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車の売却時に任意保険の解約は必要? 状況に応じて適切な手続きを選択しよう

車の売却時に任意保険の解約は必要? 状況に応じて適切な手続きを選択しよう

車を手放す時、任意保険の手続きをどうしたら良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。保険は手続きが煩雑なイメージがありますが、自動車の任意保険も例外ではありません。
車を手放す時の任意保険の手続きにはいくつかの方法があります。手続きの流れや必要な書類について知っておけば、スムーズに進められるでしょう。そこでこの記事では、車を手放す時の任意保険の手続きについて紹介します。

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車の売却時に任意保険の解約は必要?

車の売却時に任意保険の解約は必要?

車を売却する時には、任意保険の手続きが必要です。自賠責保険は一般的に買取業者が手続きを代行しますが、任意保険は自分で手続きをしなくてはなりません。

車を売却するなら任意保険は解約するというイメージがあるかもしれませんが、任意保険は解約せずに継続可能です。どのような時に解約するのか、解約の他にどんな方法があるのかについて、詳しく解説します。

ケースに応じて3つの選択肢がある

車を売却する時の任意保険の手続きは、「解約」「中断」「車両入替」の3つです。「今後新しい車を購入して乗るかどうか」で、取るべき手続きが変わります。

    今後新しい車を購入して乗るかどうか
  • 車を今後使用しない場合は解約
  • 時間を空けて使用する可能性がある場合は中断
  • 買い替えを行う場合は車両入替

車を売却後、新しい車を購入して乗る予定がない場合は、任意保険を解約します。すぐには使用しないけれど、10年以内に新しい車に乗る可能性がある場合は、中断がおすすめです。解約ではなく中断の手続きをすることで、次回加入時の保険料を抑えられます。売却と同時に新しい車を購入する場合は、車両入替の手続きを行いましょう。

自分がどのケースに当てはまるか考えて手続きを行わないと、結果的に損をしてしまうこともあります。

「解約」と「中断」の違いは?

任意保険の解約とは、保険会社との契約を終了させることです。一方中断とは、契約の一時休止を意味します。中断手続き以降は、再度任意保険を再開するまで保険料は発生しません。

任意保険を中断する場合は、保険会社へ申請し、中断証明書を発行してもらいましょう。中断手続きを行えば、次回の任意保険加入時に等級が引き継がれるという大きなメリットがあります。

任意保険を解約すると次回加入する時には初回加入と同じ6等級からになり、元の等級が7等級以上であった場合は保険料が高くなってしまいます。今後車に乗る予定が少しでもある場合は、等級を引き継げる中断の手続きを取ることをおすすめします。

「任意保険」と「自賠責保険」の違い

「任意保険」と「自賠責保険」の違い

車を売却するという経験は、そう頻繁にするものではありません。特に保険については、疑問や不安を感じるという方もいるでしょう。ここでは、「自賠責保険」と「任意保険」の違いと、「自賠責保険の解約」について詳しく解説します。

「自賠責保険」と「任意保険」の違いは?

自賠責保険と任意保険の違いは、大きく分けて2つあります。

    車の自賠責保険と任意保険の違い
  1. 1.強制力の有無
  2. 2.補償範囲

自賠責保険は加入義務があり、すべての車の所有者が入らなければいけない保険です。保険料は一律で、特約などは設定されていません。

一方、任意保険には加入義務はなく、自分で選択できる保険です。保険料はさまざまで、自分で補償内容をカスタマイズできます。

また自賠責保険は最低限の対人補償であるのに対し、任意保険は対物や自分自身の車両に対しても補償が受けられるのが大きな違いです。

自賠責保険の解約手続きはどうなる?

自賠責保険は車両を対象にした保険です。車を売却する時には、解約ではなく名義変更の手続きが必要です。

車の売却を買取業者に依頼する場合は、自賠責保険の手続きを代行してくれるケースがほとんどです。自分たちで何か手続きをしなければいけない、ということはないでしょう。

ただし、個人売買のケースでは、自分自身での手続きが必要です。売却が初めての方は、専門の業者に買取を依頼する方が安心できるかもしれません。

【車売却】ケース別!任意保険の手続き方法

【車売却】ケース別!任意保険の手続き方法

車を手放す際、状況に応じて任意保険の手続き方法が異なります。ここでは、ケース別に必要となる任意保険の手続きを紹介します。知らないと損をしてしまう可能性もあるので、これから愛車を手放そうと考えている方は、目を通しておくとよいでしょう。

【ケース1】新しい車に買い替える場合

車を売却し新車に買い替える場合は、「車両入替」の手続きが必要となります。車両入替を行うことにより、任意保険の等級を引き継いだ状態で、新車でも補償を受けることが可能です。もしも車両入替をせずに新規契約した場合、任意保険は6等級から再スタートとなり、保険料の割引率が低くなります。

また、車両入替が可能な期限は定められており、この期間を過ぎると車両入替ができなくなってしまうため注意が必要です。一般的に、新車を納車した翌日から30日以内というケースが多い傾向にありますが、保険会社によって異なるので事前に確認しておきましょう。

車両入替の手続きは、新しい車の納車前にしておくことをおすすめします。そうすることで、納車当日から補償を受けることが可能です。

【ケース2】家族や友人に車を譲る場合

家族に車を譲渡する場合は、名義変更の手続きが必要です。任意保険には以下の3つの名義があり、状況に合わせてそれぞれ名義変更することになります。

  • 保険契約者:契約の申し込みをして保険料を支払う方
  • 記名被保険者:契約の車を運転する方
  • 車両所有者:車を所有している方

家族に車を譲る際、等級の引き継ぎが可能なケースがあります。基本的に、配偶者や同居の親族が対象です。譲渡される側の等級が低い場合に手続きすると良いでしょう。保険契約者を変えず、記名被保険者の名義のみを変更するか、車両(車検証)の名義変更とともに、保険契約者と車両所有者まで変更するかは、状況により異なります。

友人や知人に譲渡する場合は、名義変更ではなく、解約か中断の手続きを行うことになります。

【ケース3】車を一時的に手放す場合

一時的に車を手放し、将来的に再度購入する可能性がある場合は、保険会社に「中断証明書」の発行を依頼すると良いでしょう。中断証明書を発行することにより、最長で10年間、等級を維持することができます。

もし中断証明書を発行しなかった場合、車を再度購入して任意保険に加入した時は再び6等級からのスタートとなってしまいます。よって、車を手放す際の等級が7等級以上であれば、中断証明書を発行するのがおすすめです。保険を再開するまでは保険料を支払う必要はありません。

なお、中断証明書を発行するにはいくつかの条件があります。詳細については後述しますので、ぜひそちらも参考にしてください。

【ケース4】車を完全に手放す場合

車を完全に手放し、今後は運転する事はないという場合でも、現在の任意保険が7等級以上であれば「中断証明書」を発行しておくと良いでしょう。保険を中断している10年の間に、状況の変化によって運転する機会が出るかもしれません。

また、配偶者や同居している親族が車を購入した際には、中断証明書を使って等級を引き継ぐことも可能です。

中断証明書の発行をしない場合や発行不可能な場合でも、車を手放したら保険会社に連絡をして任意保険の解約をしてください。不要な保険料を支払い続けることを避けることができ、年払いで支払っていた場合は解約返戻金が戻ってきます。

【車売却】任意保険への再加入には「中断証明書」が必須

【車売却】任意保険への再加入には「中断証明書」が必須

「中断証明書」とは、保険を中断する時に保険会社から発行される書類です。中断証明書があれば、一定期間休止したあとに任意保険を再開できます。

今後また車に乗る予定がある場合に便利な中断証明書ですが、発行の条件や、どのような手続きが必要なのかを知っておくことが大切です。ここでは中断証明書の詳細について解説します。

中断証明書の発行条件

中断証明書を発行する条件は、主に2つです。両方の条件を満たしていれば、中断の手続きが行えます。

    中断証明書を発行するための条件
  • 対象となる車がすでに手元にないこと、もしくは長期間海外にいく予定があること
  • 等級が7等級以上であること

原則、車を所有したままでは中断手続きは行えません。第三者に車の所有権が移っていることが証明されて初めて、中断証明書が発行されます。また、申請は中断を申し込む時の等級が7等級以上の場合のみ可能です。

中断証明書の発行に必要な書類

中断証明書の発行を依頼する時には、3種類の書類が必要です。

    中断証明書の発行に必要な書類
  • 保険会社が発行する中断証明書発行依頼書
  • 加入している保険の証券
  • 車を手放したことを証明する書類

中断証明書を発行する条件を満たしていれば、保険会社に申し出ることで中断証明書発行依頼書が発行されます。車が手元にないことの証明としては、登録識別情報等通知書や登録事項等証明書など、公的な書類を準備しましょう。

中断証明書を発行する方法

中断証明書の発行は、加入している保険会社に申請するところから始まります。通常の保険会社の場合は、カスタマーセンターなどの窓口へ連絡しましょう。ネット型保険の場合は、ウェブ上でも申し込み手続きを行えます。

保険会社から中断証明書発行依頼書が郵送で届いたら、必要書類とあわせて保険会社へ提出しましょう。保険会社によって異なりますが、おおよそ1週間から10日で中断証明書が送付されてきます。

【車売却】車を買い替えるなら任意保険の新車割引の利用がおすすめ

今まで乗っていた車を売却して新車へ買い替えるなら、任意保険の「新車割引」を利用すると保険料が安くなります。新車割引を適用するための条件は以下です。

・自家用自動車である
・初度登録年月または初度検査年月の「翌月」から、起算して25か月以内である

保険期間満了の直前のタイミングで新車に乗り換えれば、最長で3年間、新車割引の恩恵を受けられます。ただし、保険会社によっては新車割引が用意されていないこともあるので、契約中か契約する保険会社に確認してみてください。また、割引率とその適用範囲は、各社で異なります。

【車売却】任意保険の解約に関するQ&A

【車売却】任意保険の解約に関するQ&A

ここでは車を売却する時の任意保険の解約について、よくある疑問を解説します。まず、任意保険は契約期間の途中で解約しても違約金が発生することはありません。逆に還付金を受け取れる可能性があります。同時に、解約手続きについてもあらかじめ知っておくと安心です。

「途中解約」すると違約金がかかるの?還付金はある?

任意保険は、契約期間の途中で解約しても違約金は発生しません。また、「解約返戻金」を受け取れることがあります。解約返戻金とは、残りの保険期間分の還付金を指します。

任意保険には「年払い」と「月払い」の2種類があり、月払いの場合、解約返戻金はありません。年払いで支払っていた場合は、短期率という係数を用いて計算した解約返戻金が払い戻されます。短期率とは、すでに支払った保険料に対して設定されている任意保険料の割合のことです。

たとえば10万円の保険料を年払いし、2か月以上3か月未満で車を手放したケースで考えてみましょう。保険会社で定めた短期率が2~3か月まで45%だった場合、戻ってくる返戻金は下記の通りです。

100,000円×(1-0.45)=55,000円

加入している保険会社によって、短期率は異なります。解約の際には、保険会社に解約返戻金について確認してみましょう。

「満期解約」する時の手続きは?

任意保険は強制ではないので、指定された更新日までに保険料の支払いなどの手続きを行わなければ更新されません。特に手続きはしなくとも、自動的に解約という形になります。

注意が必要となるのは、特約で自動継続が付帯されている場合です。この契約では契約者からの申し出がないかぎり、自動的に次年度の契約が継続されます。早めに保険会社に連絡し、任意保険解約の意思を伝えましょう。解約の申請時期については、保険会社ごとに期限が定められているので、事前に確認しておくことをおすすめします。

【車売却】高く売るためのポイント

【車売却】高く売るためのポイント

愛車をより高い値段で売るために、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。ここでは、車を高く売るためのコツを紹介します。これから車の売却を考えている方はぜひ参考にしてください。

事前に愛車の買取相場をチェックする

車を高く売るためには「買取相場を知っておく」ことが重要です。おおよその買取相場を知っていれば、安すぎる値段で買い叩かれることを防げます。買取業者は低い買取価格から提示してくることが多いため、愛車の相場を知らなければ、提示された金額が適正なのか分からず、低い価格で売却してしまう恐れがあります。

また、買取相場を把握していれば査定士と価格交渉ができるようになり、高額買取の可能性につながります。買取相場はネットで簡単に調べられるため、必ず査定前に把握しておきましょう。

「時期」を意識して車を売却する

特中古車の需要が高まる時期は、「1~3月」または「7~9月」です。春は新生活に向けたライフスタイルの変化などから、車を購入する方が多くなります。また、7~8月は春に次いで転勤などが多く、加えてボーナス時期も重なることから、売却におすすめの時期です。

また、3月と9月は多くの中古車買取店で「決算月」となっています。各買取業者が売上アップと在庫確保のため、買取価格を上げる傾向にあります。

車全体をきれいにしておく

事前に車をきれいにしておくと、査定もスムーズに進めやすく、また愛車を大切に乗ってきたことを査定士にアピールできます。具体的には、車外は洗車し、余裕があればワックスがけをすると良いでしょう。また、車内は自分でできる範囲で掃除し、マットやシートなどをきれいにします。

見た目だけではなく、匂いも査定のポイントとなります。普段から車内でタバコを吸ったりペットを乗せたりしていた場合は、なるべく消臭しておきましょう。強すぎる芳香剤の香りもマイナスポイントとなるので、匂いが残っている場合は換気をしておきます。においが残る場合は、無香料タイプの消臭剤を使用して仕上げると良いでしょう。

高価買取を目指すなら「一括査定サービス」の利用がおすすめ

車をできるだけ高く売るためには、複数の車買取業者の査定額を比較し、最も高く買取ってくれる業者を選ぶ必要があります。同じ車でも、買取業者によって査定額には差があり、1社のみの査定で売却を決めると損をしてしまう場合があるからです。

しかし、複数の買取業者を一つひとつ回り査定依頼するのは時間も手間もかかります。そこで便利なのが「一括査定サービス」です。一括査定サービスとは、一度の情報入力により複数の買取業者に査定依頼できるサービスのことです。買取相場を把握できるメリットもあります。

信頼できる業者を探すなら「carview!車買取」にお任せ!

車を高く売るためには複数の買取業者へ査定依頼し、提示された金額を比較することが重要です。carview!中古車一括査定サービスでは、最大10社の買取業者へ一括査定依頼が可能です。一番高い金額を提示した業者を選ぶことで、簡単に愛車を高値で売却できます。提携査定事業者数は300社以上もあり、売りたい車に適した買取業者が見つかるでしょう。

また、carview!車買取はJPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)に加盟しており、協会と連携してサービスを提供しています。車の買取に慣れていない方でも安心して利用ができるでしょう。

査定のお申し込みは簡単で、ウェブサイトから売りたい車の「メーカー」「モデル」「年式」「走行距離」を入力するだけです。パソコン、スマートフォンのどちらからも利用が可能なので、好きな時に好きな場所から利用ができます。

まとめ

まとめ

車を売却する時の任意保険の手続きは、その後車を所有するかどうかによって異なります。解約・中断・車両入替と3つの方法があるため、今後の車の使用有無を考えて選択しましょう。任意保険は手続きの必要がありますが、買取業者に車を売却する場合、自賠責保険の手続きは必要ありません。

保険の手続きを一任できる優良な買取業者をお探しなら、ぜひcarview!中古車一括査定サービスをご利用ください。独自の基準をくぐり抜けた300以上の買取業者の中から、あなたにぴったりの1社を見つけられます。一括で最大10社に査定を依頼できるので、より高く買取ってくれる業者と出会えるでしょう。

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    査定満足度
    5
    ユーザーコメント

    一番高い値段を出して頂き、来て頂いた営業も とても感じのいい人であった。 後からクレームなど無し、という条件をのんで 頂いた上での交渉でしたが、価格決定後に、 無料でクレームガード保証も入れて頂き、とても安心したお取引が出来ました。 是非車を売却する際にはまたお願いしたい。

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    査定満足度
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※1 2019年4月時点 当社調べ