのような存在です。1974年の初代モデルのデビュー以後、多くのモデルを発表しています。

走りと燃費性能が向上する軽量化や、最新の環境エンジンが搭載されているのもゴルフの魅力だといえるでしょう。渋滞時追従支援システムやレーンキープアシストシステムなど安全性能の充実度は、ゴルフの特徴のひとつです。

ゴルフも日本では人気の車種であり、中古車市場での人気も高いことから高額な買取価格が期待できます。使用年数9年で、走行距離6万1km～6万5,000kmのゴルフの買取相場は59万4,000円（2020年2月21日現在）です。

ニュービートル

ニュービートルは、フォルクスワーゲン・タイプ1の流れを受け継いでいます。日本では、ポロ、ゴルフと並んで人気のコンパクトカーです。丸いフォルムの特徴的なデザインとカラフルなボディカラーは、現在でも根強いファンがいます。

フォルクスワーゲン・タイプ1との違いは、タイプ1がリアエンジンリアドライブであったのに対し、ニュービートルは前輪駆動に変更されている点です。外装だけではなく、内装もフォルクスワーゲン・タイプ1をモチーフとしています。ハンドルの横に設置されている一輪挿しなど、遊び心あるデザインも再現されているようです。

ニュービートルの買取価格の相場は、平均使用年数13年、走行距離7万5,001km～8万kmの車で14万1,000円（2020年2月21日現在）となっています。

ザ・ビートル

ニュービートルの後継モデルとして登場した「ザ・ビートル」は、2019年に生産が終了しました。ザ・ビートルも、フォルクスワーゲン・タイプ1のデザインがモチーフとなっています。現代流にアレンジされており、一目でビートルだと分かる丸みを帯びたデザインが特徴です。

ザ・ビートルは、安全性能に優れた車だといえます。予防安全装備、衝突防止装備、二次被害防止装備といった段階別の安全システムを搭載しているので、危険を回避できる確率は高いといえるでしょう。レトロな雰囲気と安全性能を重視している方におすすめの車種です。

ザ・ビートルの買取価格の相場は、平均使用年数数7年、走行距離5万5,001km～6万kmの車で98万7,000円（2020年2月21日現在）となっています。

ティグアン

ティグアンは、フォルクスワーゲンを代表するSUVタイプの車です。少ない排気量のコンパクトSUVでありながらも、パワフルな走りはティグアンの魅力だといえます。初代モデルは2008年に登場し、現行2017年式モデルで2代目です。

足回りが強固に作られているので高速安定性があります。山道での高速の走りでも十分に安定した走行が可能です。内装もこだわって作られており、乗車する方の乗り心地を追求しています。ラグジュアリーな内装や質感の良いシートなどもティグアンの魅力のひとつです。

ティグアンの買取価格の相場は、平均使用年数数7年、走行距離6万5,001km～7万kmの車で164万7,000円（2020年2月21日現在）となっています。

ゴルフトゥーラン

フォルクスワーゲンから販売されているコンパクトミニバンがゴルフトゥーランです。7人乗りタイプのミニバンですが、2列目のシートはベンチタイプではありません。7シートそれぞれが独立しているので、シートを倒して荷物を積むアレンジもできます。

どっしりとした車体で力強い走りが特徴です。速度がスムーズに上がっていく安定したフラットな走りも、ゴルフトゥーランの魅力のひとつだといえるでしょう。ガソリン車だけではなく、クリーンディーゼル車もあります。

ゴルフトゥーランの買取価格の相場は、平均使用年数8年、走行距離7万1km～7万5,000kmの車で49万7,000円（2020年2月21日現在）です。

アップ！

アップは、フォックスの後継モデルとして誕生しました。日本ではフォックスは発売されていないので、ルポの後継モデルとして認識されています。2012年から発売されており、現行モデルが初代モデルです。フォルクスワーゲンのラインナップの中では、最も小さいサイズのコンパクトカーとなっています。

カジュアルな内装で、若い女性にもおすすめです。安全性能の充実さもアップの魅力だといえるでしょう。低速追突回避ブレーキやレインセンサー、オートライトなどの装備が標準搭載されています。

アップ！の買取価格の相場は、平均使用年数6年、走行距離4万1km～4万5,000kmの車で64万円（2020年2月21日現在）です。

フォルクスワーゲンの中古車を売る方法は3つ

フォルクスワーゲンの愛車を売却しようと考えている方は、最初に愛車をどこで売却するのか決めなければなりません。売却する場所によって、買取価格は異なります。納得した価格で愛車を売却するためにも、売却方法についてきちんと知ることは重要です。ここでは、フォルクスワーゲンの愛車を売却する方法について3つご紹介します。

フォルクスワーゲンが提供する「スマート買取」

フォルクスワーゲンが提供している「スマート買取」とは、フォルクスワーゲンが直接愛車を買い取ってくれるシステムです。買取業者を挟まないので、買取価格から買取業者への手数料を引かれることはありません。通常よりも高い買取価格が期待できるでしょう。

フォルクスワーゲンが愛車を直接買い取った後は、専門の整備士がきれいにメンテナンスを行い、認定中古車として売り出されます。認定中古車とは、正規の代理店であるフォルクスワーゲンが定めた条件をクリアした中古車のことです。

正規ディーラーから販売される認定中古車は、人気が高い傾向にあります。需要が高いので、愛車を高額で買い取ってくれる可能性は高くなるでしょう。ただし、スマート買取はフォルクスワーゲンを乗り継がない方へ向けたサービスです。次もフォルクスワーゲンに買い替える方は、下取り扱いとなるので注意しましょう。

下取りに出す

下取りとは、車を購入する際に愛車をカーディーラーなどに売却する方法です。下取り額は新しい車の費用へそのまま充てられます。新しい車の購入を目的とした方法なので、現金を手元に残せないことに注意が必要です。車の購入と売却を同時に進められるため、余計な手間がかかりません。

下取り価格は買取店へ査定を依頼するよりも、査定額が低くなる傾向にあります。下取りに出す愛車の純粋な価値で下取り額が決定するのは、海外への販路や相場を反映しにくい点が理由のひとつです。

買取店で売る

車の買取をしている店で愛車の買取を依頼する方法です。複数の買取店に対して、愛車の査定を依頼できます。複数の買取店へ査定を依頼することで、一番高額な査定額をつけてくれた店に愛車の売却が可能です。

一括査定サイトを利用する場合も、最終的には買取店に車を売却します。一括査定も買取店で愛車を売る方法のひとつです。

買取店によっては概算査定額をネット上で知ることもできます。ただし、実際に車を見てもらうと状態によって査定額が変わる場合があるようです。自分で判断するのではなく、実際に買取店で愛車の査定を受けましょう。

フォルクスワーゲンをより高く売るためのポイント

フォルクスワーゲンの車を大切に乗ってきた方は、より高い価格で愛車を売却したいと考えるのではないでしょうか。フォルクスワーゲンの愛車を高額な価格で売却するポイントはいくつかあります。

ポイントをおさえておけば、愛車の売却時期を見極めることが可能です。ここでは、フォルクスワーゲンの愛車をさらに高く売るポイントについて詳しくご説明します。

高く売れる時期をねらう

1月～3月ごろと9月は、車の買取価格が高くなる時期です。新年度の始まりである4月は、異動や新生活の準備などで中古車の需要が増える傾向にあります。中古車店は少しでも多くの在庫を確保しようとして、1月～3月の期間は通常よりも高額な買取価格をつけてくれるでしょう。

9月も転職や転勤のため、同じく需要が高まります。夏のボーナス後であることも理由のひとつといえます。

一括査定を利用する

一括査定を利用することで、より高額な価格で愛車を買い取ってもらえる可能性があります。一括査定サイトに車の情報と連絡先などの個人情報を入力するだけで、複数の買取店へ同時に査定の依頼が可能です。自分で買取店を回って愛車の査定を依頼する手間が省けます。

複数の買取店での査定額を比較できるので、どの買取店であればより高額な価格で売却できるか調べられることが魅力です。複数の買取店に依頼することで価格競争が起こり、買取価格が高額になるでしょう。

まとめ

フォルクスワーゲンの愛車を売却する際には、買取相場を知っておくことが重要です。きちんと相場を知ることで、愛車の査定額について理解できるでしょう。carview!中古車一括査定サービスを利用すれば、最大で10社の買取店に一括で査定の依頼が可能です。

買取店には在庫や販路などによって、得意な車種と不得意な車種があります。carview!車買取では300社以上の査定事業社と提携しており、その中から愛車に最適な店舗の紹介ができるのが強みです。愛車の売却をお考えの方は、ぜひcarview!中古車一括査定サービスをご利用ください。

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