日産ティーダの査定を行う前に知っておきたい！査定業者の選び方や買取相場について解説

ティーダは高級感のある内装と広い空間、なめらかな走行性能で人気を集めた日産を代表する車です。しかし、初代の日産ティーダが販売されていたのは2004年～2012年なので、そろそろ売却して新車に乗り換えたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、日産ティーダの買取相場や査定業者の選び方についてご紹介します。日産ティーダを高値で査定してもらう秘訣なども、ぜひ参考にしてみてください。

日産「ティーダ」の買取相場は？ティーダの特徴と査定ポイント

車は人生の中でも、高額な買い物のひとつです。せっかくの愛車を売却するなら、少しでも高額で買い取って欲しいと考える方がほとんどでしょう。ここでは、日産ティーダの特徴や人気、買取相場についてご紹介します。

ティーダの特徴と人気の理由

日産のティーダは2012年に国内の販売を終了した後も、後継車種が中国やロシア、アメリカといった諸外国で販売され続けています。ティーダが今もなお人気を集めているのは、どのような理由があるのでしょうか。

・他のコンパクトカーにはない高級なインテリア

日産ティーダがターゲットとした客層は、すでに子どもが手を離れた夫婦や子どものいないカップルとされています。外装はもちろん内装にもこだわっているため、他のメーカーのコンパクトカーにはない高級感が味わえます。「コンパクトカーでも妥協したくない」という方のニーズをがっちりとつかみました。

・広々とした空間

コンパクトカーと聞くと、狭いイメージがあるかもしれません。しかし、日産ティーダはゆったりと足を伸ばせる室内の広さを確保し、コンパクトカーとは思えないリラックス空間を実現しました。室内空間に余裕があれば、運転時のストレスも軽減されます。

・セダン並みに静かな走行性能

日産ティーダはコンパクトカーとはいえ、アクセル開度に応じて回転数を大きく変えるCVTを採用し、時速100kmで走行したときでもセダン車並みに静かな走行性能を誇ります。長距離移動でも快適に運転できるのが人気の理由のひとつです。

ティーダの買取相場

日産ティーダの買取相場は20万9,000円です。（2020年2月16日時点）使用年数11年、走行距離8万1km～8万5,000kmを想定して算出された数字なので、実際にティーダを査定に出す際は査定額が上下する場合があります。

まだ売却を検討中の方や査定業者に持ち込むのは不安だという方は、インターネットの無料見積もりを有効活用しましょう。グレードや走行距離を入力するだけで、査定額の目安がわかります。

日産ティーダの車査定でプラス査定を狙うためのポイント

車の査定額は、年式や走行距離といったさまざまな要素で決まるため、車種が同じでも査定額が大きく異なることがあります。愛車を買取に出すなら、最低でも買取相場程度の金額、できればそれより高額で買い取ってもらいたいと考えるでしょう。ここでは、プラス査定を狙うためのポイントを4つご紹介します。

走行距離

ひとつ目のポイントは走行距離です。車の査定基準は「一般財団法人日本自動車査定協会（JAAI）」が定めており、走行距離に関しては1年1万kmを基準としています。この基準を下回る走行距離の車は故障の可能性が低いと考えられ、査定にもプラスに影響します。

一方、基準を上回る車や総走行距離が10万km以上の車は、査定額が相場よりも安くなる可能性が高くなります。愛車を購入した年を調べ、現在の走行距離と照らし合わせてみましょう。

傷などのダメージはどの程度か？

傷やへこみといった車へのダメージも査定に影響します。大きく目立つ傷やへこみがある場合、査定額の減額は免れないでしょう。

ただし、中古車である以上、ある程度の傷やへこみは仕方ないともいえます。1cm未満の細かな傷やへこみについては査定額に影響しないので、あまり気にしすぎる必要はありません。

シートの状態、シミなどの汚れを取り除くこと

ボディの傷やへこみだけでなく、内装やシートの状態、シミの有無も査定に大きな影響を与えます。シートや内装のちょっとした汚れやシミを取り除いてきれいな状態で査定に出せば、より高額で買い取ってもらえる可能性があります。少しでも査定額をアップさせたいなら、自力で取り除けるレベルの汚れは事前に落としておきましょう。

純正パーツを用意すること

純正品ではないパーツを使用して愛車を自分好みに改造している方もいるかもしれません。法律の範囲内であればカスタマイズを楽しむのは自由ですが、純正品以外のパーツを使用しているとマイナス査定につながる場合があります。

中古車を探している方は、なるべく新車に近い状態の日産ティーダを求めています。そのため、純正パーツが使われていないものは市場価値が低くなります。純正パーツは必ず取っておき、査定に出す際は純正パーツに取り換えておきましょう。

車の査定・買取の流れは？スムーズに進めるためのポイント

車の査定や買取は頻繁に経験することではないため、初めてという方も多いのではないでしょうか。事前に手続きの流れを知っておけば、買取業者とのやりとりもスムーズに進められます。ここでは、車の査定や買取の流れについて詳しくご紹介します。

査定業者の選定

まずは、査定業者を選びます。複数の査定業者に見てもらうと、全く同じ状態のティーダでも査定額に数万円の差が生じることがあります。これは、査定業者によって査定の基準やどの点を重視するかが少しずつ異なるためです。

特定の車種に独自の販売ルートを持っていたり、在庫を抱える必要がないシステムを導入していたりする業者なら、他よりも高額な査定額を提示してくれるかもしれません。より高く買い取ってくれる業者を選ぶには、過去の買取事例を参考にすると良いでしょう。

買取に必要な書類をチェックして事前に準備

スムーズに査定や買取を進めるためにも、必要書類は事前に準備しておきましょう。まず、査定時に必要な書類は以下の2つです。

車検証を紛失した場合は陸運支局で、自賠責保険の証明書を紛失した場合は保険会社で、それぞれ再発行できます。

続いて、車の売却時に必要なものは以下の5つです。

不明な点がある方は、査定業者の担当スタッフに問い合わせると良いでしょう。

査定額に納得したら引き渡し

査定が完了し、査定額に納得できたら車を引き渡します。査定額をどれくらい妥協できるかは、事前に決めておくとスムーズです。たとえば、「この車は思い入れがあるから〇万円以上でなければ売らない」「どうしても売りたいからある程度は妥協する」といった大まかな基準を決めておくと良いでしょう。事前に買取相場を調べるのも大切です。

契約の際には、業者が提示する書類に著名、捺印し、事前に準備しておいた必要書類を提出しましょう。名義変更といった手続きは業者が代理で行ってくれます。

口座に入金されているかを確認

引き渡し後は業者から口座に入金されて取引が完了します。指定日には口座にお金が振り込まれているか必ず確認しましょう。引き渡しから振込までどれくらいのタイムラグがあるかは買取業者によって異なりますが、「いつまで経っても振り込まれない」といったトラブルを防ぐためにも、契約の段階で振り込み予定日確認しておくと安心です。

日産ティーダ、査定業者の賢い選び方

車の査定業者は日本全国に数多く存在します。現在住んでいる地域の業者に絞っても、たくさんの候補があるのではないでしょうか。車の査定は、業者によって査定額や手続きのスムーズさが異なります。ここでは、日産ティーダの査定業者の賢い選び方をご紹介します。

日産の車に力を入れているかどうか

スイフトを高く買い取ってくれる業者を選ぶには、スズキの中古車販売に力を入れているかどうかを調べましょう。業者によって注力する自動車メーカーは異なります。地域や顧客のニーズに合わせて、力を入れるメーカーや車のタイプを決めている業者も少なくありません。

車の査定業者には、それぞれ力を入れているメーカーや車種があります。ティーダの高価買取を期待するなら、日産車の買取に力を入れている査定業者を選ぶ必要があるでしょう。

これは、過去の査定実績と買取相場を照らし合わせることでチェックできます。多くの業者がホームページで査定実績を公表しています。それらを現在の買取相場と比較して、日産車の買取の傾向をつかみましょう。

信頼と実績があるか

老舗の査定業者であれば安心というわけではありません。比較的新しい業者でも確かな目を持ったスタッフが査定にあたるケースもありますし、一方、有名な業者でも納得できる査定額を出してもらえないこともあります。

とはいえ、大手の業者は豊富な実績から数多くの信頼を獲得しており、公平でわかりやすい査定を心がけているのも事実です。査定業者を選ぶ際は、信頼性や実績について必ずチェックしましょう。インターネットでクチコミを調べるのがおすすめです。

スタッフが接しやすいかどうか

実際に店舗を訪れたときのスタッフの接客態度も重要な指標のひとつです。少しでも違和感を覚えたら、どこかでトラブルが生じるかもしれません。スタッフが丁寧かつ接しやすい業者を選ぶようにしましょう。

査定額を提示された段階で買取を断っても特に問題はありません。「この業者は少し不安だな」と感じたら、思い切って業者を変更するのもひとつの方法です。そういった事態に備えて、あらかじめ複数の業者をピックアップしておくと良いでしょう。

全国からの査定を受け付けているかどうか

全国から査定を受け付けている業者を選ぶのがおすすめです。そのような業者は査定に関するデータや経験が豊富な場合が多く、納得のいく説明をしてくれるというメリットがあります。なぜその査定額になったのかという点を明示してくれれば、安心して取引ができるでしょう。

また、出張査定や代車の手配といったユーザーのことを考えたサービスが充実しているかどうかも業者選びのポイントです。

まとめ

日産ティーダはコンパクトな見た目と豪華な内装、落ち着きのある走りで今もなお人気の車種です。中古車でも一定の値がつく可能性が高いですが、なるべく高額で買い取ってもらうためにも、愛車の状態をチェックして適切な査定業者を選びましょう。

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