アメリカに車を売却するときの手続きは面倒?一括査定ならラクラク売却!
自力で海外向けに愛車を売却するには複雑な手続きを要します。それはアメリカも例外ではありません。加えて、州によって輸入に関するルールが異なるため、よほど個人売買の腕前に自信がない限りは、アメリカに輸出販路を持つ業者に一任した方が良いでしょう。
この記事では、アメリカ向けに愛車を売却する手続き方法とその注意点とともに、アメリカで人気のある車の特徴と車種、売却相場の調査方法についてもご紹介します。
目次
マイカーの乗換えを検討中の方!愛車の現在の価値、気になりませんか?
車の買取相場を調べるアメリカへ車を売る手続きは3通り
アメリカを含め、海外では日本車がかなり人気であるため、高額で売却できる可能性は高い傾向にあります。アメリカに向けて車を売却する方法は主に3つあり、手続きの内容や手間も大きく異なります。ここでは、売却方法の特徴や手続きの流れをご紹介します。
個人売買
個人売買は、やり方によっては高値で売却できる可能性はあるものの、難易度は極めて高いと言えます。まずはアメリカ国内の買い手を見つけなければなりませんが、交渉や契約、時にはクレーム対応も英語で行う必要があるためです。
買い手を見つける手段がなければ、在日米国商工会議所に連絡を取り、買い手を探してもらうことから始めましょう。在日米国商工会議所は、日本商工会議所のホームページにある在日外国商工会議所リストにも載っています。買い手が決まったら、運輸支局での輸出抹消手続き、および税関での手続きを行います。
ただこれらの手続き自体に費用がかかるため、よほど自信がない限り個人売買は現実的とは言えません。
オークション代行サイト
オークション代行サイトとは、中古車オークションの代行業者のみが参加できるオークションにて、車の売買を業者に代行してもらうサイトを指します。「売り手→買取業者→オークション」ではなく、「売り手→オークション代行業者」とすることで、中間マージンが発生せず、入札額によっては高値で売却できる可能性が高まります。
個人でオークションに出すことも可能ですが、「古物商許可証」の資格が必要になるため、基本的には代行業者に依頼する形になるでしょう。
オークション代行業者に依頼する際、個人経営ではなく大手法人の方が、信頼度が高い傾向にあるので、しっかり情報を調べてから判断しましょう。
アメリカに販路を持つ買取業者に売却
アメリカへ車を売る方法の中では、最も簡単かつおすすめしたい売却方法です。自社で既存のアメリカ向け輸出販路を確保している業者は、売却する愛車の相場はもちろんのこと、個人で売買する際に行わなければならない煩雑な手続き内容も把握しているため、安心して任せられます。
買取業者に売却依頼する際は、どの業者がアメリカ向けの販路を持っているのか、という点はあらかじめ調べておく必要があります。一括査定サービスを利用すれば、その手間も大幅に削減できるでしょう。
【アメリカへ車を売る手続き】高く売れるのはどんな車?
日本車は比較的品質が高いと認識されており、海外で人気があります。さらに、定期的な車検制度や、舗装された道路環境のおかげで車へのダメージが少なく、中古車でも安心して乗れるという信頼感を持たれています。そのような特徴を持つ日本車ですが、アメリカではどんな車が売れているのでしょうか。
ここではアメリカで車を売却する際に、高値で売却されやすい要素を見ていきましょう。
ピックアップトラック、SUV、セダンの3強
2020年のアメリカ国内販売台数上位10台を見ると、1〜3位はフォード・Fシリーズ、シボレー・シルバラード、ラム・ピックアップと、ピックアップトラックが上位に君臨しました。4位以降では日本車のSUVやセダンも名を連ねており、2020年時点で人気なのは、ピックアップトラック、SUV、セダンの3タイプの車です。
悪路走破性の高い車
アメリカは州にもよりますが、日本国内ほど道路の舗装環境が満遍なく良いわけではありません。国土が広いだけあって、砂地や高低差のある荒れ地などが分布しており、地域によってはきれいに舗装された道路を走れない場所も存在します。そのため、パワフルで悪路の走破性に適している4WDは需要があり、特に人気が高くなっています。
90年代のスポーツカー
アメリカには「25年ルール」と呼ばれる、クラシックカーの法律があります。これは、製造されて25年に満たない車は輸入できない、といった内容になります。
通常、アメリカでは右ハンドルの車の輸入が認められていませんが、製造から25年が経過すれば、アメリカ国内でクラシックカーとして認められるため、右ハンドル車でも輸入が可能です。90年代あたりの日本製スポーツカーも輸入可能になるので、近年需要も高くなっています。
ディーゼル車も人気だが……
燃費の良さや、整備のしやすさ、そして安価である点など、これらの理由からディーゼル車も人気がある車と言えます。
人気の背景にあるのは、2016年2月にノルウェーで発表された「ゼロエミッション:100%電気自動車化」声明です。これに加えて、2025年までにガソリン車およびディーゼル車の新車販売を禁止する方針も出されています。世界的にガソリン・ディーゼル車の販売禁止の開始年が設定されていき、2021年11月のCOP26では、世界30か国が2040年までに内部燃焼機関を持つ車の販売禁止を行うことに署名しました。
性能面での人気もありますが、近い将来ディーゼル車が手に入りづらくなるという予測も、アメリカを含む海外でディーゼル車が人気である理由の一つに挙げられます。
【アメリカへ車を売る手続き】人気のある車種はコレ!
需要があって売れやすい車の特徴を掴むことも重要ですが、実際にアメリカで売れた車種を確認しておくことも同じく大切です。
アメリカの自動車雑誌「CAR AND DRIVER」の記事を参考に、アメリカで2020年に最も売れた車ランキング25位の中にある日本車を、上位5車種ご紹介します。
トヨタ RAV4
2020年にアメリカ国内で、最も売れた日本車となったのがトヨタRAV4です。前年比では4%の売上減ではあるものの、43万台も売れているSUVとなります。ハイブリッド車とガソリン車で、燃費性能や排気量などに違いがありますが、オフロードを走るなどの、レジャーやアウトドアの利用にも適しています。
荷室もかなり広く、大きな荷物はもちろん、カップホルダーなどの細かい収納もしっかり装備されている点が魅力的です。これらの特徴や、抜群の安全性能も相まって納得の結果でしょう。
ホンダ CR-V
トヨタのRAV4に次いで、約33万台も売れたのはホンダCR-Vです。前年比から13%売上減ではありますが、やはりアメリカでのSUV人気は根強いことが分かります。
クロスカントリー4WDの高い機動性を誇り、悪路でも優秀な走行安定性を持ちます。快適な乗り心地も追求しており、3列目のシートを使うことで最大7人の乗車が可能で、2列目のシートを倒しておけば広々とした荷室空間を作れます。
トヨタ カムリ
RAV4に続いて売れたトヨタ車は、こちらもアメリカでは人気のセダン、カムリです。カムリも売上は13%減ではありましたが、それでも約29万台も売れており、アメリカでは最も売れたセダンでもあります。
高いデザイン性が魅力で、洗練されたスタイルも海外で人気がある理由の一つです。室内・荷室空間ともにゆとりがあり、複数人での外出やレジャー・アウトドアにも活躍できるでしょう。燃費性能も優れているため、日常使いがしやすい低燃費のセダンを検討している方からも人気があります。
ホンダ シビック
前年比は20%も売上を減らしたものの、ホンダのシビックは約26万台売れました。この販売台数からシビックは、カムリに次いで売れたセダンということになります。
車両は軽量材を活用し、軽快感ある走りが可能です。予防安全として、フロントワイドビューカメラやソナーセンサーを搭載し、安全運転をサポートします。室内空間においては広さやインテリアはもちろん、Qi(チー)規格対応のスマートフォン用ワイヤレス充電器やシートヒーターが備わっており、快適な空間が好評です。
トヨタ カローラ
前年比から22%の売上減となりましたが、約23万台も売れました。トヨタカローラは、アメリカで2020年に売れた日本車としては第5位、外車を含めたランキングでも11位にランクインしています。カローラもやはりセダンであり、アメリカではピックアップトラック以外、SUVとセダンの人気が揺るぎないようです。
低重心であることから走行安定性が高く、運転しやすい車と言えます。また、スポーティなデザインながら、室内空間や荷室のゆとりもしっかりと確保されています。ガソリン車とハイブリッド車の2パターンがあるため、燃費の良い車を探している方から需要が多いようです。
【アメリカへ車を売る手続き】ケリーブルーブックで車の価値をチェック!
車を売りたいと考えたとき、愛車はどれくらいの値段で売れるのかは多くの方が気にする項目です。アメリカ向けに車を売却する際、売却額の目安として利用をおすすめしたいのがケリーブルーブックです。
ここではケリーブルーブックの概要と、使い方を解説します。
ケリーブルーブックとは?
もともと、アメリカで利用されている車の価値を調査できる本でしたが、現在はホームページが作られており、ウェブサイト上で愛車のアメリカでの価値をチェックできます。このケリーブルーブックは、アメリカでは最も有名な車の相場確認サイトと言っても良いでしょう。
公式サイトは英語表記ですが、相場を確認するために必要な英語力はそこまで高くありません。日本語にも翻訳が可能なので、安心して利用できます。
ケリーブルーブックで愛車の相場を確認する方法
英語表記の状態での使い方を簡潔に紹介します。
まずは、HPの「My Car's Value」を押します。すると、日本と似たような相場チェックサイトの画面が表れますので、年式や走行距離など車の情報を入力しましょう。続いて、車の状態を選択する画面に遷移しますが、個人の感覚で平均的な状態だと思うのであれば「Good」を選択しましょう。
最後に、「Start here」から条件を入力していくと、結果が反映され、「Trade-in Value」の表示があり、高値と安値、中央には平均相場が表示されます。ここに表示されるのは、「新車を買う際の下取り額の目安」で、「Private Party」タブでは個人売買の際の参考値も確認できます。
【アメリカへ車を売る手続き】4つの注意点
アメリカで日本車は人気が高いため、売却の際は高めの値段が付くことがほとんどですが、売却する際の手続きに関する注意点を把握しておくことも大切です。
ここでは、アメリカへ車を売却する際に、意識した方が良い注意点を4つ解説します。
個人売買は非常に複雑
手続きに際しては、まずは買い手と売買契約を結びます。そして海貨業者の選定と、「インボイス(送り状)」「パッキングリスト(梱包明細書)」「船荷証券(B/L)」「輸出抹消登録明細書(日本語、英語併記のフォーム使用)」「船積前検査証明書(バイヤーから要求された場合)」の書類を準備します。その後に、運輸支局での輸出抹消手続きと税関での通関手続き、船舶の手配などを行う手順です。
この流れは「日本貿易振興機構(JETRO)」のHPにも記載されていますが、かなりの時間と手間がかかり、非常に複雑な手続きです。
個人売買はトラブルになりやすい
国内での個人売買でさえ、トラブルは起こりやすいものですが、アメリカ向けに個人売買をするときには、まず言葉の壁が存在します。買い手側とのやり取りがスムーズに行えなければトラブルになることは避けられません。
個人売買は複雑な手続きも行わなければならず、もし問題が起きれば英語でクレーム対応をする必要があります。ビジネスレベルの英語力と、中古車輸出の知識がある前提で、アメリカに向けた中古車の個人売買ができるものと考えた方が良いでしょう。
オークション代行サイトでは手数料がかかる
オークションに出せば必ず売れるというわけではありません。売れ残ってしまう場合や、想定より安く売却されてしまう可能性もあります。そのような場合でも、出品し続けている限りは代行業者に対して手数料を払い続けなければなりません。
出品料は1回の出品ごとにかかり、陸送費も1回で済むとは限らないため、手数料を含め、車両価格や納車までにかかるトータルの費用を考えておきましょう。
海外販路に強くても国内販路に弱い業者が存在する
中古車買取業者は「国内での再販」がメインまたは特化している場合と、「海外への販路を持っている」という強みも持ち合わせている場合のどちらかになります。アメリカ向けに売却したいと考えて、販路を持っている業者を選んだものの、アメリカでは売れずに国内で再販するといったケースもあります。
その場合、国内でもあまり高く売れない可能性も考えられるので、その点は留意しておいた方が良いでしょう。
アメリカに販路を持つ買取業者を見つけるならcarview!車買取!
アメリカに車を売却したいなら、carview!中古車一括査定サービスがおすすめです。carview!車買取が提携している査定業者は300社以上あり、1回に最大10社まで一括査定を依頼できます。
提携する業者の中にはアメリカに販路を持つ業者も存在します。自力で業者探しをするよりは手間がかからず時間の短縮に繋がる上、何より安心して取引できる点がメリットです。
また、個人売買の煩雑さや、オークションで売却できるかどうかの不確実性を考えると、一括査定を行う方が確実性は高いでしょう。
まとめ
アメリカではどのような車が人気なのか、どうすればアメリカでの相場を確認できるのか、など愛車を売却する前に調査できることはいくつかあります。
その上で、carview!車買取の一括査定サービスを利用すれば業者の選定にも手間がかからず、売り手側の負担は大きく減るでしょう。アメリカへ愛車の売却を検討している方は、ぜひcarview!車買取をご利用ください。
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ユーザーコメントオートバックスの担当者の対応や説明が良心的で、査定額を前提なしに短時間で提示し、大変信頼できると思った。当初はほぼこちらに決めていた。しかし、最後になってビッグモーターからさらに高い金額が示されたので、決めた。
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- 実際の査定金額
- 63.9万円
- 見積り数
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- 査定満足度
- 5
ユーザーコメント一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。
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- 実際の査定金額
- 75.0万円
- 見積り数
- 8社
- 査定満足度
- 5
ユーザーコメントはじめて車を売却するので同時刻に合同査定をしていただきました。合計8社の中ダントツぶっちぎりの高値を出していただいたのがユーポスさんです。やっぱり値段で決まりですね。
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※1 2019年4月時点 当社調べ