査定で値段がつかない車はもう売れない？0円以上で買い取ってもらう方法を伝授

車を査定に出したのに、思ったような値段にならなかった経験がある人もいるでしょう。 中古車の買取では、希望の値段で売れないだけでなく値段がつかないこともあります。
そこでこの記事では、査定で値段がつかない理由や値段がつかなかったときの対処法について紹介します。この記事を読めば0円以上で買い取ってもらう方法を見つけることができるでしょう。

値段がつかない車の条件は？

愛車はできるだけ高く買い取ってもらいたいものですが、まったく値段がつかないこともあります。ここでは、 0円査定になってしまう車の条件について紹介します。

年式が古すぎる

いくら大切に乗っていても、見た目にはきれいな状態でも、年式が古すぎると査定に出しても値段がつかないことがあります。

10年落ち程度なら値段がつく可能性もあり、交渉次第では高値買取も期待できます。14年落ち以降の車になると、状態がよくても中古車市場での需要が減ることから値段がつかない可能性が高まるといえます。

走行距離が長すぎる

人気の車種であっても、走行距離が長すぎると値段がつかない可能性があるので注意が必要です。 具体的には走行距離が10万kmを超えると、途端に査定額が安くなる傾向があります。

過走行は、車の寿命を縮める原因です。車の心臓ともいえるエンジンと走行距離は密接に関係しており、たくさん走った分エンジンにも負担がかかっているといえるでしょう。

事故や冠水により動かない

廃車寸前の車でも、値段をつけてほしいと望む人もいるでしょう。しかし、事故で車体が傷ついていたり、洪水で冠水してしまったりした車の場合、値段がつかないケースがほとんどです。

傷や凹み、エンジンルームへの水の浸水などがある場合、買取業者は車の修理をする必要があります。修理にかかる費用や手間を査定額から差し引くと、どうしても0円査定になってしまう場合も考えられるでしょう。

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愛車を売却したいと思っていても、故障箇所があると「きちんと売れるだろうか」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。適切な買取業者に引き取ってもらえば、故障車でも問題なく値段が付く可能性はあるでしょう。

廃車にすると逆にお金がかかる！？

廃車にするということは、解体するだけではありません。 普通車の場合は「永久抹消登録」、軽自動車の場合は「解体返納」と呼ばれる手続きを踏んで、車に与えられた戸籍のようなものを抹消してはじめて廃車となります。

永久抹消登録をする場合、所有者の現住所を管轄する運輸支局に申し出る必要があります。 具体的には永久抹消登録の申請用紙に必要事項を記入し、運輸支局に提出します。 その後、運輸支局の指示に従って、廃車にしたい車を引きとって解体してもらいます。

永久抹消登録は無料ではありません。車の引き取りや解体には、最大５万円ほどの費用がかかります。廃車にする場合は、車がお金になるどころかお金を払う必要があるということを認識しておきましょう。

0円査定を受けたときに必要な行動

車を査定して値段がつかないとわかった場合、廃車にするにしてもお金がかかります。ここでは、0円査定を受けた場合にどのように対処したら良いかについて紹介します。

修理可能かどうか把握する

0円査定を受ける理由として、事故歴や経年劣化による傷、色落ちが考えられる場合は、ひとまず修理できるかどうかを考えてみましょう。修理をすることで状態がよくなりその他の条件が整っているなら、多少のお金をかけても修理に出す価値はあります。

修理が不可能な場合には、次に紹介する行動を検討してみましょう。

コレクター需要をチェックする

世の中には実際に公道を走ることが難しくても、車そのものが大好きで収集することに価値を見出す人がいます。車のコレクターがいれば、０円査定の車でも買取を希望してくれるかもしれません。

コレクター需要が高いのは、クラシックカーや販売台数が少なく市場に出回っていない車種です。そのため、年式が古い車でも高値で買い取ってもらえる可能性があります。

買い取ってくれる業者を新たに探す

先ほど紹介したように、0円査定で廃車にするにしてもお金がかかってしまうのが一般的です。しかし、そこで諦めずに買い取ってくれる業者を探してみましょう。

買取業者の中には他社で0円査定を受けた車でも、廃車費用を含めて0円以上で買い取ってくれる業者もあります。このような業者を見つけることができれば、廃車費用を負担することなくお金に変えられる可能性が高まるでしょう。次の項目では、0円査定を受けた車を買い取ってくれる業者を紹介します。

値段がつかない車を買い取ってくれる業者3選

通常の買取業者では値段がつかない車でも、以下に紹介する3つの業者なら0円以上の値段で買い取ってもらうことができるでしょう。 買い手がいないと諦めて廃車にする前に、3つの業者を当たってみましょう。

故障車専門業者

事故でもう動かない、経年劣化でエンジンがかからないという故障車でも、故障車専門業者なら買い取ってもらえる可能性があります。 故障車専門業者は、故障車を無料で引き取り解体までしてくれるため、お金を払って廃車にしようと考えている人におすすめです。

0円の場合がほとんどですが、車についたわずかなお金で運搬や解体をしてくれます。

廃車専門業者

廃車専門業者なら走行距離20万km以上、年式が20年前など、廃車にするしかない車でも買い取ってくれます。

廃車専門業者は、廃車となった車のパーツで収益を上げることができます。動かない車で中古車販売に回す価値がなくても、車のパーツの中には使える部分が残っているでしょう。 使えるパーツを売ることで、0円以上の価格をつけて買取をしてくれます。

海外への販路がある業者

日本国内市場では売れない中古車でも、海外なら売れる可能性があります。海外への販路を確保している業者なら、国内では売れない車も輸出販売できるということです。

特に海外で人気の車種であるスズキのアルト、トヨタのヴィッツ、トヨタのRAV4やカムリなどは、海外からの需要が高い傾向にあります。これらの車種であれば、国内では値段がつかなくても、特定の業者に買い取ってもらうことができるでしょう。

廃車買取業者のかしこい選び方

お金をかけずに車を引き取ってくれる業者があれば、他と比較せずに買取の契約をしてしまう人も多いでしょう。しかし、廃車買取業者はどこでも同じというわけではありません。少しでも高く買い取ってもらうために、廃車買取業者のかしこい選び方を知っておきましょう。

廃車手続きを代行してくれる業者を選ぶ

廃車にするには、永久抹消登録や解体返納の手続きを行う必要があります。解体工場に車をレッカー移動したり、永久抹消登録や解体返納のための書類を作成したりしなければなりません。

このような面倒な手続きを無料で代行してくれる廃車買取業者を選びましょう。中には廃車費用をこちらで払わなければならない業者も存在します。最初に契約内容をしっかりと確認することが大切です。

出張査定を行っている業者を選ぶ

買取を希望する車がすでに動かない状態の場合には、買取業者へ運び込むことができません。車が動かない時には、出張査定を行っている買取業者を選びましょう。

多くの買取業者では出張費用は無料です。少しでも出費をおさえたい、手間をかけたくない人にはおすすめの方法です。

一括査定を利用して選ぶ

一括査定とは、車の情報や簡単な個人情報を入力することで、複数の買取業者での査定額を簡単に比較できるサービスです。一括査定を利用することで、より高い額で買い取ってくれる業者に車を売ることができます。

carview!車買取の「事故車一括査定サービス」では、故障車専門店のみを複数選んで比較することも可能です。故障車専門店を自力で探すだけでも大変ですが、carview!車買取なら一括で複数の業者に査定を依頼できるため、効率的に愛車の売却先を探すことができます。

まとめ

「この車は売れないだろうな……」と思うような事故車・不動車でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。走行距離が多くても、年式が古くても、廃車専門の買取業者や海外に販路のある業者を選ぶことで、0円以上で買い取ってもらえる可能性があります。

自分で見つけた業者では車に値段がつかなかったという場合には、carview!車買取の事故車一括査定サービスがおすすめです。提携業者の中から、自分が希望する業者を選定して査定を依頼することができます。

事故車や不動車、廃車寸前の車まで、厳選した売却先を見つけることができるでしょう。費用や時間をできるだけかけずに車を手放したいという人にもおすすめです。