今すぐできるエンジンルームのメンテナンス!愛車を長持ちさせよう!
大切な愛車を常に良い状態に保ち長持ちさせるには、日頃のメンテナンスが重要です。しかし、車のメンテナンスが重要だと分かっていても面倒だし、最近の車はそんなことしなくても大丈夫だろうと、法定点検や車検の時まで何もしない人も多いのではないでしょうか?でも、いくらクルマの技術が進歩したとはいえ、メンテナンスフリーで乗り続けることはできません。自分でできるメンテナンスを、こまめに行うことで、愛車を長持ちさせることが出来ますし、安全運転にもつながります。そこで、今回は車を長持ちさせるためのエンジンルーム内のメンテナンスについて解説していきます。
エンジンは、車が走る上で必要なパワーを生み出す部分。よって、車の心臓とも言われる最重要パーツです。そのため、エンジンルームのメンテナンスを疎かにしてしまうと、車全体の大きなダメージの原因になってしまう可能性があります。最悪の場合、廃車やエンジンを載せ替えなければいけない事態に陥ることもあるのです。そんな状態を避けるためにも、エンジンメンテナンスの基礎をポイントに分けて学び、愛車を長持ちさせましょう。車を良い状態に保つことは、後に車を高く買取してもらう際のポイントにもなってきますよ!
目次
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車の買取相場を調べるエンジンオイル量をチェック
エンジンにとって最も重要なのがオイルです。上述のように、エンジンは車にとっての心臓のようなもので、エンジンオイルが内部を流れることによってエンジンが正常に機能します。エンジンオイルはエンジン内の各金属パーツの潤滑をうながしたり、エンジンを冷却したりと、とても重要な役割を担っています。
エンジンオイルの整備を怠ってしまうと、「オーバーヒート」等の状態に陥ってしまうこともあります。エンジンオイルのチェックは、だれでも簡単で気軽にできるので、ぜひ日ごろからチェックしておきたいですね。では、エンジンオイルをチェックする手順をポイントに分けて紹介します。
- ①エンジンオイルの量
- ②エンジンオイルの汚れ
- ③エンジンオイルの交換時期
エンジンオイルをチェックする時のポイント
①エンジンオイルの量
エンジンオイルの量が少ないと、重大なトラブルの原因となり、場合によっては走行不能になることもあるので、定期的にチェックしていきましょう。
走行中にスピードメーターに設置されているエンジンオイルランプが点灯するところを見たことがあるでしょうか。エンジンオイルランプは、油圧警告灯とも言い、エンジン内部の油圧が低下した際にこのランプが点灯するのです。この油圧の低下の主原因となるのが、「エンジンオイルの量が足りない」場合です。
エンジンオイルの量が適切かどうかチェックするにはまず、ボンネットを開けてエンジンに刺さっているチェック棒(オイルレベルゲージ)を抜き取り、付いたオイルの量をチェックします。オイルレベルゲージ目盛りの規定値の間にオイルがおさまっていれば正常です。もし、エンジンオイルが規定値より少なかったり、オイルレベルゲージに全くオイルが付いていなかったりすれば、オイルが少ないので補充が必要という事になります。
②エンジンオイルの汚れ
汚れを見るには拭き取ったオイルが真っ黒か、茶色かといった「色」で判断します。しかし、実際のエンジンオイルの汚れは、車が少し走っただけですぐに真っ黒になってしまいます。そのため、エンジンオイルの汚れ(色の違い)を素人が判断するは難しいです。判断が難しい場合は、お近くの整備工場などに相談してみてもいいでしょう。
③エンジンオイルの交換時期
エンジンオイルは消耗品であり、車の使用年数が経てば経つほど空気に触れて酸化し、劣化していきます。そのため、数千キロごとに交換しなければなりません。エンジンオイルの交換時期に正確な規定はありませんが、一般的な乗用車で「半年か5千キロ」が目安であるといわれています。また、オイルエレメント(オイルフィルター)の交換も必要です。オイル交換2回につき1回は、オイルフィルターの交換も行いましょう。エンジンオイルやオイルフィルターの補充や交換は、ガソリンスタンドかカー用品店で行えるので、定期的に交換することが重要です。
もし、エンジンオイルの交換を怠ってしまうと、「オーバーヒート」という状態に陥ってしまう可能性があります。オーバーヒートとは、エンジンオイルの劣化や不足によってエンジンの冷却が上手く行われず、エンジン自体が熱くなりすぎてしまう状態です。また、熱摩擦でエンジン内の金属パーツ(ピストン)に傷がついてしまうと、最終的に車が止まってしまうのです。
ですから、定期的にエンジンのオイル量のチェックをおこない、適切な時期にオイルの交換をおこなうことが車を良い状態に保つために重要となってきます。
エンジンルームのウォッシャー液をチェック
意外と見過ごしがちなのがこのウォッシャー液です。ウォッシャー液は、車のフロントガラスやリヤガラスの汚れを落とすための液体です。ウインドウは、前を走るクルマが跳ね上げた泥で汚れたり、油膜が出来たりします。もしウォッシャー液が空になっていると、その汚れをキレイにすることができず、視界がふさがれたまま走行しなければならなくなり、とても危険です。また、ウォッシャー液は、ワイパーとガラス面の摩擦をできるだけ少なくし、ウインドウを傷から守る効果もあります。そのため、ウォッシャー液が不足しないように量の確認を定期的に行い、不足しているのであれば補充してあげましょう。
エンジンルーム内のフロントウインドウに近い場所にある透明な容器が「ウインドウウォッシャータンク」です。ワイパーのマークがついているので、発見するのは簡単です。しかし、エンジンルームにはオイルや冷却水用の補充口もあるので間違えないようにしましょう。タンクのキャップをあけて、上限(FULL)と下限(LOW)の間になっていれば正常です。もし少なくなっていれば、上限の目印まで補充しましょう。ゲージ付きのものであれば、ゲージを抜き差ししながら少しずつ注いでいき、メモリの上限になるまで補充しましょう。車種によって補充の仕方が違うこともあるので、取り扱い説明書を確認しておきましょう。
エンジンルームのバッテリーをチェック
バッテリーは、ライトやワイパー、カーナビやエアコンなどの電飾系の装備を動かすための電気を蓄えている、エンジンルームの重要な部分です。また、バッテリーの電気はガソリンや軽油と同様に、クルマを動かすうえで欠かせない要素となっています。
- ①バッテリー液の量
- ②バッテリー本体の劣化
バッテリーをチェックする時のポイント
①バッテリー液の量
バッテリーの中に入っているバッテリー液も、クルマに乗るとだんだん減少していきます。不足してしまうと最悪の場合、火災の原因にもあります。そのため、定期的にバッテリー液の量を確認しましょう。
バッテリーは多くの場合ボンネットかトランクルームに設置されていて、+(プラス)と-(マイナス)が書かれたコードが接続されているのですぐにわかるはずです。バッテリー液の残量は、クルマのエンジンを切った状態で、バッテリーの側面にある窓から確認できます。このときは、必ずボンネット内が十分に冷えていることを確認してください。エンジンを切った直後は、ボンネットが高熱になっている場合があり、やけどする恐れがあります。
バッテリーの側面にある窓を横から見て、各槽の液面が上限(FULL)と下限(LOW)のラインの間に入っている必要があります。もし少なければ、入れすぎに注意して専用のバッテリー液を液面が上限と下限の間になるように補充しましょう。
バッテリー液を補充する時は、バッテリー液がエンジンルームの他の部分や手にかからないようにしましょう。バッテリー液は希硫酸であり腐食性が強く、金属を錆びさせ、布に穴を開ける可能性もあります。もし手についてしまったら、乾かないうちに水で洗い流しましょう。
現在はメンテナンスフリーを謳っているバッテリーもあります。しかし、メンテナンスフリーバッテリーでも実際にはバッテリー液が減ることもあるので、できれば月1回、最低でも半年に一度はチェックするようにしましょう。
②バッテリー本体の劣化
バッテリー液の量も重要ですが、同様に比重や電圧のチェックもする必要があります。バッテリーの寿命は一般的に2年~3年と言われています。電圧が不足してくると、エンジンのかかりが悪い、ライトが暗い、パワーウィンドウの開閉が遅い等の症状が現れてきます。これらのバッテリーの劣化による比重や電圧の低下は、バッテリー液の補充だけでは解決できないので、バッテリーを交換することをおススメします。比重や電圧のチェックは専用の機器で自宅ですることもできますが、行きつけのディーラーや整備工場で簡単にチェックできますよ。
エンジンルームの冷却水をチェック
冷却水のチェックもエンジンルームの点検で重要なポイントの一つです。車にはエンジンを冷やす役割をもった「ラジエター」というパーツがあります。「ロング・ライフ・クーラント(LLC)」はラジエター液とも呼ばれ、エンジンの冷却水を指します。冷却水はエンジン全体を循環して冷却することで、上述にもあったオーバーヒートを防いでいます。
冷却水の量は、半透明のプラスチック製タンクである、「リザーブタンク」を横から見ればすぐにチェックできます。エンジンオイル、バッテリー液と同様、冷却水も上限(FULL)と下限(LOW)のラインの間に液面があれば正常です。もし、下限を下回っていたら、専用の補充液を、注意書きにある季節に応じた希釈率で薄めてリザーブタンクより補充します。直接ラジエターキャップを開ける必要はありません。
エンジンルームのブレーキ液をチェック
ブレーキ液はブレーキの制動力に影響する重要なものです。ブレーキ液は、半透明で蓋に「BRAKE FLUID」と表示されている容器である「ブレーキリザーバータンク」に入っています。ブレーキ液が減っているかどうかは、他と同じように「ブレーキリザーバータンク」を見て、液量が上限(MAX)と下限(MIN)のラインの間にあるかをチェックします。
なお、ブレーキ液が急激に減ることはなく、ブレーキ液の減りが激しい場合はブレーキ液が漏れているか、ブレーキの摩耗が原因の可能性が高いです。その場合は、ディーラーや整備工場等で点検してもらう必要があります。決して、オイルや冷却水のように、ブレーキ液を自分で補充しようとしないでください。ブレーキ液の補充は、専用の道具と手順があるので、資格を持った整備士に任せましょう。
愛車を良い状態に保って高く買取してもらおう!
クルマの点検、特にボンネットの中のチェック等は苦手な人も多いです。しかし、日ごろからできるだけ自分で確認し、メンテナンスすることで、クルマを良い状態に保ち、長持ちさせることができます。エンジンオイルやウォッシャー液といった基本的な部分だけでもチェックするクセをつけておくことで、安心して運転できます。逆に、そういった日ごろからのメンテナンスを怠ってしまうと、後に大きな故障や事故につながることもあるので、目で見て確認するだけでもいいのでこまめに行ってください。もしわからないことや、不安な点があれば、購入した販売店か整備工場で見てもらいましょう。
日ごろのメンテナンスで車を良い状態に保つことは、後に車を高く買取してもらう際のポイントにもなってきますよ!車の査定では、年式や走行距離に加えて、エンジンの状態やエンジンルームの清潔さも重要です。エンジンルームの定期的なメンテナンスで、愛車の高額買取を実現させましょう!
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※1 2019年4月時点 当社調べ