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車査定ガイド

車の査定でマイナス評価を受ける要素とは?プラス要素についても解説

車の査定でマイナス評価を受ける要素とは?プラス要素についても解説

車の査定を受ける時に、マイナス評価になる項目が気になる方は多いでしょう。
そこで今回の記事では、マイナス評価になる項目と基準について解説します。マイナス評価になりそうな部分が多い場合、少しでも影響を小さくする方法についても紹介しますので、チェックして査定額アップを目指してみてください。

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車の査定でマイナスになる基準とは?

車の査定でマイナスになる基準とは?

車の査定基準はJAAI(一般財団法人 日本自動車査定協会)が定めており、査定は基準をもとに減点方式で行われます。おおむね10点=1万円相当と考えておきましょう。例えばマイナス10点の評価では、1万円の減額となります。

基準があるので、同じ傷で査定士ごとに減点度合いが変わるということはありません。基準に沿った査定の後、買取業者ごとの強みや地域でのニーズを加味して最終評価を出します。買取業者ごとに査定額が異なるのは査定方法が異なるからではなく、得意分野に違いがあるためです。

車の査定でマイナス評価になる10のポイント

車の査定でマイナス評価になる10のポイント

具体的にどの程度の状態がマイナス査定となるのでしょうか。ここでは10個の観点に分けて、何がどの程度マイナス査定とされるのか解説します。査定を受ける愛車の状態と照らし合わせてチェックしてみてください。

1.ボディの損傷や塗装の劣化

車の外装に傷やへこみ、塗装のはがれ、腐食などがあると程度に比例してマイナス評価となります。例えば、1cm以上カードサイズ未満の傷やへこみがある場合10点マイナスです。

交換が必要なくらい目立つものであれば、150点のマイナスとされることもあります。走行中の飛び石などによる小さな傷であれば、マイナスにはなりません。

2.内装の損傷やにおい

内装はシートの破れやシミ、車内のにおいなどはマイナス評価となります。特にタバコのにおいやペットの毛などは掃除をしても完全にゼロにすることが難しいため、40点という大きな減点です。

その他の傷やシミなどは1cm以上の大きさだとマイナス評価になります。特に革シートは、交換となると100点も減点になるため注意が必要です。

3.年式に対して走行距離が多い

走行距離はその車が走った総距離のことです。査定では年式に対して走行距離がどれくらいかをチェックされます。一般的に1年で1万kmが標準走行距離といわれており、この標準走行距離より長ければマイナス評価の対象です。

また、走行距離が10万kmを越えると車の限界も近いとみなされ、査定額は大きく下がってしまいます。

4.エンジンの異常や排出ガスの色

エンジンはアイドリング不良、排気色が黒い、ルーム内の汚れが大きいといった状態が見られた場合マイナス評価となります。特にエンジンの載せ替えをしていると査定額は大きく下がるでしょう。

また、マフラーの破損やマフラーから異音がする場合もマイナス評価です。査定士は細かくチェックしているので、自分が気付かない不備であっても減点されます。

5.タイヤの損傷や残り溝やホイールの損傷

査定ではタイヤは1本ずつチェックされ、溝が1.6mm未満の場合やホイールに爪が引っかかるほどの傷が付いている場合、マイナス評価となります。

タイヤは溝が1.6mm以下になるとスリップサインが見えるため、目視で確認しておきましょう。スペアタイヤの代わりに搭載されている修理キットがそろっていないのも減点です。

6.電装関係やエアコンの動作不良

電装関係はランプやバッテリー、リモコンキーなどが動作不良の場合、エアコンが故障している場合などがマイナス評価となります。

交換であればLEDヘッドランプで90点減点など大きく影響しますが、交換不要なレンズの傷程度であればほとんど影響はありません。エアコンは冷却不良でコンプレッサーの交換が必要な場合、40点の減点です。

7.ミラーやガラスの損傷

ミラーやガラスに破損、ひび割れ、動作不良などがある場合マイナス評価となります。注意したいのがミラー交換をした場合です。査定時にミラー自体は問題なくても、ボディとの塗装の差異によりマイナス査定になる場合があります。

ガラスは爪が引っかかるか、カードサイズ以上の傷があると、交換対応となるため大きくマイナスされるでしょう。

8.ブレーキの残量

ブレーキはブレーキパッドが減っている場合、ブレーキローターの摩耗度が大きい場合などがマイナス評価となります。ブレーキパッドは消耗してくると異音がするようになっているため、異音がする場合やオイル漏れのある場合、10点の減点です。ブレーキの利きが悪いと事故の危険も高まるため、早めに交換しておきましょう。

9.メンテナンスノートや取扱説明書の紛失

メンテナンスノートや取扱説明書がない、メンテナンスノートに記録がきちんと残っていない場合などもマイナス評価となります。特に大きくマイナス評価となるのが、保証書とメンテナンスノートを紛失した場合です。

車によりますが10~40点減点されます。汚れや破損がある場合も減点となるため、きれいに保管しておきましょう。

10.改造されている

基本的に改造車は中古車販売市場でニーズが低く、高値では売れないため査定額が低くなります。中古車は公道で走ることを前提に買取・販売しているため、公道を走れない違法改造車は買取不可になる場合もあるので注意が必要です。

違法なものでなければ改造車を好む層もいるため売却できますが、高額査定を狙うのは難しいでしょう。

車の査定でマイナスを回避するには?プラス評価になる7つのポイント

車の査定でマイナスを回避するには?プラス評価になる7つのポイント

査定時にプラス査定となるものは、中古車販売市場のニーズに合わせたものがほとんどです。「この車を中古車として購入するとしたら」という基準で考えると分かりやすいでしょう。ここではプラス評価につながる7つのポイントを紹介します。

1.車検が多く残っている

車検が残り3か月以上残っている場合は、残り月数に応じてプラス評価となります。少しでも車に関わる費用を抑えたいという方が多いため、車検費用節約のため車検が残っている車の方が好まれるのです。

もし車検の残り期間が3か月を切っているのであれば、ギリギリまで使用して車検を通さず売却することをおすすめします。

2.純正パーツや人気の高いオプションが付いている

中古車はすでにできあがっている車を購入するため、メーカーオプションを追加できません。そのため、人気の高いオプションが付いている車は高価買取を期待できます。

また純正品パーツも、全体の統一感や故障の心配が少ないことから人気です。具体的にはサンルーフ・スライドドア・革シートなどがプラス査定となります。

3.市場人気の高いボディカラー

中古車市場で人気が高いボディカラーは、老若男女問わず使用しやすいホワイトやブラック系です。JAAIの査定基準によると市場ニーズの格差を反映するためとして、乗用車はボディカラーも加減点の対象とされます。

好みの分かれる個性的なカラーだと、中古車市場での売れ残りを懸念され、高価買取が厳しい場合がある点を留意しておきましょう。

4.外装に修理の痕跡や損傷がない

中古車を購入する方は「安全性に問題ないか」をまず確認します。そのため、修理・修復歴のない車はニーズが高くなり買取価格もプラスにつながります。

JAAIの査定基準によると、修理の痕跡や損傷がなくマイナス査定になる傷やへこみがない車は、最大で40点のプラス評価がもらえるため、日頃から状態管理を心がけましょう。

5.内装にマイナス要素がない

車を使用する際は基本的に車内にいるため、内装の状態も大切です。特にタバコのにおいを敬遠する方は多いため、非喫煙車の方が中古車市場で人気の傾向にあります。他にも内装にマイナス査定になる汚れや破損がない車は、20点のプラス評価です。

においは常に使用していると気付かない場合もあるので、日頃から消臭・脱臭することを意識しましょう。

6.年式に対して走行距離が少ない

走行距離が極端に短い車も注意が必要です。短いということは長年乗らずに放置されていたり、近場への買い物など近距離走行でしか使用されなかったりしたことが考えられます。

その場合、メンテナンス不足やエンジンへの負荷を考慮すると、車の状態は良好とはいいにくいでしょう。走行距離が年式と見合っていることが大切です。

7.ワンオーナーである

ワンオーナー車は、新車購入時から一度も名義が変わっていない車のことを指します。複数人の元に渡っていないため、整備の状況やどのように使用されていたか判断しやすい点がメリットです。

その車の過去が分かると購入時の安心感も増すため、中古車市場で人気が高い傾向にあります。より高値を目指す場合、新車で乗っていた車を中古車買取に出すと良いでしょう。

車の査定でマイナス評価を受けないためのポイント

車の査定でマイナス評価を受けないためのポイント

マイナス査定をできるだけ避けるのであれば、日頃から注意しておくことが大切です。いざ査定を受けるとなってから対処するにも限界がありますので、マイナス査定につながるようなことを避け、いつ査定を受けても問題がないようにしておきましょう。

跡や穴が残るような加工・改造はしない

ボディやシートに後や穴が残るような加工をした場合、マイナス査定は避けられないでしょう。場合によっては、修復歴車と疑われる恐れのある改造もあります。

個人の好みが反映されやすい加工や改造のある車は、中古車市場ではニーズが低いため、高額査定も期待できません。加工をする前に、今後売却する予定がないかよく検討してみてください。

マイナーな社外品を付けない

好みの分かれるマイナーな社外品は、中古車市場で敬遠されやすい傾向にあります。個人の趣味が色濃く出ているものは、マイナス査定につながることもあるでしょう。

マイナス査定を避けるのであれば、純正品のパーツもそろえて保管しておき、査定の際にすべて提示するようにしてください。なお、再取り付けには費用がかかるため、査定アップのためにあえて純正品へ戻す必要はありません。

メンテナンスノートにきちんと記録を残す

メンテナンスノートは車検や整備・修理・交換したパーツなどを記録するものです。メンテナンスノートを見ることで、今までこの車がどのように扱われてきたか分かります。

ただノートを取っておくだけでなく、きちんと記録としてすべて残しておくことが大切です。記入漏れやページの不足があると記録として役に立たないため、不備・紛失に気を付けましょう。

傷やへこみを無理に修理しない

査定を受ける際、事前に傷やへこみを無理に修理するのはやめましょう。費用をかけて修理をしても、かかった費用以上のプラス査定になるケースはあまりないからです。

どうしても修理したいのであれば、修理に必要な費用と査定額の見積もりをそれぞれ取ることをおすすめします。比較検討した上で得になるほうを選択しましょう。

車内外の掃除をする

外装・内装の状態は車の査定で大きなポイントです。そのため、日頃から車内外をきれいに保つようにしましょう。掃除をすることが査定に大きく影響するわけではないものの、査定士から好印象を受けやすくなります。

見た目がきれいな車であれば同様に査定士の印象も良くなるため、定期的な洗車をすることもおすすめです。

より高額査定を目指すため意識したいこと

より高額査定を目指すため意識したいこと

高額査定を目指すのであれば、車本体の状態以外にも押さえておいたほうが良いコツがあります。以下の4つのポイントをチェックしてみましょう。同じ状態の車でも、数十万円レベルで査定額が変わる可能性があります。

売却のタイミングを意識する

車は売るタイミングによっても査定額が変化します。1年の間で車を高値で売却しやすい時期は、主に1~3月と7~9月の2回です。新年度前などで中古車のニーズが高まる前に、中古車販売店が在庫車を確保しようとするため、比例して査定額が上がります。

モデルチェンジが行われると新モデルに人気が集まるため、旧モデルの査定額は大きく下がるでしょう。

不動車や事故車は廃車買取業者を検討する

マイナス査定になる項目が多い車であれば、廃車買取業者に買取依頼をすることもおすすめです。値段が付かないと思うような車でも、高値で買取ってもらえる可能性があります。

車から取れるパーツを販売したり、海外人気の高い国産車を海外へ輸出したりして利益を得られるためです。廃車にする前に、一度専門の買取業者へ依頼してみると良いでしょう。

複数の買取業者で査定してもらう

買取額アップを狙うなら相見積もりを取って、複数社に競合させるのがおすすめです。査定基準はJAAIが決めたものですが、最終的には店舗のニーズや地域性なども加味して査定額が決定します。

したがって複数社に査定依頼をしたほうが、より車の価値も分かるでしょう。相見積もりを取ることで数十万の差が出る場合もあります。

マイナスを避けつつ高額査定を狙うなら買取カービュー!

マイナスを避けつつ高額査定を狙うなら買取カービュー!

マイナス査定の心配がある車でも高価買取を目指すのであれば、買取カービューの「愛車無料一括査定サービス」を利用してみましょう。事故に遭った傷やへこみのある車でも「事故車一括査定サービス」が利用できるので、想定以上の高額査定を狙えます。

提携社数300社以上!自分の車に合った売却先が見つかる

買取カービューは2000年から中古車一括査定サービスを開始した老舗です。提携社数は300社を越え、売却予定の車に合った売却先を探せます。また、LINEヤフー株式会社が運営しているため、個人情報の取り扱いについても安心です。高値買取を狙うのであれば、買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用してみてください。

動かせない車は事故車一括査定サービス!

買取カービューの事故車買取一括査定サービスなら事故車・不動車・水没車、どんな状態の車でも一括査定が可能です。傷やへこみが気になる車でも、より高額で車を買取ってくれる買取店を探せます。

状態の悪い車も高値で売却したいのであれば、事故車一括査定サービスの利用がおすすめです。自分では気付けない価値が愛車に残っているかもしれませんので、廃車にする前にぜひ一度利用してみてください。

まとめ

まとめ

今回の記事では、車の査定時にマイナス査定となる基準について解説してきました。マイナスにならないための注意点や高く売る方法もチェックして、思い入れのある愛車を納得できる値段で買取ってもらいましょう。

高額査定を目指すなら買取カービューの一括査定サービスを利用するのがおすすめです。ウェブサイトから簡単に申し込みができるので、まずは査定依頼をしてみてください。通常の車でも不動車でも、希望の条件に合う買取業者が見つかるでしょう。

写真:アフロ

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サービスの流れ
  • お見積もりを依頼
  • 買取店から電話か
    メールでご連絡
  • 査定を実施
  • 査定額を比較し
    売却先を決定

LINEヤフー株式会社は、一般社団法人日本自動車購入協会のウェブサイト監修を受けています。

中古車一括査定サービスご利用ユーザー様の声

買取カービューの愛車無料一括査定サービスを利用したユーザーのクチコミです。一括査定ならではの評判・体験談をチェックしましょう。

  • トヨタ プリウス
    実際の査定金額
    70.0万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    3.5
    ユーザーコメント

    オートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。

  • ホンダ フィット
    実際の査定金額
    63.9万円
    見積り数
    5社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。

  • 日産 セレナ
    実際の査定金額
    75.0万円
    見積り数
    8社
    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    はじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。

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※1 2019年4月時点 当社調べ